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送金ネットワークを間違えた(ERC20・BEP20・TRC20)ときの対処|取り戻せるケースと無理なケース

送金ネットワークの間違いと取り戻し方をテーマにした、仮想通貨のコインと人々のイラスト 国内取引所・基礎知識

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送金ネットワークを間違えたときに取り戻せるかは、「送り先が自分のウォレットか取引所か」と「受け取る側がそのネットワークを扱っているか」で決まります。ERC20・BEP20のように同じ形のアドレスを使うネットワーク(EVM系)どうしなら、取り戻せる可能性があります。受け取る側が扱っていないネットワークで取引所に送った場合は、公式に「返還できない」としている取引所が多いのが現状です。

この記事では、MetaMask・bitFlyer・コインチェック・bitbank・GMOコイン・MEXC・BingXの公式ヘルプを2026年9月27日に確認し、取り戻せるケースと無理なケース、各社の回収対応と手数料を表にまとめました。

この記事の結論(2026年9月27日時点)

  • 自分のウォレット(MetaMaskなど)に、別のEVM系ネットワークで届いたなら、ウォレットのネットワークを切り替えれば資産は見える。MetaMask公式もそう説明している
  • 取引所に違うネットワークで送ったときは、取引所が回収に応じるかしだい。MEXC・BingXは申請を受け付け、bitbankは自社が扱うネットワークなら有償で調査する。どれも回収は保証されていない
  • 受け取る取引所が扱っていないネットワーク(例:bitFlyer・コインチェックにBEP20で送った)は、各社が「反映・返還できない」と公式に書いている。GMOコインは口座には反映できないが、誤送付金額の20%(下限5万円)の手数料で返送する手続きを設けている
  • ERC20・BEP20(0xで始まる)とTRC20(Tで始まる)はアドレスの形が違う。形が違うネットワークへの送金は、普通は送金画面でエラーになって送れない
  • 「取り戻します」と連絡してくる業者には頼まない。回収できるのは、資産が届いたアドレスの持ち主(自分か取引所)だけ

今すぐやること(上から順に)

  1. 送金元の出金履歴を開く。「申請中」「処理中」ならキャンセルできないか確かめる
  2. 「完了」なら、TxID(トランザクションID)と、実際に使ったネットワーク名をメモする
  3. そのネットワークのエクスプローラー(ERC20ならEtherscan、BEP20ならBscScan、TRC20ならTronscan)にTxIDを貼り、送金が成功しているか・どのアドレスに届いたかを見る
  4. 届いた先が自分のウォレットなら、ウォレットで同じネットワークに切り替えて残高を確認する
  5. 届いた先が取引所なら、その取引所の公式の「入金未反映」フォームか問い合わせ窓口に、TxID・ネットワーク・数量を送る。SNSで「取り戻せる」と言ってくる相手には返信しない

送金ネットワークを間違えたら取り戻せる?ケース別の判定表

取り戻せるかどうかは、資産が「誰が管理するアドレス」に「どのネットワークで」届いたかで決まります。ブロックチェーンの送金は、送った側から取り消すことができません。取り戻せるのは、届いた先のアドレスを管理している人(自分か取引所)だけです。

ネットワークを間違えたときのケース別判定(2026年9月27日時点)
ケース 例 取り戻せるか やること
①自分のウォレットに、別のEVM系ネットワークで届いた MetaMaskのアドレスにUSDTをBEP20で送った ◎ 自分で取り戻せる ウォレットでBNB Chainに切り替える
②取引所に、その取引所が扱うネットワークで届いたが、通貨の組み合わせが違う ETHの入金アドレスに、取引所が扱う別のネットワークで送った ○ 申請すれば回収される可能性(有料・保証なし) 取引所の入金未反映フォームで申請
③取引所に、その取引所が扱っていないネットワークで届いた bitFlyerのETHアドレスにBEP20で送った × 国内の多くの取引所は「返還できない」と明記 念のため問い合わせ。業者には頼まない
④アドレスの形が違うネットワーク(EVM系⇔TRC20など) 0xのアドレスにTRC20で送ろうとした ― 普通は送金画面でエラーになり送れない エラーならネットワークを選び直す
⑤他人のアドレス・取引所以外のサービスに届いた アドレスをコピーし間違えた × 取引所は取り戻せない 相手が分かれば相手に連絡

◎=自分で取り戻せる、○=受け取った側に申請すれば可能性あり、×=公式に不可と書かれている、または取り戻す手段がない。出典は記事末尾。

なぜERC20とBEP20の間違いなら取り戻せる可能性があるの?

ERC20(イーサリアム)とBEP20(BNB Chain)は、どちらも「EVM系」と呼ばれる仕組みで、同じ秘密鍵から同じアドレスが作られるからです。MetaMaskの公式ヘルプも、1つの復元フレーズから、Polygon・Arbitrum・Optimismなど、すべてのEVM系ネットワークで同じアドレスができると説明しています。

つまり、イーサリアム用に教えられた「0x…」のアドレスにBEP20で送っても、BNB Chain上の同じ「0x…」のアドレスに届いています。そのアドレスの秘密鍵を持っている人なら、BNB Chainに切り替えて資産を動かせます。ただし、届いた資産はBNB Chain上のトークンのままで、自動でイーサリアムに移るわけではありません。

よく使うネットワークとアドレスの形
ネットワーク(規格) ブロックチェーン アドレスの形 EVM系か
ERC20 Ethereum 0xで始まる ○
BEP20 BNB Smart Chain 0xで始まる ○
Arbitrum One・Polygon・Base など 各チェーン 0xで始まる ○
TRC20 TRON Tで始まる ×
XRP Ledger・Solana など 各チェーン それぞれ独自の形 ×

取引所の入金アドレスも、EVM系なら同じ「0x…」の形です。取引所はそのアドレスの秘密鍵を持っているので、技術的には別のネットワークに届いた資産も動かせます。ただし、動かすかどうかは取引所が決めます。秘密鍵を扱う手間とリスクがあるため、手数料を取ったり、そもそも対応しなかったりします。

自分のウォレットに違うネットワークで届いたときの取り戻し方は?

MetaMaskなど自分で秘密鍵を持つウォレットなら、届いたネットワークに切り替えるだけで資産が見えます。MetaMaskの公式ヘルプは、EVM系のネットワークを間違えて送った場合、受け取った人がそのネットワークに切り替えればトークンはそこにある、と説明しています。

MetaMask公式ヘルプ「Funds sent on wrong network」。EVM互換のネットワークなら、受け取った人がそのネットワークに切り替えればトークンが見える
EVM系の別ネットワークに届いた資産は、切り替えれば見える(MetaMask公式・英語) 出典:MetaMask Help Center(2026年9月撮影)
  1. エクスプローラーで届いたネットワークを確かめる。例:BscScanでTxIDが見つかれば、BNB Chainに届いている
  2. ウォレットのネットワークを切り替える。MetaMaskなら画面上部のネットワーク選択で「BNB Chain」を選ぶ(一覧になければネットワークを追加する)
  3. トークンが表示されなければ追加する。エクスプローラーのトークンのページにあるコントラクトアドレスを、ウォレットの「トークンをインポート」に貼る
  4. 動かすためのガス代を用意する。BNB Chainで送るにはBNBが、イーサリアムで送るにはETHが少し必要
  5. 使いたいネットワークへ移す。取引所に入金し直すか、公式のブリッジで移す

トークンのインポートに使うコントラクトアドレスは、SNSやDMで教えられたものを使わないでください。偽のトークンを表示させる手口があります。エクスプローラーで、自分の受け取りの取引から開いたトークンのページのものを使います。

取引所別:ネットワーク違いの入金は回収してもらえる?

国内の取引所は、自社が扱っていないネットワークで届いた入金について「反映・返還できない」と公式に書いているところが多数です。MEXCとBingXは、申請フォームで回収を受け付けています。

受け取る側の取引所別:ネットワーク違いの入金への公式の対応(2026年9月27日時点)
受け取る側 扱っていないネットワーク 扱っているネットワークでの誤入金 手数料・日数
bitFlyer × ERC-20以外は「反映されず、返還対応いたしかねます」 記載なし ―
コインチェック × 「仕組み上できません」 記載なし ―
bitbank × 回復処理できない(例:BNB以外をBNB Smart Chainで送金) ○ 有償で調査し、可能なら回復 調査手数料・回復手数料(金額は非公表)
GMOコイン △ 反映は不可。調査のうえ返送(返送できない場合もある) ○ 別銘柄の入金アドレス宛などは調査のうえ反映 返送は1件ごとに誤送付金額の20%(下限5万円)。反映は誤送付数量の10%(上限3万円相当)
MEXC △ 「入金は反映されません」とだけ記載 ○ 入金未反映フォームで申請。「最善を尽くす」 固定でない(申請時にロック)。審査1〜2日、複雑なら21日以上
BingX ○ ERC20・BEP20・TRC20で届いた対応外のトークンは申請で送金元へ返却(原則は回収しない、裁量で対応とも記載) 回収手数料がかかる(金額は審査結果による)。7〜15営業日

出典:各社の公式ヘルプ(URLは記事末尾の「出典」)。△=回収の案内がない。

bitFlyer・コインチェック:対応外のネットワークは戻らない

bitFlyerは、ETHやERC-20のトークンを送るときは「ERC-20」を選ぶよう求め、その他のネットワークを選んだ場合は「アカウントに反映されず、返還対応いたしかねます」としています。コインチェックも、対応していないチェーンで送金された場合は「仕組み上できません」と書いています。

GMOコイン:対応外のチェーンは有料で返送、扱う銘柄なら有料で反映

GMOコインは、バイナンスなどでBSC(BNB Smart Chain)を選んでETHを送ると、GMOコインが扱っていない「Binance-Peg Ethereum Token」が届くため反映できない、と具体例を挙げています。

ただし、GMOコインの公式の手数料ページには、誤送付を調べる手数料が載っています。対応していないチェーンや扱いのない銘柄を送った場合は、口座には反映されず、調査のうえ送り返す扱いです。手数料は1件ごとに誤送付金額の20%(下限5万円)で、返送できなかった場合はかかりません。別の銘柄の入金アドレス宛てに送った場合など、GMOコインが扱う銘柄なら、調査のうえ口座に反映され、手数料は誤送付数量の10%(上限3万円相当)です。

下限が5万円なので、少額の誤送付では手数料のほうが高くなります。GMOコインは「反映や返却ができかねる場合がございます」とも書いており、必ず戻るわけではありません。

bitFlyer公式FAQ「暗号資産の受取・預入が反映されません。」。ERC-20以外のネットワークを選んだ場合は反映されず、返還対応できない
bitFlyerはERC-20以外で届いた入金を返還しない 出典:bitFlyer公式FAQ(2026年9月撮影)

bitbank:扱っているネットワークなら有償で調査

bitbankの「誤入金回復処理対応の詳細」(2026年10月13日更新。2026年10月16日に中身を確認)は、ケースを3つに分けています。bitbankが扱っているネットワークでの誤入金は、所定の調査手数料・回復手数料を払えば、回復できるか調べてもらえます。一方、bitbankが扱っていないネットワークで送った場合(ETHをBNBネットワークで送るなど)は回復処理ができません。

bitbank公式サポート「誤入金回復処理対応の詳細」。当社で取り扱いのあるネットワークでの誤入金は有償で回復措置を調査する
bitbankは扱っているネットワークでの誤入金なら有償で調査する 出典:bitbank公式サポート(2026年9月撮影。ページは2026年10月13日に更新され、中身が同じことを2026年10月16日に確認)

MEXC:「暗号資産の入金未反映」フォームで申請

MEXCは、ネットワークを間違えた入金について、できるだけ早く「暗号資産の入金未反映」フォームを出すよう案内し、「最善を尽くす」としています。入力するのは、通貨、入金ネットワーク、数量、MEXCの入金アドレス、TxIDの5つです。

審査の目安は1〜2日です。手数料は固定ではなく、申請した時点で現物口座から手数料分が一時的にロックされ、回収できた場合に差し引かれます。回収できなければロックは外れます。MEXCは、すべてのケースで回収を保証するわけではなく、入金額が返却の最小額を下回ると処理しない、とも書いています。

BingX:入金履歴から申請、7〜15営業日

BingXは、ERC20・BEP20・TRC20などBingXが扱うネットワークで、BingXが扱っていないトークンを入金した場合、アプリの「資産」→「履歴」→入金記録の「Deposit Not Credited」、またはWebの専用ページから申請すると、7〜15営業日で処理するとしています。手数料は審査結果で決まり、資産は送金元のウォレットへ返却されます。BingXの別のヘルプは、原則として回収サービスは行わず、大きな損失の場合に裁量で対応する、とも書いています。

取り戻せないのはどんなケース?

取り戻せない可能性が高いのは、「受け取る取引所が扱っていないネットワークで送った」「アドレスそのものを間違えた」「EVM系ではないネットワークで、別の形のアドレスに届いた」の3つです。

  • 受け取る取引所が扱っていないネットワーク:bitFlyer・コインチェック・bitbankは、公式に反映・返還・回復ができないと書いている(GMOコインは返送の手続きがあるが、手数料は誤送付金額の20%・下限5万円)
  • アドレスの間違い:GMOコインもbitFlyerも、自社から外部へアドレスを間違えて送った場合は取り戻せないと明記している。受け取った相手が分かる場合に、相手へ返還をお願いするしかない
  • EVM系ではないネットワーク:MetaMask公式は、EVM系ではないネットワークのアドレスに送った場合、同じ秘密鍵でも別のアドレスになるため、資産は失われている可能性が高いとしている
  • 取引所の最小入金額より少ない誤入金:MEXCは、返却の最小額を下回ると処理しないとしている

「取り戻せない」と書かれていても、念のため受け取った取引所の公式窓口に問い合わせることはできます。そのときも、秘密鍵・パスワード・2段階認証のコードは誰にも教えないでください。

「取り戻します」という業者に頼んでも大丈夫?

頼んではいけません。ネットワークを間違えた資産を動かせるのは、そのアドレスの秘密鍵を持つ人(自分か取引所)だけです。外部の業者が、取引所の入金アドレスや他人のアドレスから資産を取り出すことはできません。

送金ミスをSNSに書くと、「ブロックチェーン調査で取り戻せる」「手数料を先に払えば返金される」とDMが来ることがあります。消費者庁は、被害回復をうたって「返金手続を代行する」などと言い、お金を求める二次被害に注意を呼びかけています。国民生活センターも、暗号資産の被害回復は極めて困難だとしています。

こんな連絡は詐欺を疑う

  • 向こうから「取り戻せます」と連絡してくる(SNSのDM・リプライ・検索広告)
  • 調査費・手数料・保証金を先に払うよう求める
  • 秘密鍵、復元フレーズ、パスワード、認証コード、画面共有を求める
  • 「ウォレットを接続して」と、知らないサイトに誘導する

困ったときの相談先は、消費者ホットライン「188」(最寄りの消費生活センター)と、金融庁の金融サービス利用者相談室です。海外取引所で出金できないときの詐欺の見分け方は、海外取引所から出金できない原因と対処法にもまとめています。

送る前に何を確認すればいい?ネットワークのチェック表

ネットワークは「送る側で選ぶ」のではなく、「受け取る側の入金画面に表示されたもの」に合わせます。受け取る側で対応しているネットワークを先に確かめ、送金元で同じ名前のネットワークを選びます。

送る前のチェック表
確認すること 見る場所 よくある間違い
受け取る側が対応しているネットワーク 受け取る側の入金画面 手数料が安いからとBEP20を選ぶ
送金元と受け取る側のネットワーク名が同じか 両方の画面 「BSC」と「BNB Smart Chain(BEP20)」を別物と思う/「ETH」と「Arbitrum」を同じと思う
通貨も同じか 両方の画面 USDTのアドレスにUSDCを送る
アドレスの先頭(0x/T など) 貼り付けた後のアドレス 別の通貨の入金アドレスを貼る
最小入金額を上回っているか 受け取る側の入金画面 テスト送金が少なすぎて反映されない
XRPなどはタグ・メモも入れたか 受け取る側の入金画面 アドレスだけ貼ってタグを忘れる

初めての送り先には、最小入金額を少し上回る金額でテスト送金し、受け取る側の残高に反映されてから残りを送ります。例えば300 USDTを送るなら、まず10 USDTほどを送り、反映を確かめてから残りの290 USDTを送ります。手数料は2回分かかりますが、300 USDTを失うリスクと比べれば小さな出費です。

XRPの宛先タグを間違えた場合の対処はXRPの宛先タグを間違えた・忘れたときの対処、国内取引所から海外取引所に送れる組み合わせはトラベルルールの送金可否一覧で確認できます。

MEXC・BingXで入出金するとき、ネットワークはどう選ぶ?

MEXCやBingXは対応ネットワークが多いぶん、選び間違いも起きやすくなります。国内取引所との間で送るときは、国内取引所の入金画面に出ているネットワークだけを選んでください。国内取引所の多くは、ETHやERC20のトークンをイーサリアム(ERC20)だけで扱っています。

  • MEXCから国内取引所へ:MEXCの出金画面でネットワークを選ぶと、手数料と最小出金額が表示される。安いネットワークではなく、国内取引所が対応するネットワークを選ぶ。送金の定番はXRP(XRP Ledger)
  • MEXCでアドレスとネットワークが合わないと「アドレスとネットワークが一致しません」というエラーが出る。これが出たら送らずに選び直す
  • MEXCで出金が止まる・届かないときの原因は、MEXCで出金できない原因と対処法に12項目でまとめている

これからMEXCに登録する場合は、登録から本人確認・入金までの手順をMEXCの口座開設・登録方法で画像付きで解説しています。

MEXCに登録する(取引手数料20%キャッシュバック)

当サイトの招待リンク特典:上記リンクからMEXCに登録すると、現物・先物・予測取引の取引手数料の20%がキャッシュバックされます(2026年9月時点)。

登録の前に知っておくこと

MEXCは日本の金融庁に登録されていない海外の取引所で、無登録で日本の居住者と取引しているとして、金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月20日)の警告を受けています。日本の法律による利用者保護の対象外です。また、2026年2月から本人確認(初級KYC以上)を済ませないと、入金・出金ができず、取引も制限されます。

よくある質問

USDTをERC20のアドレスにBEP20で送ってしまいました。取り戻せますか?

送り先が自分のMetaMaskなどなら、BNB Chainに切り替えれば見えます。送り先が取引所なら、その取引所が回収に応じるかしだいです。MEXC・BingXは申請を受け付け、bitFlyer・コインチェックは対応外のネットワークは返還できないとしています。GMOコインは口座には反映できず、誤送付金額の20%(下限5万円)の手数料で返送する扱いです。

TRC20とERC20を間違えるとどうなりますか?

TRC20のアドレスはTで始まり、ERC20は0xで始まるので、形が違います。多くの取引所やウォレットは、アドレスとネットワークが合わないと送金画面でエラーを出し、送れません。エラーが出たら、受け取る側の入金画面のネットワークを選び直してください。

回収の手数料はいくらですか?

bitbankは調査手数料・回復手数料がかかりますが、金額は公表していません。MEXCは固定ではなく申請時に表示され、BingXは回収手数料がかかり、金額は審査結果で決まります。GMOコインは、対応外のチェーンの返送が1件ごとに誤送付金額の20%(下限5万円)、扱う銘柄の反映が誤送付数量の10%(上限3万円相当)です。bitFlyer・コインチェックは、対応外のネットワークは回収の対象外です(2026年9月27日時点)。

取引所から自分のウォレットへ送るときに間違えたら?

自分のウォレットがEVM系のネットワークに対応していれば、届いたネットワークに切り替えて取り戻せます。送金元の取引所はブロックチェーンに出た後の送金を取り消せないので、自分のウォレット側で確認します。

「取り戻せる」という業者に相談してもいいですか?

おすすめしません。資産を動かせるのは、届いたアドレスの持ち主(自分か取引所)だけです。先に費用を払わせる業者による二次被害が起きています。相談は取引所の公式窓口、消費者ホットライン188、金融庁の金融サービス利用者相談室にしてください。

まとめ

  • ネットワークを間違えたら、まずTxIDと使ったネットワークを確かめ、エクスプローラーで届いた先を見る
  • 自分のウォレットにEVM系の別ネットワークで届いたなら、ネットワークを切り替えれば取り戻せる
  • 取引所に届いたなら、その取引所の公式フォームで申請。MEXC・BingX・bitbank(扱うネットワークのみ)は申請制で有料・保証なし。GMOコインは対応外のチェーンなら20%(下限5万円)で返送。bitFlyer・コインチェックは対応外のネットワークは戻らない(2026年9月27日時点)
  • 「取り戻します」業者には頼まない。次からは受け取る側のネットワークに合わせ、少額のテスト送金で防ぐ

本記事の情報は2026年9月27日時点で、各社の公式ヘルプをもとにしています。対応は変わることがあるため、問い合わせる前に各社の最新のヘルプを確認してください。

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出典

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