Hyperliquid(ハイパーリキッド)とは?トランプ発言でHYPE急騰の理由と、MetaMaskでの始め方を解説

PerpDEX

2026年8月19日、トランプ大統領がホワイトハウスでの会談において、CFTC(米商品先物取引委員会)がPerpDEX「Hyperliquid」を米国に合法的に導入できるよう取り組んでいると発言し、ネイティブトークンHYPEが24時間で約19%急騰しました。

「Hyperliquidって何?」という方のために、この記事ではHyperliquidの特徴、なぜ今注目されているのか、そしてMetaMaskを使った始め方を分かりやすく解説します。

ホワイトハウス会談とHyperliquid、Bitcoin、HYPE急騰チャート

Hyperliquidとは何か

Hyperliquidは、独自開発のレイヤー1ブロックチェーン上で動く分散型無期限先物取引所(PerpDEX)です。最大の特徴は、注文板(オーダーブック)がすべてオンチェーンで完結している点にあります。通常のDEXは処理速度の制約から注文板を持てないことが多いですが、Hyperliquidは独自のコンセンサスアルゴリズム「HyperBFT」(ブロックタイム0.07秒、最大20万TPS)によって、中央集権型取引所(CEX)並みの速度を実現しています。

口座開設・本人確認(KYC)は不要で、MetaMaskなどのウォレットを接続するだけで取引を始められます。取引量ではDEXの中でトップクラスとされ、CEXの一部を上回る日もあるとされています。

2024年、史上最大級のエアドロップで話題に

Hyperliquidが広く知られるきっかけになったのが、2024年11月29日に実施されたネイティブトークンHYPEのエアドロップです。供給量の31%(約3.1億トークン)が、ベンチャーキャピタルからの資金調達を一切受けずに9万人超のユーザーへ配布され、暗号資産史上最大級のエアドロップと評されました。上場初日の時価総額は17億ドルに達しています。

なぜ今、Hyperliquidが再注目されているのか

2026年8月19日、トランプ大統領はホワイトハウスでの仮想通貨業界トップとの会談で、CFTC(マイク・セリグ委員長)がHyperliquidを「完全に法令順守する形」で米国に導入できるよう取り組んでいると明らかにしました。Hyperliquidはこれまで規制の不透明さから米国居住者向けには公式提供されていませんでしたが、この発言を受けてHYPEトークンは24時間で約19%急騰し、時価総額は約176億ドルに達しました。

※米国導入の正式な実施時期や条件はまだ確定していません(詳細はホワイトハウス会談記事を参照)。

MetaMaskでHyperliquidを始める方法

Hyperliquidは口座開設不要で、ウォレットを接続するだけで取引を始められます。ここではMetaMaskを使った始め方を解説します。

ステップ1: MetaMaskを準備する

すでにMetaMaskをお持ちの方はステップ2へ進んでください。お持ちでない方は、ブラウザの拡張機能ストアで「MetaMask」を検索してインストールし、画面の指示に従って新しいウォレットを作成してください。作成時に表示される「シークレットリカバリーフレーズ(秘密の復元フレーズ)」は、他人に絶対に共有せず、安全な場所に控えておいてください。このフレーズを知っている人は誰でも資産にアクセスできます。

ステップ2: Hyperliquidにウォレットを接続する

Hyperliquid公式サイトにアクセスし、「Connect」ボタンからMetaMaskを選択して接続します。ウォレットの拡張機能にポップアップが表示されるので「Connect」を押します。続けて「Enable Trading」ボタンを押し、ガス代不要の署名リクエストに「Sign」で応じれば準備完了です。

ステップ3: 資金を入金する

「Deposit」ボタンから入金画面を開きます。最も一般的な方法は、Arbitrumチェーン上のUSDCを入金することです。国内・海外の取引所からArbitrum宛にUSDCを送金するか、Arbitrum公式ブリッジ(bridge.arbitrum.io)などを使って他のチェーンからUSDCを移動させてから入金してください。入金額を入力して「Deposit」を押し、MetaMask側で取引を確認すれば完了です。

利用にあたっての注意点

  • Hyperliquidは無期限先物(レバレッジ)取引が中心のプラットフォームです。レバレッジ取引は価格変動により大きな損失が出る可能性があるため、余裕資金の範囲で利用してください
  • MetaMaskの秘密の復元フレーズは絶対に他人と共有しないでください。公式サポートを名乗る者からの問い合わせにも注意が必要です
  • 現時点でHyperliquidは米国居住者向けには公式提供されていません。米国からの利用可否は、今後のCFTCの動向次第で変わる可能性があります

まとめ

Hyperliquidは、完全オンチェーンの注文板と口座開設不要のシンプルさで支持を集めてきたPerpDEXです。トランプ大統領の発言をきっかけに米国展開への期待が高まり、再び注目を集めています。MetaMaskさえあればすぐに始められるので、興味がある方はこの機会にチェックしてみてください。

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