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MEXCの上場廃止・ST警告とは?出金は廃止から30日まで|STが付いたらやることと、新規上場の予定の調べ方【2026年10月最新】

MEXCの上場廃止の警告タグと出金期限、新規上場と上場予定の詐欺のイメージ 海外取引所

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この記事の結論(2026年10月5日時点)

  • MEXCの「ST」は上場廃止の予告のタグです。MEXC公式のルールでは、STを付けてから3日後に上場廃止になることがあります。
  • 上場廃止は廃止日の23時ごろ(日本時間)。売買と入金はそこで止まりますが、出金は廃止から30日間できます。出金には本人確認(初級KYC以上)が必要です。
  • 新規上場の予定は、MEXC公式のお知らせ「新規上場」で確かめるのが確実です。SNSやDMの「MEXCに上場予定」の勧誘は、MEXC自身が詐欺に注意するよう呼びかけています。

日本円の出金先(国内取引所の口座)が無い人は → OKJ(金融庁登録の国内取引所)の口座開設の手順

【10月14日16時】MEXCが先物14ペアを上場廃止(2026年10月10日のお知らせ)

MEXCは2026年10月14日16時(日本時間、07:00 UTC)に、USDT-M無期限先物の14ペアを上場廃止します。その時刻に残っているポジションは、MEXCが廃止時の公正価格(フェアプライス)で決済し、約定していない注文はすべて取り消されます。デモ取引と先物グリッドボットの対象からも同時に外れます。

対象の14ペア:1000BTT、BOBA、RON、ZBCN、NPC、TFUEL、SWARM、ZIG、UPROBINHOOD、DEBIT、DELTA、SNT、DBR、GEOD(いずれもUSDT建ての無期限先物)

対象のペアで先物を持っている人が、16時までにやること

  1. 先物の「ポジション」と「注文」の一覧で、対象のペアが残っていないかを確かめる
  2. ポジションは16時より前に自分で決済する。自動の決済では、決済の価格とタイミングを自分で選べません。MEXCもお知らせで、廃止の前に決済するよう勧めています
  3. 対象のペアで先物グリッドボットを動かしている人は、ボットを止める

今回のお知らせは先物だけが対象です。対象の銘柄のうち現物の取引ペアがあるもの(RON/USDTなど)には、10月11日3時の時点でMEXCの公開APIでSTの印は付いていません。現物を持っているだけなら、今回のお知らせでやることはありません。先物の決済のやり方はMEXCの先物取引のやり方で解説しています。

MEXCで持っている銘柄に、ある日「ST」というマークが付いた。お知らせに「上場廃止」と出ていた。そんなとき、いつまで売れるのか、出金できるのか、放っておくとどうなるのかを、MEXC公式のルールとお知らせ(日本語版・英語版)、公開APIのデータで確かめてまとめました。後半では、反対に「MEXCに新しく上場する銘柄」をどこで調べるかと、「上場予定」をうたう詐欺の見分け方も解説します。

MEXCに口座があり、すでに銘柄を持っている人向けの記事です。MEXCの登録から入金までの全体の流れはMEXCの口座開設・登録方法で解説しています。

STや上場廃止のほかに困ったとき(出金できない・凍結など)は、MEXCの使い方ガイドの症状別早見表から探せます。

MEXCの「ST」とは?上場廃止の候補に付く警告のタグ

MEXCの「ST」は、上場廃止の候補になった銘柄に付く警告のタグです。取引画面で銘柄名の横に「ST」と出ていたら、その銘柄は近いうちに上場廃止になる可能性があります。STは「Special Treatment(特別扱い)」の略です。

MEXC公式の「ST警告ルール」(2025年5月21日更新)は、STの基準に当てはまった銘柄を評価・監視し、利用者へのリスクが高いと判断した場合はSTタグを付けてから3日後に上場廃止にし、取引を止めると定めています。STが付いたからといって必ず廃止されるわけではありませんが、「3日後」はとても短い期間です。気づいたらすぐに動く前提で考えてください。

MEXC公式「ST警告に関するお知らせ(2026年10月)」の表。XYMなど5銘柄は10月1日にSTタグ、10月4日に上場廃止予定
XYMなど5銘柄は10月1日にSTが付き、10月4日に上場廃止の予定。表の日付はUTC+8 出典:MEXC公式お知らせ(2026年10月4日撮影)

どんな銘柄にSTが付く?MEXC公式の4つの基準

MEXCの「ST警告ルール」は、STを付ける理由を4つの区分で示しています。数字で決まっている基準は「プロジェクトと市場のパフォーマンス」の区分だけで、ほかの区分は内容で判断されます。

区分 主な基準(MEXC公式「ST警告ルール」より)
プロジェクトと市場のパフォーマンス 上場時の価格や最高値から極端に下がった/上場後3日以内に60%を超えて下がった/MEXCで5ドル以上持っている利用者が100人未満/保有額の1日平均が30日続けて5万USDT未満(英語版)/流動性が足りない/売りと買いの価格差(スプレッド)の1日平均が15日続けて2%超/他の取引所との価格差の15日平均が15%超/値動きが極端
※「保有額」の項目は英語版の表記。日本語版は「平均日次取引高」と訳しているが、ルールは英語版が優先
セキュリティ スマートコントラクトの脆弱性、法律・規制上の問題、ブロックチェーンの保守が止まって送金が失敗する
運営 悪い報道・評判、プロジェクト側からの廃止の申し出、事業の停止、15日前の告知なしの追加発行やフォーク、相場操縦などの不正
チーム 法律違反の疑い、チームの解散の危機、清算・破産・債務不履行のおそれ

プロジェクトが問題を直し、どの基準にも当てはまらなくなれば、MEXCはSTを外すことがあります。反対に、2回目にSTの基準に当てはまった銘柄は、予告なしにすぐ上場廃止にできるとルールに書かれています。個別の銘柄にSTを付けた理由は、お知らせでは公表されません。なお、ルールは英語版が優先され、翻訳版とずれがあるときは英語版が正です。

審査ゾーン(評価ゾーン)とは?カウントダウンの意味とSTになる流れ

MEXCの「審査ゾーン」は、成績の悪い銘柄や、上場したばかりの初期の銘柄を、決まった期間ようすを見るための区分です。英語版では「Assessment Zone」と書かれ、「評価ゾーン」と訳されることもありますが、MEXC公式の日本語のお知らせでは「審査ゾーン」です。期間中に成績が持ち直せば「イノベーションゾーン」へ移り、持ち直さなければSTが付いて上場廃止の手続きに入ります。

場面 MEXCの扱い
審査期間の長さ ほかのゾーンから審査ゾーンに移された銘柄は30日、最初から審査ゾーンに上場した銘柄は60日
期間中に成績が良かった 審査の終了から2日以内に、イノベーションゾーンへ移る
期間中に改善が無かった 審査の終了から2日以内に、STが付いて上場廃止の手続きに入る
期間中にSTの基準に当てはまった 審査期間の途中でも、STが付いて上場廃止の手続きに入る

出典:MEXC Learn「MEXC現物取引ゾーンの紹介」(2026年9月21日)、MEXC「一部トークンの審査ゾーンへの移行に関するお知らせ(2025年12月)」(日本語版・英語版)。2026年10月11日確認

取引画面のカウントダウンの意味:審査ゾーンの銘柄の取引画面には、カウントダウンが表示されます。これは審査期間が終わるまでの残り時間で、MEXCはお知らせで「正確な終了時刻は、取引ページに表示されるカウントダウンで確かめてほしい」と案内しています。英語版のお知らせには、状況によって審査期間が早く終わったり、延びたりすることがあるとも書かれています。カウントダウンが0になった瞬間に上場廃止になるわけではなく、そこから2日以内に、イノベーションゾーンへ移るか、STが付くかが決まります。

持っている銘柄が審査ゾーンに入ったというお知らせは、STの一歩手前のサインです。カウントダウンが終わる前に、STが付いたら・上場廃止が決まったらやることを確かめ、売るか、ほかの取引所へ移すかを決めておいてください。

MEXCの上場廃止はどう進む?STから出金期限までの流れ

MEXCの上場廃止は「ST→上場廃止(売買・入金が止まる)→30日間の出金期間」の順に進みます。MEXCは毎月「ST警告に関するお知らせ」を出し、その月にSTを付けた銘柄と上場廃止の予定日を表で発表します。

段階 売買 入金 出金 いつ
① STが付く ○ ○ ○ 毎月の「ST警告に関するお知らせ」で発表
② 上場廃止 × × ○ STの3日後のことがある(銘柄で違う)。廃止日の23時ごろ(日本時間)
③ 出金期間 × × ○ 上場廃止から30日間
④ 30日より前にプロジェクトがブロックチェーンの保守を止めた場合 × × × 上場廃止時の価格でUSDTに換えられることがある

STから上場廃止までの日数は、銘柄ごとに違います。2026年10月のお知らせ(英語版)では、10月1日にSTが付いた11銘柄のうち、5銘柄が3日後の10月4日に廃止予定、6銘柄は廃止日が「未定(TBC)」でした。10月2日にSTが付いたGBCKは、5日後の10月7日に廃止予定です(GBCKの行は英語版の表にだけあり、日本語版の表にはありません)。廃止日が「未定」の銘柄も、あとから日付が決まるので、毎日お知らせを見てください。

上場廃止の時刻は日本時間23時ごろ

MEXCのお知らせの表の日付は、UTC+8(シンガポール・香港の時間)で書かれています。廃止の時刻は英語版で「廃止日の14:00ごろ(UTC)」、日本語版で「上場廃止当日の23:00頃(日本時間)」です。どちらも同じ時刻を指しています。お知らせは「正確な時刻は処理の状況で変わることがある」としているので、MEXCで売るなら、廃止日の夕方までに済ませるのが安全です。

上場廃止と同時に止まるもの4つ

  • 現物の売買:取引ペアの取引が止まります。MEXCの中では売れなくなります
  • 入金:入金の受け付けが止まります。廃止のあとにMEXCへ送ると、MEXCは送り元のアドレスに返すと案内していますが、返すときのブロックチェーンの手数料はかかります
  • MEXC変換(コンバート):日本語版のお知らせは、MEXC変換で扱っている銘柄は上場廃止と同時に変換の対象から外すとしています。「あとで変換で換えればいい」とは考えないでください
  • 先物:先物(USDT-M無期限)の上場廃止は、現物とは別のお知らせで発表されます。廃止の時刻に、残ったポジションは「フェアプライス」で決済され、出している注文は取り消されます(MEXC公式「PUMPBTC・PROMPTの先物の上場廃止」、2026年10月5日実施予定)

先物の上場廃止は、現物よりずっと頻繁です。MEXCのお知らせ「上場廃止」には、9月23日〜10月1日の9日間だけで、先物の上場廃止のお知らせが8件並んでいました(10月4日確認)。たとえば10月4日16時(日本時間、07:00 UTC)には、CMEなど12銘柄の先物の上場廃止が予定されていました。直近では、10月14日16時にRON・TFUELなど14ペアの先物の上場廃止が予定されています(記事の冒頭の告知)。CMEは現物のCME/USDTにもSTが付いているので、現物と先物の両方で持っている人は、2つのお知らせを両方確かめる必要があります。先物の注文の出し方や決済の方法は、MEXCの先物取引のやり方で解説しています。

上場廃止された銘柄はいつまで出金できる?30日の数え方と過ぎたとき

MEXCで上場廃止になった銘柄は、上場廃止から30日間出金できます。MEXC公式の「ST警告に関するお知らせ(2026年10月)」は、出金できる期間を「上場廃止後30日間」と案内し、期限までに出金するよう求めています。

出金期間のポイント

  • 数え始め:上場廃止の日(廃止日の23時ごろ・日本時間)から
  • 長さ:30日間。MEXCは終わりの日付・時刻を銘柄ごとには示していません。余裕をもって最初の1週間で終える
  • 30日を過ぎたら:お知らせは「30日以内に出金しなかった場合の資産の損失は利用者の責任」としています。過ぎたあとに出金できるかどうかは書かれていません
  • 途中で出金が止まった場合:プロジェクトがブロックチェーンの保守を止めて30日より前に出金できなくなったときは、廃止時の価格でUSDTに換えることがある

30日を過ぎたあとの扱いについて、MEXCのお知らせは「利用者の責任」と書くだけで、出金を続けるとも、残高を消すとも書いていません。「30日を過ぎても出せるかもしれない」と考えて待つのは危険です。

廃止された銘柄が残高から消えたように見えるときは

上場廃止になった銘柄は、ウォレットの一覧に表示されなくなることがあります。MEXCのお知らせによると、現物ウォレットの画面で「少額資産を非表示」をオフにすると、廃止された銘柄の残高を確認できます。残高が消えたように見えても、まずこの設定を確かめてください。

本人確認(KYC)が済んでいないと出金できない

MEXCは2026年2月5日から、初級KYC以上を済ませていないアカウントの入金・出金を止めています。STに気づいた時点でKYCがまだなら、売るか移すかを決める前に、まずKYCを済ませてください。審査に時間がかかると、30日の出金期間を使ってしまいます。KYCのやり方はMEXCの本人確認(KYC)の記事で解説しています。出金そのものが止まったときの原因と対処は、MEXCで出金できない原因と対処法にまとめています。

実例:Symbol(XYM)の上場廃止

2026年10月のST警告では、日本でも知られているSymbol(XYM)のXYM/USDTにSTが付きました。MEXCのお知らせによると、STを付けたのは2026年10月1日、上場廃止の予定は10月4日23時ごろ(日本時間)で、MEXCの公開APIでは10月4日23時1分の約定を最後にXYM/USDTの売買が止まりました(23時5分に確認)。MEXCの告知では出金は廃止から30日間で、10月4日から数えると11月3日ごろまでが目安です(MEXCは終わりの日付を示していません)。

XYMはSymbol独自のブロックチェーンの暗号資産なので、MetaMaskやPhantomでは受け取れません。送り先は、XYMを扱う国内の取引所か、Symbol公式のウォレットです。確かめた範囲では、XYMはビットバンク・ビットトレード・Zaif・コインチェック(販売所)・bitFlyer(販売所)で扱いがあり、ビットトレードはXYMの入金を受け付けています(2026年10月11日2時台、各社の公開API・公式ページで確認)。GMOコインとOKJには扱いがありません。同じXYMを廃止した海外取引所のCoinExは、出金を10月23日17時(日本時間)で終えます。送り先ごとの注意と、日付順のやることは国内取引所の取扱廃止まとめの「XYMはどこへ送れる?」にまとめています。MEXCで出金するには本人確認(初級KYC以上)が必要です。

STが付いたら・上場廃止が決まったらやること(5ステップ)

STに気づいたら、「廃止日を確かめる→KYCを確かめる→売るか移すかを決める→先物を確かめる→出金を終える」の順に進めます。

  1. 上場廃止の日を確かめる:MEXCの「お知らせ」→「上場廃止」に、その月の「ST警告に関するお知らせ」が出ます。表のどの行に自分の銘柄があるか、廃止日が決まっているか「未定」かを見ます
  2. 本人確認(KYC)が済んでいるか確かめる:初級KYC以上が無いと出金できません
  3. 売るか、移すかを決める:MEXCで売ってUSDTにするなら、廃止日の23時ごろより前に(できれば夕方までに)。銘柄のまま持ち続けるなら、その銘柄を扱っている取引所や自分のウォレットに移します
  4. 先物のポジションを確かめる:同じ銘柄の先物を持っているなら、先物の上場廃止のお知らせも確認し、自動決済の前に自分で閉じるかを決めます
  5. 出金を終える:最初は少額で送り、届いたのを確かめてから残りを送ります。30日の期限に余裕を残して終えてください
MEXC公式のお知らせ「上場廃止」の一覧。ST警告のお知らせと先物の上場廃止のお知らせが並ぶ
廃止日はお知らせの「上場廃止」で確かめる。現物のST警告と先物の上場廃止は別のお知らせ 出典:MEXC公式(2026年10月撮影)

移し先の選び方:国内で扱いのある取引所はある?

STが付く銘柄の多くは、国内の取引所では扱いがありません。2026年10月4日19時半の時点で、MEXCの公開APIで「ST」の印が付いている現物の取引ペアは55件(現物は全1,904ペア)でした。そのうち国内で日本円で売買できる銘柄を、7社の公開APIで確かめた結果が次の表です。

国内の取引所(確かめた範囲) MEXCでSTが付いた銘柄の扱い
ビットバンク XYM(Symbol)
Zaif XYM(Symbol)
コインチェック(販売所) XYM(Symbol)
ビットトレード XYM(Symbol)
bitFlyer(取引所=板の銘柄) ELF(aelf)
OKJ なし
GMOコイン(取引所=板の銘柄) なし

2026年10月4日19時半〜19時45分、各社の公開API(ビットバンク・Zaif・OKJ・ビットトレードは取扱銘柄、GMOコイン・bitFlyerは取引所の銘柄、コインチェックは販売所のレート)で、ST銘柄55件すべてを確認。GMOコイン・bitFlyerの販売所の銘柄と、ここに無い取引所は確かめていません。

aelf(ELF)のELF/USDTは、MEXCの公開APIでSTの印が付いていますが、10月の「ST警告に関するお知らせ」の表には載っていません。APIのSTの印が付いた55件は、10月のお知らせの表(日本語版11銘柄・英語版12銘柄)よりずっと多いので、お知らせの表に自分の銘柄が無くても、取引画面にSTが出ていないかを確かめてください。表に無い銘柄の廃止日は、その月のお知らせからは分かりません。

国内の取引所へ送る場合は、その取引所がその銘柄の入金を受け付けているか、MEXCの出金ネットワークと同じネットワークで受け取れるかを、送り先の入金画面で先に確かめてください。ネットワークが選べなければ送らないでください。トラベルルール(送った人の情報を記録する決まり)で、送り元の取引所の選び方や登録が要る場合もあります。

国内で扱いが無い銘柄は、USDTに換えてから日本円へ

国内で扱いの無い銘柄は、MEXCで廃止前に売ってUSDTにし、USDTで国内で扱いのある銘柄(XRPなど)を買って国内取引所へ送り、日本円に換える流れになります。廃止のあとは売れないので、この方法は廃止日の23時ごろまでしか使えません。売らずに持ち続けたい場合は、その銘柄に対応した自分のウォレットや、その銘柄を扱う海外の取引所への出金を検討します。MEXCの資産を日本円に戻す具体的な手順と手数料は、海外取引所から日本円に戻す方法で比べています。

自分の銘柄にSTが付いているか調べる方法

一番早いのは、取引画面の銘柄名の横に「ST」が出ていないかを見ることです。そのうえで、お知らせで廃止日を確かめます。

調べ方 分かること 向いている人
取引画面・相場一覧の「ST」表示 STが付いているか(廃止日は出ない) すべての人(毎日の確認)
お知らせ「上場廃止」の「ST警告に関するお知らせ」 STを付けた日・廃止の予定日・出金期間のルール STが付いた銘柄を持っている人
お知らせ「上場廃止」の先物のお知らせ 先物の廃止時刻・自動決済 先物のポジションがある人
MEXCの公開API(exchangeInfo) 取引ペアごとの「st」の印と、取引できるか 多くの銘柄をまとめて確かめたい人

公開APIは、ブラウザで https://api.mexc.com/api/v3/exchangeInfo?symbol=ELFUSDT のように銘柄を指定して開くと、結果の最後に "st":true と出るかで確かめられます(ログインは不要。ELFUSDTは2026年10月4日時点でSTの印が付いていた例)。ELFUSDT の部分を自分の銘柄(例:BTCならBTCUSDT)に変えて使います。上場廃止になった銘柄は、エラーが返ることがあります。

MEXCの新規上場の予定はどこで分かる?公式の4つの調べ方

MEXCの新規上場の予定は、MEXC公式のお知らせ「新規上場」で確かめるのが一番確実です。取引開始や出金開始の時刻まで書かれているのは、このお知らせだけです。

調べ方 確実さ 分かること 注意
お知らせ「新規上場」 ◎ 取引開始・出金開始の時刻、取引ペア、ゾーン、ネットワークとコントラクトアドレス 現物・先物・Meme+のお知らせが混ざって並ぶ
新規上場カレンダー(mexc.com/ja-JP/newlisting) ○ 日付ごとの上場予定 10月4日はMeme+でAGENCYが上場したが、カレンダーの10/04は「近日公開予定」のままだった(19時半)
MEXCの公式X(MEXC Japanなど) ○ 上場の速報、キャンペーン 偽アカウントに注意。本物かはMEXC Verifyで確かめる
Kickstarter・Launchpool・プレマーケットのページ △ 上場前のイベント・上場前の取引 上場そのものの予定表ではない。取りやめもある
MEXC公式のお知らせ「新規上場」の一覧。上場の時刻つきのお知らせが並ぶ
新規上場の予定はお知らせ「新規上場」で確かめる。現物・先物・Meme+のお知らせが混ざって並ぶ 出典:MEXC公式(2026年10月撮影)

新規上場のお知らせの読み方(実例:AGENCY)

MEXCの新規上場のお知らせには、取引開始の時刻と出金開始の時刻が別々に書かれます。たとえば「世界初上場:AGENCY がMEXC Meme+ に新規上場」(2026年10月4日)では、取引開始が10月4日12時50分、出金開始が18時50分(いずれも日本時間)で、出金ができるのは取引開始の6時間後でした。上場直後に買っても、すぐには外へ送れないことがあります。

お知らせには、トークンのネットワーク(AGENCYはSolana)とコントラクトアドレスも載ります。同じ名前の偽トークンが出回ることがあるので、ウォレットや別の取引所で同じ名前の銘柄を扱うときは、コントラクトアドレスがMEXCのお知らせと同じかを確かめてください。

Meme+・イノベーションゾーンとは?

MEXCは銘柄を「ゾーン」に分けて扱っています。新しいミームコインは「Meme+」で上場し、流動性や需要が確認されると「イノベーションゾーン」に移ります。たとえばHOOKEDは、Meme+での審査期間を経て、高い流動性・市場でのパフォーマンス・利用者の需要が確認されたとして、2026年10月3日21時35分(日本時間)付でイノベーションゾーンへの移行が決まりました。反対に、成績の悪い銘柄は審査ゾーンに移り、STを経て上場廃止になることがあります。上場したばかりの銘柄ほど、上場廃止まで進む可能性もあると考えてください。MEXCの新規上場のページ自体も「新トークンの価格は変動しやすいため、リスクにご注意ください」と注意を出しています。

上場前に買える?プレマーケットの仕組みと注意

MEXCの「プレマーケット」は、正式な上場の前に、利用者どうしで新しいトークンを売り買いできるサービスです。MEXC公式の「プレマーケット取引FAQ」によると、買い手と売り手の両方が担保を出し、決済の期間に売り手がトークンを渡します。売り手が期限内にトークンを渡せなかった場合、売り手の担保の一部を手数料として差し引き、残りを買い手に渡すルールで、今は手数料を取らずに担保の全額を買い手への補償に回しています。全部成立した注文は取り消せません(一部だけ成立した注文は、残りの部分を取り消せます)。上場そのものが取りやめになった場合、成立した注文は全額返金され、成立していない注文は取り消されます。

上場前の価格は、上場後の価格と大きくずれることがあります。プレマーケットは「上場前に安く買える場所」ではなく、「値段の分からないものを担保つきで約束する取引」と理解したうえで使ってください。

新規上場の銘柄をMEXCで買いたい人は、口座の開設と本人確認を先に済ませておく必要があります。登録から本人確認、入金、最初の取引まではMEXCの口座開設・登録方法(画像付き)で順番に解説しています。

「MEXCに上場予定」の勧誘は詐欺?見分け方

SNSやDMで「MEXCに上場予定のトークンを今のうちに買える」と誘われたら、詐欺を疑ってください。MEXC公式の「よくある詐欺から身を守る方法」(2026年9月21日)は、MEXCを名乗って「プロジェクトへの投資」や「上場予定」を口実にだます詐欺があると注意し、プロジェクトとの提携の情報はMEXC公式サイトでの発表がすべてだとしています。

よくある誘い文句 本物のMEXCの場合
「MEXC上場前の今だけ、特別価格で買える」 上場の情報はお知らせ「新規上場」で公表される。上場前の取引はMEXCの中のプレマーケットだけ
「MEXCの担当者です。グループで上場銘柄を案内します」 MEXCは「講師が導く取引」や「暗号資産の投資指導」をうたうコミュニティを作ったことはない(MEXC公式)
「このサイト・このアドレスに送れば、上場後に倍になる」 MEXCの入金はMEXCの口座の入金画面のアドレスだけ。個人に送らせることはない
「上場の費用・審査料を払えば利益が引き出せる」 出金の前にお金を払わせる手口は詐欺の典型

連絡してきた相手が本物のMEXCかどうかは、MEXC公式の「MEXC Verify(MEXC検証)」のページで、URL・メールアドレス・電話番号・XやTelegramのアカウントを入力して確かめられます。MEXC Verifyで確認できない相手には、お金も暗号資産も送らないでください。

MEXC公式「MEXC検証(MEXC Verify)」のページ。URL・メールアドレス・電話番号・SNSアカウントが公式かを確かめられる
連絡してきた相手が本物のMEXCかは「MEXC検証」で確かめる 出典:MEXC公式(2026年10月撮影)

「出金するには先に手数料・税金を払って」と言われる手口は出金の前払いを求める詐欺の記事、MEXCを名乗るメールや偽サイトの見分け方はMEXCの評判の記事の詐欺の節で解説しています。すでにお金を送ってしまった場合は、「取り戻せる」とうたう業者に連絡せず、本当の相談先と被害届の出し方を先に読んでください。

MEXCを使う前に知っておくこと

MEXCは日本の暗号資産交換業の登録を受けていない海外の取引所で、金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月20日、店頭デリバティブ取引の勧誘)の警告を受けています。上場廃止で損をしても、日本の法律による利用者保護は受けられません。MEXCは扱う銘柄が多いぶん、上場廃止になる銘柄も多い取引所です。値動きの大きい新しい銘柄に大きな金額を入れない、使わない資産は国内の取引所や自分のウォレットに戻しておく、といった使い方が安全です。

MEXCで新規上場の銘柄を取引するなら

MEXCは現物の取引ペアが1,900以上あり(2026年10月4日、公開APIで確認)、新しい銘柄の上場のお知らせも頻繁に出ます。本人確認(初級KYC以上)を済ませておけば、上場のお知らせが出てすぐに取引できます。

MEXCに登録する(招待リンク)

当サイトの招待リンク特典:上記リンクからMEXCに登録すると、現物・先物・予測取引の取引手数料の20%がキャッシュバックされます(2026年9月時点)。

MEXCは日本の暗号資産交換業の登録を受けていない海外の業者で、金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月20日、店頭デリバティブ取引の勧誘)警告を受けています。日本の法律による利用者保護の対象外です。2026年2月5日から本人確認(KYC)をしないと入金・出金ができません。当サイトはMEXC・OKJと紹介提携しており、記事内のリンクから登録があると報酬を受け取ることがあります。

MEXCの上場廃止・新規上場についてよくある質問

MEXCで「ST」が付いた銘柄はどうなりますか?

MEXCで「ST」が付いた銘柄は、上場廃止の候補として監視され、MEXCがリスクが高いと判断すると、STを付けてから3日後に上場廃止になることがあります。問題が直ればSTが外れることもありますが、2回目にSTの基準に当てはまると予告なしに上場廃止になることがあります(MEXC公式「ST警告ルール」、2025年5月21日更新)。

MEXCの「審査ゾーン」と、取引画面のカウントダウンは何ですか?

MEXCの審査ゾーン(英語版ではAssessment Zone)は、成績の悪い銘柄や上場したばかりの初期の銘柄を、決まった期間ようすを見る区分です。取引画面のカウントダウンは、審査期間が終わるまでの残り時間です。期間は、ほかのゾーンから移された銘柄が30日、最初から審査ゾーンに上場した銘柄が60日で、終了から2日以内に、成績が良ければイノベーションゾーンへ移り、改善が無ければSTが付いて上場廃止の手続きに入ります(MEXC公式のお知らせとMEXC Learn)。

MEXCで上場廃止になった銘柄はいつまで出金できますか?

MEXCで上場廃止になった銘柄は、上場廃止から30日間出金できます。売買と入金は上場廃止と同時に終わり、廃止の時刻は廃止日の23時ごろ(日本時間)です。30日を過ぎたあとの資産の損失は利用者の責任とされています(MEXC公式「ST警告に関するお知らせ(2026年10月)」)。

上場廃止のあとでもMEXCで売れますか?

MEXCでは、上場廃止のあとは売れません。上場廃止の時刻(廃止日の23時ごろ・日本時間)に取引ペアの取引が止まり、MEXC変換(コンバート)の対象からも外れます。売りたい場合は、廃止日の夕方までに売ってください。

上場廃止になった銘柄をMEXCに入金するとどうなりますか?

上場廃止になった銘柄をMEXCに入金すると、MEXCは送り元のアドレスに返すと案内しています。ただし返すときのブロックチェーンの手数料はかかります。廃止された銘柄はMEXCに送らないでください。

上場廃止になった銘柄を、送れるウォレットや取引所が見つかりません。どうすればいいですか?

独自のブロックチェーンで動く銘柄は、MetaMaskなどの一般的なウォレットでは受け取れないことがあります。まず、その銘柄の公式サイトが案内している公式ウォレットと、その銘柄を扱っている取引所(国内なら各社の取扱銘柄や公開API)を確かめ、入金画面でネットワークとメモ(メッセージ)欄の有無を確認してから送ります。たとえばXYM(Symbol)は、Symbol公式ウォレットか、ビットバンク・ビットトレードなどXYMを扱う国内の取引所に送れます(2026年10月11日確認)。MEXCの出金は廃止から30日までで、本人確認(初級KYC以上)が済んでいないと出金できません。

上場廃止された銘柄が残高に表示されません。消えたのですか?

MEXCで上場廃止された銘柄は、現物ウォレットの「少額資産を非表示」をオフにすると表示されることがあります。MEXCのお知らせが、廃止された銘柄の残高の確かめ方としてこの方法を案内しています。

MEXCの新規上場の予定はどこで確認できますか?

MEXCの新規上場の予定は、MEXC公式サイトのお知らせ「新規上場」で確認するのが確実です。取引開始と出金開始の時刻、ネットワーク、コントラクトアドレスが載ります。新規上場カレンダー(mexc.com/ja-JP/newlisting)もありますが、2026年10月4日にはMeme+の上場がカレンダーに出ていませんでした。

MEXCで上場前の銘柄を買う方法はありますか?

MEXCでは「プレマーケット」で、正式な上場の前に利用者どうしで新しいトークンを売り買いできます。買い手・売り手とも担保が必要で、全部成立した注文は取り消せません。上場が取りやめになった場合、成立した注文は全額返金されます(MEXC公式「プレマーケット取引FAQ」)。

「MEXCに上場予定」と言われてトークンの購入を勧められました。本当ですか?

MEXCの上場予定は、MEXC公式サイトのお知らせでしか発表されません。MEXC自身が、「上場予定」や「プロジェクトへの投資」を口実にMEXCを名乗る詐欺に注意するよう呼びかけています。相手が本物かはMEXC Verifyで確かめ、確認できない相手にはお金を送らないでください。

まとめ:STに気づいたら3日以内に動く、上場予定は公式のお知らせだけを信じる

  • MEXCの「ST」は上場廃止の予告。STから3日後に廃止されることがあり、廃止日が「未定」でもあとから決まる
  • 上場廃止は廃止日の23時ごろ(日本時間)。売買・入金・MEXC変換が止まり、先物は別のお知らせで自動決済
  • 出金は廃止から30日間。KYCが無いと出金できない。残高は「少額資産を非表示」をオフにして確認
  • 国内で扱いがある銘柄は少ない(10月4日に確かめた7社では、XYMがビットバンク・Zaif・コインチェック(販売所)・ビットトレード、ELFがbitFlyer)。送る前に入金とネットワークを確かめる
  • 新規上場の予定はお知らせ「新規上場」が確実。「上場予定」の勧誘はMEXC Verifyで確認できなければ詐欺を疑う

関連記事

更新履歴

  • 2026年10月5日:公開。STの基準、上場廃止から出金期限までの流れ、XYMの実例、国内7社でのST銘柄の扱い、新規上場の調べ方と「上場予定」詐欺の見分け方をまとめました
  • 2026年10月11日:XYMの実例に、MetaMaskでは受け取れないこと、10月11日時点の国内の扱い(bitFlyer販売所を追加)、CoinExの出金期限(10月23日17時)を追記。FAQに「送れるウォレットが見つからないとき」を追加
  • 2026年10月11日:MEXC公式の日本語に合わせて「評価ゾーン」を「審査ゾーン」に改め、審査期間(30日・60日)と取引画面のカウントダウンの意味を追加しました
  • 2026年10月11日:10月14日16時(日本時間)に予定されている先物14ペアの上場廃止と、それまでにやることを冒頭に追加しました

この記事の調べ方

MEXCのルールとお知らせは、MEXC公式のヘルプ・お知らせ(日本語版と英語版の両方)を2026年10月4日に確認しました。日本語版と英語版で表の行が違うところは、どちらの版かを書いています。STの印の件数と取引の状態は、MEXCの公開API(exchangeInfo)で、国内の取扱いはビットバンク・Zaif・コインチェック・ビットトレード・OKJ・GMOコイン・bitFlyerの公開APIで、いずれも10月4日19時半〜19時45分に確かめました。上場廃止の日程や件数は毎月変わるので、MEXCのお知らせで最新を確かめてください。

主な出典

  • MEXC「ST警告ルール」(2025年5月21日更新):日本語版、英語版
  • MEXC「ST警告に関するお知らせ(2026年10月)」:日本語版、英語版
  • MEXC「一部トークンの審査ゾーンへの移行に関するお知らせ(2025年12月)」:日本語版、英語版
  • MEXC「一部トークンの審査ゾーンへの移行に関するお知らせ(2025年8月)」(2025年8月1日):mexc.com
  • MEXC Learn「MEXC現物取引ゾーンの紹介」(2026年9月21日):mexc.com
  • MEXC「Delisting of PUMPBTC and PROMPT USDT-M Perpetual Futures Pairs」:mexc.com
  • MEXC「1000BTT, BOBA, RON, ZBCN, NPC, TFUEL, SWARM, ZIG, UPROBINHOOD, DEBIT, DELTA, SNT, DBR, GEOD USDT-M 無期限先物ペアの上場廃止に関するお知らせ」(2026年10月10日):日本語版、英語版
  • MEXC お知らせ「上場廃止」:mexc.com
  • MEXC お知らせ「新規上場」:mexc.com
  • MEXC「世界初上場:AGENCY がMEXC Meme+ に新規上場」:mexc.com
  • MEXC「イノベーションゾーンへの HOOKED の移行について」:mexc.com
  • MEXC「Pre-Market Trading FAQ」:mexc.com
  • MEXC Learn「Protecting Yourself from Common Scams」(2026年9月21日):mexc.com
  • MEXC Verify:mexc.com
  • MEXC「KYC verification required for platform access」(2026年2月5日):mexc.com
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