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NEAR Intentsハッキングの約380万ドルが全額返還、入出金はいつ再開?資金は大丈夫か・今やること【10月3日最新】

NEAR Intentsのハッキングで入出金の橋が壊れ、修理中のイメージイラスト 詐欺・トラブル対処

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「NEAR Intentsがハッキングされたって本当?」「HOT Walletやnear.comに入れている資金は大丈夫?」「BSCやTONの入出金が止まっているけど、いつ戻るの?」

チェーンをまたいで仮想通貨(暗号資産)を交換できる仕組みNEAR Intents(ニア・インテンツ)は、2026年10月1日(日本時間)、セキュリティ事故で約380万ドル(約6億円)を失ったと公式Xで発表しました。流出した資金は、翌10月2日23時30分(日本時間)に全額返還されています。この記事では、NEAR Intents公式Xの発表、公式のステータスページの記録、ブロックチェーン調査者ZachXBT氏の投稿をもとに、何が起きたのか、自分の資金はどうなるのか、今なにをすべきかを整理します。

この記事の結論(2026年10月3日10時 日本時間 時点)

  • NEAR Intentsから流出した約380万ドル(約6億円)は、2026年10月2日23時30分(日本時間)に全額返還されました。NEARの共同創業者とNEAR IntentsのGM(責任者)がXで発表し、NEAR Intentsは調査を打ち切りました。原因は、入出金の仕組み「Omni」とNEAR Intentsのスマートコントラクトの組み合わせで起きたバグで、悪用されたのはBSC上のUSDTに限られます。
  • 止まっていた11チェーン(BSC・Polygon・TON・Optimism・Avalanche・Stellar・Monad・X Layer・ADI・Scroll・Plasma)の障害は、公式ステータスページでは、遅くとも10月3日6時57分(日本時間)までに「解決済み」になりました。ただしStellarは7時26分から改めて障害中で、公式Xでの「入出金を再開した」という発表は、10月3日10時時点で確認できていません。
  • NEARのブロックチェーン本体とNEARトークンは、事故の間も影響を受けていません(NEAR Protocol公式)。NEAR Intentsとnear.comも動いています。
  • 今やることは、①11チェーンの資産を動かすときは、まず少額で試す、②「補償を受け取る」「返還された資金を受け取る」というサイトやDMを無視する、③ウォレットの接続や署名を求められても応じない、の3つです。利用者に申請などを求める公式の発表はありません。

最新状況(随時更新)

流出額約380万ドル(公式の暫定値)
返還全額返還(10月2日23時30分 日本時間。NEAR共同創業者が発表。調査は打ち切り)
補償全額補償と表明していた。返還後、利用者に申請を求める発表はなし
入出金(11チェーン)ステータスページ上は解決済み(10月3日朝)。Stellarは7時26分から再び障害中。公式Xでの再開の発表は未確認
NEAR Intents全体稼働中
NEARのチェーン影響なし・停止なし(NEAR Protocol公式)
詳しい報告書未公開(10月1日に「数日のうちに公開」と説明。返還後の新しい説明はなし)
確認時刻2026年10月3日10時(日本時間)

NEARは、OKJの取引所(板)では扱っていません(OKJの公開API、2026年10月20日8時38分確認)。NEARを扱う国内の取引所は、下の「NEARはどこで買える?」の節で紹介しています。今回の件とは別に、ビットコインやイーサリアムなどを、金融庁に登録された国内の取引所で日本円で売買・保管したい人は、OKJも選べます。OKJ(オーケーコイン・ジャパン株式会社、関東財務局長 第00020号)は、金融庁の暗号資産交換業者登録一覧に載っている登録業者です(令和8年9月30日現在版、2026年10月20日確認)。「補償を受け取る」「返還された資金を受け取る」ために口座開設やウォレットの接続を求められたら、下のボタンを押さず、先に警察相談専用電話(#9110)に相談してください。

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NEAR Intentsで何が起きた?約380万ドルが流出し、11チェーンの入出金が停止

NEAR Intentsでは、2026年10月1日(日本時間)に入出金の仕組みのバグを突かれ、約380万ドルが流出しました。NEAR Intentsの公式Xが日本時間10月1日21時53分に発表し、損失は全額補償すると表明しています。

公式の説明では、原因は「Omni(オムニ)」の入出金の仕組みと、NEAR Intentsのスマートコントラクト(ブロックチェーン上で自動で動くプログラム)とのやりとりにあったバグです。コントラクト側の欠陥はすでに修正済みだと説明しています。

止まった11チェーンは、NEAR Intentsの公式ドキュメントで「HOT Bridge」(HOT Protocolが提供する「HOT/Omni」の仕組み)の対応チェーンとして挙げられている11チェーンと、そのまま一致します。公式ステータスページにも、10月1日17時18分から「hot bridge」の障害が記録されています。ただし、公式Xは原因としてHOTの名前を挙げておらず、HOT側の声明も10月2日11時30分時点で出ていません。

NEARには、名前の似た「Omni Bridge」という別のブリッジもあります。こちらはNear Oneが運営し、Ethereum・Base・Arbitrum・Solana・Bitcoinなどの入出金に使われる仕組みで、HOT Bridgeとは別物だと公式ドキュメントは説明しています。Ethereum・Base・Arbitrum・Solana・Bitcoinは、止まった11チェーンに入っていません。(BNB Chainは両方の対応チェーンに入っていますが、今回は停止の対象です。)

NEAR Intents公式Xの発表。損失約380万ドルを全額補償、11チェーンの入出金がさらに約12時間停止と書かれた箇所に赤枠
NEAR Intents公式Xの発表(2026年10月1日21時53分 日本時間)。赤枠は「損失は約380万ドルで全額補償する」と「BSC・Polygon・TONなどの入出金はさらに約12時間止まる」の部分。出典:NEAR Intents公式X

NEAR Intents公式Xの投稿(英語)の要点を、日本語でまとめると次のとおりです。

・本日、セキュリティ事故を検知したため、NEAR Intentsのサービスを止めた。原因は、Omniの入出金インフラとNEAR Intentsのスマートコントラクトとのやりとりにあったバグ
・暫定の報告では、損失の合計は約380万ドル。この資金は全額補償する
・コントラクト側の脆弱性は修正済み。NEAR Intentsとnear.comは約1時間で再開する見込み
・BSC、Polygon、TON、Optimism、Avalanche、Stellar、Monad、LayerX、Adi、Scroll、Plasmaの入出金は、Omni側の修正が終わるまで、さらに約12時間止まる
・これらのチェーンの資産をNEAR Intentsの中(例:HOT Walletやnear.com)に持っている人は、NEAR Intentsの再開後(約1時間後)に、ほかの資産へ交換できる
・法執行機関に通報済み。セキュリティ企業・ブロックチェーン分析企業と協力して資金を追跡し、回収を目指す。詳しい報告は数日のうちに公開する

出典:NEAR Intents公式X(2026年10月1日12時53分 UTC)を当サイトで日本語に要約

投稿にある「LayerX」は、公式のステータスページでは「X Layer」(OKXが開発するチェーン)と表示されています。この記事では「X Layer」と書きます。

続報:NEARの共同創業者とNEAR Protocol公式の説明

NEARの共同創業者Illia Polosukhin(イリア・ポロスヒン)氏は、悪用されたのは「BSC上のUSDT」に限られ、影響を受けた利用者全員に全額補償すると説明しました。同氏が日本時間10月2日0時50分ごろ、個人のXに投稿した内容の要点は次のとおりです。

・NEAR Intentsで380万ドルが悪用された。NEAR IntentsのAIによる監視の仕組み「SHIELD」が異常を検知し、NEAR Intentsは一時停止された
・影響を受けた利用者全員に全額補償する
・攻撃者は、Omniの入出金とNEAR Intentsのコントラクトのやりとりにあったバグを悪用した。対象はBSC上のUSDTに限られる。脆弱性は検知から1時間以内に修正した
・NEAR Intentsとnear.comは、影響を受けた一部のチェーンを除いて、すでに再開している
・NEARのブロックチェーン本体、NEARトークン、NEAR上のほかのアプリは影響を受けていない
・NEAR Intentsにとって初めての大きな被害。事後検証(ポストモーテム)を行い、NEARのコントラクトの形式検証(プログラムの正しさを数学的に確かめる仕組み)もリリースの手順に入れる

出典:Illia Polosukhin氏(NEAR共同創業者)のX(2026年10月1日15時50分 UTC)を当サイトで日本語に要約

続いてNEAR Protocolの公式Xも、日本時間10月2日1時33分に「NEARのブロックチェーンは正常に動いている。今回の事故は、NEAR ProtocolやNEARトークンの脆弱性によるものではない。ネットワークは停止することなく、ブロックの生成と取引の処理を続けている」と投稿しています。ただし、NEAR Intents公式の詳しい報告書と、補償の具体的な方法は、10月2日11時30分時点でまだ出ていません。

10月2日9時18分には、NEAR IntentsのGM(責任者)Alex Shevchenko(アレックス・シェフチェンコ)氏が個人のXで攻撃者に向けて「あなたを特定した」と書き、資金の返還を求めました。ビットコイン・BNB/イーサリアム・ソラナの返金先アドレスを示し、「責任ある開示(見つけた弱点を報告して資金を返す仕組み)を使える最後の機会で、48時間たつと閉じる」としています。期限は日本時間10月4日9時18分ごろでしたが、資金はその前の10月2日23時30分に全額返還されました(後述)。犯人の名前や、捜査機関・取引所と連携しているかどうかは書かれていません。示された返金先アドレスは攻撃者に向けたもので、利用者が送金するものではありません。

これより前の10月2日0時08分には、ブロックチェーンのセキュリティ企業PeckShieldが、ZachXBT氏が報告した流出を取り上げたうえで、「攻撃者のアドレスは、北朝鮮のハッカー集団Lazarus Group(ラザルス)のラベルが付いたアドレスとやり取りしたことがある」と投稿しています。これはPeckShieldによる「やり取りがある」という指摘で、北朝鮮の犯行と断定されたわけではありません。NEAR IntentsとNEARの公式は、犯人が誰かについて説明していません(10月2日11時50分時点)。

【10月3日の続報】流出した資金は戻った?約380万ドルが全額返還、調査は打ち切り

NEAR Intentsから流出した約380万ドルは、2026年10月2日23時30分(日本時間)に全額返還されました。NEARの共同創業者Illia Polosukhin氏が、10月3日2時24分(日本時間)にXで返還の時刻(14時30分 UTC)とともに明らかにしました。それより前の10月3日0時52分には、NEAR IntentsのGM、Alex Shevchenko氏が「380万ドルは全額送り返された。調査を打ち切る」と投稿しています。NEAR Intentsの公式Xも、10月3日3時53分に返還と調査の終了を発表しました。

・(Shevchenko氏、10月3日0時52分)NEAR Intentsのハッキングで流出した380万ドルは、全額送り返された。調査を打ち切る。サービスを妨げるのではなく、バグ報奨金制度を使ってほしい
・(Polosukhin氏、10月3日2時24分)AIによる監視の仕組み「SHIELD」と調査によって、NEAR Intentsのチームは事故から24時間たたずに責任のある相手を特定し、連絡を取り、14時30分(UTC)に資金を全額取り戻した
・(同)弱点を探すセキュリティ研究者は、バグ報奨金制度を使ってほしい
・(同)今回の件から多くを学んだ。セキュリティの仕組みを強くする作業をすでに始めている

出典:Alex Shevchenko氏(NEAR Intents GM)のX(2026年10月2日15時52分 UTC)、Illia Polosukhin氏(NEAR共同創業者)のX(2026年10月2日17時24分 UTC)を当サイトで日本語に要約

流れを整理すると、GMが10月2日9時18分に返還を求め、22時22分には特定のアドレスの持ち主に向けて「協力してくれることに感謝する」と書いた暗号化メッセージを投稿し、その約1時間後の23時30分に資金が戻りました。返還した相手の名前、報奨金を払ったかどうか、詳しい報告書をいつ出すかは、10月3日10時時点で公表されていません。PeckShieldが指摘した北朝鮮のLazarus Groupとの関係も、確認も否定もされていません。

利用者への影響では、公式はもともと「損失は全額補償する」と表明しており、返還のあとも、利用者に申請や操作を求める発表はありません。「返還された資金を受け取る」「補償を申請する」とうたうサイトやDMは、詐欺と考えてください。

発覚から返還までの時系列(日本時間)

NEAR Intentsの公式ステータスページには、障害が始まった時刻が記録されています。最初の障害はBSC(BNB Smart Chain)で、発表の約5時間前の17時07分に記録されていました。

日時(日本時間)出来事出典
10月1日 17時07分BNB Smart Chainで障害が始まる公式ステータスページ
17時18分「hot bridge」(HOT Bridge、11チェーンとの入出金に使う仕組み)で障害が始まる公式ステータスページ
17時27分〜29分Polygon・TON・Avalanche・Optimism・Plasma・Scroll・Stellar・ADI・X Layerでも障害が始まる公式ステータスページ
19時31分〜40分Monadを含む11チェーンで、チェーンとNEAR Intentsの両方の障害が記録される公式ステータスページ
21時53分公式Xが流出(約380万ドル)と全額補償を発表NEAR Intents公式X
22時02分ZachXBT氏が、BSCのホットウォレットからの不正な送金と、資金の行き先を投稿ZachXBT氏のTelegram
10月2日 0時08分PeckShieldが、攻撃者のアドレスは北朝鮮のLazarus Groupのラベルが付いたアドレスとやり取りしたことがあると投稿(北朝鮮の犯行とは断定されていない)PeckShieldのX
10月2日 0時50分NEAR共同創業者のIllia Polosukhin氏が、悪用はBSC上のUSDTに限られ、NEAR Intentsとnear.comは一部チェーンを除き再開済みと投稿同氏のX
10月2日 1時33分NEAR Protocol公式が、NEARのブロックチェーンとNEARトークンに脆弱性はなく、ネットワークの停止もないと投稿NEAR Protocol公式X
10月2日 9時18分NEAR IntentsのGM、Alex Shevchenko氏が「攻撃者を特定した」とし、48時間以内(10月4日9時18分ごろまで)の資金の返還を求める(犯人の名前は示していない)同氏のX
10月2日 10時ごろ公式の「約12時間」をもとにした、11チェーンの入出金の再開の目安公式Xから当サイトが計算
10月2日 11時30分目安を過ぎても、11チェーンは「障害中」のまま公式ステータスページ
10月2日 22時22分GMのShevchenko氏が、特定のアドレスの持ち主に向けて「協力してくれることに感謝する」と書いた暗号化メッセージを投稿同氏のX
10月2日 23時30分流出した約380万ドルが全額返還されるPolosukhin氏のX(14時30分 UTCと説明)
10月3日 0時52分GMのShevchenko氏が「全額送り返された。調査を打ち切る」と投稿同氏のX
10月3日 3時53分NEAR Intents公式Xも、返還と調査の終了を発表NEAR Intents公式X
10月3日 6時57分まで遅くともこの時刻までに、11チェーンの障害が「解決済み」に変わる(一覧で時刻が分かる9チェーンは6時56〜57分。BSCとX Layerの時刻は不明)公式ステータスページ
10月3日 7時26分Stellarで改めて障害が記録される(10時時点も障害中)公式ステータスページ

流出したお金はどこへ?ZachXBT氏の調査

ブロックチェーン調査者として知られるZachXBT氏は、自身のTelegramチャンネルで次のように報告しています(日本時間10月1日22時02分)。

  • NEAR IntentsのBSC上のホットウォレット(ネットにつながった出金用の財布)から、何度か不審な送金があり、380万ドル以上が流出した
  • そのホットウォレットは、その後、取引の処理を止めている
  • 流出した資金は、すぐに取引所KuCoinへ送られ、ビットコインのチェーンへ移された

KuCoinへの送金は、ZachXBT氏が本人のチャンネルで書いている内容で、米CoinDeskも同氏の調査として報じています。KuCoin側の関与や不正を示すものではなく、KuCoinはこの件について説明していません。NEAR Intentsの公式も、資金の行き先についてはまだ説明していません。資金はその後、10月2日23時30分に全額返還されましたが(前述)、返還した相手の名前は明かされていません(10月3日10時時点)。PeckShieldは、攻撃者のアドレスが北朝鮮のLazarus Groupのラベルが付いたアドレスとやり取りしたことがあると指摘していますが、北朝鮮の犯行とは断定されていません。

被害額は資料によって違う?

被害額は、公式・調査者・大手メディアとも「約380万ドル」でそろっています。公式の数字は「暫定の報告」なので、詳しい報告書で変わる可能性があります。

発信元被害額補足
NEAR Intents公式X約380万ドル暫定の報告。全額補償と表明
ZachXBT氏(Telegram)380万ドル以上BSCのホットウォレットからの流出として報告
CoinDesk(米メディア)約380万ドル公式発表とZachXBT氏の投稿を引用

NEAR Intentsとは?HOT Walletやnear.comとの関係

NEAR Intentsは、ブリッジ(チェーン間の橋渡し)を自分で操作しなくても、別のチェーンの仮想通貨にそのまま交換できる仕組みです。利用者が「このトークンを、あのチェーンのこのトークンに替えたい」という希望(インテント)を出すと、ソルバーと呼ばれる独立した業者が最も良い条件で取引を成立させます。

NEAR Intentsは、自社のアプリnear.comのほか、HOT Walletなど多くのウォレット・アプリの「裏側」で使われています。公式Xは9月だけでも、Brave Wallet、THORWallet、Mane Walletなどとの連携や、Unstoppable Walletへの組み込みを発表しています。自分では「NEAR Intents」を使っているつもりがなくても、ウォレットのスワップ(交換)機能を通して使っている場合があります。

米CoinDeskによると、NEAR Intentsはこれまでに35のブロックチェーンで合計300億ドル以上の取引を処理してきました。9月29日に米国で上場したNEARの現物ETF(後述)の公式ページでも、NEARの中心的なサービスとして紹介されています。

NEAR Intentsに置いている資金は大丈夫?影響を受ける人・受けない人

流出した約380万ドルは10月2日夜に全額返還され、公式はもともと全額補償も表明していたため、NEAR Intentsの中に置いた資金がこの流出で減ったと考える必要はありません。止まっていた11チェーンの入出金も、公式ステータスページでは10月3日朝に解決済みになりました(Stellarは10時時点で障害中)。

自分がどのケースに当てはまるかを、次の表で確認してください。

あなたの状況影響今やること
HOT Walletやnear.comの中に、11チェーン(BSC・TONなど)の資産を置いている一部あり
(Stellarは障害中)
公式ステータスページで自分のチェーンが障害中の一覧にないかを見てから、まず少額で出金を試す。Stellarは障害が消えるまで待つ
11チェーンからNEAR Intentsへ入金した、またはNEAR Intentsから11チェーンへ出金したが、まだ届いていないあり
(遅れの可能性)
取引のハッシュ(送金ID)を控える。何度も送り直さない。ステータスページ上は解決済みなので、しばらく待っても届かなければ、使ったアプリの公式サポートへ
NEAR Intentsを使うウォレット(Brave Wallet、THORWalletなど)のスワップ機能を使いたい一部あり11チェーンが絡む交換は少額から試す。Stellarが絡む交換は障害が消えるまで避ける。各ウォレットの公式の告知も確認する
NEARトークンを自分のウォレット(NEARのチェーン上)で持っているだけ影響なし
(NEAR公式)
何もしなくてよい。価格は下がっている(後述)
取引所(MEXC・国内取引所など)でNEARを持っているだけ影響なし
(NEAR公式)
何もしなくてよい。価格の変動に注意

NEAR Intentsを使うSweat Walletのアプリ内の交換(Trade)については、Sweat Walletの終了の記事で、使えないときの代わりの方法を書いています。

NEARのブロックチェーン本体がハッキングされたの?

NEARのブロックチェーン本体はハッキングされていません。NEAR Protocolの公式Xは10月2日1時33分(日本時間)、今回の事故はNEAR ProtocolやNEARトークンの脆弱性によるものではなく、ネットワークは停止せずにブロックの生成と取引の処理を続けていると説明しました。公式が原因として挙げたのは、Omniの入出金の仕組みとNEAR Intentsのコントラクトの組み合わせにあったバグです。止まったのは、11チェーンとの入出金に使うHOT Bridge(HOT/Omni)の対応チェーンです。

NEAR Intents、NEARのブロックチェーン、NEARトークンの関係を整理すると、次のとおりです。

名前何か今回の事故との関係
NEAR IntentsNEARの上で動く、チェーンをまたいだ交換の仕組み事故の当事者(約380万ドルの損失)
HOT Bridge(HOT/Omni)HOT Protocolが提供する、11チェーン(BSC・TONなど)とNEAR Intentsの間の入出金の仕組み10月1日から止まっていた入出金の仕組み(対応チェーンが、止まっていた11チェーンと一致。公式Xは原因としてHOTの名前を挙げていない)
Omni BridgeNear Oneが運営する、Ethereum・Base・Arbitrum・Solana・Bitcoinなどとの入出金の仕組みHOT Bridgeとは別の仕組み。ETH・Base・Arbitrum・SOL・BTCは停止の対象外
NEARのブロックチェーンNEAR Intentsが動いている土台影響なし・停止なし(NEAR Protocol公式)
NEARトークンNEARのブロックチェーンで使う仮想通貨価格が下がった(後述)
NEAR Intents公式ドキュメントのHOT Bridgeの節。対応チェーンBNB・Polygon・Optimism・Avalanche・Scroll・Monad・TON・Stellar・LayerX・Adi・Plasmaに赤枠
NEAR Intentsの公式ドキュメント「Token Bridges」のHOT Bridgeの節(2026年10月2日取得)。赤枠の対応チェーンは、入出金が止まった11チェーンと同じ。Ethereum・Solana・Bitcoinなどが使う「Omni Bridge」は別の節に書かれた別の仕組み。出典:NEAR Intents Docs

NEAR Intentsの入出金はいつ再開する?

11チェーンの入出金の障害は、公式ステータスページでは、遅くとも2026年10月3日6時57分(日本時間)までに「解決済み」になりました。一覧で時刻が分かる9チェーン(Monad・TON・Polygon・Avalanche・Optimism・Stellar・Scroll・ADI・Plasma)は6時56〜57分に解決済みになり、BSCとX Layerは解決した時刻が分かりませんが、10時時点で障害中の一覧にありません。公式の発表(10月1日21時53分)では「さらに約12時間」の見込みでしたが、実際には発表から約33時間かかった計算です。ただし、Stellarは10月3日7時26分から改めて障害が記録されていて、10時時点でも続いています。また、公式Xで「入出金を再開した」という発表は、10月3日10時時点で確認できていません。

公式が示した再開の見込みは、2段階に分かれています。

対象公式の見込み日本時間の目安
NEAR Intentsとnear.com(全体)発表から約1時間で再開再開済み(共同創業者が10月2日0時50分ごろに説明。公式ステータスページに全体の障害の記録なし)
BSC・Polygon・TON・Optimism・Avalanche・Stellar・Monad・X Layer・ADI・Scroll・Plasmaの入出金Omni側の修正が終わるまで、さらに約12時間遅くとも10月3日6時57分までに、ステータスページ上で解決済み(Stellarは7時26分から再び障害中。公式Xでの再開の発表は10月3日10時時点で未確認)

ステータスページの「解決済み」は運営側の表示で、実際の入出金が安定しているかは、使ってみるまで分かりません。11チェーンの資産を動かすときは、まず少額で試し、届いたことを確かめてから残りを送ってください。今の状態は、次の公式ステータスページで確かめられます。

NEAR Intentsの公式ステータスページ。進行中の障害はStellarだけで、hot bridgeやPlasmaなどは最近解決した障害の一覧に移っている
NEAR Intentsの公式ステータスページ(2026年10月3日10時18分ごろ 日本時間に取得)。赤枠の「Ongoing Incidents(進行中の障害)」に残るのはStellarだけで、10月1日から続いていた各チェーンの障害は「Recently Resolved Incidents(最近解決した障害)」に移った。出典:NEAR Intents Shield Status
  1. 公式ステータスページ(partners.near-intents.org/shield/status)を開く
  2. 「Ongoing Incidents(進行中の障害)」に、自分が使うチェーンの名前があるかを見る
  3. 名前が「Recently Resolved Incidents(最近解決した障害)」に移っていれば、そのチェーンは復旧済み
  4. あわせて、NEAR Intents公式X(@near_intents)の最新の投稿を確認する

11チェーンの入出金が止まっていた間、公式は「NEAR Intentsの再開後は、11チェーンの資産をほかの資産に交換できる」と説明していました。今もStellarの資産を急いで動かしたい場合は、NEAR Intentsの中で、止まっていないチェーンの資産(たとえば別のチェーンのUSDT)に交換してから出金する方法があります。交換には手数料と価格の差がかかるので、少額で試してから進めてください。

補償はどう受ける?偽の補償サイトに注意

流出した約380万ドルは10月2日23時30分(日本時間)に全額返還されました。公式はもともと「損失は全額補償する」と表明していましたが、利用者に申請などを求める発表は、10月3日10時時点でありません。NEAR Intentsは調査を打ち切ったと発表しており、10月1日に「数日のうちに」公開するとしていた詳しい報告書について、新しい説明はありません。

決まっていること(公式Xとステータスページで確認)まだ決まっていないこと
流出した資金は10月2日23時30分に全額返還。調査は打ち切り返還した相手の名前、報奨金を払ったかどうか
損失は全額補償すると表明していた(10月1日)利用者向けの補償の手続き(返還後、申請を求める発表はない)
コントラクト側の脆弱性は修正済み詳しい報告書を出すか、その時期
11チェーンの障害は、ステータスページ上で解決済み(10月3日朝)公式Xでの入出金の再開の発表(Stellarは障害中)

流出の直後は、被害者を狙った便乗の詐欺が必ずと言っていいほど出てきます。「補償を受け取る」「資産を復旧する」という名目で、ウォレットの接続や署名、シードフレーズ(復元用の12語・24語)の入力を求めるサイトやDMは、詐欺と考えてください。

よくある手口と、見分け方は次のとおりです。

便乗詐欺の手口見分け方・対処
「NEAR Intents補償の受け取りページ」と称する偽サイトへの誘導(Xの返信・広告・DM)リンクを開かない。補償の案内は公式X(@near_intents)から出たものだけを信じる
公式を名乗るアカウントやサポートからのDM公式がDMで補償を案内すると発表した事実はない。返信しない
「資金の取り戻し」をうたう業者(有料の回収代行)先にお金を払わせる業者は二次被害の入口。払わない
「ウォレットを接続して資産を確認」と求めるサイト接続・署名した時点で資産を抜かれるおそれ。接続しない

もし怪しいサイトでウォレットを接続したり、署名したりしてしまった場合は、すぐにrevoke.cashで承認(許可)を取り消す方法を確認し、残っている資産を別のウォレットへ移してください。仮想通貨の詐欺・出金停止の最新の一覧と相談先は、仮想通貨の詐欺・出金停止・金融庁警告の一覧にまとめています。

最近のハッキングと比べると、NEAR Intentsの事故はどのくらい?

9月下旬から、仮想通貨のサービスで大きな事故が続いています。NEAR Intentsの流出額は、Bitgetの約100分の1です。共通しているのは、どの運営も「補償する」「影響はない」と発表したあとに、詳しい続報を出している点で、続報を待ってから動くのが基本です。

サービス何が起きた被害額補償止まったもの
NEAR Intents
(10月1日)
入出金の仕組みのバグを突かれた約380万ドル流出した資金が全額返還された(10月2日)11チェーンの入出金(10月3日朝にステータスページ上で解決済み)
MetaMask
(9月30日UTC)
インフラの一部に影響する事故公表なし—(ウォレットや資金に影響の形跡はないと説明。10月3日にConsensys創業者が声明)ステーキングの一部のバリデーターを退出
Bitget
(9月24日UTC)
ホットウォレットなどから不正送金約3億8,750万ドルユーザー保護基金で全額カバーと発表出金(10月2日に段階的な再開を完了)

それぞれの詳しい経緯は、Bitgetハッキングの記事とMetaMaskのセキュリティ事故の記事で解説しています。10月17日には、Cysic(CYS)のブリッジでも1,000万CYSが不正に発行され、ブリッジが止まりました(Cysicのハッキング:自分のCYSは大丈夫?)。

NEARが下落した理由は?値動きと今後の予定

NEARは10月1日の夕方から下げ、10月2日8時ごろには約4.78ドルまで下がりました。11時30分時点は約4.93ドル(約780円)で、24時間では約5%安です。同じ24時間にビットコインは+1.7%、イーサリアムは+0.8%と上がっているため、相場全体の下げではなく、NEAR固有の動きです。

NEAR(ニア)の価格チャート。10月1日夕方から下げ、10月2日昼の時点で24時間比約5%安
NEARの価格チャート(1日、2026年10月2日11時44分 日本時間に取得)。10月1日夕方から下げて5ドルを割り込み、24時間の変化率は赤枠のとおり。出典:CoinMarketCap
日時(日本時間)NEARの価格できごと
10月1日 15時5.49ドルこの日の高値圏
10月1日 17時5.29ドルBSCで障害が始まる(17時07分)
10月1日 22時5.09ドル公式が流出を発表(21時53分)
10月2日 0時4.85ドル5ドルを割り込む
10月2日 8時4.78ドルこの間の安値(1時間ごとのデータ)
10月2日 11時30分4.93ドル公開前の確認時点

15時の5.49ドルから10月2日8時の4.78ドルまで、約13%下がった計算です(CoinGeckoの1時間ごとのデータ)。ただし、下げ始めは障害が記録される17時より前の15時ごろからで、流出だけが下落の理由とは言い切れません。流出の発表の前後で下げが続き、5ドルを割り込んだのは事実です。その後、11時30分には4.93ドルまで戻しています。

もう一つの背景として、NEARは直前の1か月で約2.4倍(+141%)に上がっていました。米国で初めてのNEAR現物ETFが上場するという期待が背景にあったとみられます。大きく上がった後は、悪いニュースで利益確定の売りが出やすくなります。

NEARの今後の予定は?

NEARについて、日付や中身が公式に確認できる予定・材料は次のとおりです。価格がどうなるかを予想するものではありません。

時期内容出典
10月3日朝(ステータスページ上)11チェーンの入出金の障害が解決済みに(Stellarは10時時点で障害中。公式Xでの再開の発表は未確認)NEAR Intents公式X・公式ステータスページ
数日のうち事故の詳しい報告(原因と再発防止策が分かる可能性)。共同創業者も事後検証(ポストモーテム)を行うと説明NEAR Intents公式X・Illia Polosukhin氏のX
10月5日の週(予定)NEARの年間の新規発行の上限を、24か月かけて2.5%から1.6%に下げる提案の投票。提案者(SVRNのCEO)が「来週、投票にかける」と説明。可決は決まっていないNEAR Protocol公式X・NEARガバナンスフォーラム
9月29日から取引中米BitwiseのNEAR現物ETF「NRR」(米国初のNEAR現物ETP)。保有するNEARのほぼ全部をステーキングする方針で、ステーキングの利回りの目安は年4.88%(NEARネットワーク全体の90日平均、手数料を引く前)、手数料を引いた後は年3.27%(いずれも9月下旬時点)Bitwise(NRRの公式ページ)

流出した資金は10月2日夜に全額戻ったため、短期の注目点は、詳しい報告書(原因と再発防止策)が出るかと、11チェーンの入出金が安定して使えるかに移りました。報告で新たな問題が見つかれば、売られる可能性もあります。なお、NEARの価格は10月3日10時(日本時間)時点で約4.70ドル(24時間で約2.6%安、CoinGecko)で、返還の発表のあとも、事故の前の5ドル台には戻っていません。

NEARはどこで買える?国内の取引所とMEXCの現物・先物

NEARは、国内ではSBI VCトレードなどの登録業者で、海外ではMEXCの現物と先物で取引できます。今回の事故はNEAR Intentsという個別のサービスの問題で、取引所に預けているNEARに影響はないと、NEAR Protocolの公式が説明しています(NEARのブロックチェーンとNEARトークンに脆弱性はなく、停止もしていない)。

取引所現物先物(レバレッジ)手数料(標準)向いている人
SBI VCトレード(国内・金融庁登録)◎—公式サイトで確認日本円で少しずつ買って持ちたい人
MEXC(海外・日本の登録なし)◎
NEAR/USDT
◎
最大200倍
現物 メイカー0%/テイカー0.05%
先物 メイカー0.01%/テイカー0.04%
USDTで取引したい人、下落局面で先物の売り(ショート)も使いたい人
Hyperliquid(分散型取引所)—○
最大10倍
公式の手数料表で確認取引所に資産を預けずに先物を使いたい人

MEXCとHyperliquidの対応・手数料は2026年10月2日に各社の公開APIで確認。SBI VCトレードはNEARの公式銘柄ページで取扱いを確認。ほかにもNEARを扱う国内取引所はありますが、取扱銘柄は変わるため、各社の公式の一覧で確認してください。NEARを扱う国内の取引所(Binance Japan・SBI VCトレード)と、TAO・FETなどほかのAI関連の銘柄の取扱は、AI関連の仮想通貨の銘柄一覧で取引所ごとに比べています(2026年10月9日確認)。

MEXCでは、NEARの先物の24時間の取引額が約1億7,000万ドル(10月2日11時30分時点)あり、値動きが大きい日でも注文が通りやすい規模です。ただし先物はレバレッジをかけるほど、少しの値動きで証拠金を失う(ロスカット)危険が大きくなります。値動きが荒い今は、レバレッジを低くするか、現物で取引するほうが安全です。

MEXCを使う前に、次の点を確認してください。

  • MEXCは日本の暗号資産交換業の登録を受けていない海外の取引所で、金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月)、無登録営業などで警告を受けています
  • 2026年2月から本人確認(KYC)が必須で、本人確認をしないと入金・出金ができません
  • NEARを送金するときは、送り先の入金画面で同じネットワークが選べるかを必ず確認し、選べなければ送らないでください

登録の手順はMEXCの口座開設・登録方法で、ほかの海外取引所との比較は海外仮想通貨取引所おすすめランキングで、Hyperliquidなど分散型の先物取引所の比較はPerpDEXおすすめランキングで解説しています。

NEAR Intentsのハッキングについてよくある質問

Q. NEAR Intentsで流出した資金は戻ったのですか?

A. 戻りました。NEARの共同創業者Illia Polosukhin氏によると、流出した約380万ドルは2026年10月2日23時30分(日本時間)に全額返還され、NEAR Intentsは調査を打ち切りました。返還した相手の名前は、10月3日10時時点で公表されていません。

Q. NEAR Intentsの流出額はいくらですか?

A. NEAR Intentsの公式Xによると、暫定の報告で約380万ドル(1ドル=158円で約6億円)です。詳しい報告書で数字が変わる可能性があります。

Q. NEAR Intentsで出金できないのはいつまでですか?

A. BSC・Polygon・TON・Optimism・Avalanche・Stellar・Monad・X Layer・ADI・Scroll・Plasmaの11チェーンの障害は、NEAR Intentsの公式ステータスページでは、遅くとも2026年10月3日6時57分(日本時間)までに解決済みになりました。ただし、Stellarは7時26分から改めて障害中で、公式Xでの再開の発表は10月3日10時時点で確認できていません。資産を動かすときは、まず少額で試してください。最新の状況は公式のステータスページで確認できます。

Q. NEAR Intentsの補償を受けるには申請が必要ですか?

A. 流出した資金は10月2日23時30分(日本時間)に全額返還されました。NEAR Intentsはもともと全額補償を表明していましたが、利用者に申請を求める発表は10月3日10時時点でありません。補償の申請や「返還された資金の受け取り」をうながすサイトやDMは、公式Xで案内されていない限り詐欺と考えてください。

Q. HOT Walletは安全ですか?

A. NEAR Intents公式Xは、HOT WalletをNEAR Intentsの資産を置ける場所の例として挙げ、11チェーンの資産もNEAR Intentsの再開後はほかの資産に交換できると説明していました。10月1日から止まっていた入出金の仕組み(HOT Bridge)は、HOT Protocolが提供するものです。HOT Walletアプリ自体の不具合の発表や、HOT側の声明は、10月3日10時時点で当サイトでは確認できていません。11チェーンの障害はステータスページ上は解決済みですが、Stellarは障害中なので、Stellarへの出金は障害が消えるまで待ってください。

Q. NEARのブロックチェーンやNEARトークンは危ないですか?

A. NEAR Protocolの公式Xは、今回の事故はNEAR ProtocolやNEARトークンの脆弱性によるものではなく、ネットワークは停止していないと説明しています。原因は入出金の仕組み(Omni)とNEAR Intentsのコントラクトの組み合わせにあったバグで、止まったのは11チェーンとの入出金に使うHOT Bridgeの対応チェーンです。ただしNEARの価格は10月1日の夕方から下げ、10月2日11時30分時点で24時間比約5%安です。

Q. 盗まれた資金はどこに行きましたか?

A. ブロックチェーン調査者のZachXBT氏は、BSCのホットウォレットから流出した資金が取引所KuCoinへ送られ、ビットコインのチェーンへ移されたと報告していました。その後、NEARの共同創業者によると、資金は2026年10月2日23時30分(日本時間)に全額返還されました。PeckShieldは攻撃者のアドレスが北朝鮮のLazarus Groupのラベルが付いたアドレスとやり取りしたことがあると指摘していましたが、返還した相手が誰かは公表も断定もされていません。

Q. NEARは日本の取引所で買えますか?

A. 買えます。SBI VCトレードなど、金融庁に登録した国内の取引所でNEARを扱っています。USDTでの取引や先物を使いたい場合は、MEXCなどの海外取引所もありますが、日本の登録を受けていない点に注意が必要です。

まとめ:NEAR Intentsの流出資金は全額返還、入出金は少額で確かめてから

  • NEAR Intentsは、入出金の仕組み(Omni)とコントラクトの組み合わせのバグで約380万ドルを失ったが、10月2日23時30分に全額返還された。調査は打ち切り
  • BSC・TONなど11チェーンの入出金の障害は、ステータスページ上は10月3日朝に解決済み(Stellarは10時時点で障害中)。公式Xでの再開の発表は未確認なので、まず少額で試す
  • 利用者に申請を求める発表はない。「補償・返還の受け取り」をうたうサイト・DMには応じない
  • NEARのブロックチェーンとNEARトークンに影響はない(NEAR Protocol公式・共同創業者)。今後の注目は、詳しい報告書が出るか

資金の返還と入出金の状態は、2026年10月3日10時(日本時間)時点の、NEAR Intents公式X、NEAR共同創業者Illia Polosukhin氏とNEAR IntentsのGM Alex Shevchenko氏のX、NEAR Intentsの公式ステータスページにもとづきます。それ以外のデータは2026年10月2日11時30分(日本時間)時点の、NEAR Intents公式X、NEAR Protocol公式X、NEAR共同創業者Illia Polosukhin氏のX、NEAR Intentsの公式ステータスページ、ZachXBT氏のTelegram投稿、CoinDeskの報道、CoinGeckoの価格データにもとづきます。円換算は1ドル=158円です。状況は変わる可能性があるため、行動する前に公式の発表を確認してください。続報が出たら、この記事に追記します。本記事は特定の暗号資産の売買をすすめるものではありません。

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出典(一次情報)

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