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INKのエアドロップに備えるなら、日本居住者が今できるのは「Ink上のアプリ、特にNadoとTydroを実際に使うこと」です。Kraken(クラーケン)が立ち上げたイーサリアムL2「Ink」では、INKトークンをエアドロップで配布することが公式に発表されていますが、配布日・配布量・対象条件はまだ発表されていません。
この記事では、Ink Foundation・Nado・Tydro・Krakenの公式情報をもとに、エアドロップの根拠がある行動とない行動を仕分けたうえで、ブリッジからポイント獲得、記録の残し方、かかる費用、やってはいけないことまでを手順で解説します。
この記事の結論(2026年9月24日時点)
- 根拠が一番強いのはNado。Nado公式が「ポイントを将来のINKエアドロップ配分の判断に使う」と明言している。ポイントは毎週30万〜95万ポイントが取引量などに応じて配られる
- 次がTydro(Ink上のレンディング)。Ink関係者は2025年10月、Tydroのポイントが最初のエアドロップへの権利になると説明した。Tydroは独自ポイント「TydroInkPoints」のシーズン2をINKのTGEまで実施中で、2026年9月9日からブースト(最大50%)も加わった
- Kraken ProのInk Pointsは日本居住者には使えない。Krakenは日本から撤退済みで、Ink Points自体も「トークンに交換できない」とKrakenが説明している
- 向いている人:手数料を払っても、実際にDEXでの取引やレンディングをする人。エアドロップだけが目的なら、もらえない可能性も込みで少額にとどめる
- 当サイト経由の特典:Nadoの招待リンク(コードCUmPpZE)で紹介関係が紐づく。手数料は上がらない。所要時間:初回の準備は約30分
INKの総供給量
10億枚
固定(公式発表)
Nadoの週のポイント
30万〜95万
シーズン2
Nadoのテイカー手数料
0.035%
メイカーは0.01%
INKの配布日
未発表
9月24日時点
※この記事にはNadoの招待リンクが含まれ、リンク経由で利用があると当サイトに紹介報酬が入ることがあります。紹介の有無で評価は変えていません。
INKのほかに今から参加できるエアドロップは、「確定」「ポイント制」「うわさ」の段階で12件を仕分けた仮想通貨エアドロップ最新情報【毎日更新】で一覧にしています。費用と日本からの参加しやすさも並べているので、NadoやTydroに予算を回す前に比べてみてください。
INKのエアドロップは本当にある?公式に発表されていること
INKトークンのエアドロップが行われること自体は、Ink Foundationが2025年6月に公式に発表しています。一方で、いつ・誰に・どれだけ配るかは、2026年9月24日時点で発表されていません。
| 項目 | 公式の発表内容(2026年9月24日時点) |
|---|---|
| 発行者 | Ink Foundation 確定 |
| 総供給量 | 10億枚で固定 確定 |
| 配布方法 | エアドロップ。Krakenの特典プログラム「Kraken Drops」でも配布 確定 |
| Nadoのポイント | 「将来のINKエアドロップ配分の判断に使う」とNado公式が明言 確定 |
| 旧Vertex保有者への配分 | 総供給量の1%。2025年7月8日にスナップショット済み(今から対象にはなれない)確定 |
| 発行日(TGE) | 未発表 |
| 配布量・配分比率 | 未発表 |
| 対象条件・スナップショット日 | 未発表 |
SNSでは「TGEは2026年7〜9月」という予想が広まりましたが、これは関係者やコミュニティの発言で、公式の日程ではありません。9月24日時点でINKはまだ発行されておらず、CoinGeckoにも上場していません。
また、Inkの開発者向け公式ドキュメントのFAQは「トークン・エアドロップについて今お伝えできる情報はない」としたまま更新されていません。エアドロップの方針はFoundationの発表が根拠で、時期や条件については、Ink・Nado・Krakenの公式アカウントの発表だけを信じるのが安全です。INKトークンの役割や、Inkチェーンに寄せられている期待は「Nado DEXの使い方とINKトークンの最新状況」で詳しく整理しています。
エアドロップの対象になりそうな行動は?根拠の強さで仕分け
INKのエアドロップに向けて「公式に根拠がある行動」は、Nadoの利用とTydroの利用の2つです。ネット上でよく挙がる行動を、根拠の強さで仕分けました。
| 行動 | 根拠 | 根拠の中身 | 日本から |
|---|---|---|---|
| Nadoで取引する | ◎ | Nado公式が「ポイントをINKエアドロップ配分の判断に使う」と明言。取引量に応じて毎週ポイント | ○ |
| NadoのNLPに預ける | ◎ | Nado公式ドキュメントでポイントの対象と明記 | ○ |
| Nadoで友人を紹介する | ○ | 紹介した人が実際に取引したときだけポイント | ○ |
| Tydroで預ける・借りる | ○ | Ink関係者がThe Blockに「Tydroのポイントは最初のエアドロップへの権利になる」と説明(2025年10月)。Tydroは独自ポイント「TydroInkPoints」を実施中(シーズン1はスナップショット済み、シーズン2はINKのTGEまで継続)。2026年9月9日からシーズン2にブーストを追加。INKとの交換比率は未発表 | ○ |
| Kraken Proで取引してInk Pointsを貯める | △ | KrakenはInk Pointsを「金銭的価値がなく、トークンなどに交換できない」と説明 | × |
| Ink上のVelodrome・Uniswapで取引や流動性提供 | × | エアドロップの対象とする公式発表は見つからない(コミュニティの予想) | ○ |
| Inkへのブリッジ回数・取引回数を増やす | × | 公式の条件ではない。Ink Foundationはエアドロップ狙いだけの利用を抑える仕組みを入れると説明 | ○ |
| テストネットのタスク・Guildのロール | × | 2024年のテストネット時代の施策。配布との関係は発表されていない | − |
評価:◎公式が配布との関係を明言/○公式・関係者の説明あり(条件は未発表)/△公式が配布との関係を否定・または未発表/×根拠となる公式情報なし。出典:Nado Docs、The Block(2025年10月15日)、Tydro公式フォーラム(2026年9月9日)、Kraken、Ink Docs(2026年9月25日確認)
- ◎ 公式が明言:Nadoの取引・NLP
- ○ 関係者の説明あり:Tydroの利用・Nadoの紹介
- △ 交換不可と説明:Kraken ProのInk Points(日本は利用不可)
- × 根拠なし:Velodrome・ブリッジ回数・テストネット
旧版のこの記事では「Velodromeも対象」と書いていましたが、公式の根拠を確認できなかったため訂正しました。限られた資金と時間は、根拠が◎のNadoに集中させるのが合理的です。
日本居住者が先に知っておくべき2つのこと
1. Kraken本体は日本から使えない
Krakenは2023年1月末に日本の暗号資産交換業の登録を廃止し、日本から撤退しています。そのため、海外の解説でよく紹介される「Kraken Proで取引してInk Pointsを貯める」「Kraken DropsでINKを受け取る」といったKraken経由のルートは、日本居住者には使えません。
2. Kraken ProのInk Pointsはトークンと結びついていない
Krakenは2026年4月にKraken Pro向けの「Ink Points」を始めましたが、Ink Pointsには金銭的価値がなく、暗号資産やトークンなどに交換できないと説明しています。Krakenのサポートページも、Ink Pointsを「Kraken Proが最もアクティブなトレーダーを評価する仕組み」としており、INKトークンやエアドロップとの交換には触れていません。
「Ink Pointsを貯めればINKがもらえる」と書く海外の記事もありますが、少なくともKraken自身はそう約束していません。日本居住者は、Nado・TydroなどInk上のアプリを自分のウォレットで直接使うことになります。

Nadoは日本から使える?2026年9月24日時点で、日本はNadoの利用制限地域に含まれていません(米国・カナダは閲覧のみ)。ただしNadoもTydroも、日本の金融庁に登録された業者ではなく、日本の法律による保護はありません。
準備するものとかかる費用の目安
INKエアドロップへの備えに必要なのは、ウォレット・少しのETH(ガス代)・運用するUSDTの3つです。
| 準備するもの | 目安 | 補足 |
|---|---|---|
| ウォレット | MetaMask・Rabbyなど | Nadoだけならメール・Googleログインでも可(Nado内にウォレットが作られる) |
| Ink上のETH(ガス代) | 0.01〜0.05ETH(Nado公式ガイドの目安) | Tydroを使う・自分のウォレットからNadoに入金する場合に必要 |
| USDT(USDT0) | 100ドル〜 | Nadoは多くの銘柄で最小注文100ドル相当。Tydroに預ける分も |
| 入手先 | 国内取引所でETH、海外取引所でUSDT | 国内の取引所でETHを買って送るか、海外取引所でUSDTを用意して送るのが一般的 |
USDTはArbitrumなど手数料の安いネットワークで引き出せる海外取引所で用意すると、そのままNadoに入金できて便利です。当サイトでは、取扱銘柄が多く出金ネットワークも選べるMEXCを紹介しています(登録手順は「MEXCの口座開設方法」)。
当サイトの招待リンク特典:上記リンクからMEXCに登録すると、現物・先物・予測取引の取引手数料の20%がキャッシュバックされます(2026年9月時点)。
※MEXCは2026年2月から本人確認(KYC)が必須で、本人確認をしないと入金・出金ができません。また、MEXCは日本の金融庁に登録された業者ではなく、金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月)、無登録営業などについて警告を受けています。USDTを用意したら必要な分だけ送り、取引所に大きな金額を置いたままにしないでください。
取引量ごとの手数料コストはいくら?
Nadoのポイントは取引量に応じて配られるため、コストの中心は取引手数料です。初期ティア(テイカー0.035%、メイカー0.01%)で計算すると次のとおりです。
| 週の取引量 | 成行(テイカー)の手数料 | 指値(メイカー)の手数料 | 1年(52週)続けた場合・成行 |
|---|---|---|---|
| 1,000ドル | 0.35ドル(約55円) | 0.10ドル(約16円) | 18.2ドル(約2,900円) |
| 1万ドル | 3.5ドル(約553円) | 1.0ドル(約158円) | 182ドル(約2.9万円) |
| 10万ドル | 35ドル(約5,530円) | 10ドル(約1,580円) | 1,820ドル(約28.8万円) |
Coin Map試算(1ドル=158円)。取引量はポジションの金額ベース(証拠金ではない)。価格変動による損益、資金調達率(ファンディング)、出金手数料(USDT0は1 USDT0)は含まない。出典:Nado Docs「Fees & Rebates」
週1万ドル取引したときの1年間の手数料
Coin Map試算。指値は約定しないことがある
同じ取引量でも、指値を使えば手数料は3分の1以下になります。エアドロップがもらえなかった場合、この手数料はそのまま費用になることを前提に予算を決めてください。
手順1:Inkに資金を移す(ブリッジ・入金)
Inkには公式のブリッジがないため、第三者のブリッジか、Nadoの入金専用アドレスを使って資金を移します。Inkの公式ドキュメントは、Across・Brid.gg・Bungee・Gelato・Rhino.fi・Superbridgeなどを紹介しています。
ルートA:Nadoだけ使う
取引所からNadoの入金専用アドレスへUSDTを直接送る。ブリッジもInk上のETHも不要。一番簡単
ルートB:Tydroも使う
自分のウォレットにUSDT0とETHをInk上で用意する。USDT0公式ブリッジやSuperbridgeを使う

ルートA:取引所からNadoへ直接入金する
- Nadoにログインし、「Deposit」→「Use Crypto」→「Transfer Crypto」を開く
- 送金元のチェーン(例:Arbitrum)と通貨(USDT)を選び、表示されたアドレスをコピーする
- 取引所の出金画面で同じチェーンを選び、そのアドレスへ送る
- 着金すると自動でUSDT0に変換され、Nadoの残高に反映される
最低入金額はチェーンごとに3〜10ドル程度です。チェーンを間違えると資金を失うおそれがあるため、初回は少額で試してください。画面つきの詳しい手順は「Nadoの始め方」を参照してください。
ルートB:USDT0公式ブリッジでInkへ移す
- USDT0の公式サイト(usdt0.to)を開き、「Transfer」を押す
- ウォレットを接続し、送金元のチェーン(USDTがあるチェーン)を選ぶ
- 送り先に「Ink」を選び、金額を入力する
- 受け取る額・手数料・到着予定を確認して承認する(通常2〜10分で到着)
ガス代用のETHは、SuperbridgeやAcrossなどでEthereum・Optimism・Arbitrumなどから移します。ウォレットにInkネットワークがない場合は、ChainListで「Ink」を検索するか、チェーンID 57073・RPC https://rpc-gel.inkonchain.com を手動で追加します。
手順2:Nadoでポイントを貯める
Nadoのポイントは、取引・NLP(流動性の提供)・紹介の3つで貯まります。シーズン2は2026年5月21日に始まり、招待コードなしで誰でも参加できます。
STEP1:招待リンクからNadoを開いて登録する
当サイトの招待リンク(コード:CUmPpZE)からNadoを開き、画面右上の「Sign In」からメール・Google・X、またはウォレットでログインします。招待コードは任意ですが、コード経由で登録すると紹介関係が紐づき、一度紐づけると変更できません。コードを使ってもあなたの手数料は上がりません。

STEP2:週ごとのポイントの決まり方を理解する
Nadoのポイントは、毎週「全体の配布量」を決めてから、各自の取り分を計算します。
- 全体の配布量:毎週最低30万ポイント、Nado全体の取引量が増えるほど多くなり、最大95万ポイント
- あなたの取り分:自分の取引が全体に占める割合で決まり、手数料ティアと「有害な取引かどうか」で調整される
- 引き継ぎ:シーズン1のポイント残高、トレーダーティアの履歴、NFTの倍率、紹介関係はシーズン2に引き継がれる
ざっくりした考え方(仮定の例)
その週の配布量が60万ポイントで、あなたの取引量がNado全体の0.01%なら、あなたのポイントは約60ポイント(調整前)。全体の取引量が増えると配布量も増えますが、ライバルも増えるため、シェアが同じならポイントも比例して増える、という仕組みです。

STEP3:取引する(ポイントの中心)
ポイントの大部分は取引から生まれます。初めてなら、次の設定で始めると損失を抑えられます。
- 分離証拠金(Isolated)を選び、損失をそのポジションの証拠金だけに限定する
- レバレッジは2〜3倍にとどめる
- 急がないときは指値(メイカー0.01%)で注文し、手数料を抑える
- 利確・損切り(TP/SL)を同時に設定する
- 最小サイズ(多くの銘柄で100ドル相当)以上で発注する
Nadoでは、BTC・ETHなどの暗号資産に加えて、米国株・金・原油・ドル円(USDJPY)などの無期限先物も取引できます。ドル円などのFXはテイカー0.007%・メイカー0.002%と、暗号資産(テイカー0.035%)より手数料が大幅に安く設定されています(2026年9月24日時点、Nado API)。ただし、銘柄ごとにポイントの重み付けが違うかどうかは公式に説明されていないため、「FXなら安くポイントを稼げる」とは言い切れません。慣れている銘柄を選び、無理に取引量だけを増やさないことが大切です。
少額注文の注意:Nadoのテイカー注文には最低手数料があり、最小サイズ(多くの銘柄で100ドル相当)より小さい成行注文も、100ドル分の注文として手数料が計算されます。細かく何度も注文するより、まとめて注文したほうが手数料の無駄がありません。
STEP4:NLPに預ける(取引しない人向け)
NLP(Nado Liquidity Provider)は、Nadoの流動性の提供に資金を預ける仕組みで、預けた金額の割合に応じてポイントがつきます。自分で売買しなくてもよい代わりに、損失が出ることがあり、預けてから4日間は引き出せません。引き出し時には手数料(1 USDT0に加え、1 USDT0か金額の0.1%の高いほう)がかかります。
STEP5:紹介する(任意)
自分の招待リンクから登録した人が実際に取引したときに、紹介ポイントがつきます。登録だけの紹介や、自分で作った別アカウントの紹介は対象外になるか、ポイントが減らされます。
STEP6:ポイントを毎週確認する
ポイントは毎週配布され、アプリの「Points」ページで週ごとの配分と履歴を確認できます。ポイントは譲渡も売買もできません。
手順3:Tydroで預ける・借りる
Tydroは、Aave v3をInk向けにカスタマイズしたレンディング(貸し借り)アプリで、Ink上で預かり資産が最も大きいアプリです。預けた資産には金利がつき、預けた資産を担保に別の資産を借りることもできます。Tydroでの預け入れ・借り入れには、独自のポイント「TydroInkPoints」がつきます(詳しくはSTEP4)。
Ink上の主なアプリの預かり資産(TVL)
出典:DefiLlama(2026年9月24日取得)
STEP1:Tydroを開き、ウォレットを接続する
Tydroの公式サイト(tydro.com)から「Open App」を押し、Inkネットワークに切り替えたウォレットを接続します。偽サイトを避けるため、公式ドキュメントに載っているURL(tydro.com、docs.tydro.com)だけを使ってください。

STEP2:預ける資産を選んで「Supply」する
市場の一覧から預ける資産(例:USDC、USDT0)を選び、金額を入力して承認します。初回は「トークンの利用許可(Approve)」と「預け入れ」の2回、ウォレットで署名します。
| 資産 | 預けたときの利回り | 1,000ドル分を1年預けた場合 |
|---|---|---|
| USDC | 年4.20% | 約42.0ドル(約6,600円) |
| USDT0 | 年5.61% | 約56.1ドル(約8,800円) |
| WETH | 年0.04% | 約0.4ドル分 |
出典:DefiLlama Yields(2026年10月9日取得、Tydroの供給APY)。利回りは借り手の需要で毎日変わり、保証されません。Coin Map試算(1ドル=158円、利回り一定と仮定)
STEP3:(上級者向け)借りる
預けた資産を担保に、別の資産を借りることもできます。借りられる上限は担保の価値に対する割合(LTV)で決まり、ヘルスファクター(安全度の指標)が1以下になると担保の一部が清算されます。借り入れもTydroInkPointsの対象になったと報じられていますが(2026年8月、Bitrueの解説記事)、清算のリスクがあるため、慣れないうちは借入はせず預けるだけにしておくのが安全です。Aave系レンディングの仕組みは「Aave(アーベ)とは?」で解説しています。
STEP4:TydroInkPointsを確認する
TydroInkPointsは、Tydroが独自に配っているポイントで、シーズン2はINKのTGE(トークン発行)まで続くと発表されています。シーズン1は2026年1月にスナップショット(記録の締め切り)が完了しており、今から参加する人はシーズン2が対象です。Tydroのポイントとして貯まるだけで、INKとの交換比率はTydroの公式フォーラムでも明記されていません。
- 対象になる行動:対象資産の預け入れ(Supply)と借り入れ(Borrow)。Tydro公式フォーラムで週ごとに予算が更新され、2026年10月7〜14日はWETH・USDT・USDG・USDC・kHYPEに合計99,300ポイントが配られます(GHOは10月5日で終了)。資産ごとに毎日の配布量が決まっており、自分の残高の割合で配分されます
- 確認方法:ポイントは報酬配布サービスのMerkl経由で配られ、Merklのダッシュボード(app.merkl.xyz)に接続したウォレットで確認できます。自分に適用されたブーストはTydroのアプリに表示されます
- ブースト:2026年9月9日から、条件を満たしたウォレットのポイントに倍率が上乗せされる仕組みが始まりました(下の表)
| ブーストの区分 | 主な条件(一部) | 上限 |
|---|---|---|
| OGユーザー | 2026年9月30日より前にTydroを使った(100ドル以上で5%、1万ドル以上で10%)、2024年より前のAave利用、2025年7月25日より前のInk上の活動 | 最大20% |
| 貸付の実績 | 他のレンディングの利用歴、30日間保った預け入れ残高(1万ドル以上で5%〜)、他のプロトコルからTydroへの移行 | 最大30% |
| kBTCの保有 | kBTC(KrakenのラップドBTC)を100ドル以上で5%、1万ドル以上で10% | 最大25% |
| 合計 | 区分ごとの上限の範囲で合算 | 最大50% |
出典:Tydro公式フォーラム「TydroInkPoints Season 2: Introducing Boost Multipliers」(2026年9月9日)、Foresight News(2026年1月23日、シーズン1のスナップショット完了とシーズン2の継続)。2026年9月25日確認
公式フォーラムの説明では、ブーストは配布されるポイントの総量を増やすものではなく、各ウォレットの取り分の計算を変えるものです。「2026年9月30日より前にTydroを使った」というOG条件の締め切りはすでに過ぎています。今から始める人が満たしやすいのは「kBTCを100ドル以上保有(5%)」や「他のレンディングの利用歴(5%)」の条件です。ブーストのためだけに大きな金額を預ける必要はありません。
手順4:自分の活動を記録しておく
配布の条件やスナップショット日が発表されたときに慌てないよう、使ったウォレットアドレスと活動の記録を残しておきましょう。
- 使ったウォレットアドレスをメモしておく(NadoのメールログインならNado内のウォレット)
- Inkのブロックエクスプローラー(explorer.inkonchain.com)で、自分のアドレスの取引履歴を確認できる
- Nadoは「Points」ページで週ごとのポイントを、TydroはMerklでTydroInkPointsを確認し、スクリーンショットを残す
- 入金・出金・取引の日時と金額を記録する(税金の計算にも必要)

やってはいけないこと:対象外や詐欺被害につながる行動
INKのエアドロップで避けるべきなのは、「ポイントの水増し」と「偽の受け取りサイトへの接続」の2種類です。前者はポイントが0になる・対象外になるおそれがあり、後者はウォレットの資産をすべて抜き取られるおそれがあります。
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 自分の注文同士をぶつける(ウォッシュトレード) | Nadoの公式ルールで、不自然な取引をした週はポイントが減らされるか0になる。手数料だけ払って終わる |
| ウォレットを大量に使い分ける | Ink Foundationはエアドロップ狙いだけの利用を抑える仕組みを入れると説明。まとめて対象外になるおそれ |
| 自分で自分を紹介する | Nadoは紹介の水増しをした場合、紹介ポイントを減らすか0にすると明記 |
| 「INKを今すぐ受け取れる」サイトでウォレットを接続する | 受け取り方法は未発表。今それを案内するサイトは資産を抜き取る詐欺の典型 |
| 高いレバレッジで取引量を稼ぐ | 少しの値動きで清算され、エアドロップの期待値より大きな損失が出やすい |
偽サイトの見分け方
Nadoは nado.xyz・app.nado.xyz、Tydroは tydro.com、Inkは inkonchain.com です。X(旧Twitter)の返信欄やDMのリンク、検索広告からは開かないでください。「Claim(受け取り)」「Eligibility Check(対象確認)」をうたうページでウォレットの署名を求められたら、署名せずに閉じましょう。
1年続けたらいくらかかる?損益シミュレーション
エアドロップをもらえなかった場合に、いくらの費用が残るかを先に計算しておきましょう。予算1,000ドルで、Nadoに700ドル・Tydroに300ドル(USDC)を置き、Nadoで週5,000ドル分を取引した場合の1年間の試算です。
| 項目 | すべて成行の場合 | すべて指値の場合 |
|---|---|---|
| Nadoの取引手数料(週5,000ドル×52週) | −91ドル | −26ドル |
| Tydroの金利(300ドル×年4.20%) | +12.6ドル | +12.6ドル |
| 出金手数料など(USDT0出金1回) | −1ドル | −1ドル |
| 合計(エアドロップなし・売買損益ゼロの場合) | 約−79ドル(約−1.25万円) | 約−14ドル(約−2,200円) |
Coin Map試算(1ドル=158円、Tydroの利回りは10月9日の値で一定と仮定)。ブリッジ・ガス代、資金調達率、売買の損益は含まない。実際には売買の損益の影響がはるかに大きい
1年間の手数料の差し引きは、すべて成行で約−79ドル、すべて指値で約−14ドルです。取引手数料そのものは大きくありませんが、最大のリスクは売買で出る損失です。取引量を増やすためにレバレッジを上げると、1回の急変動で予算の大半を失うこともあります。レバレッジの倍率ごとのロスカットの目安は「レバレッジは何倍まで安全か」でシミュレーションしています。
予算別のおすすめプラン
エアドロップは保証されないため、「もらえなくても納得できる金額」で始めるのが基本です。予算別に、根拠の強い行動から優先したプランを考えました。迷ったら、予算100〜300ドルでNadoだけから始めるのがおすすめです。
予算100〜300ドル
→ Nadoだけ(ルートA)
取引所から直接入金。週1,000ドル分を指値中心で取引。1年の手数料は約5〜18ドル
予算1,000ドル前後
→ Nado+Tydro(ルートB)
Nadoに700ドル、Tydroに300ドル分のUSDCを預ける。Tydroの金利で手数料の一部をまかなえる
取引はしたくない
→ Tydroに預ける or NLP
Tydroは根拠が○。NLPは損失の可能性と4日ロックを理解してから
毎週やることチェックリスト
INKに備える作業は、週に1回、10分ほどの確認で十分です。特にポイントのスクリーンショットと公式Xの確認は毎週欠かさないようにしましょう。
- □ Nadoの「Points」ページで先週のポイントを確認し、スクリーンショットを保存した
- □ 取引は予算内・低レバレッジで、損切り(SL)を設定している
- □ Tydroに預けている場合、利回り・ヘルスファクター(借りている場合)・MerklのTydroInkPointsを確認した
- □ Ink・Nado・Tydroの公式Xで、INKの配布条件やスナップショットの発表がないか確認した
- □ 知らないサイトで「Claim」や署名をしていない
- □ 入出金・取引の日時と金額を記録した(税金の計算用)
INKエアドロップの税金は?
日本居住者がエアドロップで受け取ったトークンや、Nadoの取引で得た利益は、原則として雑所得として総合課税の対象です。エアドロップのトークンの扱いは受け取り方などで変わるため、国税庁の情報を確認するか税理士に相談してください。手数料やTydroの金利も含め、日時と金額の記録を残しておくことが大切です。利益額ごとの税額の目安は「仮想通貨の税金シミュレーション」、制度改正の動きは「仮想通貨の分離課税はいつから?」で説明しています。
INKエアドロップのよくある質問
INKのエアドロップはいつですか?
INKの配布日(TGE)は、2026年9月24日時点で公式に発表されていません。「7〜9月」という予想がありましたが公式日程ではなく、9月24日時点でINKは発行されていません。
Nadoを使えば必ずINKをもらえますか?
必ずもらえるわけではありません。Nado公式は「ポイントを将来のINKエアドロップ配分の判断に使う」と明言していますが、ポイントあたりの配布量や条件は未発表です。
日本からKraken ProのInk Pointsを貯められますか?
貯められません。Krakenは2023年1月末に日本から撤退しています。また、KrakenはInk Pointsを「金銭的価値がなく、トークンなどに交換できない」と説明しています。
Velodromeを使うとINKエアドロップの対象になりますか?
Ink上のVelodromeをエアドロップの対象とする公式発表は、2026年9月24日時点で確認できません。根拠がはっきりしているのはNadoで、次がTydroです。
TydroのポイントはINKと交換できますか?
TydroInkPointsとINKの交換比率は、2026年9月25日時点で公式に発表されていません。Ink関係者は2025年10月に「Tydroのポイントは最初のエアドロップへの権利になる」と説明しており、Tydroはシーズン2をINKのTGEまで続けるとしています。ポイントはMerklで確認できます。
いくらから始められますか?
Nadoは入金自体はチェーンごとに3〜10ドル程度から可能ですが、多くの銘柄の最小注文が100ドル相当のため、100ドル以上あると取引しやすくなります。レバレッジを使えば必要な証拠金は少なくなりますが、リスクは上がります。
Nadoの招待コードは必要ですか?
Nadoの招待コードは2026年5月21日から不要です。任意で当サイトのコード「CUmPpZE」を使って登録でき、コードを使っても手数料は上がりません。紹介関係は一度紐づけると変更できません。
複数のウォレットで参加したほうが有利ですか?
おすすめしません。Ink Foundationはエアドロップ狙いだけの利用を抑える仕組みを入れると説明しており、大量のウォレットの使い分けは対象外になるおそれがあります。1つのウォレットで実際に使う方が安全です。
Inkのガス代にINKトークンは必要ですか?
必要ありません。Inkのガス代はETHで支払います。Nadoの入金専用アドレスに取引所から直接送るルートなら、Ink上のETHを用意しなくても始められます。
NLPとTydroに預けるのは、どちらがリスクが低いですか?
性質が違います。TydroにUSDCを預けるだけなら、主なリスクはスマートコントラクトとUSDC自体のリスクです。NadoのNLPは運用の結果によって損失が出ることがあり、預けてから4日間は引き出せません。仕組みが分かりやすいのはTydroへの預け入れです。
INKの受け取り方法はどう確認すればいいですか?
受け取り方法は未発表です。発表されたら、Ink・Nado・Krakenの公式X、公式サイトで確認してください。SNSのDMや返信欄に貼られた「受け取りページ」は開かないでください。
まとめ:INKに備えるなら、根拠のあるNadoから少額で
まとめ
- INKのエアドロップは公式に発表済み。ただし配布日・配布量・条件は未発表
- 根拠が最も強いのはNado(ポイントをINK配分の判断に使うと公式が明言)、次がTydro(TydroInkPointsをTGEまで実施中)
- 日本居住者はKraken ProのInk Pointsを使えず、Ink Points自体もトークンに交換できない
- コストは主に取引手数料。指値を使えば3分の1以下に抑えられる
- ウォッシュトレード・ウォレットの大量使い分け・偽の受け取りサイトは避ける
まずはNadoに少額を入金し、低レバレッジ・指値中心で操作に慣れながら、毎週のポイントを確認するところから始めてみてください。エアドロップは保証されないため、失っても困らない金額にとどめましょう。Nadoの画面つきの使い方・手数料・安全性は「Nado DEXの使い方・手数料・安全性」で解説しています。
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出典
- Nado Docs(Season 2、Points、Referrals、Fees & Rebates、Bridging USDT0 to Ink、Restricted Territories)、Nado公式記事「Private Alpha Ends」
- Ink Docs(About、Bridges、Connect Wallet、FAQ)
- Tydro Docs(Before You Start、Bridge to Ink、Official Links)、Tydro公式フォーラム「TydroInkPoints Season 2: Introducing Boost Multipliers」(2026年9月9日)、The Block「Ink rolls out Tydro」(2025年10月15日)
- Kraken公式ブログ(INKトークンの統合、Ink Points)、Krakenサポート「Ink Points」
- The Block・CoinDesk(INK発表、2025年6月)、PR Newswire(Vertexチーム合流)
- DefiLlama(TVL・利回り)
本記事のデータは2026年9月24日時点です。ポイント制度・手数料・利回りは変更されることがあるため、利用前に必ず公式情報を確認してください。
免責事項
本記事は情報提供を目的としており、特定の暗号資産・サービスの利用や投資を勧めるものではありません。エアドロップは保証されず、レバレッジ取引では預けた証拠金を失うおそれがあります。利用は自己責任で判断してください。




