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この記事の結論
BitMEXは2026年9月23日13時(日本時間)に取引所を閉鎖しました。閉鎖後もログインして残高を確認し、出金することはできます。ただしKYC(本人確認)済みの口座に残高を残すと口座手数料が発生し、その手数料は今後段階的に引き上げられる予定です(引き上げ後の率は未公表)。BitMEXに資産が残っている人は早めに全額を出金し、確定申告用に取引履歴を保存してください。
出金先の口座がまだない人は、先物取引を続けられる海外取引所8社を、手数料・最大レバレッジ・撤退や警告の状況で比べた海外仮想通貨取引所おすすめランキングから選べます。
本記事のデータは2026年9月23日時点のBitMEX公式発表と報道にもとづき、9月25日に閉鎖当日の公式告知を確認して追記しています。手続きの細部は変更される可能性があるため、最終的にはBitMEX公式の案内もあわせて確認してください。
先に結論:BitMEXの資産はどうなる?今すぐ何をすればいい?
BitMEXに残っている資産は、閉鎖後の今もログインして出金できます。資産が消えたわけではありません。ただし「いつでも出せるから」と放置すると口座手数料で残高が減っていき、その手数料は今後引き上げられる予定です。
| 知りたいこと | 答え |
|---|---|
| BitMEXはいつ閉鎖した? | 2026年9月23日13時(日本時間)=04:00 UTC |
| 未決済のポジションは? | 閉鎖時点で強制決済。損失についてBitMEXは責任を負わないと明記 |
| 閉鎖後も出金できる? | できる。ログインして残高確認・取引履歴の閲覧・出金が可能 |
| 残高を残すとどうなる? | KYC済み口座に口座手数料が発生(残高50ドル相当超は年1%を月割りで、50ドル相当以下は50ドル相当=実質的に残高全額)。手数料は今後引き上げ予定で、率は未公表 |
| 今すぐやることは? | ①全額出金 ②取引履歴のCSV保存 ③BMEXの扱いを決める |
| 急ぐべき期限は? | 9月28日13時(日本時間)にAPI出金が終了し、USDT・USDC・ETHはイーサリアム以外のネットワークで出金できなくなると報じられている |
BitMEX閉鎖で何が起きたのか?発表から閉鎖までのタイムライン
BitMEXは、2026年7月23日に取引所の閉鎖を発表し、約2か月かけて段階的にサービスを縮小したうえで、9月23日13時(日本時間)に取引所としての運営を終えました。BitMEXは2014年に創業した暗号資産デリバティブ取引所で、最大100倍のレバレッジで取引できる「無期限先物(パーペチュアルスワップ)」を広めた草分けとして知られています。CoinDeskは閉鎖を「11年の歴史の終わり」と報じました。
日程は次のとおりです(日本時間はUTC+9時間で換算)。
| 日付(日本時間) | 出来事 |
|---|---|
| 2026年7月23日 | 閉鎖を発表。同日から新規口座登録を即時停止 |
| 8月26日 13:00 | リスク制限を適用。新しいポジションは建てられず、既存ポジションの縮小・決済のみ可能に |
| 9月2日 21:00 | 一部の無期限スワップ(11銘柄)を早期に決済したと報じられている |
| 9月7日〜10日 13:00 | BTC・ETHの先物と無期限スワップを順次「Reduce Only(縮小のみ)」に移行 |
| 9月16日 21:00 | 残っていた先物・無期限スワップをすべて上場廃止し、決済 |
| 9月21日 21:00 | 残りの現物ペア(BMEX/USDTを含む7ペア)を上場廃止 |
| 9月22日 13:00 | 通貨の交換機能「Convert」を終了 |
| 9月23日 13:00 | 取引所を閉鎖。残っていたポジションは強制決済され、取引サービスはすべて終了 |
| 9月28日 13:00 | API経由の出金とFireblocks・Copper経由の出金が終了。USDT・USDC・ETHの複数ネットワーク対応も終了し、以後はイーサリアムネットワークのみになると報じられている |
| 9月23日以降 | ウェブサイトからの出金は引き続き可能。KYC済みで残高を残した口座には口座手数料がかかる(今後引き上げ予定) |
BitMEX公式ブログは、閉鎖時点で残っていたポジションを強制決済するとしたうえで、「期限までにポジションを決済できなかったことで生じた損失について、BitMEXは一切責任を負わない」と明記しています。実際には、主要な先物・無期限スワップは9月16日に、現物ペアは9月21日に取引が終わっていたため(現物ペア上場廃止のお知らせ)、多くの利用者にとって取引できる最後のタイミングは閉鎖日より前でした。
BitMEX公式Xでの発表内容
BitMEXの公式Xアカウント(@BitMEX)は、7月23日に閉鎖を告知しています。要点は次のとおりです。
【要約・日本語訳】BitMEXをご利用の皆さまへ。本日、大変心苦しいことに、BitMEX取引所が2026年9月23日04:00 UTCをもって運営を終了することをお知らせします。BitMEXの所有・運営会社であるHDR Global Trading Limitedは、事業と暗号資産業界全体の戦略的見直しを経て、運営を終了するという難しい決断を下しました。
(出典:X @BitMEX、2026年7月23日投稿。日本語は要約・意訳)
BitMEX閉鎖後にできること・できないこと
BitMEXの閉鎖後も、ログイン・残高確認・取引履歴の閲覧・出金はできます。できなくなったのは、取引と入金です。BitMEXは9月23日の閉鎖告知で、「資金は安全」としたうえで、出金の手順と今後の運用変更は登録メールアドレスあてに案内するとしています。BitMEXからのメールを確認し、次の表の「報道」とある日程もメールの内容と照らし合わせてください。
| 機能 | 閉鎖後(9月23日13時以降) | 補足 |
|---|---|---|
| ログイン | 〇 できる | 久しぶりの場合は追加の本人確認を求められることがある |
| 残高の確認 | 〇 できる | ウォレット画面で確認 |
| 取引履歴の閲覧・保存 | 〇 できる | ただし早めの保存を推奨(後述) |
| ウェブサイトからの出金 | 〇 できる | 銘柄ごとに最低出金額あり |
| API経由の出金 | △ 9月28日13時まで(報道) | 以降はウェブサイトから手動で出金 |
| USDT・USDC・ETHのイーサリアム以外での出金 | △ 9月28日13時まで(報道) | 以降はイーサリアムネットワークのみ |
| 先物・無期限スワップ・現物の取引 | × できない | 全サービス終了 |
| Convert(通貨の交換) | × できない | 9月22日に終了。保有中の通貨は交換せずそのまま出金する |
| 入金 | × できない | 閉鎖後に送った入金は口座に反映されず、取り戻せない可能性があると報じられている |
| 新規口座の登録 | × できない | 7月23日から停止 |
特に注意したいのは入金です。BitMEXの入金アドレスを登録したままの自動送金や、他の取引所の送金先リストに古いBitMEXのアドレスが残っていると、誤って送った資産が戻らない可能性があります。送金先リストからBitMEXのアドレスを削除しておくと安全です。
BitMEXに残高を残すと手数料はいくらかかる?残高別の試算
BitMEXにKYC済みの口座で残高を残すと、閉鎖日から全額を出金するまで口座手数料が差し引かれます。BitMEX公式ブログによると、手数料のルールは次の2つです。
- 残高が50ドル相当を超える口座:年1%の手数料を月割りで毎月差し引く
- 残高が50ドル相当以下の口座:50ドル相当の手数料がかかる(実質的に残高全額)
現在の手数料で試算すると、次のとおりです。
| 残高 | 毎月の手数料 | 1年間の手数料 | 適用されるルール |
|---|---|---|---|
| 30ドル | 30ドル(実質的に残高全額) | 50ドル相当以下 | |
| 50ドル | 50ドル(実質的に残高全額) | 50ドル相当以下 | |
| 500ドル | 約0.42ドル | 約5ドル | 年1%(月割り) |
| 1,000ドル | 約0.83ドル | 約10ドル | 年1%(月割り) |
| 1万ドル | 約8.3ドル | 約100ドル | 年1%(月割り) |
| 10万ドル | 約83ドル | 約1,000ドル | 年1%(月割り) |
※現在の手数料率で計算した概算です。一部の報道では「月50ドルまたは年1%」と書かれており表現が割れていますが、本記事はBitMEX公式ブログの原文にもとづいています。どちらの読み方でも、早めに全額を出金するのが最善という結論は変わりません。
今の手数料が低くても放置してはいけない理由
BitMEXの口座手数料は、今の水準のままとは限りません。BitMEXは「出金されない残高については手数料を今後引き上げ、事前に告知する」としており、引き上げ後の率は9月23日時点で公表されていません。放置すると、次のようなリスクがあります。
- 引き上げ幅がわからない:今は年1%でも、何%まで上がるのか、いつ上がるのかは公表されていません。告知を見落とせば、上がった手数料がそのまま差し引かれ続けます
- 少額の残高は一度に消える:50ドル相当以下の口座は、実質的に残高全額が手数料になります。今は50ドルを少し超える残高でも、手数料や相場の下落で50ドル相当を下回れば、その時点で全額を失うおそれがあります
- 出金の手間は今が一番少ない:9月28日13時以降は、USDT・USDC・ETHの出金がイーサリアムネットワークのみになると報じられています。閉鎖した取引所のサポート体制が今後どこまで続くかもわかりません
「手数料が安いから後でいい」ではなく、「残しておくメリットが何もない」と考えて、今のうちに出金してください。
残高がマイナスになることはある?
BitMEXの手数料で残高がマイナスになることはありません。報道で紹介されている公式FAQによると、手数料は口座の残高からのみ差し引かれ、残高がゼロになった時点で終わり、利用者がBitMEXに追加で支払う義務はありません。とはいえ、50ドル相当以下の残高は実質的に全額が手数料になるため、「少額だから後でいい」は一番損をする選択です。
今すぐやるべきこと:出金・取引履歴の保存・BMEXの扱い
BitMEXの利用者が今日中にやるべきことは、次の3つです。
- 全額を出金する(USDT・USDC・ETHを持っている人は、報道にもとづき9月28日13時までが目安)
- 取引履歴をCSVで保存する(確定申告で必要になる)
- BMEXトークンの扱いを決める(BitMEX上ではもう売れない)
1. 全額を出金する
BitMEXからの出金は、ウェブサイトにログインし、ウォレット画面の出金ページから行います。手順の流れは次のとおりです。
- BitMEX公式サイト(bitmex.com)に、ブックマークや自分で入力したURLからログインする(メールやSNSのリンクからは入らない)
- ウォレット画面で、残っている通貨と数量をすべて確認する
- 出金先のアドレスを用意する。自分のウォレット(MetaMaskなど)か、受け取りに対応している取引所の入金アドレスを使う
- 通貨とネットワークが出金先と一致しているか確認する(ネットワークを間違えると資産を失うおそれがある)
- 金額が大きい場合は、まず少額でテスト送金し、着金を確認してから残りを送る
- 二段階認証(2FA)とメール確認を済ませて出金を申請する
出金時の注意点は次のとおりです。
- 最低出金額は銘柄ごとに決まっています。最低出金額を下回るごく少額の残高は出金できず、手数料で差し引かれてゼロになります(それ以上の支払いは発生しません)
- USDT・USDC・ETHは9月28日13時までに出すのが得策です。報道によると、それ以降はイーサリアムネットワークのみになるとされており、ネットワークによっては送金手数料(ガス代)が高くなるおそれがあります
- 出金には時間がかかることがあります。追加の本人確認や、ブロックチェーンの混雑で着金が遅れることがあります。BitMEXは「優先出金」「出金を早める」といったサービスは存在しないと明言しているため、そうした連絡はフィッシング詐欺と考えてください
- 国内取引所へ直接送る場合は事前確認が必要です。日本の暗号資産交換業者は、トラベルルールにもとづき送金元の取引所の申告を求めるほか、海外取引所からの受け取りを制限している場合があります。受け取り可否がわからない場合は、いったん自分のウォレットに出金するのが確実です。国内取引所ごとの受け取りの扱いは海外取引所から日本円に戻す方法で比べています
2. 取引履歴をCSVで保存する
BitMEXの取引履歴は、閉鎖後もログインすれば閲覧できます。ただ、取引所が閉鎖した以上、いつまで履歴を取得できるかは保証されていません。出金と同じタイミングで、次のデータを保存しておきましょう。
- ウォレットの取引履歴(Wallet History):全通貨・全期間を選んでCSVでダウンロード
- 約定履歴・注文履歴:取引したすべての銘柄分
- 確定損益(Realised PnL)と資金調達料(Funding)の履歴
- 入金・出金の記録
- 強制決済(9月2日・9月16日・9月23日)の決済価格と損益がわかる画面のスクリーンショット
保存したファイルは、開いて中身が入っているかを確認し、パソコンとクラウドなど2か所以上に保管しておくと安心です。
3. BMEXトークンの扱いを決める
BitMEXのトークン「BMEX」は、BitMEX上ではもう売却も交換もできません。BMEX/USDTの現物ペアは9月21日に上場廃止され、Convertも9月22日に終了しているためです。ステーキングしていたBMEXは、BitMEXがすべて解除して各口座に戻しているため、そのまま出金できます。
ただし、BMEXの価格は閉鎖発表後に約98%下落したと報じられています(Crypto Briefing)。保有量が少ない場合、イーサリアムネットワークの送金手数料のほうがBMEXの価値より高くなることもあります。出金前に、BMEXの現在の価格と出金手数料を比べ、他の取引所やDEXで売却できる流動性があるかを確認してから判断してください。
BitMEX閉鎖と税金:強制決済で損益が確定する
BitMEXの強制決済や上場廃止にともなう決済で確定した損益は、自分で決済した場合と同じく、2026年分の所得として扱われます。日本に住む個人の場合、暗号資産の先物取引などで得た利益は原則として「雑所得」となり、給与などと合算して課税される総合課税の対象です(国税庁 No.1524)。給与所得者で給与以外の所得が年20万円を超える場合は確定申告が必要です(国税庁 No.1900)。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| いつの所得になる? | 2026年中に決済された分は2026年分。申告期間は2027年2月16日〜3月15日 |
| 所得の区分 | 原則として雑所得(総合課税)。所得税と住民税を合わせて最大約55% |
| 損失は繰り越せる? | 雑所得の損失は翌年以降に繰り越せない。給与所得など他の所得とも相殺できない |
| 申告が不要なケース | 給与所得者で、給与以外の所得の合計が年20万円以下なら所得税の確定申告は原則不要(住民税の申告は別途必要) |
| 出金は課税される? | 自分の暗号資産を自分のウォレットへ移すだけなら、その時点では課税されない |
| BMEXの値下がり分は? | 売却・交換していない含み損は、原則として損失として計上できない |
BitMEXのような海外取引所では、日本の証券会社のような「年間取引報告書」は発行されません。損益の計算は自分で行う必要があり、その根拠になるのが先ほど保存した取引履歴です。取引所が閉鎖した後で「履歴がないので計算できない」とならないよう、今のうちに保存しておいてください。具体的な申告方法は、税務署や税理士に確認するのが確実です。
BitMEXはなぜ閉鎖したのか?経営難だったのか
BitMEXの閉鎖理由について、運営会社のHDR Global Trading Limited(セーシェル共和国の法人)の取締役会は「事業と暗号資産業界全体の戦略的見直し」の結果だと説明しています。あわせてBitMEXは、自社の「Proof of Reserves and Liabilities(準備金と負債の証明)」ページで示しているとおり、すべての資産が負債を上回っていると明言しており、利用者の資産を返せなくなったことによる閉鎖ではないという立場です(BitMEX公式ブログ)。
一方、報道では次のような背景も指摘されています。
- 売却先が見つからなかった:HDR Global Tradingは投資銀行を通じて事業の売却を模索したものの、買い手が現れなかったと報じられています(Tech Times/財経新聞)
- 規制対応の負担:BitMEXは米国のマネーロンダリング対策違反をめぐり、2021年に米商品先物取引委員会(CFTC)などと1億ドルで和解するなど、総額2億ドルを超える制裁金を支払ってきたと報じられています
- シェアの低下:2019年には暗号資産デリバティブ市場の約57%を占めたとされますが、その後は大手の競合取引所にシェアを奪われました(CoinDesk)
- 経営陣の退任:閉鎖発表の約3週間前に、CEO・CFO・グロース責任者が退任していたと報じられています(CoinDesk)
つまりBitMEXの閉鎖は、ハッキングや資金流出による突然の破綻ではなく、事業の将来性を見直した結果の「計画的な撤退」です。だからこそ約2か月の猶予期間が設けられ、閉鎖後も出金が続けられています。
海外取引所の閉鎖は相次いでいる
2026年は海外取引所の撤退が続いています。BitMEXの閉鎖発表と同じ7月にはBitMartも閉鎖を発表し、9月にはCoinExが事業撤退を発表しました。発表当時の解説は「BitMart・BitMEXが相次いで閉鎖を発表。海外取引所選びで見るべきポイントとは」、CoinExの出金期限(12月22日)や手順は「CoinExが事業撤退を発表、出金期限は12月22日まで」で解説しています。CoinExを併用している人は、あわせて確認してください。
BitMEXの乗り換え先を選ぶなら?先物取引を続けたい人の選択肢
BitMEXで先物取引をしていた人が乗り換え先を選ぶときは、「運営の継続性」「資産の透明性」「取引したい銘柄とレバレッジ」の3点を確認するのが基本です。今回のBitMEXのように、老舗であっても事業判断で閉鎖することがある以上、1つの取引所に資産を集中させず、使う分だけを置く運用も大切です。運営会社の所在地や本人確認の条件、手数料などを複数の海外取引所で比べたい場合は、海外仮想通貨取引所の比較ランキングで整理しています。
先物取引の選択肢として、中央集権型の取引所(CEX)と分散型取引所(DEX)から1つずつ紹介します。どちらも日本の金融庁の登録業者ではなく、レバレッジ取引は元本を超える損失につながるおそれがある点を先に押さえてください。
| 比較項目 | MEXC | Hyperliquid |
|---|---|---|
| 種類 | 中央集権型取引所(CEX) | 無期限先物に特化した分散型取引所(DEX) |
| 口座の作り方 | メールアドレスなどで口座開設 | 口座開設不要。MetaMaskなどのウォレットを接続して使う |
| 資産の管理 | 取引所に預ける | 自分のウォレットで管理(オンチェーンで取引) |
| レバレッジ | 先物で最大500倍(銘柄により異なる) | 銘柄ごとに上限が異なる |
| 向いている人 | BitMEXのような取引所の使い勝手で、多くの銘柄を取引したい人 | 取引所に資産を預けるリスクを避けたい人 |
| 詳しい解説 | MEXCの口座開設方法 | Hyperliquidの始め方 |
取引所で先物を続けるなら:MEXC
取扱銘柄が多く、先物取引に対応した海外取引所です。日本の金融庁には登録しておらず、金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月20日)警告を受けています。2026年2月5日から、本人確認(初級KYC以上)をしないと入金・出金ができず、取引も制限されます。登録手順はMEXCの口座開設ガイドで画像付きで解説しています。
当サイトの招待リンク特典:上記リンクからMEXCに登録すると、現物・先物・予測取引の取引手数料の20%がキャッシュバックされます(2026年9月時点)。
取引所に資産を預けたくないなら:Hyperliquid
ウォレットを接続するだけで無期限先物を取引できる分散型取引所です。使い方はHyperliquidの始め方で解説しています。
※MEXCは日本の金融庁に暗号資産交換業者として登録されていない海外の業者です。Hyperliquidは分散型取引所であり、日本の金融庁の登録業者ではありません。いずれも日本の法律にもとづく利用者保護の対象外であり、レバレッジ取引は元本を超える損失につながるおそれもあります。利用する場合は各サービスの利用規約とリスクを必ずご自身で確認し、自己責任で判断してください。
BitMEX閉鎖に関するよくある質問
BitMEXは閉鎖後いつまで出金できる?
BitMEXは閉鎖後の出金期限を9月23日時点で公表していません。閉鎖後もログインして出金できますが、KYC済み口座の残高には口座手数料(残高50ドル相当超は年1%の月割り、50ドル相当以下は実質的に残高全額)がかかり、その手数料は今後引き上げられる予定のため、期限を待たずにすぐ出金するのが安全です。なお、API経由の出金は9月28日13時(日本時間)に終了すると報じられています。
BitMEXに残高を残すと手数料はいくらかかる?
BitMEX公式ブログによると、残高が50ドル相当を超える口座は年1%の手数料が月割りで差し引かれ、50ドル相当以下の口座は50ドル相当(実質的に残高全額)がかかります。一部報道では「月50ドルまたは年1%」とも書かれていますが、本記事は公式原文にもとづいています。手数料は今後引き上げられる予定で、率は未公表です。
BitMEXの手数料は本人確認(KYC)をしていない口座にもかかる?
BitMEX公式ブログが手数料の対象として明記しているのは、KYC済みで閉鎖時点までに出金しなかった利用者です。KYCをしていない口座の扱いは公式ブログに記載がないため、久しぶりにログインする人は、出金時に本人確認を求められる可能性も含めて早めに手続きしてください。
BitMEXの手数料で残高がマイナスになり、請求されることはある?
ありません。報道で紹介されている公式FAQによると、手数料は残高からのみ差し引かれ、残高がゼロになった時点で終わります。追加でBitMEXに支払う必要はありません。
BitMEXで強制決済された損失は補償される?
補償されません。BitMEXは、閉鎖までにポジションを決済できなかったことで生じた取引上の損失について責任を負わないと公式ブログで明記しています。
BitMEXの閉鎖はハッキングや破綻が原因?
いいえ。BitMEXは閉鎖理由を運営会社による「戦略的見直し」と説明し、資産が負債を上回っていることをProof of Reserves and Liabilitiesページで示しています。ハッキングや資金不足による破綻ではありません。
BitMEXのBMEXトークンはどうなる?
BMEXはBitMEX上では売却・交換できなくなりました。ステーキング分は解除されて口座に戻っているので、出金はできます。価格は閉鎖発表後に大きく下落したと報じられているため、出金手数料と比べてから判断してください。
BitMEXに「優先的に出金できる」と連絡が来たら?
フィッシング詐欺の可能性が高いので、リンクを開かないでください。BitMEXは優先出金や出金を早めるサービスは存在しないと公式に警告しています。問い合わせは公式のサポート窓口(support@bitmex.com)を使ってください。
閉鎖後にBitMEXへ入金してしまったらどうなる?
閉鎖後の入金は口座に反映されず、取り戻せない可能性があると報じられています。他の取引所やウォレットの送金先リストに残っているBitMEXのアドレスは削除しておきましょう。
まとめ:BitMEXに残高がある人は今日中に出金を
まとめ
- BitMEXは2026年9月23日13時(日本時間)に取引所を閉鎖し、残っていたポジションは強制決済された
- 閉鎖後もログインして残高確認・取引履歴の閲覧・出金ができる
- KYC済み口座に残高を残すと口座手数料が発生する。残高50ドル相当超は年1%(月割り)、50ドル相当以下は50ドル相当(実質的に残高全額)
- 手数料は今後引き上げられる予定で、引き上げ後の率は未公表。今の手数料が低くても、残しておくメリットはない
- USDT・USDC・ETHは、複数ネットワークで出金できるのは9月28日13時までと報じられており、それまでに出すのが得策
- 強制決済で確定した損益は2026年分の雑所得。確定申告に備えて取引履歴をCSVで保存する
BitMEXは11年にわたって暗号資産デリバティブを牽引した取引所ですが、閉鎖した今、残高を置いておく理由はありません。まずは全額の出金と取引履歴の保存を済ませ、先物取引を続けたい人は、運営の継続性と資産の管理方法を比べて次の取引先を選んでください。
MEXCの公式サイトを見る Hyperliquidを使ってみる
※MEXC・Hyperliquidはいずれも日本の金融庁の登録業者ではありません。MEXCは金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月20日)警告を受けています。2026年2月5日から、本人確認(初級KYC以上)をしないと入金・出金ができず、取引も制限されます。
※本記事は情報提供を目的としたもので、投資や特定のサービスの利用を勧誘するものではありません。本記事のデータは2026年9月23日時点のものです。手続きや手数料は変更される可能性があるため、必ずBitMEX公式の最新情報をご確認ください。税務の取り扱いは個別の状況によって異なるため、税務署または税理士にご確認ください。
情報源
- BitMEX公式ブログ「BitMEX Exchange to Sunset on 23 September at 04:00 UTC」(2026年9月23日確認)
- BitMEX公式ブログ:先物・無期限スワップのReduce Only移行と9月16日の上場廃止(同)
- BitMEX公式ブログ:現物ペアの上場廃止とConvertの終了(同)
- BitMEX公式X(2026年7月23日投稿)
- BitMEX公式ブログ「[Notice] BitMEX Exchange Now Closed」(2026年9月23日)(2026年9月25日確認)
- 国税庁 No.1524 暗号資産を使用することにより利益が生じた場合の課税関係
- CoinDesk(2026年7月23日)
- crypto.news(2026年9月22日)
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