この記事の結論(2026年10月9日時点)
Variational(バリエーショナル)のエアドロップは確定しています。運営は2026年9月24日、VARトークンを2026年10〜12月に発行し、総供給量の32%をポイントの保有量に応じて配ると公式Xで発表しました。発行日はまだ決まっていません。
対象になるには、取引アプリ「Omni(オムニ)」で取引してポイントを1以上持つことが必要です。Omniは先行公開中のため、アカウントを作るにはアクセスコード(公式DiscordかXで入手)と、ArbitrumネットワークのUSDCが要ります。
日本はVariationalの制限国に入っていません。ただし日本の金融庁に登録された業者ではなく、取引は先物(最大50倍)なので損失が出ます。「エアドロップがなくても困らない範囲」で使ってください。
Variational(バリエーショナル)は、イーサリアムのL2「Arbitrum(アービトラム)」で動く先物取引のプロトコルです。2026年9月24日に独自トークン「VAR」の配分と発行時期が公式に発表され、エアドロップの対象が「ポイントを持っている人」と決まりました。
この記事では、「Variationalとは何か」「エアドロップで何が決まっていて、何が決まっていないか」「日本から使えるのか」「Omniの始め方と手数料」を、公式ドキュメント・利用規約・公式Xの発表で確認して整理します。この記事はエアドロップの受け取りを約束するものでも、取引を勧めるものでもありません。
ほかのプロジェクトのエアドロップと比べたい人は、仮想通貨エアドロップ最新情報(毎日更新)で一覧にしています。
- Variational(VAR)とは?Omniで何ができる?
- Variationalのエアドロップは確定?公式が発表したこと・まだ決まっていないこと
- VARのエアドロップをもらう条件は?ポイントの仕組み
- Variationalは日本から使える?制限国と日本での扱い
- Variational Omniの使い方|始め方を6ステップで解説
- Omniの手数料はいくら?「0%」の実際のコストとHyperliquidとの比較
- Variationalを使う前の注意点は?詐欺サイト・承認・清算
- Variationalのエアドロップに関するよくある質問
- まとめ:Variationalのエアドロップは確定。参加は損失に耐えられる範囲で
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Variational(VAR)とは?Omniで何ができる?
Variationalとは、暗号資産・株・商品(金や原油)・為替などの先物を、ブロックチェーン上で取引できるようにするプロトコルです。Variationalの上で動く個人向けの取引アプリが「Omni(オムニ)」で、VARはVariationalが2026年10〜12月に発行する予定のトークンの名前です。
名前が似ているので、3つの関係を先に整理します。
| 名前 | 何のこと? | 2026年10月1日の状態 |
|---|---|---|
| Variational | プロトコル(取引の仕組み)とプロジェクトの名前 | Arbitrum上で稼働中 |
| Omni | 個人向けの取引アプリ(omni.variational.io) | 先行公開(プライベートベータ)中。登録にアクセスコードが必要 |
| Pro | 機関投資家向けのアプリ | 未公開(ロードマップに記載) |
| VAR | Variationalのトークン | 未発行。2026年10〜12月に発行予定 |
出典:Variational公式ドキュメント「What Is Variational」「Official Links」「Roadmap」「$VAR」(2026年10月1日確認)
Omniで取引できるもの
Omniでは、ビットコインなどの暗号資産に加えて、株・商品・株価指数・為替、上場前の企業(OpenAI・Anthropicなど)の価格に連動する先物を、1つの口座で取引できます。公式Xは日本時間9月30日に「取引できる市場は555」と発表しました。
- 無期限先物(パーペチュアル):期限のない先物。最大50倍のレバレッジ(銘柄ごとに上限は異なる)
- スワップ:株価指数などの値動きに連動する商品で、金融機関から直接流動性を取る。資金調達率(ファンディング)が安定しやすい一方、取引時間に開閉がある
- 上場前(Pre-IPO)先物:上場前の企業の評価額に連動。公式ドキュメントは「値動きが荒く、清算のリスクが高い」と注意している
運営会社・資金調達・監査
Variationalは、ルーカス・シュアマン氏とエドワード・ユー氏が共同で創業しました。2人は大手の暗号資産トレーディング会社Genesis Tradingで技術とクオンツ取引の責任者を務めた経歴があると、公式ドキュメントに書かれています。
| 運営会社(利用規約上) | MCMC Research Corporation, S.A.(紛争はパナマでの仲裁で解決すると規約に記載) |
|---|---|
| 出資者 | Dragonfly Capital、Bain Capital Crypto、Coinbase Venturesなど(2026年5月にDragonfly主導でシリーズA 5,000万ドルを調達。初期の1,000万ドルを含む公表ベースの累計は約6,000万ドル) |
| 監査 | Zellic(2024年12月)、Spearbit(2025年3月) |
| 建玉(未決済の取引の総額) | 20億ドルを突破(公式X、日本時間2026年9月28日)。うち3分の1以上が株・商品などの伝統的な市場 |
| 日本の登録 | なし(金融庁に登録された業者ではない) |
出典:Variational公式ドキュメント「Core Contributors」「What Is Variational」「Audits」、利用規約(Terms of Use)、公式X(日本時間2026年9月28日)。確認日:2026年10月1日
「手数料0%」でどうやって稼いでいる?
Omniは取引手数料を取らず、売値と買値の差(スプレッド)で収益を上げる仕組みです。Omniには注文板がなく、運営側のマーケットメーカー「OLP(Omni Liquidity Provider)」が全ての取引の相手になって価格を提示します。
公式ドキュメントによると、OLPが受け取るスプレッドの20%がプロトコルの資金(トレジャリー)に入り、VARの発行後は、トレジャリーに入る収益の100%でVARを買い戻して焼却する方針です。この20%という割合は「試験中で変わる可能性がある」とされています。
手数料が0%でも、スプレッドの分は実質的なコストとして払っています。どのくらいかは、後半の手数料の章で数字で比べます。
Variationalのエアドロップは確定?公式が発表したこと・まだ決まっていないこと
Variationalのエアドロップは確定しています。2026年9月24日(日本時間10時13分)、公式Xの記事「$VAR Tokenomics and TGE Timing」で、VARの発行時期と配分が発表されました。同じ内容は公式ドキュメントの「$VAR」のページにも書かれています。
確定していることと、まだ決まっていないことを分けると次のとおりです。
| 項目 | 状態 | 公式の内容 |
|---|---|---|
| エアドロップの実施 | 確定 | 「ジェネシス配布」としてポイント保有者に配る |
| 配布の量 | 確定 | 総供給量の32%。ポイントの保有量に比例して配る |
| ロック(売れない期間) | 確定 | なし。発行時に100%アンロック |
| 受け取りの条件 | 確定 | ポイントを1以上持ち、VARの利用規約に署名すること。受け取られなかったトークンは焼却 |
| 発行の時期 | 時期のみ | 2026年10〜12月(第4四半期)。日付は未発表 |
| 総供給量・1ポイントあたりの枚数 | 未定 | 未発表 |
| 受け取りの方法・期限・対象国 | 未定 | 未発表(VARの利用規約が出たときに決まる) |
| 上場する取引所・価格 | 未定 | 未発表。トークンの使い道・買い戻しの詳細は発行前に公表予定 |
出典:Variational公式X「$VAR Tokenomics and TGE Timing」(2026年9月24日)、公式ドキュメント「$VAR」(2026年10月1日確認)

VARの配分:32%がエアドロップ、50%はチームと投資家
VARの総供給量は、発行時に次の3つに分けられます。エアドロップの分(32%)だけが発行と同時に全て売れる状態で、チームと投資家の分は発行から12か月ロックされます。
ネットの「配分50%」「7〜9月にTGE」は古い情報
海外の解説記事の中には、「コミュニティへの配分は50%」「TGEは2026年7〜9月」と書かれたものが今も残っています。これらは9月24日の公式発表より前の情報です。
公式Xの記事によると、運営は当初「7〜9月末にポイント制度を終え、その直後にVARを発行する」予定でしたが、「大きな戦略的提携」を理由に後ろ倒しにしました。提携の相手は、まだ明かされていません。調べるときは、公式X(@variational_io)と公式ドキュメント(docs.variational.io)の日付を必ず確認してください。
VARのエアドロップをもらう条件は?ポイントの仕組み
VARのエアドロップは、Omniで取引して貯めた「ポイント」の量に比例して配られます。ポイントは、前の週の取引の実績に応じて毎週配られ、TGE(トークン発行)まで続きます。
| 開始 | 2025年12月17日。開始時に、12月11日までの取引実績に応じて300万ポイントをさかのぼって配布 |
|---|---|
| 配布日 | 毎週金曜 0:00(UTC)=日本時間の金曜9時。木曜0:00(UTC)までの1週間の実績が対象 |
| 1週間の配布量 | 全体で15万ポイント(9月24日の公式発表) |
| 終了 | TGEまで。遅くとも2026年10〜12月期の末までに終わる |
| ポイントの確認場所 | Omniのポイントページ(omni.variational.io/points) |
| 取引量あたりの付与率 | 非公開(「さまざまな活動の指標」で決まる) |
出典:Variational公式ドキュメント「Points」、公式X(2026年9月24日)。確認日:2026年10月1日

ポイントが増える条件
取引の実績のほかに、ポイントが上乗せされる条件が公式ドキュメントに書かれています。
| 条件 | 上乗せ |
|---|---|
| 紹介した人がポイントを得た | 紹介した人のポイント10につき1ポイント |
| ポイント制度の開始(2025年12月17日)より前から取引していた | 獲得ポイントが10%増 |
| 報酬ティア(過去30日の取引量で決まる) | Bronze(100万ドル以上)+0.5%、Silver(500万ドル)+1%、Gold(2,500万ドル)+2%、Platinum(1億ドル)+3%、Diamond(7.5億ドル)+4%、Infinity(25億ドル)+5% |
| キャンペーン | 例:9月10〜24日(UTC)のスワップのトレード大会の参加者に、合計2万ポイントを取引量に応じて追加配布(公式X、日本時間9月26日) |
出典:Variational公式ドキュメント「Points」「Rewards」、公式X(日本時間2026年9月26日)
ティアの基準は過去30日の取引量100万ドルからなので、少額で使う人には、上乗せはほぼ関係ありません。少額の人が意識すべき条件は「ポイントを1以上持つこと」です。
もらえる量の計算方法(例)
受け取れるVARの量は、次の式で決まります。総供給量と、TGE時点の全員のポイントの合計がまだ発表されていないため、今の時点で「何枚もらえるか」「いくらになるか」は計算できません。
受け取れるVAR = 総供給量 × 32% × (自分のポイント ÷ 全員のポイントの合計)
例:全員のポイントの0.001%を持っていれば、総供給量の0.00032%(32% × 0.001%)を受け取れる計算です。
参考までに、10月9日の配布の後、10月16日から12月25日までの金曜日は11回あります。毎週15万ポイントが12月末まで配られると仮定すると、これから配られるポイントは最大で165万ポイントです(TGEが早まれば、その分減ります)。
運営は、不自然な取引(自分同士の売買、複数アカウントでの取引など)に対してポイントを減らしたり取り消したりする権利を利用規約で定めています。
Variationalは日本から使える?制限国と日本での扱い
日本はVariationalの制限国に入っていません。公式の「Restricted Persons(制限対象者)」の規定(2026年4月20日更新)で名前が挙がっているのは、次の国・地域です(2026年10月1日確認)。
| 区分 | 制限されている国・地域 |
|---|---|
| 北米 | 米国(グアム・プエルトリコ・米領バージン諸島などの米国の関連地域を含む)、カナダ。米国人・カナダ人も対象 |
| アジア | 台湾、北朝鮮 |
| 制裁の対象地域 | キューバ、イラン、スーダン、シリア、ウクライナのクリミア・ドネツク・ルハンスク・セバストポリ |
| 太平洋の米国の関連地域 | ミクロネシア、マーシャル諸島、北マリアナ諸島、パラオ、米国領有小離島 |
| 日本 | 記載なし |

ただし、日本から使う前に知っておくべきことが3つあります。
- 日本の登録業者ではない:Variationalは金融庁に登録された暗号資産交換業者・金融商品取引業者ではありません。トラブルが起きても、日本の法律による利用者保護はありません。なお、金融庁の無登録業者の警告の一覧(2026年9月更新、25件)にも、Variationalの名前はありません(10月9日確認)。ただし金融庁は、一覧に載っていない業者でも無登録で営業していることがあると注意しています
- 規約は「住んでいる国の法律で禁止されていれば使えない」としている:利用規約は、その国の法律で利用が違法になる人の利用を認めていません。日本の法律に照らしてどう扱われるかは、自分で確認する必要があります
- VPNでの利用は規約違反:利用規約は、VPNなどで居場所を隠すことを禁止しています。制限国の人がVPNで使うことはもちろん、日本から使う場合もVPNはオフにしてください。発覚するとポイントやアカウントを失うおそれがあります
日本から使える先物DEXを比べたい人は、PerpDEXおすすめランキングで、利用規約の制限国・金融庁の警告の有無を9社分まとめています。
Variational Omniの使い方|始め方を6ステップで解説
Omniを始めるのに必要なのは、ウォレット、ArbitrumネットワークのUSDC、アクセスコードの3つです。メールアドレスの登録や本人確認(KYC)は、通常の取引では求められません(大会の賞金や高額の紹介報酬を受け取るときはKYCが必要)。
| 準備するもの | ポイント |
|---|---|
| ウォレット(MetaMask、Rabbyなど) | イーサリアム系(EVM)のウォレット。これが口座の代わりになる |
| USDC(Arbitrum One) | 取引の証拠金。入出金ごとに0.1 USDCの手数料 |
| ETH(ガス代) | 不要。Omniの入出金・ログインはガス代がかからない |
| アクセスコード | 公式DiscordかXで入手 |
出典:Variational公式ドキュメント「Getting Started with Omni」「Fees」(2026年10月1日確認)
STEP1:ウォレットを用意する
MetaMaskなどのウォレットを用意します。エアドロップを受け取るのも、出金できるのも、Omniに接続したこのウォレットだけなので、秘密鍵(シードフレーズ)を紙に書いて保管してください。ウォレットの作り方はHyperliquidの始め方(MetaMaskの準備から解説)と同じです。
STEP2:ArbitrumのUSDCをウォレットに送る
取引所でUSDCを用意し、「Arbitrum One」ネットワークで自分のウォレットへ送ります。ほかのチェーンにUSDCがある場合は、Arbitrumへブリッジしてから入金します。
送る前に、取引所の出金画面で「Arbitrum One」のUSDCが選べるか必ず確認してください。選べない場合は送らないでください。ネットワークを間違えると、資産が戻らないことがあります(送金ネットワークを間違えたときの対処)。
STEP3:アクセスコードを入手する
Omniは2026年10月9日時点でも先行公開中で、アカウントを作るにはアクセスコードが必要です。公式ドキュメントが案内している入手先は、Variationalの公式DiscordかXです。利用規約では、先行公開は「紹介コードまたはアクセスコード」を持つ人に提供するとしています。

運営は、TGE前の最後の数週間で先行公開を終え、アクセスコードなしで誰でも使える一般公開に移すと予告しています(公式X、9月24日)。「アクセスコードを売る」「コードを送るのでウォレットをつないで」というDMは詐欺を疑ってください。
STEP4:Omniにウォレットを接続し、アカウントを作る
公式ドキュメントの手順は次のとおりです。
- Omni(omni.variational.io)を開く。URLは公式ドキュメントの「Official Links」から開くと確実です
- 「Connect Wallet」を押し、ウォレットを選ぶ
- アクセスコードを入力する
- 利用規約を確認して同意する(「Access Restricted」と出たら、制限地域からの接続と判定されている)
- ポートフォリオ(口座)が作られるのを待つ
- 「Authenticate」を押し、ウォレットでログイン用のメッセージに署名する(ガス代はかからない)
STEP5:USDCを入金する
- 画面右上の「Deposit」を押す
- 入金するUSDCの金額を入れる(0.1 USDCの手数料が、この金額から引かれる)
- 「Deposit」を押し、入金額をOmniが動かせるようにする許可(allowance)に署名する
- ブロックチェーンで承認されると、数秒で残高に反映される
入金のときに出る許可(allowance)の署名は、公式の手順です。ただし署名の画面に出る金額が、自分が入力した入金額と同じかを必ず確かめてください。金額が「無制限(Unlimited)」になっていたら、押さずに閉じます。
STEP6:取引する・出金する
取引画面の右側で、レバレッジ(1〜50倍)、証拠金の方式(全体で共有するクロス/ポジションごとのアイソレーテッド)、注文の種類(成行・指値・Pro=トリガーと利確・損切り)を選び、Buy(買い)かSell(売り)で注文します。

出金は「Deposit」から「Withdraw」タブに切り替え、金額を入れて確定します。出金先は、アカウントに接続したウォレットだけです。ポジションを持っていると、出金できる額は残高より少なくなります。
スマホでは、スマホのブラウザでOmniを開き、パソコンで表示したQRコードを読み取ると、パソコンのログイン状態を引き継げます(公式ドキュメント「Mobile Sign-In via QR Code」。接続は7日間有効)。
Omniの手数料はいくら?「0%」の実際のコストとHyperliquidとの比較
Omniの取引手数料は0%で、かかるのは入出金1回0.1 USDCの手数料、スプレッド、資金調達率、清算されたときのペナルティ(0.5%)です。

| コスト | Omniの内容 |
|---|---|
| 取引手数料 | 0%(メイカー・テイカーとも) |
| 入出金 | 1回0.1 USDC(ガス代とスパム対策) |
| スプレッド | 注文の大きさ・銘柄・相場の状況で変わる。注文前に画面の「Spread」で確認できる |
| 資金調達率(ファンディング) | プラスなら買いが売りに払う。計算の間隔は銘柄により1〜8時間、上限は1時間2% |
| 清算のペナルティ | 清算されると、提示価格より0.5%不利な価格で決済される |
出典:Variational公式ドキュメント「Fees」「Funding Rates」「Liquidation」(2026年10月1日確認)
1万ドルを往復したときのコスト(例)
2026年10月1日15時ごろ(日本時間)、OmniのBTC先物の画面に表示されていたスプレッドは0.0054%でした(注文サイズを入れる前の表示)。この数字で、1万ドル分のBTCを買って売る(往復)場合を、Hyperliquidの通常の手数料(テイカー0.045%)と比べます。
| Omni | Hyperliquid | |
|---|---|---|
| 取引手数料(往復) | 0ドル | 9ドル(0.045%×2回) |
| スプレッド(往復の目安) | 約1.08ドル(0.0054%×2回) | 板の状況による(別途) |
| 入出金 | 0.1 USDC×2回 | 出金の手数料(出金画面に表示。旧ブリッジ経由なら1回1 USDC) |
Omniのスプレッドは2026年10月1日15時ごろのBTC先物の画面表示。注文が大きいほど、相場が荒れているほど、取引量の少ない銘柄ほど広がります。Hyperliquidの手数料は当サイトのPerpDEXランキング(2026年9月25日の公式データ)より。
少額でBTCなど主要な銘柄を取引する場合は、Omniの方が安くなりやすい計算です。一方で、スプレッドは注文を出すたびに変わるので、大きな金額や値動きの荒い銘柄では、注文前に画面のSpreadとSlippage(滑り)を確認してください。
OmniとHyperliquidの比較(◎○△)
| 項目 | Variational Omni | Hyperliquid |
|---|---|---|
| エアドロップ | ◎ 確定(10〜12月に32%) | △ HYPEは2024年11月に発行済み。今はポイント制度なし |
| 取引手数料 | ◎ 0%(スプレッドのみ) | ○ テイカー0.045%・メイカー0.015%(招待コードで4%割引) |
| すぐ始められるか | △ アクセスコードが必要 | ◎ ウォレットかメールで誰でも |
| 流動性(建玉) | ○ 20億ドル超(日本時間9/28の公式X) | ◎ 約84億ドル(9/25) |
| 銘柄の多さ | ◎ 555市場(株・商品・上場前企業を含む) | ○ 本体の暗号資産先物178+HIP-3の市場 |
| 取引の相手 | △ 運営のOLPが全取引の相手 | ○ 注文板で多数の参加者 |
| 日本の制限 | ○ 制限国に入っていない | ○ 制限国に入っていない |
出典:Variational公式ドキュメント・公式X、当サイト「PerpDEXおすすめランキング」(Hyperliquidの数値は2026年9月25日の公式データ・DefiLlama)
エアドロップを目的にするならOmni、アクセスコードが手に入らない人や、流動性の大きい取引所で今すぐ取引したい人はHyperliquid、という使い分けになります。Hyperliquidは招待コード「HIDARI」で始めると取引手数料が4%割引になります。
アクセスコードを待たずに先物DEXを始めたい人へ
Hyperliquidは、ウォレットかメールアドレスだけで、誰でもすぐに使えます。登録から入金・出金までを画面つきで解説しています。
Variationalを使う前の注意点は?詐欺サイト・承認・清算
一番のリスクは、エアドロップを装った偽サイトでウォレットの中身を抜かれることです。VARのように配布が確定して話題になったトークンほど、偽の「受け取り(Claim)」サイトが増えます。
1. 「VARを今すぐClaim」と誘うサイトは偽物と考える
2026年10月1日時点で、VARは発行されておらず、受け取りのページもありません。受け取りの方法・日付は、公式X(@variational_io)と公式ドキュメントで発表されます。「VARのエアドロップ対象者チェック」「事前Claim」をうたうサイトや、Xの返信欄・DMで送られてくるリンクは開かないでください。
公式のドメインは、次のとおりです(公式ドキュメント「Official Links」より)。
- 公式サイト:variational.io
- 取引アプリ:omni.variational.io(テスト用は omni.testnet.variational.io)
- ドキュメント:docs.variational.io/ヘルプ:help.variational.io
- X:@variational_io(共同創業者は @variational_lvs、@edward_yu_var)
CoinGeckoには「Variational(VAR)」のページがありますが、2026年10月1日時点では上場前のプレビュー表示で、価格やコントラクトアドレスは載っていません。今「VAR」という名前で売買できるトークンがあっても、Variationalのものではありません。
2. 承認(approve)と署名の中身を確かめる
ウォレットの「承認」や「許可(allowance・Permit)」は、アプリに自分のトークンを動かす権限を渡す操作です。偽サイトで承認すると、後から資産を抜き取られます。
| 場面 | Omniの公式の手順で出るもの | こうなっていたら中止 |
|---|---|---|
| ログイン | ログイン用メッセージへの署名(ガス代なし) | 送金・承認を求められる |
| 入金 | 入力した金額だけの許可(allowance)の署名 | 金額が「Unlimited」、入力額と違う、URLがomni.variational.ioでない |
| エアドロップ | まだ無い(VARの規約への署名が必要と発表済み) | 今の時点で「Claim」「approve」「setApprovalForAll」を求められる |
過去に承認した権限は、revoke.cashなどで確認して取り消せます。手順はrevoke.cashの使い方で解説しています。
3. レバレッジと清算:50倍なら約1%の逆行で清算
Omniの維持証拠金は、当初証拠金の半分です(公式ドキュメント「Leverage」)。残高1,000 USDCで、クロスマージンのまま次の大きさのポジションを持った場合の、清算までの値動きの目安は次のとおりです(スプレッド・資金調達率は除く)。
| レバレッジ | ポジションの大きさ | 維持証拠金 | 清算までの逆行の目安 |
|---|---|---|---|
| 2倍 | 2,000ドル | 25%=500ドル | 約25% |
| 10倍 | 10,000ドル | 5%=500ドル | 約5% |
| 50倍 | 50,000ドル | 1%=500ドル | 約1% |
清算されると、さらに0.5%のペナルティがかかります。Omniは必要な分だけを決済する部分清算なので、ペナルティは清算された分の0.5%です(10,000ドルのポジションなら最大で約50ドル)。ポイント目当てで取引量を増やすと、ポイントより先に損失とスプレッドのコストが積み上がります。レバレッジの考え方はレバレッジは何倍まで安全か(シミュレーション)で詳しく説明しています。
4. 取引の相手は運営のOLP
Omniの取引は、全て運営側のOLPが相手です。公式ドキュメントは「OLPが損失を出すリスクがある」とし、OLPが支払い不能になった場合、それ以降の利益は支払われない(不良債権になる)と明記しています。また、相場が極端に荒れたときは、OLPを守るために利用者のポジションが自動で決済される(ADL)ことがあります。
利用者の資金は、利用者とOLPの間の専用の決済プール(オンチェーン)に置かれ、OLPが利用者の資金を外部の取引所へ動かすことはないと説明されています。
5. もらったVARにも税金がかかる
日本居住者がエアドロップで受け取ったトークンは、受け取った時点で取引価格がついていれば、その時価で雑所得になると考えるのが国税庁FAQに沿った扱いです。Omniでの先物の損益も雑所得になります。
- 受け取った日時・枚数・その時の価格を、スクリーンショットやウォレットの履歴で残す
- Omniの取引・入出金の履歴は、公式ドキュメント「Trade and Transfer History」の方法で保存できる
- 海外のDEXは年間取引報告書を出さないので、記録は自分で保存する
申告の手順は海外取引所の税金と確定申告のやり方で解説しています。
Variationalのエアドロップに関するよくある質問
Q. Variationalの読み方は?
A. 「バリエーショナル」です。英語の「variational」は「変分の」という意味で、機械学習などの用語(variational autoencoderなど)にも使われますが、この記事のVariationalは先物取引のプロトコルの名前です。
Q. VARのTGE(トークン発行)はいつですか?
A. 2026年10〜12月(第4四半期)の予定です。日付は2026年10月9日時点で発表されていません(公式ドキュメントは「Q4 2026」とだけ記載)。発表は公式X(@variational_io)で行われます。
Q. VARはどこで買えますか?上場は決まっていますか?
A. 2026年10月9日時点で、VARはまだ発行されておらず、買える場所はありません。上場する取引所も発表されていません。CoinGeckoの「Variational(VAR)」のページは上場前のプレビュー表示で、価格もコントラクトアドレスも載っていません。今「VAR」の名前で売買されているトークンや、「先行販売」をうたう話は、Variationalのものではありません。VARを手に入れる公式の方法は、Omniでポイントを貯めてエアドロップを受け取ることだけです。
Q. 今から始めてもエアドロップの対象になりますか?
A. TGEまでにポイントを1以上持ち、VARの利用規約に署名すれば対象になると公式は発表しています。ただし、配布量はポイントに比例するので、早くから取引している人より少なくなります。1ポイントを得るのに必要な取引量は公開されていません。
Q. アクセスコードはどこで手に入りますか?
A. 公式ドキュメントは、Variationalの公式DiscordかXを入手先として案内しています。コードを売る人や、ウォレットの接続を求めるDMは詐欺の可能性があります。運営はTGE前に一般公開へ移すと予告しており、その後はアクセスコードが不要になる見込みです。
Q. VariationalはKYC(本人確認)が必要ですか?
A. Omniでの通常の取引には、KYCの手順はありません(公式ドキュメントの始め方にKYCの記載なし)。ただし、トレード大会の賞金の受け取りや、キャンペーンで4,000ドル以上の紹介報酬を受け取るときはKYCが必要です。VARの受け取りでKYCが必要かは、まだ発表されていません。
Q. ポイントだけ貯めて、取引しないことはできますか?
A. できません。ポイントは取引などの活動の実績に応じて配られます。入金しただけでポイントがもらえるという記載は、公式ドキュメントにありません。
Q. 紹介コード(招待コード)はありますか?
A. あります。紹介した人は、紹介された人が払ったスプレッドの5%をUSDCで、ポイントは10分の1を受け取ります。ただし紹介コードは、取引量が100万ドルに達した人にだけ発行されます。
Q. スマホアプリはありますか?
A. 2026年10月1日時点で、公式ドキュメントにスマホアプリの案内はありません。Omniはスマホのブラウザ向けに作られていて、パソコンの画面に出るQRコードを読み取ってログインできます。
Q. 日本円で入金できますか?
A. できません。入金できるのはArbitrumネットワークのUSDCだけです。日本円からは、取引所でUSDCを用意してウォレットへ送る必要があります。
まとめ:Variationalのエアドロップは確定。参加は損失に耐えられる範囲で
- VariationalはArbitrum上の先物取引プロトコル。個人向けの取引アプリがOmni(手数料0%、555市場、最大50倍)
- エアドロップは確定:VARを2026年10〜12月に発行し、総供給量の32%をポイント保有者に配る(9月24日の公式発表)。発行時に100%アンロック。日付・総供給量・受け取り方法は未発表
- 対象になる条件は、ポイントを1以上持ち、VARの利用規約に署名すること。ポイントは毎週金曜9時(日本時間)に週15万ポイント配布
- 日本は制限国に入っていない。ただし日本の登録業者ではなく、VPNの利用は規約違反
- 始めるには、ウォレット、ArbitrumのUSDC、アクセスコード(公式DiscordかXで入手)が必要
- 「VARをClaim」とうたうサイトは偽物。署名の画面で金額とURLを確かめる
本記事のデータは2026年10月1日時点です(VARの発行時期・配分、ポイントの配布、制限国、先行公開の状態、金融庁の一覧は2026年10月9日に公式ドキュメント・公式X・金融庁のページで再確認)。VARの発行日・受け取り方法・一般公開の発表があれば、この記事とエアドロップの一覧に追記します。
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出典:Variational公式ドキュメント(docs.variational.io:What Is Variational、Core Contributors、Roadmap、Official Links、About Omni、Getting Started with Omni、The Omni Liquidity Provider、Fees、Funding Rates、Leverage、Liquidation、Automatic Deleveraging、Swaps、Pre-IPO Perpetuals、Mobile Sign-In via QR Code、Rewards、Points、Referrals、On-Chain Trader Rewards Campaign、Trading Competition、Audits、$VAR、Terms of Use、Restricted Persons)、Variational公式X(日本時間2026年9月24日・26日・28日・30日)、金融庁「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」。確認日:2026年10月1日。




