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Hyperliquid(ハイパーリキッド)の先物の取引手数料は、成行(テイカー)0.045%、指値(メイカー)0.015%です(2026年10月17日、公式ドキュメントで確認)。現物は0.070%と0.040%。入金にHyperliquid側の手数料はかからず、USDCの出金は出金画面に表示される額(旧ブリッジ経由なら1 USDC)です。資金調達率は1時間ごとに、ロングとショートの間で受け払いします。
この記事では、取引・入金・出金・資金調達・清算の手数料を1枚の早見表にまとめ、1,000ドルと1万ドルの取引で実際にいくらかかるかを計算しました。紹介コード・HYPEのステーキング・指値で手数料を下げる方法と、Lighter・Aster・MEXCなどとの比較も載せています。
この記事の結論(2026年10月17日時点)
- 取引手数料:先物はテイカー0.045%/メイカー0.015%、現物は0.070%/0.040%。直近14日の取引量が500万ドルを超えるまでは、この料率のまま。
- いくらかかる?:1,000ドル分を成行で建てて成行で決済すると0.90 USDC。レバレッジを上げても、建玉の額が同じなら手数料は同じ。
- 安くする方法:①紹介コード(4%割引、取引高2,500万ドルまで)②HYPEのステーキング(5〜40%割引)③指値で注文(テイカーの3分の1)。割引は掛け算で重なる(紹介コードの節へ)。
- 入金・出金:入金はHyperliquid側0円で、5 USDC未満は失われる。出金は画面に表示される額(旧ブリッジ経由は1 USDC)。BTC・ETH・SOLの入出金(Unit)はチェーンの手数料だけ。
- 資金調達率:1時間ごと。偏りがないときは1時間0.00125%をロングが払う。上限は1時間4%。Hyperliquidの取り分はない。
- 他社と比べると:手数料だけならLighter(Standardは0%)やAster(指値0%)の方が安い。Hyperliquidの強みは板の厚さ(BTCはPerp DEX 9社で1位)と、清算手数料がないこと。
Hyperliquidの手数料はいくら?早見表
Hyperliquidで払う手数料は、主に「取引手数料」と「資金調達率」の2つです。入金・ガス代・清算にHyperliquid側の手数料はかからず、出金だけ少額がかかります。種類ごとの金額は次のとおりです。
| 手数料の種類 | 金額・料率 | 補足 |
|---|---|---|
| 先物(無期限先物) | テイカー0.045%/メイカー0.015% | 直近14日の取引量に応じて7段階で下がる |
| 現物(Spot) | テイカー0.070%/メイカー0.040% | HYPEなどを現物で売買するとき |
| 株・金など(HIP-3) | 多くの株は0.009%/0.003% 金などは0.090%/0.030% | 市場ごとに違う(後半で解説) |
| USDCの入金(Arbitrum) | Hyperliquid側は0 | Arbitrumのガス代だけ。5 USDC未満は失われる |
| USDCの出金 | 出金画面に表示される額 | 旧ブリッジ経由は1 USDC(公式APIドキュメント) |
| BTC・ETH・SOLの入出金(Unit) | Unitの手数料は0 | 送金元・送金先のチェーンの手数料だけ |
| 新しいアドレスへの初回の送金 | 1 USDC | そのアドレスの最初の1回だけ |
| 注文・取消のガス代 | 0 | Hyperliquid上の取引はガス代がかからない |
| 資金調達率(ファンディング) | 1時間ごとに受け払い | 偏りがないときは1時間0.00125%。上限は1時間4% |
| 清算手数料 | 0 | ただしバックストップ清算では維持証拠金が戻らない |
出典:Hyperliquid公式ドキュメント「Fees」「Funding」「Liquidations」「Activation gas fee」、公式APIドキュメント(出金)、Unit公式ドキュメント。2026年10月17日確認
出金の手数料は、出金の経路によって決まり方が違います。旧ブリッジの1 USDCは公式のAPIドキュメントに書かれた額で、今の標準の経路の額は公式ドキュメントに金額の記載がなく、出金画面に表示されます(出金手数料の節で詳しく説明)。
Hyperliquidの取引手数料は?先物・現物の料率表
Hyperliquidの取引手数料は、直近14日間の取引量で決まり、取引量が500万ドル以下の人は先物テイカー0.045%・メイカー0.015%です。ほとんどの個人トレーダーはこの一番上の段(Tier 0)に当たります。

公式の料率表は次のとおりです。先物と現物で別の表ですが、段階は共通です。
| 段階 | 直近14日の加重取引量 | 先物 テイカー | 先物 メイカー | 現物 テイカー | 現物 メイカー |
|---|---|---|---|---|---|
| Tier 0 | 500万ドル以下 | 0.045% | 0.015% | 0.070% | 0.040% |
| Tier 1 | 500万ドル超 | 0.040% | 0.012% | 0.060% | 0.030% |
| Tier 2 | 2,500万ドル超 | 0.035% | 0.008% | 0.050% | 0.020% |
| Tier 3 | 1億ドル超 | 0.030% | 0.004% | 0.040% | 0.010% |
| Tier 4 | 5億ドル超 | 0.028% | 0.000% | 0.035% | 0.000% |
| Tier 5 | 20億ドル超 | 0.026% | 0.000% | 0.030% | 0.000% |
| Tier 6 | 70億ドル超 | 0.024% | 0.000% | 0.025% | 0.000% |
出典:Hyperliquid公式ドキュメント「Fees」(Perps fee tiers・Spot fee tiers)。2026年10月17日確認。ステーキング・紹介の割引を入れる前の基本料率
取引量はどう数える?現物は2倍で数える
段階を決める取引量は、直近14日間の「先物の取引量+現物の取引量×2」です。毎日UTCの終わり(日本時間の朝9時)に計算し直されます。段階は先物・現物・株などのHIP-3で共通の1つで、サブアカウントの取引量は親のアカウントに合算されます(Vaultの取引量は別に数える)。
Tier 1に上がるには14日で500万ドル(約7〜8億円)の取引が必要なので、個人で狙う現実的な割引は、段階ではなく次の章の「紹介コード・ステーキング・指値」です。
テイカーとメイカーの違いは?
テイカーは、板にすでにある注文とすぐに約定する注文(成行や、すぐ約定する価格の指値)です。メイカーは、板に並んで相手を待つ指値注文です。Hyperliquidのメイカー手数料(0.015%)はテイカー(0.045%)の3分の1なので、急がない注文を指値で出すだけで手数料が下がります。確実にメイカーで約定させたいときは、注文の設定で「Post Only」を選びます(すぐ約定する価格だと注文が取り消される)。
メーカーリベート(マイナス手数料)はもらえる?
個人トレーダーがもらえることは、ほぼありません。Hyperliquidのメーカーリベート(−0.001〜−0.003%)は、自分のメイカー取引量がHyperliquid全体のメイカー取引量の0.5%を超えることが条件です。一部の解説サイトに「通常のランクでもリベートがある」という説明がありますが、公式の表では通常のメイカー手数料は0.015%です。
アプリ経由で注文すると手数料が上がる?(ビルダーコード)
Hyperliquidの板を使う外部のアプリ(BASEDなど)から注文すると、そのアプリが「ビルダーコード」で決めた手数料が上乗せされることがあります。上乗せの上限は先物0.1%、現物1%と公式ドキュメントに書かれています。たとえばBASEDは先物で0.025%を上乗せしており、テイカーは合計0.070%です(PerpDEXおすすめランキングで確認した値)。公式の画面(app.hyperliquid.xyz)から注文すれば上乗せはありません。
Hyperliquidの手数料はどこに行く?
Hyperliquidの取引手数料は、運営チームではなく、HLP(Hyperliquidの流動性を担う公式のVault)、Assistance Fund、HIP-3の市場の作り手に配られると公式ドキュメントに書かれています。Assistance Fundは受け取った手数料を自動でHYPEに換え、そのHYPEはバーン(永久に消却)されます。
Hyperliquidの手数料を安くする方法は?紹介コード・HYPE・指値の3つ
Hyperliquidの手数料を下げる方法は、①紹介コードを使う(4%割引)、②HYPEをステーキングする(5〜40%割引)、③指値で注文する、の3つです。3つは同時に使え、割引は掛け算で重なります。
| 方法 | 割引の大きさ | 条件・手間 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| ①紹介コード | ○ 4%割引 | ◎ 紹介リンクから始めるだけ。最初の取引高2,500万ドルまで。Vault・サブアカウントは対象外 | これから始める全員 |
| ②HYPEのステーキング | ◎ 5〜40%割引 | △ 10 HYPE超から。解除に7日かかり、HYPEの値下がりの影響を受ける | HYPEを長く持つ予定の人 |
| ③指値(メイカー) | ◎ テイカーの3分の1 | ○ すぐ約定しないことがある | 急がない注文が多い人 |
出典:Hyperliquid公式ドキュメント「Referrals」「Fees」。2026年10月17日確認。評価:◎とても良い/○良い/△注意
紹介コードの割引はいくら?期限はある?
Hyperliquidの紹介コードを使うと、取引手数料が4%安くなります。期限はなく、対象は最初の取引高2,500万ドルまでです。先物・現物・HIP-3(株など)のすべてに効きます。先物のテイカーなら0.045%→0.0432%、メイカーは0.015%→0.0144%です。

紹介コードは、紹介リンクから始めると自動で入ります。あとからReferralsページ(app.hyperliquid.xyz/referrals)で入力することもできますが、公式のWeb画面(app.hyperliquid.xyz)の言語ファイルには「取引高が1万ドルを超えるとコードを入力できない」という文言が残っています(2026年10月5日確認)。この制限が今も使われているかは確認できないため、紹介コードは最初の取引の前に入れておくのが確実です。一度設定したコードは変更できません。
Hyperliquidは日本の金融庁に登録された暗号資産交換業者ではありません(未登録の海外のサービス)。日本の法律による利用者保護はなく、先物はレバレッジ取引のため、預けた証拠金を失うことがあります。紹介割引の内容はHyperliquid公式ドキュメント(Referrals)に基づきます(2026年10月17日時点)。当サイトの紹介コード経由で取引があると、当サイトが報酬を受け取ることがあります。
紹介コードを後から入力する手順と、入力できないときの対処はHyperliquidの招待コード「HIDARI」の解説にまとめています。ウォレットの準備から最初の注文まではHyperliquidの始め方・使い方で画面付きで説明しています。
HYPEをステーキングすると何%安くなる?
HYPEをステーキングしている量に応じて、取引手数料が5〜40%安くなります。割引は、ステーキングしたアドレスで取引するときに効きます。公式の表にある、先物Tier 0の実際の料率は次のとおりです。
| 段階 | ステーキング量 | 割引 | 先物 テイカー | 先物 メイカー |
|---|---|---|---|---|
| なし | − | 0% | 0.045% | 0.015% |
| Wood | 10 HYPE超 | 5% | 0.0428% | 0.0143% |
| Bronze | 100 HYPE超 | 10% | 0.0405% | 0.0135% |
| Silver | 1,000 HYPE超 | 15% | 0.0383% | 0.0128% |
| Gold | 1万 HYPE超 | 20% | 0.0360% | 0.0120% |
| Platinum | 10万 HYPE超 | 30% | 0.0315% | 0.0105% |
| Diamond | 50万 HYPE超 | 40% | 0.0270% | 0.0090% |
出典:Hyperliquid公式ドキュメント「Fees」(Staking tiers・Perps fee tiersの各列)。2026年10月17日確認。紹介コードの4%は含まない
個人が現実的に届くのはWood(10 HYPE超)かBronze(100 HYPE超)です。ステーキングを解除してHYPEを動かせるようになるまで7日かかり、その間もHYPEの価格は動きます。手数料を数%下げるためにHYPEを買うと、HYPEの値下がりで手数料の節約分以上に損をすることがあります。ステーキングの手順と利回りはHYPEステーキングのやり方、HYPEの買い方はHYPEの買い方で解説しています。
割引は重ねられる?計算式は?
重ねられます。紹介コードとステーキングの割引は足し算ではなく掛け算で、先物テイカーの料率は「0.045%×(1−0.04)×(1−ステーキング割引)」になります。たとえば紹介コード+Bronze(10%)なら、0.045%×0.96×0.90=0.03888%です。この料率で指値を使えば、さらにメイカーの料率(0.015%×0.96×0.90=0.01296%)になります。
1,000ドル・1万ドルの取引で手数料はいくら?往復の試算
1,000ドル分のポジションを成行で建てて成行で決済すると、手数料は往復で0.90 USDC、紹介コードを使うと0.864 USDCです。手数料は「建玉の額×料率」で、建てるときと決済するときの2回かかります。

建玉の額ごとの往復手数料
| 建玉の額 | 必要な証拠金(5倍/10倍/20倍) | 成行で往復 | 紹介コード4% | 紹介+Bronze | 指値で往復(通常/紹介) | 成行で建て・指値で決済(通常/紹介) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1,000ドル | 200/100/50 USDC | 0.90 | 0.864 | 0.7776 | 0.30/0.288 | 0.60/0.576 |
| 1万ドル | 2,000/1,000/500 USDC | 9.00 | 8.64 | 7.776 | 3.00/2.88 | 6.00/5.76 |
単位:USDC。計算:建玉の額×料率×2回(Tier 0の先物、テイカー0.045%・メイカー0.015%)。紹介+Bronzeは4%と10%の割引を掛け算。資金調達率・出金手数料は含まない。Coin Map調べ(2026年10月5日)
レバレッジを上げると手数料は増える?
レバレッジの倍率そのものは手数料を変えません。証拠金100 USDCで10倍にしても、証拠金1,000 USDCで1倍にしても、建玉はどちらも1,000ドルで、往復の手数料は同じ0.90 USDCです。
ただし、同じ証拠金で倍率を上げると建玉が大きくなるので、証拠金に対する手数料の割合は倍率に比例して大きくなります。証拠金1,000ドルを使い切った場合は次のとおりです。
| 倍率 | 建玉の額 | 成行で往復(通常) | 紹介コード4% | 証拠金に対する割合 |
|---|---|---|---|---|
| 1倍 | 1,000ドル | 0.90 | 0.864 | 0.09% |
| 3倍 | 3,000ドル | 2.70 | 2.592 | 0.27% |
| 5倍 | 5,000ドル | 4.50 | 4.32 | 0.45% |
| 10倍 | 1万ドル | 9.00 | 8.64 | 0.90% |
| 20倍 | 2万ドル | 18.00 | 17.28 | 1.80% |
| 40倍 | 4万ドル | 36.00 | 34.56 | 3.60% |
単位:USDC。証拠金1,000ドル×倍率=建玉の額として計算。40倍はHyperliquidのBTCの最大倍率。Coin Map調べ(2026年10月5日)
20倍で1往復すると、手数料だけで証拠金の1.8%が減ります。1日に何度も売買すると、値動きで損をしていなくても証拠金が目に見えて減っていきます。何倍までなら清算されにくいかは仮想通貨のレバレッジは何倍まで安全?で計算しています。
毎月取引すると1年でいくら?紹介コードの差は?
毎月1万ドル分を成行で1往復すると、1年の手数料は108.0 USDC、紹介コードを使うと103.68 USDCで、差は4.32 USDCです。紹介コードの4%は小さく見えますが、入れるだけで取引が続く限り効きます。手数料を大きく下げたいなら、成行を指値に変える効果の方がはるかに大きい(往復0.90→0.30)ことも覚えておきましょう。
Hyperliquidの入金・出金手数料はいくら?
HyperliquidへのUSDCの入金にHyperliquid側の手数料はなく、出金は出金画面に表示される少額(旧ブリッジ経由なら1 USDC)です。ただし入金には最低額があり、下回ると戻ってきません。
| 操作 | 手数料 | 最低額・時間 | 出典 |
|---|---|---|---|
| USDCの入金(ウォレットをつないでArbitrumから) | Hyperliquid側は0。Arbitrumのガス代だけ | 5 USDC未満は失われる | 公式ドキュメント(USDCの入金のFAQ) |
| USDCの入金(メールでログインした場合) | 0 | 5 USDC未満はメールのウォレットに戻る。1 USDC未満は失われる | 同上 |
| USDCの出金(旧ブリッジ→Arbitrum) | 1 USDC | 3〜5分ほどで届く | 公式APIドキュメント(出金の説明) |
| USDCの出金(今の標準の経路) | 出金画面に表示される額 | 出金画面に表示 | 公式ドキュメントに金額の記載なし。公式のWeb画面の設定値は0.2ドル前後・最低0.4 USDC(当サイトの出金方法の記事で確認) |
| BTC・ETH・SOLの入出金(Unit) | Unitの手数料は0。チェーンの手数料だけ | BTC 0.0003・ETH 0.007・SOL 0.12未満の入金は失われる。BTCの入金は約30分 | Unit公式ドキュメント |
| 新しいアドレスへの初回の送金(Send) | 1 USDC(最初の1回) | − | 公式APIドキュメント(Activation gas fee) |
| 先物⇔現物の資金移動 | 0 | すぐ反映 | 公式ドキュメント(Fees・USDCのページ)に手数料の記載なし |
2026年10月5日時点。出金の標準経路の額は、公式ドキュメントではなく公式のWeb画面の設定値です。実際に引かれる額は、出金ボタンを押す前の画面で確かめてください
出金手数料1 USDCは高い?少額の出金に注意
1 USDCという定額の手数料は、出金する額が小さいほど重くなります。10 USDCの出金なら10%、100 USDCなら1%、1,000 USDCなら0.1%です。少額をこまめに出すより、ある程度まとめて出す方が割安です。出金の手順、所要時間、日本円に戻す流れはHyperliquidの出金方法で画面付きで説明しています。
入金で失敗しないためには?
入金の手数料は実質ガス代だけですが、送るネットワークを間違える(Arbitrum以外のUSDCを送る)と、資金が届かず取り戻せないことがあります。ウォレットをつないで入金するときは、Arbitrum上のUSDCを5 USDC以上で送ってください。国内の取引所から用意する方法と、入金が反映されないときの対処はHyperliquidの入金方法にまとめています。
Hyperliquidの資金調達率と清算のコストは?
Hyperliquidの資金調達率(ファンディングレート)は1時間ごとに受け払いし、価格の偏りがないときは1時間0.00125%をロングがショートに払います。資金調達率は取引手数料とは別で、Hyperliquidの収入ではなく、ロングとショートの間のやり取りです。

| 項目 | Hyperliquidの仕組み |
|---|---|
| 支払いの間隔 | 1時間ごと(多くの取引所は8時間ごと) |
| 偏りがないときの率 | 1時間0.00125%(8時間で0.01%、年率11.6%)をロングが払う |
| 上限 | 1時間4%(どの銘柄も同じ) |
| Hyperliquidの取り分 | なし(参加者どうしの受け払い) |
| プラスのとき/マイナスのとき | プラスはロングが払いショートが受け取る。マイナスはその逆 |
出典:Hyperliquid公式ドキュメント「Funding」。2026年10月17日確認
資金調達率は1日・1か月でいくら?
偏りがない状態で1,000ドルのロングを持ち続けると、1日で約0.30 USDC、30日で約9 USDCを払う計算です。成行の往復手数料(0.90 USDC)を、3日ほどで上回ります。相場が一方に傾くと率は何倍にもなり、上限の1時間4%なら1,000ドルにつき1時間で40 USDCです。
実際の率の例として、当サイトが2026年9月27日〜10月4日に各社の公式APIで取ったBTCの7日間の平均は、8時間あたり0.0072%でした(PerpDEXおすすめランキングの資金調達の比較)。数日以上ポジションを持つなら、取引手数料より資金調達率を先に確かめてください。注文画面の「Funding」の欄で、今の率と次の支払いまでの時間が見られます。
清算されたら手数料はかかる?
Hyperliquidには、取引所(CEX)のような清算手数料がありません。清算の多くは板でポジションを閉じる形で行われ、残った証拠金は本人に戻ります。
ただし、証拠金が維持証拠金の3分の2を下回るまで板で清算できなかった場合は「バックストップ清算」になり、維持証拠金は戻りません。維持証拠金は、その銘柄の最大倍率での初期証拠金の半分です(最大倍率は3〜40倍)。急な値動きで維持証拠金まで失わないよう、損切り(ストップロス)の注文を入れておくのが基本です。
株・金など(HIP-3)の手数料は?
Hyperliquidの株・金などの先物(HIP-3の市場)の手数料は市場ごとに違い、多くの株は成行0.009%・指値0.003%と、暗号資産の先物の5分の1です。市場の作り手が「グロースモード」(手数料を9割下げる設定)を使っているためです。
| 区分 | 成行(テイカー) | 指値(メイカー) | 1,000ドルを成行で往復(通常/紹介) |
|---|---|---|---|
| グロースモードの市場(xyzの株の大半・日経225など) | 0.009% | 0.003% | 0.18/0.1728(指値往復0.06) |
| 標準の料率(金など) | 0.090% | 0.030% | 1.80/1.728(指値往復0.60) |
| 参考:暗号資産の先物(BTCなど) | 0.045% | 0.015% | 0.90/0.864 |
出典:Hyperliquid公式ドキュメント「Fees」(グロースモードと計算式)、Hyperliquid公式API(各市場の設定。xyzの110市場のうち105市場がグロースモード、2026年10月2日確認)。単位:USDC。Coin Map調べ
金の市場がグロースモードにならないのは、公式の条件で、金のトークン(PAXG)の市場と重なるためです。標準の料率は暗号資産の先物の2倍になります。紹介コードとHYPEのステーキングの割引は、HIP-3の市場にも効きます。HIP-3の資金調達率は計算式の一部が本体の市場と違うので、銘柄ごとに注文画面で確かめてください。取引できる株の一覧、最大倍率、銘柄ごとの資金調達率はHyperliquidで株を取引する方法で解説しています。
Hyperliquidの手数料は高い?他のPerp DEX・取引所と比較
Hyperliquidの手数料(テイカー0.045%)は、Perp DEXの中では平均的で、一番安くはありません。手数料だけならLighterの通常アカウント(0%)やAster(指値0%)の方が安く、MEXCの先物もBTCなどは安い料率です。
| サービス | テイカー | メイカー | 1,000ドルを成行で往復 | ひとこと | リンク |
|---|---|---|---|---|---|
| Hyperliquid | △ 0.045% | ○ 0.015% | 0.90(紹介で0.864) | BTCの板の厚さはPerp DEX 9社で1位。清算手数料なし | 紹介コードの節へ |
| Lighter(Standard) | ◎ 0% | ◎ 0% | 0 | 成行と取消に300ミリ秒の遅れ。Premiumはテイカー0.028% | Lighterを開く |
| Aster | ○ 0.04% | ◎ 0% | 0.80 | 日本語の画面あり。一部の銘柄(Group B)はテイカー0.1% | Asterを開く |
| edgeX | △ 0.045% | × 0.040% | 0.90 | 指値でも安くなりにくい | − |
| GRVT | △ 0.045% | ◎ −0.0001% | 0.90 | 指値はわずかに受け取れる | − |
| MEXC先物(取引所) | ○ 標準0.04% | ○ 標準0.01% | 0.80 | BTC・ETHなどはテイカー0.02%・メイカー0%の特別料率(往復0.40)。本人確認が必要 | − |
| 参考:Binance先物 | 0.05% | 0.02% | 1.00 | 日本居住者は利用の対象外 | − |
通常ユーザーの基本料率。単位:USDC。出典:各社の公式ドキュメント・公式API(Hyperliquid「Fees」、Lighter「Trading Fees」、Aster「Fees」、edgeX公式API〈V2〉、GRVT公式ヘルプ、MEXC公式API、Binance公式サポート)。2026年10月17日確認(MEXCは10月17日に公式の手数料ページでBTC・ETHの料率を確認。Binanceは調査時点の公式サポートの値)。評価:◎とても良い/○良い/△普通/×高い。Lighter・Asterのリンクは当サイトの紹介リンク(PR)です。LighterとAsterは日本の登録業者ではありません
MEXCについての注意:MEXCは日本の金融庁に登録されていない海外の取引所で、金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月)、無登録で営業しているとして警告を受けています。2026年2月からは本人確認(KYC)を済ませないと入出金できません。
手数料が高めでもHyperliquidを選ぶ理由は?
Hyperliquidを選ぶ理由は、手数料の安さではなく、板の厚さ(約定のしやすさ)です。当サイトが2026年9月25日に各社の公式APIで測ったBTCの板の厚み(価格±0.1%の注文量)は、Hyperliquidが約4,960万ドルで、Perp DEX 9社の中で1位でした。板が薄いと、手数料が0%でも、注文した価格と約定した価格の差(スリッページ)で損をします。100万円分の成行注文で価格が0.1%ずれれば、それだけで約1,000円で、Hyperliquidの往復手数料(約900円)を超えます。
ほかにも、株・金・日経225などの先物(HIP-3)を同じ画面で取引できること、清算手数料がないこと、取引がすべてブロックチェーン上で公開されていることが強みです。手数料・板の厚さ・安全性・日本語対応をまとめて100点で比べた結果はPerpDEXおすすめランキングに載せています。手数料0%のLighterの仕組みと注意点はLighterの使い方で解説しています。
大きな金額・BTCやETHが中心
→ Hyperliquid。板が厚く、成行でも価格がずれにくい
少額で回数が多い・手数料を最優先
→ LighterのStandard(手数料0%)。300ミリ秒の遅れは許容する
日本語の画面で指値中心
→ Aster。指値0%で日本語に切り替えられる
Hyperliquidの手数料についてよくある質問
Q. Hyperliquidの出金手数料はいくらですか?
USDCの出金は、出金画面に表示される額です。旧ブリッジ経由の出金は1 USDCと公式のAPIドキュメントに書かれています。今の標準の経路は公式ドキュメントに金額がなく、公式のWeb画面の設定値は0.2ドル前後です。BTC・ETH・SOLの出金(Unit)はUnitの手数料がなく、送金先のチェーンの手数料だけです(2026年10月5日時点)。
Q. Hyperliquidの入金に手数料はかかりますか?
Hyperliquid側の手数料はかかりません。かかるのは、Arbitrumで送るときのガス代だけです。ただし、ウォレットをつないで入金する場合、5 USDC未満の入金は失われます。
Q. レバレッジを上げると手数料も上がりますか?
倍率そのものでは変わりません。手数料は建玉の額にかかるので、建玉が同じ1,000ドルなら、1倍でも10倍でも往復0.90 USDCです。同じ証拠金で倍率を上げると建玉が増えるので、そのぶん手数料も増えます。
Q. 手数料はどこで確認できますか?
公式の取引画面(app.hyperliquid.xyz)の注文欄の下に、自分に適用される「テイカー/メイカー」の料率が表示されます。料率の一覧は公式ドキュメントの「Fees」のページにあります。
Q. 紹介コードは後から入力できますか?
まだ別のコードを設定していなければ、Referralsページから入力できます(公式ドキュメント)。ただし公式のWeb画面の言語ファイルには「取引高1万ドル超では入力できない」という文言があり、入力できないこともあります。一度設定したコードは変更できないので、最初の取引の前に入れておくのが確実です。
Q. 指値で注文したのにテイカー手数料が引かれたのはなぜですか?
指値でも、出した時点ですぐ約定する価格だとテイカー扱いになります。メイカーの料率で約定させたいときは、注文の設定で「Post Only」を選んでください。すぐ約定する価格だと注文が取り消され、テイカーにはなりません。
Q. Hyperliquidの手数料は他のDEXより安いですか?
一番安くはありません。テイカー0.045%は、edgeX・GRVTと同じ水準で、Lighterの通常アカウント(0%)やAster(0.04%、指値0%)より高めです。一方、BTCの板の厚さはPerp DEXの中で1位で、大きな注文ではスリッページを含めた総コストが小さくなりやすいのが特徴です。
Q. ステーキングの割引と紹介コードは一緒に使えますか?
使えます。割引は掛け算で、紹介コード(4%)とBronze(10%)なら、先物テイカーは0.045%×0.96×0.90=0.03888%です。
まとめ:Hyperliquidの手数料は「紹介コード+指値」で下げる
- 先物はテイカー0.045%/メイカー0.015%、現物は0.070%/0.040%(直近14日の取引量500万ドル以下)
- 1,000ドルを成行で往復すると0.90 USDC、紹介コードで0.864 USDC。レバレッジの倍率は手数料を変えない
- 安くする方法は、紹介コード(4%)・HYPEのステーキング(5〜40%)・指値(テイカーの3分の1)。割引は掛け算
- 入金はHyperliquid側0(5 USDC未満は失われる)。出金は画面に表示される額(旧ブリッジ経由1 USDC)
- 資金調達率は1時間ごと、偏りがないときは1時間0.00125%。清算手数料はないが、バックストップ清算では維持証拠金が戻らない
- 手数料だけならLighterやAsterが安い。Hyperliquidの強みは板の厚さと株・金の先物
これから始めるなら、紹介コードを最初の取引の前に入れておくと、取引高2,500万ドルまで手数料が4%安くなります。
Hyperliquidは日本の金融庁に登録された暗号資産交換業者ではありません(未登録の海外のサービス)。日本の法律による利用者保護はなく、先物はレバレッジ取引のため、預けた証拠金を失うことがあります。紹介割引の内容はHyperliquid公式ドキュメント(Referrals)に基づきます(2026年10月17日時点)。当サイトの紹介コード経由で取引があると、当サイトが報酬を受け取ることがあります。
ウォレットの準備から入金・注文・出金までの全体の流れは、Hyperliquidの始め方・使い方で画面付きで説明しています。
本記事のデータは2026年10月5日(日本時間)に、Hyperliquid公式ドキュメント(Fees・Referrals・Funding・Liquidations・Builder codes・API)、Unit公式ドキュメント、Lighter・Asterの公式ドキュメント、edgeX・MEXCの公式API、GRVTの公式ヘルプで確認したものです(料率・割引・資金調達・入出金の規定と他社の料率は、2026年10月17日に同じ資料で取り直し、変わっていないことを確かめました)。料率は変わることがあります。この記事は投資を勧めるものではありません。
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