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BTCCのコピートレードのやり方|トレーダーの選び方・固定証拠金と証拠金率の違い・損切り設定・やめ方【2026年10月最新】

取引所のトレーダーの売買を、スマートフォンの利用者が自動でまねる仕組みを表したイラスト 海外取引所

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※本記事にはプロモーション(紹介リンク)が含まれます。書き手:Coin Map編集部

「BTCCのコピートレードを始めたいけど、設定画面の項目が多くて分からない」「固定証拠金と証拠金率、どっちを選べばいい?」「やめたいときはどこを押す?」。BTCCのコピートレードは、トレーダーを選んで金額を入れるだけで始められますが、損失の大きさを決めるのは、最初に入れる「止め方」の設定です。

この記事では、BTCC公式サポートセンターのコピートレードのヘルプ(2026年9月1日〜10月15日更新)と公式ガイドのアプリ画面をもとに、始め方・損切りの入れ方・モードの違い・やめ方・手数料と利益分配・税金を順に解説します。あわせて、BTCCが公開しているトレーダーのデータ(1,543人分)を2026年10月9日に集計し、実際にどれくらいのトレーダーが勝っているのかも確かめました。

先に知っておきたいこと

BTCCは日本の金融庁に登録された暗号資産交換業者ではありません。金融庁・関東財務局の警告リストには載っていませんが(2026年10月17日確認)、日本の利用者保護の制度は使えません。コピートレードは先物(レバレッジ取引)をまねる仕組みなので、入れたお金を失うことがあります。本記事は投資を勧めるものではありません。評判と安全性の検証はBTCCの評判は怪しい?口コミと安全性を検証にまとめています。

結論:BTCCのコピートレードは「選ぶ→金額→損切り→保存」の4つで始められる

  • BTCCのコピートレードは、選んだトレーダーの先物の売買を自動でまねる機能です。最大10人までフォローでき、日本居住者も使えます(公式FAQの利用不可地域に日本は含まれない)
  • 始め方:USDTを入金 →「コピー」でトレーダーを選ぶ → 1件あたりの証拠金(10 USDT〜)と最大証拠金を入れる → 詳細設定で損切りを入れて保存
  • 初めてなら固定証拠金モードが分かりやすい。証拠金率モードは、トレーダーが大きく賭けると自分の金額も同じ割合で大きくなります
  • 「コピートレード損切り」は初期設定が未設定です。自分で金額を入れないと、トレーダーが損切りしない限り損失が膨らみます
  • 利益分配は公式FAQで10〜15%。ただし実際の率はトレーダーごとに違い、上位100人の中に30%の人もいました(2026年10月9日)
  • やめ方:「マイコピートレード」→「マイトレーダー」→「コピー管理」右上の設定 →「コピートレードキャンセル」
  • 公開データでは、フォロワーがいて直近30日に取引した515人のうち65%が30日マイナス。勝率やフォロワー数だけで選ばないことが大切です

これからBTCCに登録する人は、下のボタンから登録ページを開けます。登録から入金までの手順はBTCCの登録・口座開設方法で解説しています。

BTCCのコピートレードとは?仕組みとお金の流れ

BTCCのコピートレードとは、BTCCに登録した「リードトレーダー」の先物の売買を、自分の口座で自動的にまねる機能です。トレーダーがポジションを建てる・決済する・調整すると、BTCCのシステムが自分の設定に従って同じ操作を自動で実行します(BTCC公式ヘルプ「先物コピートレードとは?」)。

対象は先物(USDT建ての無期限先物)なので、値上がりで利益を狙う「ロング」と、値下がりで利益を狙う「ショート」の両方がコピーされます。レバレッジもトレーダーの設定に従います。BTCC公式FAQ(2026年10月15日更新)によると、リードトレーダーのレバレッジに制限はありません。

お金はどこにあって、誰に払うのか

BTCCのコピートレードでは、自分のお金をトレーダーに預けるわけではありません。お金は自分のBTCCの先物口座に入ったままで、そこからコピーの注文に証拠金が使われます。コピーで出たポジションは、先物の画面で自分の注文とは分けて表示されます。

お金の動き中身(BTCC公式ヘルプ、2026年10月17日確認)
証拠金自分の先物口座のUSDTから、1件ごとに設定した額(または比率)が使われる
取引手数料通常の先物取引と同じ料率でBTCCに払う(VIP0はテイカー0.055%)
利益分配利益が出たとき、その一部をトレーダーに払う(公式FAQでは10〜15%)。損失のときは払わない
損失全額が自分の負担。BTCCもトレーダーも補償しない(利用規約)

何人までフォローできる?

BTCCのコピートレードでは、最大10人のトレーダーを同時にフォローでき、コピーする注文の数に制限はありません。一方で、トレーダー1人がつけられるフォロワーには上限があり、公式FAQでは最大500人です。公開データでも、ほとんどのトレーダー(1,543人中1,517人)の上限は500人でした。上限に達したトレーダーは、空きが出るまで新しくコピーできません。

BTCCのコピートレードは日本から使える?金融庁の警告は?

BTCCのコピートレードは、日本居住者も利用できます(2026年10月17日時点)。BTCC公式FAQが挙げる「コピートレードを利用できない地域」は、ジンバブエ・イラン・北朝鮮・パキスタン・インドネシア・中国本土など15の国と地域で、日本は含まれていません。

BTCCは、金融庁・関東財務局が公表している無登録業者の警告リストに載っていません。2026年10月17日に、次の3つを確認しました。

公表資料BTCC
金融庁「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」(令和8年9月更新)掲載なし
金融庁「無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について」(令和8年9月25日更新)掲載なし
関東財務局「無登録で金融商品取引業等を行っている者に対する警告」の一覧(令和8年9月25日掲載分まで)掲載なし

ただし、BTCCは金融庁に登録された暗号資産交換業者ではないため、日本の利用者保護の制度は使えません。警告の詳しい確認方法と、準備金・アプリ評価の検証はBTCCの評判の記事にまとめています。

BTCCのコピートレードの始め方(5ステップ)

BTCCのコピートレードは、口座にUSDTがあれば数分で始められます。以下は、BTCC公式ヘルプ「BTCC先物取引コピートレード初心者操作ガイド」(2026年9月1日更新)の手順です。STEP4の損切りだけは、飛ばさずに必ず入れてください。

STEP 1 BTCCに登録し、USDTを入金する
STEP 2 「コピー」画面でトレーダーを選び、「コピー」を押す
STEP 3 モードを選び、1件あたりの証拠金と最大証拠金を入れる
STEP 4 詳細設定で「コピートレード損切り」と「1ポジションの損切」を入れる
STEP 5 保存して、「マイコピートレード」で動いているか確かめる

STEP 1:登録して、USDTを先物口座に入金する

BTCCのコピートレードの証拠金は、先物口座のUSDTから使われます。BTCC公式サイトのメニューでは、暗号資産の入金は「先物取引口座へ即時送金」と案内されています。日本円の銀行振込はできないため、国内の取引所で買った暗号資産を送るか、クレジットカード(Visa・Mastercard、本人確認が必要)でUSDTを買います。

登録・本人確認・入金の手順はBTCCの口座開設の記事で画面つきで解説しています。BTCCの公式ヘルプには、フォロワー(コピーする側)に本人確認を求める条件は書かれていませんが、本人確認をしないとカード入金が使えず、1日の出金上限も10,000 USDTになります。

STEP 2:トレーダーを選んで「コピー」を押す

アプリでは画面下の「コピトレ」タブ、Web版ではメニューの「コピー」→「先物コピートレード」を開きます。トレーダーは次の3つの方法で探せます。

  • マーケットボード:トレーダーの一覧。総PnL・勝率などで並べ替えられる
  • おすすめ(トップピック):BTCCが「取引スタイルが安定し、勝率が高く、リスク管理に優れる」として選んだトレーダー
  • トレーダー検索:ニックネームで探す

選んだトレーダーの「コピー」を押すと、設定画面(コピー管理)に進みます。選び方はトレーダーの選び方で詳しく説明します。

BTCCアプリの先物コピートレード画面。トレーダー検索、トップピック、マーケットボード、画面下のコピトレのタブが赤枠で示されている
トレーダーは「マーケットボード」「トップピック」「トレーダー検索」から選ぶ(出典:BTCC公式ヘルプ「BTCC先物取引コピートレード初心者操作ガイド」2026年9月1日更新の掲載画像)

STEP 3:モードを選び、金額を入れる

設定画面の右上でモードを選びます。初期設定は「固定証拠金」です。

  • 一件のコピートレード証拠金:トレーダーが新しくポジションを建てるたびに使う証拠金。固定証拠金なら10〜100,000 USDT、証拠金率なら0.01〜100倍
  • 最大コピートレード証拠金:このトレーダーのコピーに使う証拠金の上限(10〜2,000,000 USDT)。上限に達すると、それ以上の注文はコピーされません

固定証拠金で「1件50 USDT・最大200 USDT」にすると、同時に持てるコピーの注文は最大4件(200÷50)です。2つのモードの違いと損失の例は固定証拠金と証拠金率の違いで説明します。

BTCCアプリのコピー管理画面。固定証拠金モードで、一件のコピートレード証拠金に10から100,000 USDTを入力し、最大コピートレード証拠金を選ぶ
固定証拠金モードは1件10〜100,000 USDT(出典:BTCC公式ヘルプ「BTCC先物取引コピートレード初心者操作ガイド」の掲載画像)

STEP 4:詳細設定で損切りを入れる

「詳細設定」を開くと、次の5つの項目があります。このうち「コピートレード損切」は初期状態で「未設定」です。損切りの考え方は、次のH2でまとめて説明します。

  • コピートレード先物設定:コピーする通貨ペア。トレーダーと同じにするのが推奨。ポジションモードは初期設定でクロスマージン、レバレッジはトレーダーに従う
  • 自動更新:トレーダーが新しい通貨ペアを追加したら、自分のコピー対象にも自動で追加(初期設定ON)
  • コピートレード損切:このトレーダーのコピーで許せる損失の合計額
  • 1ポジションの利確:1件ごとの利益確定(0〜150%)
  • 1ポジションの損切:1件ごとの損切り(0〜75%)
BTCCアプリのコピー管理の詳細設定。コピートレード先物設定、自動更新、未設定のコピートレード損切、1ポジションの利確0から150%、1ポジションの損切0から75%が並ぶ
「コピートレード損切」は初期状態で未設定。1ポジションの利確は0〜150%、損切は0〜75%(出典:BTCC公式ヘルプ「BTCC先物取引コピートレード初心者操作ガイド」の掲載画像)

STEP 5:保存して、動いているか確かめる

「保存」を押せばコピートレードが始まります。「ポジション即時コピー」は初期設定でONになっており、トレーダーがすでに持っているポジションも、その時の市場価格でコピーされます。ただし、自分の建値とトレーダーの建値の差が3%を超えると、利用者保護のためコピーは自動で失敗します。

動いているかは、「マイコピートレード」の「現在の注文」と「マイトレーダー」で確認します。金額などの設定は後から変えられますが、「コピー取引の損切り」はすぐに反映され、それ以外の変更は次のコピー取引から反映されます(公式ガイドの画面の注記)。

コピーされない・失敗するときの原因

トレーダーが取引したのに自分の口座でコピーされないときは、次の原因が考えられます(BTCC公式ヘルプ「BTCCのコピートレード失敗の原因に関する説明」)。

原因中身対処
先物口座のUSDTが足りない1件の証拠金より残高が少ないと新規のコピーが失敗する。後から入金しても、失敗した分は自動で補われない余裕を持って入金しておく
1回の取引額が最低額に届かない固定証拠金では「1件の証拠金×レバレッジ」が通貨ペアごとの最低取引額以上でないと失敗。公式の例ではBTC/USDTの最低取引額が300 USDT1件の証拠金を増やす(下の計算)
最大証拠金に達した過去にフォローした証拠金の累計も含めて、設定した上限を超えると新規のコピーは止まる最大証拠金を見直す
建値の差が3%を超えたトレーダーが持っているポジションをあとからコピーするとき、価格が3%以上動いていると失敗次の新規のポジションを待つ
フォロワーが満員トレーダーごとのフォロワー上限(原則500人)に達している空きを待つか、別のトレーダーを選ぶ

最低取引額の計算例です。BTC/USDTの最低取引額が300 USDTのとき、1件10 USDTに設定し、トレーダーが10倍で取引すると、10×10=100 USDTで最低額に届かず、BTCのコピーは失敗します。10倍のトレーダーなら1件30 USDT以上、3倍のトレーダーなら1件100 USDT以上が必要です。最低取引額は変わることがあるため、先物の注文画面の表示で確かめてください。

BTCCのコピートレードの損切りの入れ方:3つの「止め方」

BTCCのコピートレードで損失を止める設定は3つあります。一番大事なのは「コピートレード損切り」で、これを入れておけば、トレーダーが損切りしなくても、自分で決めた金額で止まります。

設定何が止まるか設定できる範囲初期設定
コピートレード損切りこのトレーダーのコピー全体の純損失(含み損を含む)が設定額に達したら、ポジションを処理し、フォローを自動で解除1〜100,000 USDT未設定。到達時の処理は「成行決済」
1ポジションの損切1件ごとに、証拠金に対する損失率が設定値に達したら決済0〜75%0%(未設定)
最大コピートレード証拠金損失は止めない。新しいコピーの注文が入らなくなるだけ(持っているポジションは残る)10〜2,000,000 USDT入力が必要

※出典:BTCC公式ヘルプ「BTCCコピートレード・よくあるご質問」(英語版)、「BTCC先物取引コピートレード初心者操作ガイド」の画面(FAQは2026年10月15日更新、操作ガイドは9月1日更新。10月17日確認)。日本語版FAQは「1回注文の損切り0〜150%・利確0〜75%」と逆に書いていますが、英語版とアプリ画面では利確0〜150%・損切り0〜75%です。

コピートレード損切りに達したときのポジションの処理は、「成行決済」「リードトレーダーの決済に従う」「自分で決済」の3つから選べます。初期設定は成行決済で、すべて決済したうえでフォローが解除されます。最大証拠金は「入れる上限」であって「損失の上限」ではない点に注意してください。

損切りを入れると、損失はどこまで小さくなる?

「1件50 USDT・最大200 USDT」で、トレーダーがBTCを10倍のロングで4件建て、価格が5%下がった場合で比べます。10倍なので、価格が5%動くと証拠金の50%が増減します。

設定1件の損失4件の合計
損切りなし(トレーダーも損切りしない)−25 USDT−100 USDT(約15,800円)
1ポジションの損切30%−15 USDT(価格が3%下がった時点で決済)−60 USDT(約9,500円)
コピートレード損切り50 USDT—合計−50 USDTで全部決済し、フォロー解除

※1USDT=約158円(2026年10月8日)。手数料・資金調達率・決済時の価格のずれは含みません。

クロスマージンでは、1件の証拠金で損失が止まるとは限らない

BTCCのコピートレードのポジションモードは、初期設定で「クロスマージン(全額)」です。クロスマージンは先物口座の残高全体を証拠金として使う方式なので、価格が大きく逆に動くと、1件に設定した証拠金を超えて損失が膨らむことがあります。BTCCの強制決済のルールでは、口座残高が「使っている証拠金の40%」を下回ると、損失の大きいポジションから強制決済されます。

一方で、BTCCは強制決済の後に残高がマイナスになっても、その分を利用者に請求しないと公式ヘルプに書いています(追証なし)。つまり、損失の上限は先物口座に入っている残高です。先物口座には、コピーに使ってもよい金額だけを入れておき、そのうえで「コピートレード損切り」を設定するのが、損失を自分で決めた範囲に収める方法です。

BTCCのコピートレードのトレーダーの選び方

BTCCのトレーダー選びでは、「直近30日の収益率が高い人」ではなく、「長く続けていて、損の出し方が小さい人」を探します。マーケットボードは誰でもログインせずに見られるので、登録前に確かめておくこともできます。

BTCC公式サイトの先物コピートレードのページ。トレーダー検索、マーケットボード、総合ランキング・総PnL・運用資産残高・PnL%の並べ替えボタン
マーケットボードはログイン前でも見られる(出典:BTCC公式サイト「先物コピートレード」、2026年10月撮影)

マーケットボードの並べ替え6つの意味

並べ替え意味(BTCC公式の表示)見るときの注意
総PnL直近30日間のトレーダーの収益額元手が大きい人ほど大きくなる。率ではない
運用資産残高(AUM)直近30日間のフォロワーによる実際の投資額の平均人気の目安。成績の良さとは別
PnL%直近30日間のトレーダーの収益率高いレバレッジで一時的に跳ねた人も上に来る
勝率損益0以上で決済した注文の数÷すべての決済の数小さく勝って大きく負ける人でも高くなる
ライジングスター最近伸びているトレーダーの並び(BTCCは選ぶ基準を公開していない)運用期間が短い人も含まれる
コピー取引者数今のフォロワー数多い=勝てる、ではない(下の集計)

公開データで集計:直近30日で勝っているトレーダーは少ない

BTCCの「先物コピートレード」ページが表示に使っている公開データから、トレーダー1,543人分(全1,873人のうち取得できた分)の直近30日の成績を、2026年10月9日2時に集計しました。

直近30日の収益率人数割合
0%(30日間に決済した取引が無い)917人59.4%
マイナス418人27.1%
プラス208人13.5%

フォロワーが1人以上いて、30日の間に損益が出たトレーダーに絞ると515人で、そのうち337人(65%)が30日マイナスでした。フォロワー100人以上の71人でも、39人がマイナスです。30日という短い期間の、ある時点の結果なので相場によって変わりますが、「マーケットボードに並んでいる人をコピーすれば勝てる」わけではないことは数字から分かります。

勝率だけで選べない例もありました。フォロワー369人のあるトレーダーは勝率69%なのに、直近30日の収益率は−76%で、30日の累計損益は約+3,400 USDTから約−67,000 USDTまで落ちていました。フォロワー142人の別のトレーダーも、勝率62%で−73%です。小さな利益を何度も重ね、1回の大きな損失でまとめて失う形だと、勝率は高く見えます。

※出典:BTCC公式「先物コピートレード」ページが読み込む公開データ(2026年10月9日1時55分〜2時取得)。特定のトレーダーを勧めたり避けたりする目的ではないため、名前は伏せています。

見る順番:5つのチェックリスト

  1. カードの30日の損益グラフ:右肩上がりか、途中で大きく落ちていないか。BTCC公式も最大ドローダウン(途中の落ち込み)の確認を勧めています
  2. 運用期間:トレーダーの詳細で、登録からの日数を見る。数日〜数週間の成績は運の影響が大きい。フォロワー数上位100人の登録日数の中央値は約810日でした
  3. 利益分配率:トレーダーごとに違います(手数料と利益分配)
  4. 対応している契約(コピートレード契約):BTC・ETHが中心か、値動きの大きい銘柄が多いか。株(TSLAなど)や金(XAUT)の先物を含むトレーダーもいます
  5. フォロワーの空き:上限に達していないか

BTCCのトレーダーの行動規範は、「損切りを設定せずに損失を持ち続けて強制決済させる」「少額で極端な取引をしてデータが悪くなったらアカウントを変える」トレーダーを禁止しています。逆に言えば、そういう取引をする人もいるということです。最初は1人に集中させず、少額で2〜3人に分け、コピートレード損切りを入れて様子を見るのが安全です。コピートレードそのものの選び方はコピートレードおすすめ取引所4社の比較でも解説しています。

固定証拠金と証拠金率の違い(損失の例)

BTCCのコピートレードのモードは、固定証拠金と証拠金率(証拠金比率)の2つです。固定証拠金は「毎回同じ金額」、証拠金率は「トレーダーの金額に比例」で、トレーダーが大きく賭けたときに差が出ます。

項目固定証拠金証拠金率
1件の証拠金の決まり方自分で決めた金額(例:50 USDT)。トレーダーの金額に関係なく毎回同じトレーダーの証拠金×自分で決めた倍率(例:0.1倍)
設定できる範囲10〜100,000 USDT0.01〜100倍
同時に持てる件数最大証拠金÷1件の証拠金で計算できるトレーダーの金額で変わるため計算できない
成績の近さトレーダーの成績とずれやすいトレーダーの成績に近くなる
向いている人◎ 初めての人、1回の損失を読みたい人○ トレーダーの資金配分をそのまままねたい人
BTCCアプリのコピー管理画面。証拠金率モードで、一件のコピートレード証拠金率に0.01から100倍を入力する。各コピー取引注文の証拠金はリードトレーダーの証拠金の倍数と書かれている
証拠金率モードは「トレーダーの証拠金×倍率」(出典:BTCC公式ヘルプ「BTCC先物取引コピートレード初心者操作ガイド」の掲載画像)

同じ取引でも、損失は40 USDTと240 USDTに分かれる

ふだんは1件200 USDTの証拠金で取引するトレーダーが、ある1回だけ3,000 USDTを20倍で投入し、価格が4%逆に動いたとします。20倍で4%動くと、証拠金の80%を失います。

モードと設定ふだんの1件大きく賭けた1件その1件の損失
固定証拠金 50 USDT50 USDT50 USDT−40 USDT(約6,300円)
証拠金率 0.1倍20 USDT300 USDT−240 USDT(約37,900円)

証拠金率では、トレーダーが勝負に出た取引ほど、自分の金額も大きくなります。証拠金率を使うなら、最大コピートレード証拠金を小さめにし、コピートレード損切りを必ず入れてください。反対に固定証拠金では、トレーダーが自信のある取引で大きく張っても自分の金額は変わらないため、トレーダーより成績が良くなることも悪くなることもあります。

レバレッジが損失にどう効くかは、レバレッジ取引は何倍まで安全かのシミュレーションも参考になります。

BTCCのコピートレードのやめ方・途中解除

BTCCのコピートレードは、いつでも自分でやめられます。アプリの「マイコピートレード」→「マイトレーダー」→「コピー管理」右上の設定ボタン→「コピートレードキャンセル」で解除できます(BTCC公式ガイド)。

  1. コピートレードの画面で「マイコピートレード」を開く
  2. 「マイトレーダー」タブで、やめたいトレーダーの「コピー管理」を押す
  3. 画面右上の設定ボタン(人のアイコン)を押す
  4. 「トレーダーのコピーをキャンセル」の確認で「確認する」を押す
BTCCアプリのマイコピートレード画面のマイトレーダーのタブと、コピー管理の右上のアイコンから開くトレーダーのコピーをキャンセルの確認画面
やめ方は「マイトレーダー」→「コピー管理」右上→「確認する」(出典:BTCC公式ヘルプ「BTCC先物取引コピートレード初心者操作ガイド」の掲載画像)

確認画面には「コピートレードをキャンセル後、トレーダーの行動に沿って新規建てすることはできません」と表示されます。解除で止まるのは新しいコピーで、持っているポジションの扱いは解除の前に先物の画面で確かめてください。すぐに損益を確定したいときは、先物の画面のコピーのポジションを自分で決済します。

完全にはやめず、一時的に止めたいときは

  • 新しいコピーだけ止めたい:最大コピートレード証拠金を、今使っている額まで下げる。上限に達すると新規のコピーは止まり、フォローは続く
  • 損失が出たら自動でやめたい:コピートレード損切りを入れる。達するとフォローが自動で解除される
  • 利益分配の精算を早く済ませたい:利益分配は、そのトレーダーとのコピーのポジションがすべて決済されてから精算される(残っていると次の日に延期)

BTCCの口座そのものから資金を出したいときは、BTCCの出金方法を見てください。出金の前には、コピーのポジションの決済と、コピートレードの停止を済ませておきます。

BTCCのコピートレードの手数料と利益分配

BTCCのコピートレードでかかるお金は、①先物の取引手数料、②利益が出たときの利益分配、③無期限先物の資金調達率(ファンディング)の3つです。コピートレードに別の利用料はかかりません。

取引手数料:通常の先物と同じ

BTCCの利用規約は、コピートレードの取引に通常の取引と同じ基準の手数料をかけると定めています。2026年10月17日時点の先物の手数料は次のとおりです。

VIPレベルテイカーメイカー条件の例
VIP00.055%0.03%—
VIP10.05%0.025%総資産200 USDT以上など

たとえば1件50 USDT・10倍(建玉500 USDT)のコピーが成行で建てて成行で決済すると、手数料は0.55 USDT(約87円)です。証拠金50 USDTに対して1往復で1.1%になり、月に60回取引するトレーダーなら手数料だけで33 USDT(約5,200円)かかります。取引の多いトレーダーをコピーするほど、手数料が成績を押し下げます。ほかの取引所との手数料の比較はコピートレード4社の比較にあります。

利益分配:公式は10〜15%、実際の率はトレーダーごとに見る

BTCC公式FAQでは、フォロワーはコピートレードの利益の10〜15%をリードトレーダーに分配し、率はトレーダーの直近30日の平均コピー規模に応じて決まるとしています。ところが、フォロワー数上位100人の公開データを2026年10月9日に確かめると、次のとおりでした。

利益分配率人数(上位100人中)
10%65人
15%29人
12%3人
30%2人
0%1人

公式FAQの範囲(10〜15%)の外の率のトレーダーもいるため、コピーする前に、そのトレーダーの「利益分配率」の表示を必ず確かめてください。コピーを始めた後は、「マイトレーダー」の各トレーダーの欄に利益分配率が表示されます。

BTCC公式ヘルプのコピートレードのよくある質問。フォロワーはコピートレードの利益の10%から15%をリードトレーダーに分配すると書かれている
公式FAQでは利益分配は10〜15%。実際の率はトレーダーごとの表示で確かめる(出典:BTCC公式ヘルプ「BTCCコピートレード・よくあるご質問」、2026年10月撮影。10月15日更新の版でも同じ記載であることを10月17日に確認)

利益分配は「先に多めに引いて、毎日1時に精算」

BTCCの利益分配は、利益が出た注文ごとにいったん差し引かれ、1日の終わりにその日の損益の合計で計算し直されます。損益の計算は毎日1時〜翌日0時59分59秒(日本時間)で、精算は毎日1時に行われます。公式FAQの例(分配率10%)を円にすると次のとおりです。

項目USDT円(1USDT=約158円)
その日の注文ごとの損益+200、−50、+300、−500、+500、+100—
その日の純損益+550約86,900円
利益の出た注文ごとに先に差し引かれた額110約17,400円
実際の分配額(550×10%)55約8,700円
精算で自分に戻る額55約8,700円

注文が終わった直後に「思ったより引かれている」と感じても、精算の後に戻ってくることがあります。ただし、そのトレーダーとのコピーのポジションが1つでも残っていると、精算は次の周期に延期されます。

BTCCのコピートレードの税金

BTCCのコピートレードで出た利益は、自分で取引したときと同じく、原則として雑所得(総合課税)になります。所得税と住民税を合わせて最大55%の税率がかかり、会社員は給与以外の所得が年20万円を超えると確定申告が必要です。

ポイント中身
所得の種類雑所得(総合課税)。給与などと合算して税率が決まる
円への換算USDTでの損益も、取引した時点の円に換算して計算する
損失ほかの暗号資産の雑所得とは相殺できるが、給与とは相殺できず、翌年に繰り越せない
記録BTCCのWeb版の「口座履歴」(資金記録)と「マイページ」→「取引報告書」からダウンロード(アプリは非対応)

たとえば課税所得が330万〜695万円の会社員(所得税率20%)が、コピートレードで年間30万円の利益を出すと、所得税(復興特別所得税を含め約20.42%)と住民税10%で約9.1万円の税金がかかります。利益分配で差し引かれた分を含めた損益の計算に迷うときは、税務署か税理士に確認してください。

BTCCの取引報告書のダウンロードはWeb版だけで、期間などの条件は画面の表示に従います。年に1回以上は保存しておきましょう。海外取引所の税金の考え方は海外取引所の税金と確定申告のやり方、申告の手順は仮想通貨の確定申告のやり方で解説しています。

BTCCのコピートレードのよくある質問

BTCCのコピートレードはいくらから始められますか?

BTCCのコピートレードは、固定証拠金モードなら1件10 USDT(約1,600円)から設定できます。ただし、1件の証拠金×レバレッジが通貨ペアの最低取引額に届かないとコピーが失敗します。BTCのコピーを考えるなら、10倍のトレーダーで1件30 USDT以上が目安です(公式ヘルプの例、最低取引額300 USDTの場合)。

BTCCのコピートレードは放っておいても大丈夫ですか?

BTCCのコピートレードは自動で売買されますが、損失も自動で膨らむため、放っておいてよい仕組みではありません。BTCCの利用規約も、コピートレードの損失は利用者の負担で、遅延による失敗や高いコストが生じうると書いています。コピートレード損切りを入れ、少なくとも数日に1回は「マイコピートレード」で損益を確かめてください。

トレーダーが損切りしないとどうなりますか?

トレーダーが損切りしないと、コピーしている自分のポジションも損を抱えたまま残ります。自分で「コピートレード損切り」や「1ポジションの損切」を入れておけば、トレーダーの判断とは別に、決めたところで止められます。

トレーダーが強制決済されたら、自分も強制決済されますか?

強制決済は口座ごとに判定されます。BTCCの強制決済のルールでは、自分の先物口座の残高が使っている証拠金の40%を下回ると、自分のポジションが強制決済されます。トレーダーと口座の残高が違うため、同じタイミングになるとは限りません。トレーダーの決済そのものはコピーされます。

BTCCのコピートレードで損失は入金額を超えますか?

BTCCは、強制決済の後に残高がマイナスになっても利用者に請求しないと公式ヘルプに書いています(追証なし)。損失の上限は先物口座の残高ですが、クロスマージンでは口座の残高全体が使われるため、1件に設定した証拠金を超えて減ることはあります。

途中で金額を変えられますか?

BTCCのコピートレードは、始めた後でも1件の証拠金と最大証拠金を変えられます。コピートレード損切りの変更はすぐに反映され、それ以外の変更は次のコピー取引から反映されます。

コピートレードの評判は?怪しくないですか?

BTCCは2011年設立の取引所で、金融庁・関東財務局の警告リストには載っていません(2026年10月17日確認)。BTCCの公式ページは、コピートレーダーが60万人以上、成功した取引が2億2,000万件以上と公表しています。一方で、公開データでは直近30日に取引したトレーダーの多くがマイナスで、コピーすれば勝てるものではありません。取引所の評判と安全性の検証はBTCCの評判の記事にまとめています。

デモ取引でコピートレードを試せますか?

BTCCには10万USDTの仮想資金で先物を試せるデモ取引がありますが、デモでコピートレードを使えるかは、公式ヘルプに記載が見当たりません(2026年10月17日時点)。本番で試すなら、1件の証拠金を小さくし、コピートレード損切りを入れて始めてください。

初めてのコピートレードの損失を補填するキャンペーンはありますか?

BTCCの先物コピートレードのページには、2026年10月9日時点で「新規コピートレードユーザー限定 初回コピートレードをサポートします!」という案内が表示されています。期間・上限額・条件はキャンペーンページで変わるため、参加する前に公式の条件を確かめてください。

「スマートコピートレード」とは違いますか?

BTCCは2025年11月に、先物の「Futures Pro」向けに、トレーダーの資金配分に合わせて自動で比例配分する「スマートコピートレードモード」を発表しています。この記事は、BTCC公式ヘルプ(2026年9月1日更新)が案内している通常の先物コピートレード(固定証拠金・証拠金率の2モード)を対象にしています。

まとめ:BTCCのコピートレードは「損切りを入れてから」始める

  • BTCCのコピートレードは、トレーダーの先物の売買を自動でまねる機能。最大10人までフォローでき、日本居住者も使える
  • 始め方は、入金→トレーダーを選ぶ→1件の証拠金と最大証拠金→詳細設定で損切り→保存
  • 「コピートレード損切り」は初期設定で未設定。必ず金額を入れる。最大証拠金は損失の上限ではない
  • 初めてなら固定証拠金。証拠金率はトレーダーが大きく賭けると損失も大きくなる
  • 公開データでは、直近30日に取引したトレーダーの65%がマイナス。勝率とフォロワー数だけで選ばない
  • 利益分配は公式で10〜15%だが、実際はトレーダーごとに違う。手数料は通常の先物と同じ
  • やめ方は「マイトレーダー」→「コピー管理」→設定→「コピートレードキャンセル」

BTCCのコピートレードは、設定さえ先に済ませれば、自分で決めた範囲で損失を止めながら使える仕組みです。最初は少額で始め、損益とトレーダーの動きを見てから金額を決めてください。

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本記事のデータは2026年10月9日時点のものです(公式ヘルプ・手数料・コピートレードを使えない地域・金融庁と関東財務局の一覧は、2026年10月17日に確認し直しました)。主な出典:BTCC公式サポートセンター(先物コピートレードとは?・コピートレード利用規約及びガイド・コピートレードよくあるご質問(日本語版・英語版)・先物取引コピートレード初心者操作ガイド・コピートレード失敗の原因・リードトレーダー行動規範・先物強制決済ルール・資金記録と取引報告書)、BTCC公式「先物コピートレード」ページと公開データ、BTCC公式「手数料」ページの公式データ、金融庁・関東財務局の公表資料。書き手:Coin Map編集部。

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