「ミームコインが再燃している」——そんな見出しを目にした方もいるかもしれません。ですが、実際の値動きを見ると、話はそう単純ではありません。
結論から言うと、2026年8月18日時点のミームコイン相場は「復活」ではなく、主要銘柄の多くが7月の高値から下げた『調整』の局面でした(CoinGeckoのBONKの日次の値ほか、2026年10月17日確認)。【2026年10月17日訂正】初版では「資金がBONKに向かっている『ローテーション』の最中」と書きましたが、CoinGeckoのデータでは、BONKは8月18日までの1か月で約24%下がり、売買代金も減っていました。データに合わせて本文を直しました。
1. 主要4銘柄の時価総額は7月中旬から減少
主要4銘柄(DOGE・SHIB・PEPE・BONK)の時価総額の合計は、7月15日の約155億ドルから8月18日には約149億ドルに減っていました(CoinGecko(DOGE・SHIB・PEPE・BONK)の日次の値からCoin Mapが計算、2026年10月17日確認)。初版の「セクター全体の時価総額が7月中旬に約250億ドルでピーク」は、出典を確かめられなかったため削りました。
2. DOGEは横ばい、PEPEは7月の高値から下落
ドージコイン(DOGE)は、8月4日の約0.0702ドルから8月18日の約0.0704ドルと、2週間ほぼ横ばいでした。ペペ(PEPE)は、7月27日の高値(約0.00000297ドル)から8月18日(約0.00000258ドル)までに約13%下げています(CoinGeckoのDOGE・PEPEの日次の値、2026年10月17日確認)。初版の「RSIにダイバージェンスが形成されつつある」は、どのデータで見たかを示せないため削りました。
3. SHIBは一足先に「動き終えた」可能性
柴犬コイン(SHIB)は、6月29日の安値(約0.00000417ドル)から7月27日の高値(約0.00000531ドル)まで約27%上がったあと、8月18日には約0.00000447ドルと、高値から約16%下げていました(CoinGeckoの日次の値からCoin Mapが計算、2026年10月17日確認)。初版の「6月の安値から44%上昇」は日次の値では確かめられなかったため直しました。「これから来る」のではなく、「一足先に来た後」と見るのが自然な値動きでした。
4. BONKは4銘柄の中でいちばん下げていた
Solana(ソラナ)系ミームコインの「BONK(ボンク)」は、7月4日の高値(約0.00000497ドル)から8月18日(約0.00000232ドル)までに約53%下げ、4銘柄の中でいちばん大きく下げていました。1日あたりの売買代金も、7月4日〜17日の平均約4,800万ドルから、8月4日〜18日は平均約2,800万ドルに減っています(CoinGeckoの日次の値からCoin Mapが計算、2026年10月17日確認)。初版の「BONKに新規資金の流入が続いている」は、このデータと合わないため訂正しました。
5. 初心者が注意すべきこと
ミームコインは値動きが非常に激しく、「盛り上がっている」という報道を見てから飛びつくと、既に高値をつかんでしまうリスクが高い資産クラスです。特に今回のように、同じミームコインでも銘柄ごとに値動きが大きく違う局面では、銘柄ごとの状況をよく見極める必要があります。
Solana系ミームコインの具体的な買い方は、以下の記事で解説しています。
まとめ
「ミームコインが再燃」という単純な見出しの裏では、DOGE・SHIB・PEPE・BONKそれぞれで状況が異なります。2026年8月18日時点では、DOGEは横ばい、SHIBとPEPEは7月の高値から1割台の下げ、BONKは高値から半値以下で、特定の銘柄に資金が集まっているとは言えない状態でした。
データ:CoinGecko(DOGE・SHIB・PEPE・BONK)の日次の値(UTC 0時)。2026年10月17日に取得し、Coin Mapが計算。
【その後(2026年10月17日確認)】2026年10月17日18時34分(日本時間)の値は、DOGE約0.0802ドル、SHIB約0.00000505ドル、PEPE約0.0000040ドル、BONK約0.00000302ドルで、4銘柄とも8月18日より高い水準です(CoinGecko)。




