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楽天ウォレットにログインできない原因と対処法|10月15日のGoogle Authenticatorリセット、Androidは新アプリ・iPhoneは電話番号認証で解除【2026年10月最新】

ロックがかかったスマホと鍵・電話のアイコン、指紋認証に切り替わる様子のイラスト 国内取引所・基礎知識

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楽天ウォレットに2026年10月15日ごろからログインできなくなったのは、故障ではなく、楽天ウォレットがGoogle Authenticator(認証アプリ)の設定を一斉にリセットし、再設定が終わるまでログインを制限しているためです。対象は、ログインの2段階目に認証アプリのコードを使っていた人です。

この記事では、楽天ウォレット公式のお知らせとQ&Aをもとに、何が起きたのか、Androidの人・iPhoneの人がそれぞれ今すぐやる手順、ログインできない間の資産と出金、「認証の再設定」をかたる偽メールの見分け方をまとめました。

この記事の結論(2026年10月16日時点)

  • 楽天ウォレットは2026年10月15日から、Google Authenticator(iPhone標準の認証機能・ほかの認証アプリを含む)を使っていた人の認証設定をリセットし、再設定か新アプリへの移行が終わるまでログインを制限している
  • Androidの人は、10月14日に出た新アプリ「楽天ウォレット」に移れば、Google Authenticatorの再設定は不要。新アプリはパスキー(指紋・顔での認証)が必須
  • iPhoneの人は新アプリがまだ出ていない(iOS版は「後日」)。旧「暗号資産取引」アプリで、登録した電話番号から発信する電話番号認証を行い、画面の案内どおりに制限を解除する
  • 楽天ウォレットは、保有資産や取引内容は変わらないと説明している
  • 楽天ウォレットは、メールやSMSで「認証情報の再設定」のリンクを送らない。リンク付きのメール・SMSは開かず、ブックマークか公式アプリから入る

ログインできない間も相場を確かめたり売買したりできるように、国内の登録業者にもう1つ口座を持っておく方法があります。ただし、楽天ウォレットにある資産は、ログインが戻るまでほかの取引所へ移せません。新しい口座は、次に同じことが起きたときの備えです。OKJ(オーケーコイン・ジャパン株式会社、関東財務局長 第00020号)は、金融庁の暗号資産交換業者登録一覧に載っている登録業者です(令和8年9月30日現在版、2026年10月19日確認)。OKJは、BTC・ETH・XRPなど17銘柄を取引所(板)で扱っています(OKJの公開API、2026年10月19日16時2分確認)。「認証の再設定」をかたるメール・SMSと同じく、口座開設もメールやSMSのリンクからではなく、公式サイトか下のボタンから行ってください。

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楽天ウォレットにログインできないのはなぜ?10月15日の認証リセット

楽天ウォレットにログインできない原因の多くは、2026年10月15日に始まった二要素認証(Google Authenticator)の設定のリセットです。楽天ウォレットは10月15日のお知らせ「セキュリティ強化に伴う「Google Authenticator(認証システム)」設定変更と新アプリ移行のお願い」で、認証アプリを使っている人の設定を10月15日からリセットし、再設定または新アプリへの移行が終わるまでログインを制限すると発表しました(2026年10月16日確認)。

楽天ウォレットのお知らせ。Google Authenticatorを使う人の認証設定を2026年10月15日からリセットすると書かれている
楽天ウォレットは10月15日から認証アプリの設定をリセットし、再設定か新アプリへの移行が終わるまでログインを制限している。出典:楽天ウォレット公式のお知らせ、2026年10月16日取得

対象になるのは、ログインの2段階目で6桁の確認コードを入力していた人です。お知らせには、Google Authenticatorに加えてiOS標準の認証機能(iPhoneの「パスワード」アプリの確認コード)や、ほかの認証アプリも含むと書かれています。もともとパスキー(指紋・顔の認証)だけでログインしていた人は、このリセットの対象として書かれていません。

目的について、楽天ウォレットは「アカウントへの不正アクセスを防止するための重要な施策」と説明し、保有資産や取引内容が変更されることはないとしています。再設定か移行が終われば、ログイン制限は速やかに解除されるとも書かれています。

8月から10月までの流れ

今回のリセットは、楽天ウォレットが夏から続けてきたセキュリティ強化の一つです。公式のお知らせを日付順に並べると次のとおりです。

日付 楽天ウォレットの発表 利用者への影響
2026年8月21日 セキュリティ強化と不正被害防止のお願い パスキーへの切り替えを推奨。出金口座情報の変更を一時停止(出金自体はできる)
10月9日 公的機関の注意喚起に伴うセキュリティ対策強化のお願い 同じ日の金融庁の注意喚起を案内し、各自の設定の確認を依頼
10月14日 新アプリ「楽天ウォレット」公開(Android先行)、約款の改定、セキュリティのお願い 利用時に約款の再同意画面が出る。アプリはGoogle Play・App Storeからだけ入れるよう案内
10月15日 Google Authenticatorの設定リセット、アプリ刷新の発表 認証アプリの利用者はログイン制限。再設定か新アプリへの移行で解除
後日 新アプリのiOS版 配信日は未発表
2027年初頭めど 旧アプリ(暗号資産取引・証拠金取引)の提供終了予定 証拠金取引Webは引き続き使える

なお、10月14日・15日のお知らせは目的を「不正アクセスの防止」「不正利用リスクの低減」と説明しており、楽天ウォレットで不正ログインの被害が起きたとは書いていません(2026年10月16日に公式のお知らせ一覧で確認した範囲)。

自分はどれ?症状別の早見表

やることは「Androidか、iPhoneか」と「どのアプリ・画面を使っているか」で決まります。画面に出ている症状に近い行を探してください。

症状 主な原因 やること
「ログイン制限中」と出る(Android) 10/15の認証リセット 新アプリで「制限解除を申請する」→電話番号認証→パスキー設定(手順)
ログインできない(iPhone) 10/15の認証リセット。新アプリのiOS版は未配信 旧「暗号資産取引」アプリから電話番号認証で解除(手順)
「証拠金取引」アプリから解除できない 証拠金取引アプリは解除の手続きに対応していない 新アプリか「暗号資産取引」アプリで解除する
新アプリに入ったら旧アプリに入れない 新アプリで認証すると旧アプリは使えなくなる仕様 以後は新アプリを使う
機種変更して前のスマホが無い 前のスマホのパスキーの解除が必要 楽天会員のパスキー管理ページ、または問い合わせフォームで解除を依頼
登録した電話番号が使えない 電話番号認証は登録した番号からの発信が必要 チャットのトップページから電話番号の変更を依頼
パスワードを忘れた リセットとは別の問題 マイページのログイン画面からパスワード再設定
「認証を再設定して」とリンク付きのメール・SMSが来た 偽物の可能性が高い リンクを開かない。ブックマークか公式アプリから入る(見分け方)

出典:楽天ウォレット公式Q&A「ログイン制限解除の方法を教えてください」、公式Q&A(新旧アプリの並行利用)、公式Q&A(旧アプリで移行の手続きをする場合)。いずれも2026年10月16日確認。

Androidの人は?新アプリ「楽天ウォレット」へ移る手順

Androidの人は、新アプリ「楽天ウォレット」に移るのがいちばん早い方法です。新アプリはパスキー認証を使うため、Google Authenticatorの再設定は要りません(10月15日のお知らせ、2026年10月16日確認)。

準備するもの

手順(ログイン制限がかかっている場合)

公式Q&A「ログイン制限解除の方法を教えてください」の手順を、そのままの順番で並べます(2026年10月16日確認)。

  1. 新アプリを入れる:Google Playで「楽天ウォレット」を入れる。提供元が「Rakuten Wallet」であることを確かめる(下の「偽アプリの見分け方」参照)
  2. ログインする:新アプリを開き、登録したメールアドレスとパスワードを入れて「ログイン」を押す
  3. 制限解除を申請する:「ログイン制限中」と表示されたら「制限解除を申請する」を押す
  4. 電話番号認証:画面に表示された電話番号へ、楽天ウォレットに登録した電話番号から発信する。自動音声で数秒で認証が終わる
  5. パスキーを設定する:画面の案内に従ってパスキーを設定する。設定が終わった時点でログイン制限が解除される
楽天ウォレット公式Q&A。ログイン制限の解除には電話番号認証とパスキー設定が必須で、証拠金取引アプリからは解除できないと書かれている
制限解除は「楽天ウォレット」か「暗号資産取引」アプリから、電話番号認証とパスキー設定で行う。出典:楽天ウォレット公式Q&A、2026年10月16日取得

公式Q&Aは、ログインできるようになったら、楽天ウォレットのログインパスワード、楽天IDのパスワード、Googleアカウント(Google Authenticatorを使っていた場合)、Apple IDのパスワードを変えることを強く勧めています。あわせて、GoogleやAppleのアカウントに見覚えのない端末からのログインがないかも確かめるよう書いています。

新アプリに移る前に知っておくこと

  • 新アプリでログイン認証をした後は、旧「暗号資産取引」アプリと「証拠金取引」アプリにはログインできません(公式Q&A)。新旧の並行利用はできません
  • 移行が終わると、Google Authenticatorなど認証アプリの設定は削除されます(公式Q&A)
  • 新アプリは、これまで別だった現物取引と証拠金取引を1つにまとめたアプリです。楽天ポイントと日本円を組み合わせた購入、価格の通知、AIコンシェルジュも入っています(10月15日のアプリ刷新のお知らせ)

前のスマホでパスキーを使っていた人

機種変更などで、前のスマホにパスキーが残っている場合は、先にその解除が必要になることがあります。公式Q&A「新しいアプリに移行する場合の手続き方法(新アプリで手続きする場合)」によると、前のスマホが手元にあれば、楽天会員のパスキー管理ページに表示されるQRコードを前のスマホで読み込んで解除します。前のスマホが無い場合は、問い合わせフォームから解除を申請し、楽天ウォレットが本人確認をしてから解除してメールで知らせる流れで、時間がかかる場合があると書かれています。

iPhoneの人は?旧アプリで電話番号認証をして制限を解除する

iPhoneの人は、新アプリのiOS版が出るまで、旧「暗号資産取引」アプリでログイン制限を解除します。楽天ウォレットは10月15日のお知らせで、iOS版は後日配信予定で、それまでは必要に応じて旧アプリを使うよう案内しています。

Coin Map編集部がApple公式の検索API(iTunes Search API)で2026年10月16日11時40分ごろに確かめたところ、App Storeで出てくる楽天ウォレットのアプリは「楽天ウォレットの暗号資産取引アプリ」と「楽天ウォレットの証拠金取引アプリ」の2つ(提供元はどちらも RAKUTEN WALLET, INC.)だけでした。公式の新アプリのページにあるApp Storeのリンクは、同じ時刻には「見つからない(404)」でした。App Storeで「楽天ウォレット」を名乗る見慣れないアプリが出ても、公式のお知らせで配信開始が発表されるまでは入れないのが安全です。

手順(旧「暗号資産取引」アプリ)

  1. アプリを最新にする:App Storeで「楽天ウォレットの暗号資産取引アプリ」を最新版にする(2026年10月14日に更新あり)
  2. ログインする:登録したメールアドレスとパスワードを入れて「ログイン」を押す
  3. 電話番号認証:画面に表示された電話番号へ、登録した電話番号から発信する
  4. 画面の案内どおりに認証を設定し直す:公式Q&Aでは、制限解除には電話番号認証とパスキー設定が必須と書かれています。設定が終わればログイン制限が解除されます

公式の説明には、書き方が少し違う部分があります。10月15日のお知らせは、新アプリを待つ人やGoogle Authenticatorを使い続ける人に「楽天ウォレットから送られる案内メールを確認し、電話番号認証で本人確認をしてから再設定する」と書いています。一方、公式Q&Aは「電話番号認証とパスキー設定が必須」としています。迷ったら、アプリやマイページに表示される案内のとおりに進めてください。案内メールが届いても、メールの中のリンクからではなく、ブックマークか公式アプリから入ります。

なお、公式の二要素認証のページによると、「暗号資産取引」アプリはパスキーに対応しています(マイナンバーカードで口座を作った人はパスキー、免許証・在留カード・楽天銀行口座連携で作った人はパスキーか認証アプリ)。推奨環境はiOS 18.0以上です(公式の推奨環境)。証拠金取引については、同じページの表が2026年10月16日時点でも「認証システム(Google Authenticator等)に対応」とだけ書かれていますが、10月15日のお知らせで証拠金取引(アプリ・Web)もパスキーに対応したと発表されています。新しいお知らせのほうを基準にしてください。

「証拠金取引」アプリ・証拠金取引Webだけを使っている人

「証拠金取引」アプリからは、ログイン制限の解除の手続きができません。公式Q&Aは、ログイン制限は暗号資産取引と証拠金取引の両方にかかり、解除は「楽天ウォレット」アプリか「暗号資産取引」アプリからと案内しています(公式Q&A、2026年10月16日確認)。iPhoneで証拠金取引だけを使っていた人も、「暗号資産取引」アプリを入れて解除します。

証拠金取引Webについては、10月15日のアップデートでパスキー認証に対応し、パスキーを設定すればGoogle Authenticatorの再設定は不要とされています(10月15日のお知らせ)。証拠金取引Webは、リニューアル後も引き続き使えます。

iPhoneの「パスワード」アプリに残った確認コードを消す

iPhone標準の認証機能を使っていた人は、楽天ウォレット側で認証を解除した後、iPhoneに古い確認コードが残ります。公式Q&Aの手順は、iPhoneの「パスワード」アプリを開き、「rakuten-wallet.co.jp」のアカウントを選んで、右上の「編集」から「コードを削除」を押す、というものです。

電話番号認証では何をする?楽天ウォレットから電話はかかってくる?

楽天ウォレットの電話番号認証は、自分のスマホから楽天ウォレットの番号へ電話をかける「発信」型です。楽天ウォレットから電話がかかってくる仕組みではありません。

場面 やること 必要なもの
アプリでの制限解除 画面に出た番号へ登録の電話番号から発信。自動音声で数秒で完了 登録した電話番号のスマホ
マイページでの二要素認証の解除 「ログイン情報(変更)」→解除する方式を選ぶ→表示されたフリーコール番号へ発信→本人認証 登録した電話番号、生年月日、口座開設時の本人認証情報(楽天銀行口座の情報、または免許証・在留カードの番号)
電話番号が変わった チャットのトップページから電話番号の変更を依頼 —

出典:公式Q&A(ログイン制限解除)、公式Q&A(マイページで解除する場合)。2026年10月16日確認。

楽天ウォレットは10月14日のお知らせで、電話・SMS・SNSで認証情報を聞くことはないと明記しています。「楽天ウォレットです。認証の再設定のためにコードを教えてください」という電話は、相手が社員を名乗っても応じないでください。

ログインできない間、資産や出金はどうなる?

楽天ウォレットは、今回の認証リセットで保有資産や取引内容は変わらないと説明しています。ログイン制限は、再設定が終わるまでの間に第三者が入り込むのを防ぐためのものです(10月15日のお知らせ)。

  • 出金・出庫:楽天ウォレットでは、日本円の出金、暗号資産の出庫、楽天キャッシュへのチャージに二要素認証が必須です(公式の二要素認証のページ)。出金したい人も、まずログイン制限を解除して認証を設定し直す必要があります。ただし、暗号資産の出庫(外部への送金)は2026年8月19日から停止中で、ログイン制限を解除しても再開までは外部へ送れません(楽天ウォレット公式のお知らせ「暗号資産の出庫サービス一時停止のお知らせ」、2026年10月17日確認。再開のお知らせなし)。日本円の出金は停止の対象外です
  • 出金先の口座の変更:楽天ウォレットは2026年8月から「出金口座情報の変更」を一時停止しています(公式Q&Aの「外部出金先登録口座の登録(変更)手続き」では「2026年8月20日より」、2026年10月17日確認)。出金そのものはできます(10月14日のお知らせでも同じ案内)。出金先を変えたい人は、再開の案内が出るまで待つことになります。表示ごとの対処は出金・出庫できないときの章にまとめました
  • 保有している暗号資産の値動き:ログインできなくても、相場は動き続けます。証拠金取引で建玉を持っている人は、早めに制限を解除して状況を確かめてください
  • 約款の再同意:10月14日の約款改定にともない、サービスを使うときに再同意の画面が出ます(10月14日のお知らせ)。不具合ではありません

ログインが止まっている間に、資産を守るためにできることは、楽天ID・楽天ウォレット・Googleアカウント・Apple IDのパスワードを使い回していないかの見直しです。楽天ウォレットは、パスキーがGoogleアカウントやAppleアカウントに保存される場合があるため、これらのアカウントにも二要素認証を設定するよう勧めています(10月14日のお知らせ)。

楽天ウォレットで出金できない・出庫できない・アカウントが使えないときは?表示別の原因と対処

楽天ウォレットで出金・出庫できないときは、まず画面の表示を確かめます。原因は「二要素認証が未設定」「出金先の口座情報の誤り」「出庫先が送れない取引所」「口座の確認中」のどれかであることが多く、公式Q&Aに表示ごとの対処が書かれています。2026年10月17日に楽天ウォレット公式Q&Aで確かめた内容を、表示別にまとめました。

日本円の出金・暗号資産の出庫ができないとき

楽天ウォレットは2026年8月19日から、暗号資産の出庫そのものを止めています(楽天ウォレット公式のお知らせ「暗号資産の出庫サービス一時停止のお知らせ」、2026年10月17日確認。再開のお知らせなし)。お知らせでは、取引と入庫はふだんどおり使えます。下の表の出庫の行は、公式Q&Aに書かれた表示ごとの対処で、出庫が再開されたあとに当てはまるものです。

表示・状況 楽天ウォレットの説明 やること
出金・出庫の前に二要素認証の設定画面が出る 日本円の出金と暗号資産の出庫には、二要素認証が必須(Q&A 30501) 10月15日のリセットのあとは、ログイン制限の解除とパスキーの設定を先に済ませる(この記事のAndroid・iPhoneの手順)
出金がエラーになり、取引口座にお金が戻った 出金先の口座情報に誤りがある、口座が使えない場合は、金融機関で受け付けられず後日返金される(Q&A 31101) マイページで出金先の口座情報を確かめる。出金先の登録の変更は2026年8月20日から一時中止されている(Q&A 31102)
楽天銀行以外の口座への出金がキャンセルされた 楽天銀行のメンテナンス中、または出金先の口座が存在しない(Q&A 31103) メンテナンスが終わってから出金し直す。口座情報を確かめる
暗号資産の出庫がキャンセルされた 出庫の情報(出庫先・受取人など)が適切でない、出庫先が受け取らなかった、法令に照らして疑義が生じた、依頼が集中してリクエストが失効した(Q&A 30418) 出庫目的・受取人の氏名・出庫先地域を見直し、時間をおいて依頼し直す
出庫したのに、すぐ届かない ブロックチェーンや出庫先の状況、不正取引対策で最大5営業日かかることがある。詐欺被害の防止のため、口座開設から数日間は出庫を制限。再度の本人確認を求めることもある(Q&A 30410・30411) 5営業日を目安に待つ。本人確認の連絡が来ていないか、登録したメールを確かめる
bitFlyer・コインチェックなどへ送れない トラベルルール(送金のときに送り手・受け手の情報を通知する決まり)の対応のため、一部の交換業者へは出庫できない。例として、bitFlyer、コインチェック、CryptoGarage、Binance Japan、Bybit、Upbit、Korbit(Q&A 30435) 送り先を変える。挙げられた業者は「一部」で、ほかの業者にも送れない場合がある
「お客様のウォレットは出庫が制限されています。」 口座の状況を調べて案内する。楽天ウォレットから調査の依頼メールが届いている場合は、その回答で制限が解かれることがある(Q&A 30432) 登録したメールアドレスに届いた「楽天ウォレット」からのメールを確かめ、エラーの文言を書いてカスタマーサポートへ

「アカウントは現在ご利用いただけません」など、アカウントが使えないとき

表示 楽天ウォレットの説明と、やること
「入力されたユーザーアカウントは現在ご利用いただけません。」 画面の指示に従って制限解除を申請する。電話番号認証かワンタイムコード認証のあと、パスキーの設定が終わると使えるようになる。確認事項がある人は制限解除の機能を使えないため、カスタマーサポートへ連絡する(Q&A 20110)
「連続してログインに失敗したため、ログインが一時的に制限されています。」 メールアドレスかパスワードを何度も間違えたためのロック。30〜60分ほど待ってからログインし直す。ロックが解ける前にパスワードを変えると、解除まで余計に時間がかかることがある(Q&A 20111)
「サービスの利用が制限されています。」 口座の状況を調べて案内する。過去に届いた調査の依頼メールに回答すると、制限が解かれることがある(Q&A 20112)
「パスキー設定前にメールを確認」の認証コードが届かない 認証コードは、楽天会員として登録したメールアドレスに送られる。楽天ウォレットに登録したアドレスと違う場合があるので、楽天会員の登録アドレスを確かめる(Q&A 11026)

出典:楽天ウォレット公式Q&A(30501・31101・31102・31103・30410・30411・30418・30432・30435・20110・20111・20112・11026)。いずれも2026年10月17日確認。

楽天ウォレットが「調査の依頼」を送るのは、登録したメールアドレスあてです。電話・SMS・SNSで「出金の制限を解除する」と言って認証コードや送金を求める連絡は、下の章のとおり偽物を疑ってください。サポートへの連絡は、アプリか公式サイトのお問い合わせからだけにします。

「認証の再設定」のメール・SMSは本物?偽サイト・偽アプリの見分け方

楽天ウォレットは、メールやSMSで「認証情報の再設定」を促すリンクを直接送ることはないと公表しています。リンク付きで「再設定してください」と来たメール・SMSは、本物らしく見えても開かないでください(10月15日のお知らせ、2026年10月16日確認)。

楽天ウォレットのお知らせ。メールやSMSで認証情報の再設定を促すリンクを送ることはないと書かれている
楽天ウォレットは再設定のリンクをメール・SMSで送らない。ブックマークか公式アプリから手続きする。出典:楽天ウォレット公式のお知らせ、2026年10月16日取得

認証のリセットのように「多くの人が同じ手続きをする時期」は、その手続きをかたる偽メールが出やすい時期です。楽天ウォレットの公式のお知らせから、確かめる点を表にまとめました。

確かめる点 本物(公式の説明) 怪しいサイン
入り口 自分で登録したブックマーク、または公式アプリ メール・SMS・SNS・検索広告のリンク
サイトのアドレス rakuten-wallet.co.jp(マイページは my.rakuten-wallet.co.jp) 似ているが違う綴り、別のドメイン
アプリの入手先 Google Play・App Storeだけ。メールやSMSでダウンロードURLは送らない メールのリンクやファイルからのインストール
Androidの新アプリ 名前「楽天ウォレットのビットコイン・暗号資産取引」、提供元「Rakuten Wallet」、パッケージ名 jp.co.rakuten.wallet2.crypto 提供元が違う、端末の操作を広く許可させようとする
電話・チャット 認証情報を聞かない。操作の指示もしない コードを聞く、画面共有やショートカットキーの入力を求める
ログイン中の画面 いつもの認証画面 見慣れない認証画面、不自然なポップアップ

出典:楽天ウォレット「セキュリティ強化と不正被害防止のためのお願い」(10月14日)、公式「セキュリティ対策について」、Google Playの新アプリのページ(いずれも2026年10月16日確認)。

リンクを開いてしまった、パスワードやコードを入れてしまったときは、すぐに楽天ウォレットのお問い合わせフォームから連絡し、楽天ID・楽天ウォレット・メールのパスワードを変えてください。楽天ウォレットは、被害に遭った可能性があるときは最寄りの警察署か警察相談専用電話(#9110)に相談するよう案内しています(10月14日のお知らせ)。取引所の名前をかたる詐欺の手口は仮想通貨の詐欺・出金停止・金融庁警告の一覧、警察を名乗る電話の手口は警察官を名乗る電話で仮想通貨をだまし取る詐欺にまとめています。

パスキーとは?Google Authenticatorとの違い

パスキーは、スマホに登録した指紋や顔の認証でログインする仕組みで、6桁のコードを入力しません。楽天ウォレットの公式のパスキーのページは、パスキーを「Google Authenticatorを使った二要素認証に代わる手段」と説明しています。2025年1月に「かんたんログイン」から名前が変わったものです。

比べる点 パスキー Google Authenticator等
ログインのしかた 指紋・顔の認証 アプリに出る6桁のコードを入力
偽サイトに入力してしまう危険 低いとされる(楽天ウォレットは「フィッシング等による認証情報の搾取リスクの低減が期待される」と説明) コードを偽サイトに入れてしまうと悪用されうる
新アプリ「楽天ウォレット」 必須 使えない(移行後に設定は削除)
旧「暗号資産取引」アプリ 使える 再設定すれば使える
証拠金取引Web 10月15日から使える 再設定すれば使える
設定に必要なもの 楽天IDとパスワード、生体認証つきのスマホ 認証アプリ

出典:10月15日のお知らせ、アプリ刷新のお知らせ、公式Q&A(新アプリの利用開始時の操作)。2026年10月16日確認。

楽天ウォレットはアプリ刷新のお知らせで、新アプリからパスキーをログイン認証に必須化すると発表しています。旧アプリは2027年初頭をめどに終わる予定のため、iPhoneの人も、iOS版の新アプリが出たら移ることになります。

楽天ウォレットのお知らせ。暗号資産取引と証拠金取引の2アプリが新アプリ楽天ウォレットに統合され、旧アプリは2027年初頭をめどに提供終了と書かれている
旧「暗号資産取引」「証拠金取引」アプリは新アプリに統合され、2027年初頭をめどに終了予定。証拠金取引Webは続く。出典:楽天ウォレット公式のお知らせ、2026年10月16日取得

楽天ウォレットのログインについてよくある質問

Q. 楽天ウォレットの新アプリのiPhone版はいつ出ますか?

A. 楽天ウォレットは「後日配信予定」とだけ発表しており、2026年10月16日時点で配信日は公表されていません。同日、App Storeで出てくる楽天ウォレットのアプリは旧2アプリだけでした。配信までは旧「暗号資産取引」アプリでログイン制限を解除して使います。

Q. 楽天ウォレットの旧アプリはいつまで使えますか?

A. 旧「暗号資産取引」アプリと「証拠金取引」アプリは、2027年初頭をめどに提供終了の予定です(10月15日のお知らせ)。正確な終了日はまだ発表されていません。証拠金取引Webは引き続き使えます。

Q. 楽天ウォレットの新アプリと旧アプリは両方使えますか?

A. 使えません。新アプリ「楽天ウォレット」でログイン認証をすると、旧「暗号資産取引」アプリと「証拠金取引」アプリにはログインできなくなります(公式Q&A)。

Q. 楽天ウォレットのGoogle Authenticatorはもう使えないのですか?

A. 旧アプリと証拠金取引Webでは、再設定すれば使い続けられます。ただし新アプリはパスキーが必須で、新アプリに移ると認証アプリの設定は削除されます。楽天ウォレットはパスキーへの切り替えを強く勧めています(10月14日のお知らせ)。

Q. 楽天ウォレットの「かんたんログイン」とパスキーは違うものですか?

A. 同じものです。楽天ウォレットの「かんたんログイン」は、2025年1月に「パスキー(Passkey)」へ名前が変わりました(公式のパスキーのページ)。

Q. 電話番号認証がうまくいかない・登録した電話番号が使えないときは?

A. 電話番号認証は、楽天ウォレットに登録した電話番号から発信する必要があります。電話番号を変えたい人は、楽天ウォレットのチャット(チャットで質問する)のトップページから依頼します。操作中にエラーが出たときは、どの画面でどんなエラーが出たかを書いて、お問い合わせフォームから連絡します(件名は「当社からの連絡へのご返信」を選ぶ。公式Q&A)。

Q. 手続きしても楽天ウォレットのログイン制限が解除されません。

A. 公式Q&A「ログイン制限解除の方法を教えてください」には「保護強化や個別確認のため、制限解除できない場合がある」と書かれています。推奨環境(iOS 18.0以上、Android 15.0以上)を満たしているかを確かめ、満たしていなければ推奨環境の端末で最初からやり直すよう案内されています。それでも解除できなければ、お問い合わせフォームから連絡してください。

Q. 楽天ウォレットはハッキングされたのですか?

A. 楽天ウォレットは、今回のリセットの目的を「アカウントへの不正アクセスの防止」「不正利用リスクの低減」と説明しており、不正アクセスの被害が起きたとは発表していません(2026年10月16日に公式のお知らせ一覧で確認した範囲)。10月9日には金融庁が金融機関に向けてサイバーセキュリティ対策の強化を求める注意喚起を出しており、楽天ウォレットも同じ日に利用者へ設定の見直しを呼びかけています。

Q. ログインできない間に、資産がなくなることはありますか?

A. 楽天ウォレットは、認証のリセットで保有資産や取引内容が変わることはないと説明しています。ログイン制限は、第三者が再設定の隙に入り込むのを防ぐためのものです。ただし相場は動くため、証拠金取引の建玉がある人は早めに解除してください。

Q. 楽天ウォレットから出金できないのはなぜですか?

A. 多いのは、①二要素認証を設定し直していない(日本円の出金と暗号資産の出庫には必須)、②出金先の口座情報の誤りで、金融機関に受け付けられなかった、の2つです。①は10月15日のリセットのあと、ログイン制限の解除とパスキーの設定を済ませれば出金に進めます。②の場合、お金は後日、楽天ウォレットの取引口座に戻ります。ただし出金先の口座の登録変更は2026年8月20日から一時中止されています(楽天ウォレット公式Q&A 30501・31101・31102、2026年10月17日確認)。表示ごとの対処は出金・出庫できないときの章を見てください。

Q. 楽天ウォレットからbitFlyerやコインチェックに暗号資産を送れますか?

A. 送れません。まず、楽天ウォレットは2026年8月19日から暗号資産の出庫を停止していて、今はどこへも送れません(楽天ウォレット公式のお知らせ「暗号資産の出庫サービス一時停止のお知らせ」、2026年10月17日確認。再開のお知らせなし)。再開したあとも、楽天ウォレットはトラベルルールの対応のため一部の交換業者へは出庫できないとしていて、その例にbitFlyer、コインチェック、CryptoGarage、Binance Japan、Bybit、Upbit、Korbitを挙げています。挙げられているのは一部で、ほかの業者にも送れない場合があります(楽天ウォレット公式Q&A 30435、2026年10月17日確認)。送る前に、送り先の取引所の案内でも楽天ウォレットから受け取れるかを確かめてください。

ログインできなくて困らないための備え

今回のように、取引所が安全のために認証を一斉に切り替えると、手続きが終わるまで売買も出金もできない時間ができます。どの取引所でも起こりうることなので、次の3つを普段から用意しておくと慌てずにすみます。

  • 登録した電話番号・メールアドレスを最新にしておく:楽天ウォレットの電話番号認証のように、登録した番号が使えないと本人確認で止まる
  • 公式サイトをブックマークし、アプリはストアからだけ入れる:急な手続きのときに偽サイトへ行かないため
  • 国内の登録業者の口座を2つ持っておく:1つの取引所が手続き中でも、もう1つで相場を確かめたり売買したりできる。たとえばOKJ(オーケーコイン・ジャパン)の口座開設の手順のように、金融庁に登録された国内の取引所から選ぶ

取引所に預けた資産が法律でどこまで守られるかは、仮想通貨はどこに保管するのが安全?法律で守られる範囲で解説しています。

まとめ:楽天ウォレットにログインできないときは、AndroidかiPhoneかで手順を選ぶ

  • 原因は2026年10月15日のGoogle Authenticator(iPhone標準の認証・ほかの認証アプリを含む)の一斉リセット。資産は変わらない
  • Android:新アプリ「楽天ウォレット」→「制限解除を申請する」→登録した電話番号から発信→パスキー設定
  • iPhone:新アプリはまだ。旧「暗号資産取引」アプリで電話番号認証をして、画面の案内どおりに設定し直す
  • 「証拠金取引」アプリからは解除できない。新アプリか「暗号資産取引」アプリで
  • メール・SMSのリンクから手続きしない。楽天ウォレットは認証情報を電話・SMS・SNSで聞かない

本記事のデータは2026年10月16日時点です(出金・出庫・アカウントの表示別の対処は、2026年10月17日に楽天ウォレット公式Q&Aで確認)。iOS版の配信日、旧アプリの終了日、制限解除の手順は変わることがあるため、操作の前に楽天ウォレット公式のお知らせとQ&Aで最新の内容を確認してください。本記事は情報提供を目的としたもので、特定の暗号資産の購入を勧めるものではありません。

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出典

いずれも2026年10月16日に確認(出金・出庫・アカウントのQ&Aは2026年10月17日に確認)。App Storeの掲載状況は、同日11時40分ごろにApple公式のiTunes Search API(country=jp)で確認。

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