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SUI(スイ)は、米国のMysten Labs(ミステン・ラボ)が開発し、2023年5月に始まったブロックチェーン「Sui」で使う暗号資産です。元Meta(旧Facebook)の暗号資産プロジェクトにいたエンジニアたちが作り、取引の処理が速いことを売りにしています。
日本では、OKJ・bitbank・GMOコイン・コインチェック・ビットトレードの5社の取引所(板)で日本円で買えることを各社の公開データで確かめました。SBI VCトレードも販売所でSUIを扱っています。この記事では、SUIの仕組みと作った会社、板で買える国内5社の手数料と価格の差、OKJでの買い方とステーキング、そして今後を考えるうえでの良い材料と悪い材料を、公式の情報と実際の数字で説明します。値上がりの予想はしません。
この記事の結論(価格・時価総額・TVLは2026年10月10日、取扱状況は10月5日時点)
- SUIは米国カリフォルニア州パロアルトのMysten Labsが開発したブロックチェーン「Sui」の暗号資産。メインネットは2023年5月3日に始まった。発行上限は100億SUI
- 日本円の板(取引所)で買えるのは、確かめた範囲でOKJ・bitbank・GMOコイン・コインチェック・ビットトレードの5社(各社の公開API、10月5日0時台)。SBI VCトレードも販売所で扱う(2026年3月11日から、公式のお知らせ)
- 板(取引所)で買えば、販売所より安い。OKJで1万円分買うと、販売所は取引所より約320円不利だった(同じ時刻の公式の価格で計算)
- 確かめた範囲で、SUIを板で買ってそのままステーキングできるのはOKJ(フレキシブル1.08%・30日1.38%。60日1.88%は10月5日0時の時点で「上限到達」)。SBI VCトレードもSUIをステーキングの対象にしている(販売所で購入)
- 価格は2025年1月の最高値5.35ドルから約80%低い。2026年にはネットワークが少なくとも4回止まり(1月に1回、5月28〜29日の2日間に3回)、DeFiに預けられた資金も最高時の約2割に減った。元本が大きく減ることがある資産として扱う
SUIを日本円で買える取引所は?(先に結論)
SUIは、国内の金融庁登録業者のうち、OKJ・bitbank・GMOコイン・コインチェック・ビットトレードの5社の取引所(板)で日本円で買えます。2026年10月5日0時1分〜7分に、5社の公開API(だれでも見られる価格・銘柄のデータ)でSUIと日本円のペアが取引中であることを確かめました。SBI VCトレードも、2026年3月11日から販売所でSUIを扱っています(SBI VCトレード公式のお知らせ)。
確かめた範囲では、SUIを板で「買う」「預けてステーキングする」「海外へ送る」の3つを1つの口座でできるのはOKJです。OKJは金融庁に登録した国内の暗号資産交換業者(関東財務局長 第00020号)で、SUIを板(取引所)と販売所の両方で扱い、ステーキングと積立にも対応しています。
OKJでできること(SUI)
- 板(取引所)でSUI/JPYを売買:1 SUI(約194円)から
- ステーキング:20 SUIから、解除は3日
- 積立:日本円で毎日・毎週・毎月
- SUIネットワークで国内外へ出庫:手数料0.5 SUI(約97円)から
当サイトの紹介リンクからOKJに登録し、メールアドレスの登録から90日以内に2万円以上の取引(約定)をすると、2,000円分のビットコインがもらえます(OKJ公式、2026年10月時点)。対象になる取引は、取引所・販売所・積立です。
当サイトはOKJと紹介提携しており、このリンクから登録があると報酬を受け取ることがあります。暗号資産は価格が動き、元本を下回ることがあります。
各社の手数料と、同じ時刻の価格の比べ方は、下の「日本のどの取引所で買える?」で表にしています。
SUI(スイ)とは?どんな仮想通貨か
SUIは、レイヤー1(ほかのチェーンに頼らない土台のブロックチェーン)の「Sui」で、手数料(ガス代)の支払いとステーキングに使う暗号資産です。ブロックチェーンの名前は「Sui」、暗号資産の名前は「SUI」と書き分けるのが一般的です。日本の取引所では「スイ」と表示されています。
SUIの基本データ
| 名前 | SUI(スイ)。ブロックチェーンの名前はSui |
|---|---|
| 開発した会社 | Mysten Labs(米国カリフォルニア州パロアルト) |
| メインネット開始 | 2023年5月3日 |
| 発行上限 | 100億SUI |
| 出回っている量 | 約41.2億SUI(上限の約41%) |
| 時価総額 | 約44.0億ドル(約6,960億円)、暗号資産で29位 |
| 価格 | 約1.07ドル。日本の取引所で約169円前後 |
| 過去最高値 | 5.35ドル(2025年1月4日) |
| 仕組み | 委任型プルーフ・オブ・ステーク(DPoS)。エポック(区切り)は24時間 |
| プログラムの言語 | Move(ムーブ) |
出典:Sui公式ドキュメント「Tokenomics」「Consensus」、Mysten Labs公式サイト、The Block(メインネット開始)、CoinGecko(流通量・時価総額・最高値・価格。2026年10月10日取得)、国内5社の公開API(円の価格。取扱状況は2026年10月5日0時6分、価格はbitbankの公開APIで2026年10月10日に再確認)
Suiの仕組みの要点:何が速いのか
Suiが速いと言われる理由は、取引を「1列に並べて順番に処理する」のではなく、関係のない取引を同時に処理できるように作られている点です。
- オブジェクト(モノ)単位でデータを持つ:Suiでは、トークンやNFTなどを一つ一つの「オブジェクト」として管理します。AさんがBさんに送る取引と、CさんがDさんに送る取引は、触るオブジェクトが別なので、同時に処理できます
- Move言語:資産を「コピーしたり消したりできないモノ」として扱う言語で、プログラムの誤りで資産が増えたり消えたりする事故を防ぎやすくしています。MoveはMetaの暗号資産プロジェクトのために作られた言語です
- 合意形成「Mysticeti(ミスティセティ)」:Sui公式ドキュメントでは、試験環境で取引の確定まで平均約0.5秒という数字を示しています。実際の混み具合での速さとは別の、試験の数字です
同じくMetaのプロジェクト出身のチームが作ったAptos(アプトス、APT)も、Moveを使うレイヤー1です。SuiとAptosはよく比べられますが、データの持ち方(Suiはオブジェクト単位)などが違います。
SUIトークンの使い道
Sui公式ドキュメントは、SUIの役割を次の4つと説明しています。
- ステーキング:SUIをバリデーター(取引を承認する運営者)に預けて、ネットワークの安全を支え、報酬を受け取る
- ガス代:Suiで取引を実行するときの手数料をSUIで払う
- アプリの中の資産:DeFi(分散型金融)やゲームの中で、交換・担保に使う
- ガバナンス:オンチェーンの投票に参加する権利
Suiにはデータの保存料を積み立てる「ストレージファンド」という仕組みもあり、保存していたデータを消すと、払った保存料の一部が戻ってきます。チェーンにデータを置きっぱなしにしない動機を作るための設計です。
SUIはどこの国の仮想通貨?誰が作った?いつから?
SUIは、米国カリフォルニア州パロアルトに本社を置くMysten Labsが開発した、米国発の暗号資産です。メインネット(本番のネットワーク)は2023年5月3日に始まり、同じ日に海外の大手取引所で売買が始まりました。
Mysten Labsの共同創業者(公式サイト掲載は4人)
Mysten Labsの公式サイトに載っている共同創業者は、次の4人です(創業時はMove言語を作ったSam Blackshear氏を含む5人でしたが、同氏は2026年8月にCTOを退任し、公式サイトの掲載からも外れています)。
| 名前 | Mysten Labsでの役職 |
|---|---|
| Evan Cheng(エヴァン・チェン) | CEO(最高経営責任者) |
| Sam Blackshear(サム・ブラックシア) | 共同創業者・元CTO。Move言語の開発者。2026年8月にCTOを退任しAnthropicへ移籍(公式サイトの掲載からは外れている) |
| Adeniyi Abiodun(アデニイ・アビオドゥン) | CPO(最高製品責任者) |
| Kostas Chalkias(コスタス・カルキアス) | チーフ暗号学者 |
| George Danezis(ジョージ・ダネジス) | チーフサイエンティスト |
出典:Mysten Labs公式サイト「About」(2026年10月5日確認)。カタカナは編集部による表記

Mysten Labsは、Meta(旧Facebook)が進めていた暗号資産プロジェクト「Diem(ディエム、旧Libra)」に関わったエンジニア・研究者が中心になって作った会社です。Diemは実現せずに終わり、そこから独立したチームがSuiを作りました。米国の暗号資産メディアThe Blockは、SuiをAptosに続く「Diemから生まれた2つ目のブロックチェーン」と紹介しています。
資金調達とFTXとの関係
Mysten Labsは2022年9月に、シリーズB(成長段階の資金調達)で3億ドルを集め、企業価値は20億ドル超とされました。この調達を主導したのは、後に破綻した暗号資産取引所FTXの投資部門FTX Venturesでした。
FTXの破綻後、Mysten Labsは2023年4月に、FTX側が持っていた自社の株式とSUIを受け取る権利を約9,600万ドルで買い戻しています(The Block)。「FTXが関わっていたから危ない」という話を見かけたら、この買い戻しが済んでいることを確かめてください。
日本の取引所ではいつから?
海外では2023年5月のメインネット開始と同時に売買が始まりました。日本の取引所では各社が順に取り扱いを始めていて、いまは上の5社の板と、SBI VCトレードの販売所で日本円で買えます。各社の取扱い開始の日付は、各社のお知らせで確認してください(この記事では、今買えるかどうかを公開APIで確かめることを優先しました)。
SUIは日本のどの取引所で買える?手数料と価格の差を比較
2026年10月5日0時台に各社の公開APIで確かめた範囲では、SUIを日本円の板(取引所)で買えるのはOKJ・bitbank・GMOコイン・コインチェック・ビットトレードの5社です。このほかSBI VCトレードが、2026年3月11日から販売所でSUIを扱い、ステーキングの対象にもしています(SBI VCトレード公式のお知らせ)。
国内6社の比較表(SUI)
| 取引所 | 板(取引所) | テイカー手数料 | メイカー手数料 | 板の幅(0時6分) | ステーキング |
|---|---|---|---|---|---|
| OKJ | ○ | △ 0.14% | △ 0.07% | ○ 0.88% | ◎ あり(20 SUIから) |
| bitbank | ○ | ○ 0.12% | ◎ −0.02% | ◎ 0.29% | - 確かめていない |
| GMOコイン | ○(レバレッジも) | ◎ 0.09% | ◎ −0.03% | ◎ 0.28% | - 確かめていない |
| コインチェック | ○(販売所も) | ◎ 0% (段階制の導入後は0.12%。導入日は未定) | ◎ 0% (段階制の導入後は0.10%。導入日は未定) | △ 1.97% | - 確かめていない |
| ビットトレード | ○ | 公式の手数料ページで確認 | ○ 0.75% | - 確かめていない | |
| SBI VCトレード | -(販売所のみ) | 販売所は手数料無料(価格の差が実質のコスト) | - | ○ あり(公式のお知らせ) | |
出典:OKJ・bitbank・GMOコイン・コインチェック・ビットトレードの公開API(銘柄・手数料・板。2026年10月5日0時1分〜7分)、SBI VCトレード「トンコイン(TON)とスイ(SUI)の取扱い開始」(2026年3月11日。板の取扱いは確かめていない)、OKJ「手数料一覧」(Lv1=直近30日の取引量100万円未満)、コインチェック「取引所(板取引)における段階制手数料の導入について」(2026年10月1日、一般ユーザーの料率)。「板の幅」は、0時6分46秒の買い板と売り板の一番良い価格の差を、その真ん中の価格で割ったもの。相場で常に変わる。メイカーのマイナスは、約定すると手数料を受け取れるという意味
表の読み方は2つです。手数料と板の幅だけを見れば、GMOコインとbitbankが有利でした。コインチェックは今は手数料0%ですが、段階制の手数料が導入されると、SUIを含むBTC以外の銘柄が有料になります。10月19日14時の予定だった導入は延期され、新しい日時は未定で、それまでは今の料率のままです(コインチェック公式のお知らせ、2026年10月17日確認)(詳しくはコインチェックの段階制手数料は延期|導入されたら料率はいくら?)。
一方、買ったSUIをステーキングで預けたい人は、板で安く買ってそのまま預けられるOKJが候補です。SBI VCトレードも販売所で買ってステーキングできます。bitbankは、SUIを「暗号資産を貸して増やす」(ビットバンクに貸して1年後に利息を受け取る)の対象にしています(bitbankの取扱い開始のお知らせ)。板の幅は時間で大きく変わるので、注文する直前に各社の画面で確かめてください。
確かめた範囲と、確かめていない業者
- bitFlyerは、板(Lightning)の公開API(9市場)にSUIのペアはありませんでした。販売所の銘柄は公開APIでは確かめられないため、この記事では判断していません
- Zaifは、公開APIの50ペアにSUIはありませんでした
- SBI VCトレードは、2026年3月11日から販売所でSUIを扱い、ステーキングの対象にもしています(公式のお知らせ)。板(取引所)での取扱いと入出庫は確かめていません
- Binance Japan・BITPOINT・楽天ウォレットなど、上に挙げていない業者は確かめていません。ここに挙げた6社のほかにSUIを扱う国内業者がある可能性はあります
目的別:どこで買う?
買ってステーキングしたい
→ OKJ。板で買って、そのまま20 SUIから預けられる(SBI VCトレードは販売所で買って預ける)
売り買いの手数料を下げたい
→ GMOコイン・bitbank。指値(メイカー)なら手数料を受け取れる
すでに口座がある
→ 今ある口座の板で買う。販売所より板の方が安い
SUIの買い方は?OKJで買う手順
SUIは、販売所ではなく取引所(板)で買う方が安く済みます。ここでは、SUIの板・販売所・ステーキング・積立がそろっているOKJを例に、手順と実際の差額を説明します。
販売所と取引所で、1万円分だといくら違う?
同じ時刻(2026年10月5日0時6分46秒)のOKJの価格で、1万円分のSUIを買った場合を計算しました。
| 買い方 | 価格 | 手数料 | 1万円で買える量 |
|---|---|---|---|
| 販売所 | 買値 201.78円 | 無料(価格の差が実質のコスト) | 約49.56 SUI |
| 取引所(板・成行) | 売り板 195.08円 | 0.14%(テイカー) | 約51.19 SUI |
Coin Mapの計算。出典:OKJ公開API(販売所の価格と取引所の板、2026年10月5日0時6分46秒)。板の価格はその価格に並んでいる数量まで。価格は常に動く
差は約1.63 SUIで、円にすると約320円(約3.2%)です。数万円以上を買うなら、取引所(板)を使ってください。販売所と取引所の違いは、販売所と取引所の違いは?で詳しく説明しています。
OKJでSUIを買う5ステップ
- 口座を作る:アプリか公式サイトでメールアドレスを登録し、スマホで本人確認書類のICチップを読み取る「かんたん本人確認」で申し込む。紹介特典を受けたい人は、最初の登録を紹介リンクから始める
- 日本円を入金する:OKJが指定するGMOあおぞらネット銀行の口座へ振り込む(OKJ側の手数料は無料)
- 「振替」で取引口座へ移す:入金した日本円は「入出金口座」に入る。取引所で買う前に、アプリの「資産」→「振替」で「取引口座」へ移す(無料)
- 取引所でSUI/JPYを選んで注文する:「取引所」で銘柄にSUI/JPYを選び、「購入」で指値か成行を選んで数量を入れる。最小は1 SUIから
- 確認して確定する:取引パスワードを入れて確定。買ったSUIは取引口座に入る。ステーキングや出庫に使うときは、入出金口座へ振り替える

OKJは2026年9月16日から取引システムの切り替えを進めていて、移行期間中は板の価格の差が広がったり、注文の受付が止まったりすることがあると注意しています。成行で大きな金額を注文する前に、板の価格を確かめてください。口座開設の画面ごとの説明、本人確認でつまずいたときの対処は、OKJの口座開設・始め方にまとめています。
少しずつ買いたいなら積立
OKJは、SUIの積立(毎日・毎週・毎月、決まった日本円の額で自動で買う)にも対応しています(OKJの公開データで積立の受付中を確認)。積立は販売所の価格で買われるので、1回あたりのコストは板より高くなりますが、買う時期を分けられます。
SUIを送るときの注意
OKJからSUIを外へ送る(出庫する)ときのネットワークは「SUI」です。手数料は0.5〜3 SUIの範囲で自分で決め、最小の出庫量は1 SUIです(OKJ「入出金・入出庫」の出庫ルール)。
- 送り先の入金画面で、ネットワークに「SUI(Sui)」が選べるかを先に確かめる。選べなければ送らない
- 初めての送り先には、まず少額で送って届くことを確かめる
- 国内の取引所どうしでは、トラベルルール(送り元と送り先の情報を通知する決まり)で送れない組み合わせがある。送る前に送り元・送り先それぞれの対応先の一覧を確かめる
SUIはステーキングできる?OKJの年率と注意点
SUIは、OKJのステーキングで預けて報酬を受け取れます。国内ではSBI VCトレードも、2026年3月11日からSUIをステーキングの対象にしています(SBI VCトレード公式のお知らせ。持っているだけで対象になる方式)。ここでは、板で買ってそのまま申し込めるOKJの条件を説明します。2026年10月5日0時6分の時点で、OKJのSUIの条件は次のとおりでした。
| プラン | 推定年率 | 受付 | 最小 | 解除にかかる日数 |
|---|---|---|---|---|
| フレキシブル(いつでもやめられる) | 1.08% | ○ 申し込める | 20 SUI | 3日 |
| 定期 30日 | 1.38% | ○ 申し込める | 20 SUI | 3日 |
| 定期 60日 | 1.88% | × 上限到達 | 20 SUI(1人10,000 SUIまで) | 3日 |
出典:OKJのステーキング画面が読み込む公開データ(2026年10月5日0時6分)。年率は推定値で、毎日変わることがある。60日は10月4日17時33分には申し込める状態だったが、10月5日0時6分には再び上限到達になっていた。16時以降に解除するとさらに1日かかる

100 SUIを預けると、報酬はいくら?
100 SUI(10月5日0時の価格で約19,400円)をフレキシブル(1.08%)で1年間預けると、報酬は約1.08 SUI(約210円)です。30日の定期(1.38%)なら、30日で約0.11 SUI(約22円)です。
報酬はSUIで付くので、SUIの価格が1割下がれば、1年分の報酬よりずっと大きく円の資産が減ります。ステーキングは「持ち続けると決めたSUIに少し上乗せする」ものと考えてください。
預ける前に知っておくこと
- 解除してから売れるようになるまで3日(16時以降の解除は4日)。その間は報酬も付かない
- 定期を満了前にやめると、受け取った報酬の100%が中途解除手数料になる
- OKJは過去に、SUIのブロックチェーン上の報酬が減ったことを理由に、SUIの推定年率を変えたことがある(OKJのお知らせ)
- 報酬は受け取った時点の時価で所得になり、原則として雑所得として課税される(国税庁FAQ)
プランの受付状況(「上限到達」かどうか)は時期で変わります。12銘柄の年率の比較、申し込みの画面、税金の考え方はOKJのステーキングのやり方で詳しく解説しています。
海外取引所でもSUIは買える?
SUIは海外の取引所でも広く扱われていますが、日本居住者がまず使うなら、金融庁に登録した国内の取引所です。国内の取引所で日本円のまま買えるので、SUIを買うためだけに海外の取引所を使う必要はありません。
海外の取引所を使うのは、先物(レバレッジ)でSUIを売買したい、USDTなど日本円以外で売買したい、といった目的があるときです。たとえば海外取引所のMEXCでは、SUI/USDTの現物と、最大300倍の先物が取引中でした(MEXC公開API、2026年10月5日0時5分)。
ただし、MEXCは日本の金融庁に登録していない業者で、金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月、店頭デリバティブの勧誘)の警告を受けています。2026年2月からは本人確認(KYC)をしないと入金・出金ができません。登録の手順と注意点はMEXCの口座開設・登録方法で説明しています。
SUIの今後は?判断の材料になる事実
SUIの今後について、この記事では価格の予想はせず、判断の材料になる事実だけを並べます。良い材料と悪い材料の両方があります。
価格の推移:最高値から約80%低く、9月は約60%上昇

月末の価格(Binanceの月足の終値)で見ると、SUIは2024年12月の4.12ドルが一番高く、2026年8月には0.73ドルまで下がりました。2026年9月は1.16ドルで終わり、8月末から約60%上がっています。10月10日の価格は約1.07ドルで、2025年1月4日の最高値5.35ドル(CoinGecko)より約80%低い水準です。
月に何十%も上下するのは、SUIでは珍しくありません。「9月に上がったから10月も上がる」とは言えません。SNSでは上昇のチャートだけを切り取った投稿も出回るので、長い期間のチャートで確かめてください。
良い材料:米国で現物ETFが3本上場
2026年2月18日、米国でSUIの現物ETF(取引所で売買できる投資信託)が初めて上場しました。Canary Capitalの「SUIS」とGrayscaleの「GSUI」で、どちらもSUIを保有してステーキングする仕組みです。2月24日には21Sharesの「TSUI」も上場しました(The Block)。
ETFができると、証券口座から間接的にSUIに投資できる人が増えます。一方で、上場した2026年2月以降もSUIの価格は下がり続け、6〜8月の月末は0.7ドル前後でした。ETFの上場がそのまま値上がりにつながったわけではないことも、事実として押さえておいてください。
悪い材料:DeFiに預けられた資金は最高時の約2割
Suiのアプリ(DeFi)に預けられている資金の合計(TVL)は、DefiLlamaの集計で2026年10月10日に約5.3億ドルでした。最高だった2025年10月9日の約26.4億ドルから、約8割減っています。チェーン別では15位です。
| 日付 | SuiのDeFiの預かり額(TVL) |
|---|---|
| 2024年1月1日 | 約2.1億ドル |
| 2025年1月1日 | 約16.4億ドル |
| 2025年10月9日(最高) | 約26.4億ドル |
| 2026年1月1日 | 約9.0億ドル |
| 2026年10月10日 | 約5.3億ドル |
出典:DefiLlama API(historicalChainTvl/Sui、chains)、2026年10月5日取得。米ドル建てなので、預けられている暗号資産の価格が下がっても減る
TVLはドル建てなので、SUIなどの価格の下落も減少の一因です。それでも、Sui上のアプリを使う資金が2025年の最高時より大きく減っていることは、「オワコン」と言われる背景の1つです。
供給:まだ6割近くが出回っていない
発行上限100億SUIのうち、出回っているのは約41.2億SUI(約41%)です(CoinGecko)。残りは、決まった時期に少しずつ市場に出てくる(アンロックされる)予定で、トークンの配分を集計しているTokenomistによると、次のアンロックは2026年11月1日です。出回る量が増えると、買う人が同じだけ増えない限り、価格を押し下げる力になります。アンロックの日付と量は、Tokenomistなどで直前に確かめてください。
SUIのリスクは?ネットワークの停止とハッキング
SUIを持つときに知っておきたい大きなリスクは、ネットワークの停止、Sui上のアプリのハッキング、価格の大きな変動の3つです。
2026年にネットワークが止まった
Suiのメインネットは、2026年に少なくとも4回、取引の処理が止まっています(1月14日に1回、5月28〜29日の約48時間に3回)。
| 日付(UTC) | 止まっていた時間 | 原因・内容 |
|---|---|---|
| 2026年1月14日 | 約6時間30分(14:52〜21:22) | 合意形成(コンセンサス)の障害。バリデーターが修正版を入れて復旧 |
| 2026年5月28日 | 約6時間30分(14:00〜20:30) | バージョン1.72で入ったガス代の計算の不具合(残高不足の取り消し処理でバリデーターが停止) |
| 2026年5月29日 | 約3時間30分(12:00〜15:30) | 前日と同じガス代計算の不具合が、別のエラー種別を経由して再発 |
| 2026年5月29〜30日 | 約5時間50分(29日20:30〜30日02:20) | 修正版の再起動時に、乱数プロトコルの無効化状態がディスクに保存されない潜在バグが表面化し、エポック切り替えで停止 |
出典:Sui公式ステータスページ「Consensus outage」(1月14日)、Sui公式ブログ「Sui Mainnet Halts Resolved After Major Upgrade」(2026年5月31日、5月の3回)。いずれも2026年10月10日確認。時刻は太平洋時間をUTCに換算

ネットワークが止まっている間は、SUIを送ることも、Sui上のアプリで取引することもできません。取引所の中でも、SUIの入金・出金が止まることがあります。止まっている間に価格が大きく動いても、送れないので逃げられません。国内の取引所の中で売買するだけなら、板が動いていれば売買はできます。
CetusのハッキングとSuiのバリデーターによる凍結
2025年5月、Sui上で最大級のDEX(分散型取引所)だったCetusが攻撃され、約2億2,300万ドル相当が盗まれました。このうち約1億6,200万ドル分は、Suiのバリデーターが攻撃者のアドレスの取引を受け付けないことで凍結しました。その後、5月29日のオンチェーン投票で、凍結した資金を返す手続きが承認されています(The Block)。
被害の一部が戻ったのは良い結果でしたが、「バリデーターが特定のアドレスの資金を止められる」ことが分かった出来事でもあります。これを「分散していない(運営側の判断で止められる)」と批判する声もあります。SUIを評価するときは、この両面を知っておいてください。
「100倍になる」という勧誘に注意
SUIに限らず、「この通貨は100倍になる」「今だけ特別に買える」とSNSやメッセージで勧められたら、詐欺を疑ってください。国内の登録業者の板で買えるSUIを、個人や海外のサイト経由で買う理由はありません。手口と見分け方はSNSで仮想通貨の投資を勧められたら詐欺?にまとめています。
SUI(スイ)のよくある質問
Q. SUIはどこの国の仮想通貨ですか?
A. 米国です。開発したMysten Labsは米国カリフォルニア州パロアルトの会社で、Meta(旧Facebook)の暗号資産プロジェクトDiemに関わったメンバーが中心になって作りました。
Q. SUIはいつからありますか?
A. メインネットは2023年5月3日に始まり、同じ日に海外の大手取引所で売買が始まりました。
Q. SUIは日本の取引所で買えますか?
A. 買えます。2026年10月5日0時台に公開APIで確かめた範囲では、OKJ・bitbank・GMOコイン・コインチェック・ビットトレードの5社の取引所(板)で日本円で買えます。SBI VCトレードも2026年3月11日から販売所で扱っています。ほかの国内業者は確かめていないので、扱いがある可能性もあります。
Q. 一番安く買えるのはどこですか?
A. 10月5日0時6分の時点では、板の幅が狭く手数料が低いGMOコイン(テイカー0.09%)とbitbank(0.12%)が有利でした。コインチェックは今は手数料0%で、段階制が導入されると0.12%になります(10月19日の導入は延期され、新しい日時は未定)。どの会社でも、販売所より取引所(板)の方が安くなります。
Q. SUIはいくらから買えますか?
A. OKJの取引所なら1 SUI(10月5日0時の価格で約194円)から注文できます。ステーキングは20 SUI(約3,900円)からです。
Q. SUIのステーキングの年率は何%ですか?
A. OKJでは、10月5日0時6分の時点でフレキシブル1.08%、30日の定期1.38%、60日の定期1.88%でした。60日は「上限到達」で、その時点では申し込めませんでした。年率は推定値で、変わることがあります。
Q. SUIはオワコンですか?
A. 判断は人によりますが、事実としては、価格は最高値から約80%低く、DeFiに預けられた資金は最高時の約2割で、2026年にはネットワークが少なくとも4回止まり(1月に1回、5月28〜29日の2日間に3回)ました。一方で、2026年2月に米国で現物ETFが3本上場し、9月には価格が約60%上がりました。どちらか一方だけで判断しないでください。
Q. SUIは2030年に何円になりますか?100倍になりますか?
A. この記事では予想しません。将来の価格を確かに当てる方法はなく、ネット上の「2030年予想」の多くは前提の置き方で結果が大きく変わります。100倍になると言って投資を勧めるメッセージは、詐欺を疑ってください。
Q. SUIとAptos(APT)の違いは?
A. どちらもMetaの暗号資産プロジェクトの出身者が作り、Move言語を使うレイヤー1です。Suiはデータを「オブジェクト」単位で持ち、関係のない取引を同時に処理する設計が特徴です。OKJではAPTもSUIもステーキングの対象です。
Q. SUIで利益が出たら税金はかかりますか?
A. かかります。SUIを売って出た利益や、ステーキングの報酬は、原則として雑所得です。会社員は給与以外の所得の合計が20万円を超えると確定申告が必要です。計算のしかたは仮想通貨の確定申告のやり方で解説しています。
まとめ:SUIは国内の板で買い、リスクを知った額だけ持つ
- SUIは米国のMysten Labsが開発し、2023年5月3日に始まったブロックチェーン「Sui」の暗号資産
- 日本円の板(取引所)で買えるのは、確かめた範囲でOKJ・bitbank・GMOコイン・コインチェック・ビットトレードの5社。SBI VCトレードは販売所で扱う。販売所より取引所(板)の方が安い
- 板で買ってステーキングまでするならOKJ(フレキシブル1.08%、20 SUIから、解除3日。受付状況は時期で変わる)
- 価格は最高値から約80%低く、2026年にはネットワークの停止が少なくとも4回あった(1月1回、5月3回)。値上がりを前提にせず、失ってもよい額で持つ
OKJの口座の作り方と紹介特典の条件はOKJの口座開設・始め方、SUIを預ける手順(プランの受付状況は時期で変わります)はOKJのステーキングのやり方で確認できます。
本記事のデータは2026年10月5日0時台(日本時間)に確認したものです。価格・手数料・年率・取扱いは変わることがあります。この記事は投資を勧めるものではありません。
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