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仮想通貨の口座開設はマイナンバーカードが必要に?顔写真+書類の画像を送る「ホ方式」廃止はいつから、国内6社の本人確認の対応【2026年10月最新】

スマホでICチップ付きの本人確認書類を読み取るイメージ。書類と顔の写真を送る方式は廃止へ 国内取引所・基礎知識

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「仮想通貨の口座を作ろうとしたら、マイナンバーカードを読み取る画面が出てきた」「運転免許証の写真を撮るだけの本人確認は、もう使えなくなるの?」

スマホで本人確認書類と自分の顔を撮影して送る本人確認は、法令の改正で2027年4月1日に廃止されます。さらに金融庁は2026年10月9日、この日を待たずに早く切り替えるよう金融機関等に求めました。この記事では、金融庁と警察庁の原文、国内の取引所6社の公式ヘルプを2026年10月10日に確認し、何が変わるのか、いつからか、今から口座を作る人は何を用意すればよいかを整理します。

この記事の結論(2026年10月10日時点)

本人確認書類と顔を撮影して画像を送る「ホ方式」は、犯罪収益移転防止法施行規則の改正で2027年4月1日に廃止され、非対面の本人確認はICチップの読み取りが原則になります。

金融庁は2026年10月9日、施行日を待たず「可及的速やかな対応」をとるよう金融機関等に求めました。各社がいつ撮影方式をやめるかは会社ごとに違い、10月10日時点で終了日を発表した国内の取引所は、この記事で調べた6社には見当たりません。

マイナンバーカードは法令上の必須ではなく、ICチップ付きの運転免許証も使えます。ただし、どの書類を受け付けるかは取引所が決めます。今から口座を作るなら、マイナンバーカードか運転免許証の暗証番号とNFC(ICカードの読み取り)に対応したスマホを用意し、IC読み取りに対応した取引所を選ぶのが確実です。

結論:仮想通貨の口座開設はマイナンバーカードが必要になる?

仮想通貨(暗号資産)の口座開設でマイナンバーカードが必須になるわけではありませんが、2027年4月1日からは「書類と顔の画像を送るだけ」の本人確認は使えなくなります。代わりに、本人確認書類のICチップをスマホで読み取る方法が原則になります。

ICチップを持つ本人確認書類は、マイナンバーカードのほかに、運転免許証、在留カード、特別永住者証明書などがあります。警察庁は改正の意見募集の結果で、マイナンバーカードの公的個人認証だけでなく、運転免許証などのICチップ情報を送る方法も引き続き認めると説明しています。

一方で、法令は「使ってよい方法」を決めているだけで、取引所はそのうち一部の方法だけを受け付けることができます。実際、コインチェックとSBI VCトレードのIC読み取りはマイナンバーカード専用です。「運転免許証があるから大丈夫」とは限らないので、口座を作る取引所の方式を先に確かめてください。

知りたいこと答え(2026年10月10日時点)
何が変わる?書類と顔を撮影して送る「ホ方式」が廃止。ICチップの読み取りが原則に
いつから?法令上は2027年4月1日。各社はそれより前にやめる可能性がある(日付は会社ごと)
マイナンバーカードは必須?法令上は必須ではない。ICチップ付きの運転免許証なども使える。ただし受け付ける書類は取引所ごとに違う
今ある口座はどうなる?改正の資料に、口座を持つ人全員に本人確認のやり直しを求める記述は見当たらない。住所変更などの手続きで新しい方式を求められることはありうる
今から作る人が用意するものマイナンバーカードか運転免許証、その暗証番号、NFC対応のスマホ

金融庁は何を求めた?10月9日の要請3点

金融庁は2026年10月9日、「現下の情勢を踏まえたサイバーセキュリティ対策の強化と各種取引申込等における対応について」を公表し、金融機関等に3つの対応を求めました。きっかけとして金融庁は、インターネット上のサービスへの不正アクセスが相次ぎ、運転免許証などの本人確認書類の画像を含む顧客情報が漏れる事件が起きていることを挙げています。

金融庁の2026年10月9日の注意喚起。本人確認書類の画像送信は令和9年4月1日に廃止され、施行日を待たず対応するよう求めている
金融庁の注意喚起の3点目。ホ方式(画像送信)の廃止を施行日より前倒しするよう求めている(出典:金融庁、2026年10月10日撮影)
要請中身(金融庁の原文の要約)口座を作る人への影響
① サイバー対策の点検内閣官房国家サイバー統括室の注意喚起(同日)や、今後わかる攻撃の手口を踏まえ、外部委託先の管理や事故が起きたときの体制も含めて点検し、足りない点はすぐ直す直接の手続きの変更はない
② 非対面の本人確認の確認徹底送られてきた本人確認書類の画像や顔の画像に不自然な点がないか、改めて確認を徹底する撮影方式の審査が厳しくなり、差し戻しが増える可能性がある
③ ホ方式廃止の前倒し規則の改正で2027年4月1日から書類画像の送信方式は廃止され、ICチップ情報の読み取りに原則一本化される。施行日を待たず「可及的速やかな対応」を図る撮影方式が2027年4月より前に終わる可能性がある

出典:金融庁「現下の情勢を踏まえたサイバーセキュリティ対策の強化と各種取引申込等における対応について」(令和8年10月9日)。2026年10月10日確認

国内の仮想通貨取引所も対象になる?

金融庁の要請の宛先は「金融機関等」です。犯罪収益移転防止法は、本人確認(取引時確認)を義務づける「特定事業者」に暗号資産交換業者を含めています(警察庁「犯罪収益移転防止法の概要」)。金融庁に登録している国内の仮想通貨取引所は、口座開設のときにこの法律の本人確認を行う義務があり、2027年4月の改正にも従う必要があります。

なぜ今、前倒しなのか

金融庁が理由に挙げているのは2点です。1つは、本人確認書類の画像を含む顧客情報の漏えいが起きていること。もう1つは、なりすましの手口が巧妙になっていることです。金融庁はICチップ情報の読み取りを、不正対策として「極めて効果が高い」と表現しています。

撮影した画像で確認する方式は、書類の画像そのものを事業者が受け取って保管するため、漏えいが起きると書類の画像ごと外に出てしまいます。ICチップの読み取りに切り替える理由として、金融庁はこの「漏えい」と「なりすまし」の2点を挙げています。

ホ方式とは?廃止の後はどの方式になる?

ホ方式とは、取引所のアプリなどで本人確認書類と自分の顔を撮影し、その画像を送る本人確認の方法です。名前は、犯罪収益移転防止法施行規則の第6条第1項第1号「ホ」に書かれていることに由来します。仮想通貨の取引所が「スマホでかんたん本人確認」「クイック本人確認」などの名前で広く使ってきた方法です。

警察庁は2025年2月28日に改正案を公示し、意見募集を経て2025年6月24日に改正規則を公布しました。改正規則の附則は「令和九年四月一日から施行する」と定めています。

2027年4月1日の前と後で、使える方法はこう変わる

本人確認の方法やること2027年4月1日以降
ホ方式アプリで書類と顔を撮影し、画像を送る廃止
書類の写しを送る方法(規則6条1項1号リ)本人確認書類の写し(コピー・画像)を送る廃止
ICチップ+顔の画像(ヘ方式)書類のICチップを読み取り、顔も撮影する残る
マイナンバーカードの公的個人認証(JPKI)カードの電子証明書を読み取り、パスワードを入れる。顔の撮影は不要残る
スマホ用のマイナンバーカードスマホに入れたマイナンバーカードの情報(氏名・住所・生年月日・写真)を送る2025年6月24日に新設され、使える
ICチップ付きの書類を持たない人向けの方法書類の原本を郵送するなど(補完措置)一部が残る

出典:警察庁・共管省庁「『犯罪による収益の移転防止に関する法律施行規則の一部を改正する命令案』に対する意見の募集結果について」(令和7年6月、命令第3号・第2号の2件)、改正命令の本文。2026年10月10日確認

警察庁は、マイナンバーカードを持たない人のために住民票の写しなどの原本を送る方法を残す理由として、ICチップ付きの本人確認書類を持っていない人が非対面で取引できる方法を確保するためと説明しています。ただし、郵送の方法を受け付けるかどうかも取引所ごとに違います。

同じ意見募集の結果では、「対面でもICチップの読み取りを必須にすべき」という意見に対し、今後の参考にするとだけ答えています。今回の改正が変えるのは、ネットやアプリで申し込む非対面の本人確認です。

「ICチップの読み取り」で聞かれる番号はカードごとに違う

ICチップを読むときは、カードを持っている本人しか知らない番号を入れます。どの番号を聞かれるかは、取引所が使う方式とカードの種類で変わります。

カード・方式入れる番号間違えたとき
マイナンバーカード(公的個人認証の署名用)署名用電子証明書のパスワード(英数字6〜16桁)5回続けて間違えるとロック。市区町村の窓口か、スマホアプリとコンビニの端末で初期化
マイナンバーカード(利用者証明用)利用者証明用のパスワード(数字4桁)3回続けて間違えるとロック
マイナンバーカード(券面の情報を読む方式。例:OKJ)生年月日・有効期限と、表面の写真の下にある4桁のセキュリティコード入力の誤りでエラー。正しく入れ直す
運転免許証交付・更新のときに決めた4桁の暗証番号2組分からないときは警察署の窓口で確認(OKJの案内)
在留カード表面右上の12桁のカード番号など入力の誤りでエラー

出典:公的個人認証サービス ポータルサイト(J-LIS)「パスワードの初期化・ロック解除」、OKJ公式ヘルプ「マイナンバーカードのセキュリティコードとは何ですか」「運転免許証の暗証番号とは何ですか」「在留カードのカード番号とは何ですか」。2026年10月10日確認

国内の取引所は今どの方式に対応している?6社の対応表

2026年10月10日に各社の公式ヘルプを確認した範囲では、OKJ・GMOコイン・bitbankが運転免許証とマイナンバーカードのICチップ読み取りに、コインチェックとSBI VCトレードがマイナンバーカードのみのIC読み取りに対応していました。bitFlyerは、公式FAQの「本人確認方法」にICチップ読み取りの案内がありませんでした。

取引所ICチップ読み取りICで使える書類書類と顔の撮影(ホ方式にあたる方法)そのほかの方法
OKJ◎ アプリの「eKYC」で、カードのICを読み取り→顔写真を撮影マイナンバーカード、運転免許証、在留カードなどアプリの手順はIC読み取り(8月31日更新の手順)(公式ヘルプの一部には撮影の案内も残る)ハガキ受け取り(書類2点の画像+書類を持った顔写真、審査後に転送不要のハガキ)
GMOコイン◎「アプリでかんたん本人確認」運転免許証、マイナンバーカード、在留カード、特別永住者証明書あり(「ウェブでかんたん本人確認」)画像アップロード(書類2点)
bitbank◎「サクッと本人確認」でスマホにかざすマイナンバーカード、運転免許証あり(同じ「サクッと本人確認」の中で撮影も選べる)郵送で本人確認(本人限定受取郵便)
コインチェック○「かざして本人確認」マイナンバーカードのみあり(「写真で本人確認」)撮影に何度も失敗したときはハガキでの本人確認に切り替え
SBI VCトレード○「マイナンバーで口座開設」アプリ(公的個人認証。顔写真の撮影は不要)マイナンバーカードのみ(電子証明書の氏名が旧姓・アルファベット併記の人、外国籍の人は不可)「スマホでかんたん本人確認」で書類を提出(公式FAQにIC読み取りの記載なし)―
bitFlyer公式FAQの「本人確認方法」に記載なし(デジタル庁の公的個人認証サービス利用事業者一覧〈令和8年7月31日現在〉には「各種手続き時の本人確認」で掲載)―あり(「クイック本人確認」=書類と顔の写真・動画)対面での本人確認(配達員に書類を見せてレターを受け取る)

◎=運転免許証とマイナンバーカードの両方のICに対応、○=マイナンバーカードのICのみ。出典:OKJ公式ヘルプ「アカウント作成方法」(2026年8月31日更新)・「提出可能な本人確認書類」、GMOコイン公式ヘルプ「口座開設時、本人確認書類の提出について教えてください」(2026年10月14日更新。2026年10月17日に再確認し、3つの提出方法と、IC読み取りで使える書類〈運転免許証・マイナンバーカード・在留カード・特別永住者証明書〉は表のとおり)、bitbank公式「本人確認方法」、コインチェック公式FAQ「『かざして本人確認』で提出する方法を教えてください」「『写真で本人確認』で提出する方法を教えてください」、SBI VCトレード公式FAQ「口座開設時の本人確認書類について」「『マイナンバーで口座開設』アプリを利用しての口座開設申込注意事項」、bitFlyer公式FAQ「本人確認方法」。すべて2026年10月10日確認。アプリの画面はログインしないと見られない部分があり、公式ヘルプに書かれている範囲で比べています

GMOコインの口座開設ページ。「アプリでかんたん本人確認」は運転免許証やマイナンバーカードのICチップをスマホで読み取る方法と書かれている
GMOコインの「アプリでかんたん本人確認」。運転免許証・マイナンバーカード・在留カード・特別永住者証明書のICを読み取る(出典:GMOコイン公式、2026年10月10日撮影)

表から分かることは3つです。

  1. マイナンバーカードがない人は、運転免許証のICが使えるOKJ・GMOコイン・bitbankなら、いまアプリだけで手続きを終えられます(運転免許証の暗証番号が必要)。
  2. 撮影方式(ホ方式にあたる方法)は、GMOコイン・bitbank・コインチェック・SBI VCトレード・bitFlyerで今も選べます。ただし2027年4月1日には法令上使えなくなり、金融庁の要請を受けてそれより前に終わる可能性があります。
  3. bitFlyerは10月10日時点の公式FAQに、ICチップ読み取りの案内がありません。今後の切り替えの案内は、bitFlyerのお知らせで確かめてください。

運転免許証で口座を作りたいなら、OKJも選択肢

OKJ(オーケーコイン・ジャパン、関東財務局長 第00020号)は、アプリの本人確認がICチップの読み取りと顔写真の撮影を組み合わせた方式で、マイナンバーカードがなくても運転免許証のICで申し込めます。ICで読むときは、運転免許証なら暗証番号2組、マイナンバーカードなら表面の4桁のセキュリティコードを入れます。手順と注意点はOKJの口座開設・始め方で画面ごとに説明しています。

OKJの口座開設はこちら(公式)

当サイトの紹介特典:当サイトの紹介リンクからOKJに登録し、メールアドレスの登録から90日以内に2万円以上の取引(約定)をすると、2,000円分のビットコインがもらえます(OKJ公式、2026年10月時点)。

これから口座を作る人がすることは?5つのチェック

これから国内の取引所で口座を作る人は、「ICチップ付きの書類」「その暗証番号」「NFC対応のスマホ」の3つをそろえてから申し込むと、方式の切り替えに左右されません。順番に確認していきます。

1. ICチップ付きの本人確認書類を用意する

手元にあるのがマイナンバーカードか、運転免許証か、在留カードかを確認します。マイナンバー通知カード(紙のカード)は本人確認書類として使えないと、GMOコインのヘルプ(2026年10月17日確認)やbitFlyerなど各社が案内しています。

マイナンバーカードを持っていない人は、市区町村に申請します。申請から交付まではおおむね1か月です(マイナンバーカード総合サイト「申請・受取方法/申請状況確認」、2026年10月17日確認)。カードをなくした人、1歳未満の人、海外から転入した人などは「特急発行」の対象で、原則1週間で自宅に届きます(2024年12月2日開始。特急発行・交付制度による申請方法、2026年10月17日確認)。それ以外の人は1か月ほど見ておきましょう。

マイナンバーカード総合サイトの交付申請ページ。申請から概ね1か月ほどでカードを発行し市区町村に送付すると書かれている
マイナンバーカードは申請から発行までおおむね1か月(出典:マイナンバーカード総合サイト、2026年10月10日撮影)

2. 暗証番号・パスワードを確かめる

ICの読み取りでいちばん多いつまずきは、番号が分からないことです。マイナンバーカードの署名用電子証明書のパスワード(英数字6〜16桁)は、5回続けて間違えるとロックされます。うろ覚えなら、何度も試す前に市区町村の窓口などで再設定してください。運転免許証の暗証番号2組が分からないときは、警察署の窓口で確認できます。

マイナンバーカードの電子証明書には期限があります。電子証明書の有効期間は、発行の日から5回目の誕生日までで、カード本体の有効期限より先に切れることがあります。また、引っ越しや結婚で住所や氏名が変わると署名用電子証明書は失効します(利用者証明用は失効しない)。引っ越した人は、口座開設の前に市区町村で電子証明書を出し直してください。

3. スマホがICカードを読めるか確かめる

ICチップの読み取りには、NFC(かざして読む機能)に対応したスマホが必要です。iPhoneは多くの機種が対応していますが、機種によってカードをかざす位置が違います。Androidは機種ごとに対応が分かれます。対応機種とかざす位置は、公的個人認証サービス ポータルサイトの一覧で確認できます。

読み取れないときは、OKJの公式ヘルプ「カードの読み取りができません」(2026年10月17日確認)が次の点を挙げています。スマホやカードのケースを外す、読み取り位置を合わせる、読み取り画面が出てからゆっくりかざす、読み終わるまで動かさない、電波の良い場所で行う、の5つです。

4. 撮影方式で申し込むなら、早めに済ませる

ICの書類やNFC対応のスマホがなく、撮影方式で申し込みたい人は、各社がやめる前に済ませる必要があります。各社の終了日は10月10日時点で発表されていないため、「○月までは大丈夫」とは言えません。申し込む前に、その取引所のお知らせで本人確認の変更が出ていないか確かめてください。

撮影方式の審査は、金融庁の要請(書類や顔の画像に不自然な点がないかの確認徹底)で厳しくなる可能性があります。書類の端まで写す、光の反射を避ける、登録した住所と書類の住所を一致させる、といった基本を守ると差し戻しを減らせます。

5. 「本人確認書類の画像を送って」という連絡は詐欺を疑う

制度が変わる時期は、それに便乗した連絡が出やすくなります。取引所や金融庁を名乗るメール・SMS・電話・DMで、本人確認書類や顔の画像、暗証番号を求められても、その連絡から送らないでください。本人確認の手続きは、自分で開いた公式アプリ・公式サイトの中で行うものです。

金融庁が今回の要請の理由に挙げたのも、本人確認書類の画像を含む情報の漏えいでした。書類の画像は、一度流出すると取り消せません。取引所を名乗る連絡の見分け方はOKJを名乗る電話・メールと投資詐欺の見分け方、送ってしまった後の相談先は「返金できます」という二次被害と本当の相談先にまとめています。

よくある質問

Q. マイナンバーカードがないと仮想通貨の口座は作れなくなる?

A. いいえ。法令上はICチップ付きの運転免許証や在留カードでも本人確認ができ、ICチップ付きの書類がない人向けの郵送などの方法も一部残ります。ただし、どの方法を受け付けるかは取引所が決めます。2026年10月10日時点では、OKJ・GMOコイン・bitbankが運転免許証のIC読み取りに対応し、コインチェックとSBI VCトレードのIC読み取りはマイナンバーカード専用です。

Q. ホ方式はいつから使えなくなる?

A. 法令上は2027年4月1日からです(犯罪収益移転防止法施行規則の改正命令の附則)。ただし金融庁は2026年10月9日、施行日を待たず早く対応するよう求めたため、取引所はそれより前に撮影方式をやめる可能性があります。終了日は会社ごとに違い、10月10日時点で発表した会社は、この記事で調べた6社にはありません。

Q. もう口座を持っている人も、本人確認をやり直す?

A. 警察庁が公表した改正の意見募集の結果と改正命令には、すでに口座を持つ人全員に本人確認のやり直しを求める記述は見当たりません。ただし、住所や氏名の変更で書類を出し直すときは、その時点で取引所が使っている方式になります。取引所から案内が来たら、公式アプリ・公式サイトの中で内容を確かめてください。

Q. 住所が変わったら、何をすればいい?

A. 先に本人確認書類の住所を新しくします。マイナンバーカードは市区町村、運転免許証は警察署などで変更します。OKJ・GMOコイン・bitFlyer・SBI VCトレードは、登録する住所と書類の住所(現住所)の一致を求めています。マイナンバーカードの署名用電子証明書は引っ越しで失効するので、公的個人認証を使う取引所(SBI VCトレードの「マイナンバーで口座開設」など)では、電子証明書の出し直しも必要です。

Q. ICチップが読み取れないときは?

A. スマホとカードのケースを外し、機種ごとのかざす位置に合わせ、読み終わるまで動かさずに待ちます。番号の入力を間違えるとエラーになるので、生年月日・有効期限・コードや暗証番号を確かめてから入れ直してください。それでも読めないときは、別のスマホで試すか、その取引所の郵送などの方法に切り替えます。

Q. 海外の取引所の本人確認も変わる?

A. 今回の改正は、日本の犯罪収益移転防止法で本人確認を義務づけられた国内の事業者が対象です。日本で登録していない海外の取引所は、それぞれ独自の方法で本人確認を行っていて、今回の改正で方式が変わるわけではありません。海外の取引所の中には、金融庁から無登録営業の警告を受けたところもあります。使う前に海外取引所の比較で、警告の有無やKYCの条件を確かめてください。

まとめ:口座開設の本人確認は「撮影」から「ICチップ」へ

この記事のまとめ(2026年10月10日時点)

  • 書類と顔を撮影して送る「ホ方式」は、2027年4月1日に廃止。非対面の本人確認はICチップの読み取りが原則になる
  • 金融庁は2026年10月9日、施行日を待たず早く切り替えるよう求めた。各社の終了日は会社ごとで、10月10日時点で発表はない
  • マイナンバーカードは法令上の必須ではない。OKJ・GMOコイン・bitbankは運転免許証のICにも対応。コインチェック・SBI VCトレードのICはマイナンバーカードのみ。bitFlyerは公式FAQにIC読み取りの案内なし
  • 今から作る人は、ICチップ付きの書類・暗証番号・NFC対応のスマホをそろえる。マイナンバーカードの交付はおおむね1か月
  • 本人確認書類の画像や暗証番号を求める連絡には応じない

制度の変更に合わせて、各社の切り替えの発表が出たらこの記事の表を更新します。今すぐ運転免許証かマイナンバーカードのICで口座を作りたい人は、OKJの口座開設・始め方から手順を確認できます。本人確認で止まったときの対処はOKJで本人確認が通らない・ログインできないときの対処を見てください。

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この記事の出典(2026年10月10日確認)

本記事の情報は2026年10月10日時点で、上記の公式資料を確認したものです。各社の本人確認の方式は、2027年4月1日の施行に向けて変わる可能性があります。申し込む前に各社の公式サイトで最新の案内を確認してください。本記事は特定の暗号資産の売買を勧めるものではありません。

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