結論から言うと、ビットコイン(BTC)は2026年8月25日、5月中旬以来はじめて8万ドルを突破しました。直近3日間の上昇率は20%を超え、2023年以来最大の3日間上昇率を記録しています。背景にあるのは、現物ETFへの大規模な資金流入と、弱気筋の強制決済(ショートスクイーズ)が重なったことです。何が起きているのか、そして過熱感はないのかを整理します。

何が起きたのか:8万ドル突破と歴史的な3日間ラリー
ビットコインは2026年8月25日、一時81,240ドルまで上昇し、2026年5月中旬以来となる8万ドル台への到達を果たしました。直近3日間の上昇率は20%を超え、これは2023年以来最大の3日間上昇率とされています。
この急騰の一因が、ショートスクイーズ(空売りの強制決済)です。上昇に伴い40億ドル超の弱気ポジションが清算され、うちビットコインのショートポジションだけで約15億ドルが清算されました。特に清算が集中した局面では、わずか1分間で約7億ドルが決済されたと報じられています。
ETFへの資金流入が加速
もう一つの後押し材料が、現物ビットコインETFへの資金流入です。8月21日までの1週間で、米国の現物ビットコインETFには合計19.2億ドルの資金が流入し、うちブラックロックの「IBIT」が13.3億ドルを占めました。8月24日にも追加の流入があり、直近6営業日の累計は20億ドルを突破。8月の月間累計流入額は23.8億ドルに達し、2026年でこれまでで最大の月間流入となっています。
上値の重さにも注意が必要
一方で、過熱感を示す材料もあります。CoinDeskの報道によれば、ビットコインは81,000ドル付近で50週移動平均線という節目に上値を抑えられており、一本調子の上昇ではなく、この水準での攻防が続いている状況です。
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次の焦点:ジャクソンホール会合
今後の相場を占う上で注目されているのが、2026年8月27日から29日にかけて開催されるジャクソンホール会合です。FRB(米連邦準備制度理事会)の金融政策スタンスが、市場の期待通りに利下げ方向を示すかどうかが、リスク資産である暗号資産への資金の流れを左右する可能性があります。
利用にあたっての注意点
- 3日間で20%超という急激な値動きは、相場が過熱している可能性を示唆します。高値掴みを避けるため、一括投資よりも分散したタイミングでの投資を検討することをおすすめします
- ジャクソンホール会合の結果次第では、相場が急変する可能性があります。レバレッジ取引を行う場合は特に注意が必要です
- ショートスクイーズによる急騰は、材料が一巡すると反動が出やすい傾向があります。値動きの根拠(ETF流入が継続しているか等)を確認しながら判断することが重要です
まとめ
ビットコインは2026年8月25日、5月中旬以来はじめて8万ドルを突破し、直近3日間で20%を超える急騰を記録しました。ETFへの資金流入とショートスクイーズが重なったことが要因ですが、50週移動平均線付近では上値の重さも見られます。今週開催されるジャクソンホール会合でのFRBの姿勢が、今後の相場の方向性を左右する重要な材料として注目されます。


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