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ASTER(アスター)は、分散型の先物取引所(PerpDEX)「Aster」が発行するトークンで、BNB Chain上で動いています。Asterの手数料収入でASTERを買い戻してステーキングしている人に配り、同じ量を焼却する仕組みがあることで注目されています。
ただし、ASTERは日本の取引所では買えません。しかも国内の取引所には、名前の読みが同じ「アスター(ASTR)」という別の暗号資産があり、取り違えやすい状態です。この記事では、国内7社の公開データで確かめた扱いの有無、日本から買う2つの方法と手数料、価格の推移、そして「買い戻し」が実際にどれくらいの規模なのかを、公式の情報と実際の数字で説明します。値上がりの予想はしません。
この記事の結論(2026年10月5日0時時点)
- ASTERは国内の取引所7社(OKJ・bitbank・GMOコイン・コインチェック・bitFlyer・ビットトレード・Zaif)の公開データに無い。国内で「アスター」と表示されるのは別物のASTR(Astar Network)
- 日本から買うなら、①MEXCで買う(手軽)か②Asterの現物市場で買う(自分のウォレットで持てる)の2つ。どちらも日本円は使えず、国内の取引所で買ったXRPなどを送って換える
- 価格は約0.71ドル(約112円)。2025年9月の最高値2.41ドルから約71%低い
- 「手数料の99%で買い戻し」は事実だが、手数料収入は1年で約23分の1に減った。今のペースだと、目標の30億枚まで焼却するのに単純計算で約48年かかる
- Asterも MEXCも日本の登録業者ではない。元本が大きく減ることがある資産として、なくなっても困らない金額で
ASTERはどこで買える?日本の取引所で買える?
ASTERは、日本の金融庁に登録した国内の取引所では買えません。2026年10月5日0時21分〜24分に、OKJ・bitbank・GMOコイン・コインチェック・bitFlyer・ビットトレード・Zaifの7社の公開API(だれでも見られる銘柄・価格のデータ)を確かめ、どの会社にもASTERの取引ペアがないことを確認しました。Binance Japan・SBI VCトレード・BITPOINTなど、この7社以外は確かめていません。
日本に住む人がASTERを手に入れるには、国内の取引所で日本円をXRPなどに換え、それを海外の取引所かAsterに送ってからASTERに換える、という2段階の流れになります。海外では、MEXC・Binance・OKX・Coinbase・Krakenなど多くの取引所がASTERを扱っています(CoinGeckoの上場先一覧)。
ASTERを扱っている取引所(公開APIで確認、10月5日0時22分)
- MEXC:現物 ASTER/USDT(手数料 メイカー0%・テイカー0.05%)、ASTER/USDC(0%)、先物 ASTER_USDT(最大100倍)が取引中
- Aster(現物):ASTER/USDT が取引中(最小注文5 USDT)。自分のウォレットをつないで使う
- 日本円から始めるときの1歩目は、国内の登録業者でXRPを買うこと(OKJの口座開設の手順)
当サイトの招待リンク特典:上記リンクからMEXCに登録すると、現物・先物・予測取引の取引手数料の20%がキャッシュバックされます(2026年9月時点)。
※MEXCは日本の金融庁に登録されておらず、無登録で暗号資産交換業を行っているとして、金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月)警告を受けています。また2026年2月5日から本人確認(初級KYC以上)をしないと入金・出金ができません。利用は自己責任となる点を理解したうえで判断してください。
当サイトはMEXCと紹介提携しており、このリンクから登録があると報酬を受け取ることがあります。暗号資産は価格が動き、元本を下回ることがあります。
MEXCとAsterのどちらが自分に合うかは、下の「買える場所の比較」で表にしています。
ASTER(アスター)とは?何に使うトークンか
ASTERは、PerpDEX「Aster」のステーキング・手数料の割引・上場の投票に使うトークンで、2025年9月17日に発行と取引が始まりました。Aster自体は、暗号資産や株価指数などの無期限先物を、自分のウォレットのまま取引できる分散型取引所です。日本語の画面があり、仕組みや使い方はAsterの始め方・使い方ガイドで画面つきで解説しています。
ASTERの基本データ
| 名前 | ASTER(アスター)。取引所の表示は「ASTER」 |
|---|---|
| 発行元 | PerpDEX「Aster」(asterdex.com) |
| ブロックチェーン | BNB Chain(BEP-20) |
| コントラクトアドレス | 0x000Ae314E2A2172a039B26378814C252734f556A |
| 取引開始 | 2025年9月17日(TGE) |
| 最大供給量 | 80億ASTER(30億まで減らす方針) |
| 焼却済み | 約2.04億ASTER(最大供給の約2.6%) |
| 出回っている量 | 約27.1億ASTER(最大供給の約34%) |
| 価格 | 約0.71ドル(約112円) |
| 時価総額 | 約19.3億ドル(約3,038億円)、暗号資産で55位 |
| 過去最高値 | 2.41ドル(2025年9月24日) |
出典:Aster公式ドキュメント「$ASTER Overview」「Tokenomics」、BNB Chainのコントラクトの値(焼却済みの量、2026年10月5日0時23分)、CoinGecko(価格・流通量・時価総額・最高値。2026年10月5日0時18分更新)
コントラクトアドレスは、DEX(PancakeSwapなど)で買うときや、ウォレットにトークンを表示させるときに使います。同じ「ASTER」という名前の偽トークンもDEXでは作れるため、DEXで買う場合はこのアドレスと一致しているかを必ず確かめてください。
ASTERの使い道は3つ
- ステーキング:ASTERを最長208週(約4年)ロックして預けると、毎週の報酬と、手数料で買い戻したASTERの分配を受け取れます。ロックが長いほど配分が増えます
- 手数料の割引:Asterの現物取引の手数料をASTERで払うと5%安くなります(公式ドキュメント「Spot Fee Structure」)
- 投票:Aster Chainで、新しい銘柄の上場を決める投票などに使います
ステーキングは途中で解除するとペナルティがあり、公式の例では、1万ASTERを4年ロックしてすぐ解除すると6,000ASTER(60%)が差し引かれます。条件はAsterのガイドのステーキングの節にまとめています。
「アスター」でも別物:Astar(ASTR)と間違えないために
日本の取引所で「アスター」として売られているのはASTR(Astar Network)で、この記事のASTER(Aster DEX)とはまったく別の暗号資産です。OKJの販売所では、ASTRの表示名が「アスター」になっています(2026年10月5日0時24分、OKJの公開データ)。
| 比べる点 | ASTER(この記事) | ASTR(Astar) |
|---|---|---|
| ティッカー | ASTER(5文字) | ASTR(4文字) |
| 何のトークンか | 先物の分散型取引所Asterのトークン | 日本発のブロックチェーン「Astar Network」のトークン |
| ブロックチェーン | BNB Chain | Astar Network |
| 国内の取引所 | 確かめた7社に無い | OKJ・bitbank・GMOコイン・ビットトレードにある |
| 価格の目安 | 約112円 | 約1.3円(OKJ販売所の買値) |
出典:各社の公開API(2026年10月5日0時21分〜24分)。コインチェックとbitFlyer・Zaifの公開APIには、ASTERとASTRのどちらのペアも見つからなかった
価格の桁がまったく違うので、買う前に「ティッカーがASTERか」「価格が100円前後か」の2点を見れば取り違えは防げます。海外の取引所でも、検索窓に「AST」まで打つとASTRやほかの銘柄が並ぶことがあるので注意してください。
ASTERを買える場所を比較:MEXC・Asterの現物・DEX
手軽さで選ぶならMEXC、自分のウォレットで持ってステーキングまでしたいならAsterの現物市場が向いています。どちらも日本円では買えないので、国内の取引所からXRPなどを送るところまでは同じです。
| 比べる点 | ①MEXC | ②Asterの現物 | ③PancakeSwapなどのDEX |
|---|---|---|---|
| 手軽さ | ◎ XRPを送って換えるだけ | ○ ウォレットとUSDT(BNB Chain)が必要 | △ ウォレットとBNBのガス代が必要 |
| 現物の手数料 | ◎ ASTER/USDC 0% ASTER/USDT テイカー0.05% | ○ メイカー0.005% テイカー0.04% | △ プールの手数料+ガス代 |
| 板の厚さ(±1%) | ◎ 買い10.5万ドル 売り13.9万ドル | ○ 買い9.4万ドル 売り4.1万ドル | — (板ではない) |
| 本人確認 | 必要(初級KYC以上) | 不要 | 不要 |
| ステーキング | × Asterへ送れば可 | ◎ そのまま申し込める | ○ Asterへ送れば可 |
| 最小の金額 | 1 USDT | 5 USDT | 制限なし(ガス代は別) |
| 日本の登録 | なし(警告あり) | なし | なし |
出典:MEXC公開API・Aster公開API(手数料・最小注文額・板。2026年10月5日0時22分〜24分50秒)、Aster公式ドキュメント「Spot Fee Structure」。板の厚さは、中値から±1%の範囲に出ている注文の合計(米ドル)。板は時間で大きく変わる
こんな人にはこれ
初めて海外でトークンを買う人
→ ①MEXC。ウォレットを作らずに、XRPを送ってASTER/USDCに換えれば手数料0%。
ステーキングまでしたい人
→ ②Asterの現物。買ったASTERをそのままステーキングに回せる。本人確認も不要。
すでにMetaMaskにBNBがある人
→ ②か③。③はアドレスの確認とガス代を忘れずに。
3万円分を買うと、手数料はいくら?
OKJで3万円分のXRPを買い、MEXCへ送ってASTERに換える場合を、同じ時刻の公式の料率で計算しました。
| ステップ | 料率 | 金額の目安 |
|---|---|---|
| OKJの取引所(板)でXRPを買う | テイカー0.14%(Lv1) | 約42円 |
| XRPをMEXCへ送る | 0.2 XRP(最小・自分で設定) | 約48円 |
| MEXCでXRP→USDT→USDC | 0%・0% | 0円 |
| ASTER/USDCでASTERを買う | 0% | 0円 |
| 合計 | 約90円(ASTER/USDTで成行なら+約15円) |
出典:OKJ「手数料一覧」・OKJ公開API(XRPの出庫手数料0.2〜5 XRP、XRP約238円)、MEXC公開API(2026年10月5日0時22分〜25分)。板で買うときの価格差(スプレッド)は別。ASTER/USDCは0:24時点でスプレッドが0.338%と広く、ASTER/USDT(0.014%)より実質のコストが高くなることがある
手数料0%のASTER/USDCでも、板の買値と売値の差が開いていると、成行で買ったときに実質のコストがかかります。ASTER/USDCは指値で、急ぐならASTER/USDTの成行で、と使い分けるのが無難です。MEXCの手数料の全体はMEXCの手数料一覧にまとめています。
MEXCでASTERを買う手順(6ステップ)
MEXCなら、ウォレットを作らずに「国内の取引所でXRPを買ってMEXCへ送り、ASTERに換える」だけで買えます。全体の流れは次のとおりです。
- 国内の取引所(OKJなど)に登録してXRPを買う
- MEXCに登録する
- MEXCで本人確認(初級KYC)をする
- XRPをMEXCへ送る
- XRPをUSDT(またはUSDC)に換える
- ASTERを買う
STEP1:国内の取引所でXRPを買う
日本円をXRPに換えます。XRPは送金の手数料が安く、数秒〜数分で届くため、海外の取引所へ送るときによく使われます。OKJは金融庁に登録した国内の暗号資産交換業者(関東財務局長 第00020号)で、XRPを取引所(板)で売買でき、出庫の手数料は0.2 XRPからです。
当サイトの紹介リンクからOKJに登録し、メールアドレスの登録から90日以内に2万円以上の取引(約定)をすると、2,000円分のビットコインがもらえます(OKJ公式、2026年10月時点)。対象になる取引は、取引所・販売所・積立です。
当サイトはOKJと紹介提携しており、このリンクから登録があると報酬を受け取ることがあります。
口座開設から本人確認までの画面つきの手順はOKJの始め方で解説しています。XRPは販売所ではなく取引所(板)で買うと、買値と売値の差のコストを抑えられます。
STEP2・3:MEXCに登録して本人確認をする
MEXCに登録し、本人確認(初級KYC)を済ませます。MEXCは2026年2月5日から、本人確認をしていないアカウントは入金も出金もできません。登録から本人確認までの画面はMEXCの口座開設・登録方法で順に説明しています。
STEP4:XRPをMEXCへ送る
MEXCの「資産」→「入金」でXRPを選び、表示される入金アドレスとタグ(Memo)をコピーします。国内の取引所の送金画面で、送金先にMEXCのアドレスとタグを登録して送ります。
- タグを入れ忘れると、着金しないことがあります(取り戻すにはサポートへの問い合わせが必要)
- OKJからのXRPの出庫は最小10 XRP(約2,380円)からです
- 初めての送金は、少額で試してから本番の金額を送ると安心です
STEP5:XRPをUSDT(またはUSDC)に換える
MEXCの「現物」の取引画面で「XRP/USDT」を選び、XRPを売ってUSDTに換えます。XRP/USDTは手数料0%です(MEXC公開API、10月5日0時24分)。手数料0%のASTER/USDCで買いたい場合は、続けてUSDC/USDT(こちらも0%)でUSDCに換えます。
STEP6:ASTERを買う
検索窓に「ASTER」と入れ、ASTER/USDTかASTER/USDCを選びます。「ASTR」ではないことを確かめてから、金額を入れて買います。
- 成行:すぐ買える。ASTER/USDTならテイカー0.05%
- 指値:価格を決めて待つ。メイカーは0%
MEXCにはASTERの先物(最大100倍)もありますが、先物はトークンを持つのではなく値動きに賭ける取引で、価格が逆に動くと証拠金を失います。ASTERを「持ちたい」なら、現物で買ってください。倍率ごとのロスカットの目安はレバレッジは何倍まで安全かで計算しています。
Asterの現物でASTERを買う手順
Asterの現物市場なら、本人確認なしで、自分のウォレットのままASTERを買って、そのままステーキングに回せます。その代わり、ウォレット(MetaMaskなど)と、BNB ChainのUSDTを自分で用意する必要があります。
STEP1:BNB ChainのUSDTを用意する
日本円から用意するなら、上のMEXCの手順のSTEP1〜5でUSDTまで換え、MEXCの出金画面でネットワーク「BEP20(BNB Smart Chain)」を選んで、自分のウォレットかAsterの入金アドレスへ送ります。Asterの公式ドキュメントも、取引所からBEP-20のUSDTを送る入金方法を案内しています。出金の手数料は、MEXCの出金画面に表示される額を確かめてください。
送り元で選んだネットワークと、Asterの入金画面のネットワークが同じでないと、資産が届きません。Asterの入金画面でBNB Chain(BSC)のUSDTが選べることを確かめてから送ってください。
STEP2:Asterを開いてウォレットをつなぐ
Asterの公式サイトを開き、「ウォレットを接続」からMetaMaskなどをつなぎます。接続はウォレットでの署名だけで、資産を動かす許可(Approve)は求められません。当サイトの紹介リンクからAsterを開くと、紹介コード「bE2dC0」が入った状態で始められます(紹介された人が払う手数料の10%を、紹介者と紹介された人で分け合う仕組み。当サイトは報酬を受け取ることがあります)。
ウォレットのつなぎ方と入金の画面は、Asterの始め方ガイドのSTEP1〜5で画像つきで解説しています。
STEP3:現物(Spot)でASTER/USDTを買う
上のメニューから「現物(Spot)」を開き、ASTER/USDTを選んで注文します。最小の注文は5 USDTです(Aster公開API)。買ったASTERは現物の口座に入り、ステーキングのページから預けられます。
Asterで気をつけること:ステーキングは途中で解除すると最大60%(公式の例)が差し引かれます。ロック期間は、使う予定のない金額と期間で選んでください。また、Asterの予測市場(Predictions)は、規約で日本からの利用が制限されています。
ASTERの価格の推移は?(実データ)
ASTERは取引開始から1週間で2.41ドルの最高値をつけ、その後の1年で約71%下がって、2026年10月5日0時時点で約0.71ドルです。2026年の月末の終値は0.55〜0.76ドルでした。

| 時期 | 価格(ドル) | できごと |
|---|---|---|
| 2025年9月17日 | 取引開始 | TGE。エアドロップ7.04億枚の受け取りが始まる |
| 2025年9月24日 | 2.41(最高値) | 取引開始から1週間 |
| 2025年12月末 | 0.69 | 手数料収入が9月の約4分の1に |
| 2026年2月6日 | 0.42(日中の安値) | 取引開始の直後を除いた最安値 |
| 2026年6月17日 | 0.72 | 手数料の99%で買い戻す改定 |
| 2026年9月末 | 0.76 | TGEから1年 |
| 2026年10月5日0時 | 0.71 | 1年前より約65%低い |
出典:Aster公開API(ASTER/USDTの日足・月足の終値と安値)、CoinGecko(最高値・1年の変化率)、Aster公式ドキュメント「TGE」「Tokenomics」、DefiLlama(手数料収入)。2026年10月5日取得
価格はMEXCやCoinGeckoで日本円でも表示できます。時価総額は「出回っている量×価格」なので、まだ市場に出ていない分(最大供給の約6割)は入っていません。全量が出回った場合の時価総額(完全希薄化後)は約55億ドルで、今の時価総額の約2.9倍です。
ASTERの今後を考える材料は?(良い材料・悪い材料)
ASTERの今後を考える材料は、「手数料で買い戻して焼却する仕組み」と「その元になる手数料収入が大きく減っていること」の2つが中心です。ここでは公式の発表と実際のデータだけを並べ、値上がり・値下がりの予想はしません。
仕組み:手数料の99%で買い戻し、同じ量を焼却
Asterは2026年6月17日にトークンの仕組みを改定し、次の3つを始めました(公式ドキュメント「Tokenomics」)。
- 買い戻し:毎日のプラットフォームの手数料の99%で、ASTERを市場から自動で買う。買う先は公開されたウォレット(0xa0edBaBcb48034e368de286b49F9603C7AfA1b60)で、だれでも確かめられる
- ステーカーへの分配:買い戻したASTERは全部、ステーキングしている人(veASTERの保有者)に配る
- 焼却:買い戻した量と同じ量を、まだ市場に出ていない準備分から焼く(チーム分から先に)。2週間ごとに行い、総供給が30億枚になるまで続ける
BNB Chainのコントラクトを直接読むと、焼却用のアドレスにはすでに約2.04億ASTERが送られていました(2026年10月5日0時23分)。最大供給80億枚の約2.6%です。このうち6月17日の改定後の買い戻しに合わせた焼却は約2,648万枚(9月21日までの累計、公式X)で、残りの約1.78億枚はそれ以前の焼却です。改定後の焼却は、直近の2週間(9月7日〜21日)で約417万枚でした。
見落としやすい点:焼却は「市場に出ていない分」から
焼くのは準備分(チーム分から先)なので、総供給は減るが、いま市場に出回っている量は焼却では減らない。市場に効くのは「毎日の買い戻し(買い注文)」のほうで、買われたASTERはステーカーに配られる。配られた人が売れば、また市場に戻る。
データ:手数料収入は1年で約23分の1に
買い戻しの元になる手数料収入は、取引開始直後をピークに大きく減っています。DefiLlamaの集計では、2025年9月は約1.37億ドル(月全体。TGE前の1〜16日分の約300万ドルを含む)、2026年9月は約593万ドルでした。

2026年9月の手数料をもとに、今の価格で買い戻しの量を計算すると次のとおりです。
| 月の手数料収入(2026年9月) | 約593万ドル |
|---|---|
| 買い戻しに使う額(99%) | 約587万ドル |
| 0.71ドルで買える量 | 月約827万ASTER(出回っている量の約0.3%) |
| 同じ量を焼くと、30億枚までの残り(約48億枚)は | 約580か月=約48年 |
| 参考:2025年9月の手数料の水準なら | 月約1.9億ASTER(約2年で到達する計算) |
| 参考:ステーキング報酬として新たに出る量 | 週45万=月約195万ASTER |
計算:Coin Map編集部。手数料はDefiLlama「Aster Fees」の月合計、価格は0.7102ドル(CoinGecko、2026年10月5日0時18分)。Asterが言う「プラットフォームの手数料」とDefiLlamaの集計の範囲は同じとは限らないため、目安として見てください
まとめると、「30億枚まで減らす」は方針であって、今の手数料の水準では近い将来に届く数字ではありません。総供給は、焼却の分(今のペースで月約800万枚)だけ減っています。ステーキング報酬(月約195万)は既存のエコシステム枠から出るため、総供給は増やさず、出回っている量を増やします。手数料収入、つまりAsterの取引が増えるかどうかが、この仕組みの効き方を決めます。
これから市場に出る可能性があるASTER
| 配分 | 量 | 今の扱い |
|---|---|---|
| エアドロップ | 42.8億(53.5%) | TGEで7.04億を配布。残りは「80か月かけて段階的に」(ガバナンスで変更あり得る) |
| エコシステム | 24億(30%) | 2025年10月〜2026年1月だけ毎月解除し、その後はステーキング報酬だけに変更 |
| チーム | 4億(5%) | 当初は2026年9月17日から月1,000万ずつ解除の予定だったが、Asterが2026年9月1日に公式Xでクリフ(解除が始まるまでの期間)を12か月延ばすと発表し、2027年9月17日まで全額ロック。公式ドキュメントの「クリフ12か月+40か月」は延長前の表記のまま。焼却はチーム分から先で、9月21日までに約2,648万枚を焼却済み |
| トレジャリー | 5.6億(7%) | ガバナンスで承認されるまで全量ロック |
| 流動性・上場 | 3.6億(4.5%) | TGEで全量解除済み |
出典:Aster公式ドキュメント「Tokenomics」「TGE」、The Block(2026年3月30日、ステーキング報酬だけの放出への変更)、Aster公式X(2026年9月1日のチーム分のクリフ延長、9月21日の買い戻し・焼却の報告)
日付が決まっているものでは、エアドロップのStage 6で「後でまとめて受け取る」を選んだ人の受け取り期間が、2026年11月4日〜12月4日(いずれも日本時間21時)で、11月4日まで固定されている量は約6,338万ASTERです(Asterの公式エアドロップページ)。受け取った人が売れば、その期間は売りが増える可能性があります。取引でポイントを貯めるエアドロップはStage 6で終わっていて、「今から取引すればエアドロップがもらえる」という勧誘は現状と合いません。
公式ロードマップで、まだ出ていないもの
Asterの公式ロードマップ(2026年)の後半の予定のうち、Aster Vault(7月)とBlock Trade(9月、「OTC Trading」の名前)はすでに公開されています。Aster Vaultは7月24日にベータ版が始まり、7月31日に全員に公開されました。OTC Tradingは、相手と価格を決めて板を通さずに先物のポジションを持つ機能で、9月29日にBTCUSDTから始まりました(いずれも公式X)。
10月5日0時時点で、公開の発表が見当たらないのは次の2つです。
- Aster Card(暗号資産で日常の支払いをするカード):予定はQ3 2026
- TradFi CFD(株などの取引画面の作り直し):予定はQ3 2026
Aster Cardは、予定のQ3(7〜9月)を過ぎても公開の発表がありません。公式も「日付は予定で、変わることがある」と書いています。発表は公式X(@Aster_DEX)で行われます。
良い材料・悪い材料のまとめ
良い材料(事実)
- 手数料の99%を毎日ASTERの買い戻しに使い、買い先のウォレットが公開されている
- 焼却済み約2.04億枚(オンチェーンで確認)
- 新たに出る量を月約195万まで絞った(2026年3月)
- 先物の24時間の売買代金は約7億ドル(全612銘柄、10月5日0時25分)
- ロードマップのAster Vault(7月)とOTC取引(9月)は公開済み
悪い材料(事実)
- 手数料収入は1年で約23分の1。今のペースでは30億枚まで約48年
- 価格は最高値から約71%低い
- 市場に出ていないASTERが最大供給の約6割
- Q3予定のAster Cardは10月5日時点で公開の発表なし
ほかのPerpDEXとの比べ方(流動性・安全性・手数料)は、PerpDEXおすすめランキングで100点満点で採点しています。Asterは9社中3位(71点)です。
ASTERを買う前に知っておきたいリスク
ASTERを買う場所(MEXC・Aster)はどちらも日本の登録業者ではなく、トラブルが起きても日本の法律による保護は受けられません。そのうえで、次の点を確かめてから買ってください。
- 価格の振れ幅が大きい:1年で約65%下がった。なくなっても生活に困らない金額だけにする
- Astarとの取り違え:国内の「アスター」はASTR。ティッカーと価格の桁で確かめる
- 偽サイト・偽トークン:エアドロップの受け取りでガス代や「承認(Approve)」は不要と公式は書いている。承認を求めるページは偽物を疑う。DEXではコントラクトアドレスを確かめる
- 過去の事故:2025年9月25日、Asterの先物でXPLの価格が異常になり強制清算が起きた。Asterは損失を全額補填した
- 規制の変化:金融庁はDEXやDeFiの規制を検討している(金融庁のDEX・DeFi規制の検討)。使えるサービスが変わる可能性がある
- 税金:ASTERを売って利益が出たときや、ほかの暗号資産と交換したときは、原則として雑所得として課税される。ステーキングの報酬も受け取った時点の価格で所得になる
買ったASTERを日本円に戻すには?
ASTERは国内の取引所に送れないため、海外でXRPなど国内で扱いのある暗号資産に換えてから、国内の取引所へ送って日本円にします。
- MEXCで持っている場合:ASTERを売ってUSDTに → USDTでXRPを買う → XRPを国内の取引所へ送る → 売って日本円に
- Asterで持っている場合:ASTERを売ってUSDTに → BNB ChainでMEXCなどへ送る → 上と同じ流れ
送れる国内の取引所と、XRPで送るときの手数料は海外取引所から日本円に戻す方法で比べています。
ASTERの買い方についてよくある質問
ASTERは日本の取引所で買えますか?
買えません。OKJ・bitbank・GMOコイン・コインチェック・bitFlyer・ビットトレード・Zaifの7社の公開APIに、ASTERの取引ペアはありませんでした(2026年10月5日0時台)。国内で「アスター」と表示されるのはASTR(Astar Network)で、別の暗号資産です。
ASTERはどこで買うのがいちばん簡単ですか?
MEXCです。国内の取引所で買ったXRPを送り、USDTかUSDCに換えてASTERを買うだけで、ウォレットは要りません。ただしMEXCは本人確認(初級KYC以上)が必須です。
ASTERを手数料0%で買えますか?
MEXCのASTER/USDCは、メイカー・テイカーとも0%でした(MEXC公開API、10月5日0時22分)。ただし板の買値と売値の差が開いていることがあるので、指値で買うと無駄が出にくくなります。
日本円やクレジットカードでASTERを直接買えますか?
この記事で紹介した方法では、日本円で直接は買えません。国内の取引所で日本円をXRPなどに換えてから送ります。MEXCのクレジットカード入金は日本が対応国に入っていません(詳しくはMEXCでクレジットカード入金できない理由)。
ASTERとASTR(Astar)は同じものですか?
別物です。ASTERは先物のDEX「Aster」のトークン(BNB Chain)、ASTRは日本発の「Astar Network」のトークンです。価格も約112円と約1.3円で大きく違います(10月5日0時台)。
ASTERの将来性はありますか?
予想はしません。判断材料として、手数料の99%で買い戻して同じ量を焼く仕組みがある一方、元になる手数料収入は1年で約23分の1に減り、今のペースでは目標の30億枚まで約48年かかる計算です。
ASTERの最高値はいくらですか?
2.41ドルです(2025年9月24日、CoinGecko)。2026年10月5日0時時点の約0.71ドルは、最高値より約71%低い水準です。
買ったASTERはステーキングできますか?
Asterのステーキングのページで預けられます。MEXCで買った場合は、BNB ChainでAsterの口座かウォレットへ送ってから申し込みます。ロックは最長208週で、途中で解除すると最大60%(公式の例)が差し引かれます。
今からASTERのエアドロップはもらえますか?
取引でポイントを貯めるエアドロップはStage 6で終わっていて、新しく参加できるものは公式に案内されていません(2026年10月5日時点)。3月30日からは『Stardust』(公式サイトのアドレスに『stage7』の文字が使われているページ)というポイントの記録が始まりましたが、ASTERを配る量や時期は発表されておらず、8月31日からはポイントの付与も一時停止しています(Aster公式X)。今の配布はステーキング報酬が中心です。
ASTERの先物と現物は何が違いますか?
現物はASTERそのものを買って持つ取引、先物はASTERを持たずに値動きの差額をやり取りする取引です。MEXCのASTERの先物は最大100倍で、価格が逆に動くと証拠金を失います。持っておきたいなら現物で買ってください。
まとめ:ASTERは「MEXCで手軽に」か「Asterで持ってステーキング」
- ASTERは国内の取引所7社に無い。国内の「アスター」はASTRで別物
- 日本からは、国内の取引所でXRPを買って送り、MEXC(手数料0%のASTER/USDC)かAsterの現物(本人確認なし、そのままステーキング)で買う
- 価格は約0.71ドルで、最高値から約71%低い
- 手数料の99%での買い戻しと焼却は動いているが、手数料収入が減っていて、30億枚までは今のペースで約48年
- どちらの買い場所も日本の登録業者ではない。少額から
まず日本円の入口を作るならOKJの口座開設、MEXCの登録はMEXCの口座開設・登録方法から進めてください。
本記事のデータは2026年10月5日0時台(日本時間)に、各社の公開API・Aster公式ドキュメント・BNB Chainのコントラクト・CoinGecko・DefiLlamaで確認したものです。価格・手数料・供給量は日々変わります。本記事は投資を勧めるものではありません。(Coin Map編集部)
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