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MEXCで口座凍結・出金拒否されたときの解除方法|「リスクコントロールの検証」で出す書類・審査の日数と、資産は戻るのか【2026年10月最新】

MEXCの口座凍結と解除の審査、解除手数料詐欺への注意を表したイラスト 海外取引所

「MEXCで急に出金できなくなった」「アカウントがロックされた」「リスクコントロールの検証と出て、書類を出すよう言われた」。MEXC(メクシー)で資産が動かせなくなったとき、最初に知りたいのは、原因は何か・どうすれば解除できるか・資産は戻るのかの3つです。

この記事では、MEXC公式のリスクコントロールガイドライン、アカウントのリスク審査ガイド、ヘルプの記事を2026年10月4日に確認し、凍結・ロックの原因の見分け方、解除の手順と必要な書類、審査にかかる日数、やってはいけないこと、日本の相談先を順番にまとめました。

この記事の結論(2026年10月4日時点)

  • MEXCの凍結は「時間がたてば戻るロック」と「リスクコントロール(リスク審査)による制限」の2種類に分かれ、解除の方法が違います。まず通知メールとサイト内メッセージを見て、どちらかを確かめます。
  • リスクコントロールの制限は、公式のオンラインチャットで理由を聞き、ヘルプセンターの「アカウントのリスク審査」から資金の出どころ・収入・住所の証明を出して解除を申請します。書類の審査は通常3営業日ほどですが、MEXCは期間と結果を保証していません。
  • 「手数料を払えば凍結を解除できる」「解除を代行する」という連絡は詐欺です。MEXCの解除の手続きに、先払いのお金はかかりません。
  • 解除されたあと、資金を日本円に戻す先(国内取引所)がまだ無い人は、解除されたあとにやることを先に見ておいてください。

凍結以外の症状(入金されない・ログインできない・アプリが消えた等)の対処は、MEXCの使い方ガイドの症状別早見表にまとめています。

MEXCで口座凍結・出金拒否されるのはなぜ?原因8つの早見表

MEXCで資産が動かせなくなる原因は、自分で解ける「一時的なロック」と、MEXCの審査を通す必要がある「リスクコントロールの制限」に分かれます。前者は時間がたつか設定を直せば戻り、後者は書類を出して審査を受けないと戻りません。

下の表で、自分の症状に近い行を探してください。

原因 起きること 種類 解除の方法 目安
①パスワードを続けて間違えた ログインできない 一時ロック 待つか、パスワードを再設定する 5回で2時間、さらに5回で24時間
②電話番号・メール・Google認証を変えた 出金だけできない 一時ロック 待つ 変更から24時間
③自分で「アカウントのロック」を使った ログイン・取引ができない、APIキーが無効になる 要サポート カスタマーサポートに連絡して解除してもらう サポートの対応しだい
④本人確認(KYC)をしていない 入金・出金ができない、取引が制限される 設定で解ける 初級KYC以上を済ませる 2026年2月5日から必須
⑤入金した資金の出どころを確認したい 出金が止まる、一部の機能が止まる リスク審査 上級KYC+資金源証明を出す 書類審査は約3営業日〜
⑥マネーロンダリング対策の確認(職業・住所) 一部の機能が止まる リスク審査 収入証明・住所証明(6か月以内)を出す 書類審査は約3営業日〜
⑦複数アカウント・自動売買・相場操縦の疑い 取引・出金が止まる、アカウントが閉鎖されることもある 規約違反の審査 理由を聞き、取引の説明と書類を出して申し立てる 24時間〜180日、永久もあり
⑧注文中・出金処理中・キャンペーン参加中 その分の残高だけが使えない 資産のロック 注文・出金を取り消す、期間が終わるのを待つ 取り消せばすぐ戻る

出典:MEXC公式ラーン「アカウントが制限される理由」「アカウントに関するよくある質問」(2026年9月21日)、MEXC「アカウントのリスク審査ガイド」(2026年9月21日更新)、MEXC Risk Control Guideline(2026年9月更新)、MEXC公式お知らせ「KYC Verification Required for Platform Access」(2026年2月5日)。2026年10月4日確認

①②は待つか設定を直せば戻ります。パスワードの再設定やGoogle認証の直し方はMEXCにログインできない原因と対処法、24時間の出金制限やアドレス・タグの間違いなど、凍結ではない「出金できない」原因はMEXCで出金できない12の原因と対処法にまとめています。

④の本人確認は、初級KYC以上を済ませるまで入金・出金ができません。やり方と、通らないときの直し方はMEXCの本人確認(KYC)のやり方と通らない時の対処を見てください。

この記事で中心に扱うのは、⑤〜⑦の「リスクコントロールの制限」です。

「リスクコントロールの検証」とは?公式ヘルプでいう「アカウントのリスク審査」のこと

検索でよく見る「MEXC リスクコントロールの検証」は、MEXCの日本語ヘルプでいう「アカウントのリスク審査」(リスクコントロール解除の申請)の手続きのことです。画面やメールの文言は、時期やアカウントの状態によって少しずつ違います。

MEXCのリスクコントロール(リスク管理)は、不審な取引・異常な売買・規制上の確認が必要な動きを見つけたアカウントを、一時的または長期間制限する仕組みです。MEXCの公式ガイドラインによると、このガイドラインは利用規約の一部として組み込まれています。

制限されると、出金・取引など一部の機能が止まります。解除するには、MEXCが求める書類を出して審査を通す必要があり、待っているだけでは解除されないことが多い点が、①②の一時ロックとの違いです。

自分がどちらか見分けるには?確かめる場所3つ

  1. MEXCからのメールとサイト内メッセージ:「リスク審査」「書類の提出」「アカウントの制限」といった案内が届いていれば、リスクコントロールの制限です
  2. ヘルプセンターの「アカウントのリスク審査」:ログインしてこのページを開くと、申請が必要かどうかと、提出履歴・審査の状況を確かめられます
  3. オンラインチャット:上の2つで分からなければ、公式サイトかアプリのオンラインチャットで「出金できない理由」と「解除に必要な手続き」を聞きます

ログインそのものができない場合は、まずパスワードの再設定を試し、それでも入れなければ公式サイトのオンラインチャットに連絡します。

MEXCのリスクコントロールで制限される期間は?24時間・30日・180日

MEXCの公式ガイドラインでは、リスクコントロールの制限は原則24時間で、疑わしい取引には30日の監視、組織的な違反などには最大180日の制限がかかると定めています。ただし、どの段階でもMEXCは延長・永久の制限をかける権利を持っています。

制限の段階 期間 対象(公式ガイドライン)
通常の制限 24時間 ほとんどの制限。MEXCの判断で短縮・延長・永久化がありうる
監視の強化 30日 疑わしい取引パターンがあるアカウント(新しいアカウントの作成や、関連アカウントとの連動も監視)
長期の制限 最大180日 組織的な違反、高リスクの行為、重大なコンプライアンス上の懸念(他のポリシーに当たればそれ以上)
アカウント閉鎖 永久 重大な違反。法的に許される範囲で残高の没収、取引の巻き戻し、利益の返還もありうる

出典:MEXC「MEXC Risk Control Guideline」(最終更新2026年9月、2026年10月4日確認)。英語の原文を当サイトで要約

MEXC Risk Control Guidelineの「7.3.2 Extended Restriction Period(180-Day Restriction)」の原文。最大180日の制限に赤枠
MEXC公式のリスクコントロールガイドライン。組織的な違反などは最大180日(それ以上もありうる)制限されると書かれている(出典:MEXC Risk Control Guideline、2026年10月4日撮影)

MEXCが2025年8月26日に出したお知らせでは、リスクのある資金が見つかったユーザーに一時的な出金制限と上級KYCを求め、大半のユーザーは確認を通過して制限が解除されたと説明しています。一方で、組織的な違反や高リスクのアカウントには365日の制限の仕組みを設けたとも書いています。現行のガイドライン(2026年9月更新)は上の表の「最大180日(それ以上もありうる)」です。

同じお知らせで、MEXCは疑わしい取引を当局に報告しており、報告の内容はユーザーに開示できないとしています。「なぜ制限されたのか詳しく教えてもらえない」ことがあるのは、このためです。

制限の対象になる行為は?公式ガイドラインの禁止事項

MEXCのガイドラインが制限の対象として挙げている主な行為は、次のとおりです。

  • 許可されていない自動売買:ツール・スクリプト・ボットで注文を出すこと(MEXC公式のAPIの範囲を超えるもの)
  • 板の操作・相場操縦:見せ玉(約定させるつもりのない注文)、大量の注文と取り消し、仮装売買、関連アカウントどうしの売買、価格のつり上げ
  • 複数アカウントでの上限回避:複数のアカウント・サブアカウント・第三者を使って、1人あたりのポジション上限を超える取引をすること
  • 不正な資金:盗まれた・他人名義の決済手段をOTC・P2Pで使うこと、詐欺やマネーロンダリング(他人のお金を通す「運び屋」)に関わること

本人に悪気がなくても、他人から受け取った出どころの分からない資金を入金した、短い時間に機械のように注文を繰り返した、といった動きが審査のきっかけになることがあります。

MEXCの凍結を解除する手順は?5ステップ

リスクコントロールの制限を解除するには、オンラインチャットで理由を確認し、上級KYCを済ませてから、ヘルプセンターの「アカウントのリスク審査」で書類を出します。手続きはすべてMEXCの公式サイトかアプリの中で完結し、費用はかかりません。

  1. 通知を確かめる:MEXCからのメールとサイト内メッセージで、制限の種類と求められている手続きを確認します。メールが本物か不安なら、MEXC Verify(後述)で送信元を確かめます
  2. オンラインチャットで理由を聞く:公式サイトかアプリのオンラインチャット(カスタマーサービス)で、UID(アカウント番号)を伝え、「出金できない理由」と「解除に必要な書類」を聞きます
  3. 上級KYCを済ませる:MEXCのガイドラインは、リスクコントロールの制限を解除する主な条件として「上級KYCの完了」と「追加の書類」を挙げています。初級KYCだけの人は、先に上級KYCを申請します
  4. 「アカウントのリスク審査」で書類を出す:Webはホーム下部の[ヘルプセンター]→[アカウントのリスク審査]→[申請]、アプリは[ホーム]→[その他]→[サービス]→[ヘルプセンター]→[アカウントのリスク審査]。画面の案内に沿って入力し、次の章の書類をアップロードします
  5. 結果を待つ・拒否されたら出し直す:結果はサイト内メッセージと登録メールに届きます。進み具合は「提出履歴」で見られます。拒否されたら理由を確認し、足りない書類を足して再提出します

出典:MEXC「アカウントのリスク審査ガイド」(2026年9月21日更新)、「リスクコントロール解除のための情報を自身で提出するための手引き」、MEXC Risk Control Guideline(2026年9月更新)。2026年10月4日確認

チャットで聞くときは、次の3点を最初にまとめて書くと、やり取りの回数が減ります。

  • UID(アカウント番号)と、登録しているメールアドレス
  • いつから、何ができないか(例:「10月3日から出金ボタンを押すとエラー。取引はできる」)
  • エラー表示や通知メールのスクリーンショット

チャットでパスワード・認証コード・Google認証のコードを聞かれても、絶対に教えないでください。MEXCのスタッフがそれらを求めることはありません。

審査にかかる日数は?書類審査は約3営業日、その後の分析は目安のみ

MEXCの「アカウントのリスク審査ガイド」によると、審査は2段階です。最初の書類審査は通常3営業日ほどで、その後の「リスクコントロール分析」にかかる時間は、公式サイトの「アカウントのリスク審査」ページに出る推定時間が目安になります(あくまでシステムの推定値)。

MEXC「アカウントのリスク審査ガイド」の書類審査段階の説明。通常3営業日ほどに赤枠
書類審査は通常3営業日ほど。結果はサイト内メッセージと登録メールに届く(出典:MEXC「アカウントのリスク審査ガイド」、2026年10月4日撮影)

別のヘルプ(リスクコントロール解除の手引き)では、提出から1〜3営業日以内に審査してメールで知らせるとしています。ただし、ガイドラインは審査の期間も結果も保証しないと明記しているので、数日で終わる前提で予定を組まないほうが安全です。

書類を出し直すとき・急ぎたいときの注意

  • 同じ書類を何度も出さない:公式ガイドは、重複した提出は審査を遅らせると注意しています。追加を求められたものだけを出します
  • 読める状態で出す:書類は本物で、はっきり読め、一部が隠れていないこと。形式はJPG・JPEG・PNG・PDF(動画はMP4・AVI・MOV)、1ファイル10MB(動画50MB)まで、1回9ファイルまでです
  • 出金のときに顔認証を求められることがある:制限が解けたあとも、出金の申請時にKYCの顔認証が出ることがあります。本人が操作してください

「アカウントのリスク審査」で出す書類は?資金源・収入・住所の3種類

MEXCのリスク審査で求められる書類は、「資金の出どころの証明」「職業と収入の証明」「住所の証明(6か月以内に発行)」の3種類です。どれを出すかはアカウントの状況で変わるので、チャットや審査画面で求められたものを出します。

公式ガイドの例を、日本に住んでいる人が用意しやすい書類に置き換えると次のとおりです。

書類の種類 こんなとき 公式ガイドの例(日本で用意しやすいもの)
資金源証明
(入金したお金がどこから来たか)
国内取引所から送った 国内取引所の送金履歴の画面(トランザクションハッシュ=TxIDが見えるもの)
自分のウォレットから送った ウォレットのアドレスがはっきり見える画面のスクリーンショット
知人など第三者から受け取った 送金の理由が分かるチャットの履歴、借用書
エアドロップでもらった 配布元の公式のお知らせと、受け取った履歴
職業と収入の証明 会社員 在職証明書、給与明細・源泉徴収票など勤務先が出した給与の証明、給与の振込が分かる銀行口座の明細
学生・主婦(主夫)・退職した人 直近3か月の銀行口座の明細
自営業・相続・贈与 最新の確定申告書/遺言書など相続の書類/贈与契約書
住所の証明 直近6か月以内に発行されたもの。氏名と現住所がはっきり書かれていること 住民票、公共料金(電気・ガス・水道・ネット)の請求書、銀行・クレジットカードの明細、固定資産税の通知書、携帯電話の料金の請求書

出典:MEXC「アカウントのリスク審査ガイド」(2026年9月21日更新、2026年10月4日確認)。「日本で用意しやすいもの」の言い換えは当サイトによる。最終的に何を出すかはMEXCの案内に従ってください

MEXC「アカウントのリスク審査ガイド」の住所証明書類の説明。直近6か月以内に赤枠
住所証明は直近6か月以内に発行された、氏名と現住所が書かれた書類(出典:MEXC「アカウントのリスク審査ガイド」、2026年10月4日撮影)

住所の証明は、KYCで登録した氏名・住所と同じ内容のものを出します。引っ越して住所が変わっている場合は、チャットで先に伝えてから、今の住所の書類を出してください。

資金源証明のために、国内取引所の送金履歴や取引履歴を出すことが多くなります。国内取引所・MEXCの取引履歴は、確定申告にも使うので、日ごろからダウンロードして残しておくと、審査のときに慌てずに済みます。取引履歴の取り方はMEXCの税金・確定申告と取引履歴のダウンロード方法で解説しています。

書類で隠してよい部分・隠してはいけない部分は?

MEXCの公式ガイドは、書類が「本物で、はっきり読め、一部が隠れていないこと」を求めています。氏名・住所・発行日・金額・日付・TxIDなど、審査に必要な部分を塗りつぶすと、差し戻しや審査の長期化につながります。マイナンバーなど審査に関係のない番号の扱いが心配なときは、出す前にチャットで「この番号は隠してよいか」を確かめてください。

書類の文字を書き換える、別人の書類を使うといった加工は、不正とみなされてアカウントの閉鎖につながりうるので、絶対にしないでください。

MEXCで凍結された資産は戻る?返金された実例と、没収できる規約

MEXCで凍結された資産は、審査を通れば戻るのが基本ですが、規約上はMEXCが没収できる場合もあり、必ず戻るとは言えません。実際に、凍結された資金が抗議の末に全額返された例もあります。

実例:約300万ドルが約3か月以上止まり、全額返された

2025年7月、「The White Whale」と名乗るトレーダーのMEXCのアカウント(約300万ドル)が、「同じ1秒の間に2回注文した=手動ではなく自動売買の疑い」を理由に凍結され、資金は没収の対象になると伝えられました。本人がSNSで抗議を続け、オンチェーン調査で知られるZachXBTも擁護したあと、2025年10月31日に資金は全額返されました(Decryptの報道)。

このとき、MEXCの最高戦略責任者(CSO)のCecilia Hsueh氏はXで謝罪し、未解決のアカウントの問題を早く扱う「ファストトラック」の窓口を作ると述べています。返金まで約3か月以上かかっており、影響力のある人でも、解決には数か月かかったことは知っておく必要があります。

規約上は「残高の没収」もありうる

MEXCのリスクコントロールガイドラインは、重大な違反に対して、法的に許される範囲でのアカウントの閉鎖と残高の没収、取引の巻き戻し、利益の返還を求めることがあると定めています。つまり、審査で違反と判断されれば、資産の一部または全部が戻らない可能性があります。

逆に言えば、自分の資金の出どころを書類で説明でき、規約違反をしていない人は、書類をそろえて審査を通すのが資産を取り戻すいちばんの近道です。

日本の法律で取り戻せる?

MEXCは日本の金融庁に登録していない海外の取引所で、金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月)警告を受けています。日本の登録業者のように、日本の法律による利用者保護(分別管理の義務や、業界団体の苦情窓口など)は受けられません。凍結に不服があっても、日本の役所が間に入って解除させることはできず、海外の会社を相手に裁判で争うのは、費用と時間の面で現実的ではないことが多いです。

MEXCが日本で違法かどうか、警告の中身はMEXCは日本で違法?金融庁の警告の内容で詳しく解説しています。

MEXCの凍結でやってはいけないことは?解除代行・手数料の先払いは詐欺

MEXCの凍結解除で、誰かにお金を払う必要はありません。「解除手数料」「保証金」「税金」を先に払えという連絡は、すべて詐欺と考えてください。凍結で焦っている人は、詐欺の格好の標的になります。

やってはいけないこと なぜ危ないか
「解除手数料」「保証金」を払う MEXCの解除の手続きに先払いの費用はない。払っても解除されず、名目を変えて何度も請求される
「解除代行」「返金代行」の業者に頼む MEXCの審査は本人の書類で行う。代行業者に頼んでも早くならず、着手金をだまし取る二次被害が多い
XのDM・Telegramの「MEXCサポート」に応じる MEXCが送金・認証コード・秘密鍵を求めるDMを自分から送ることはない。偽サポートはMEXC Verifyで見分けられる
パスワード・認証コードを人に教える アカウントを乗っ取られ、解除されたとたんに資産を抜かれる
新しいアカウントを作り直す 複数アカウントは制限の対象。監視期間中の新しいアカウントの作成も見られており、制限が重くなるおそれがある
書類を加工する・他人の書類を出す 不正とみなされ、閉鎖や残高の没収につながりうる

出典:MEXC「Use MEXC Verify to Prevent Impersonation Scams」(2026年9月7日)、MEXC Risk Control Guideline(2026年9月更新)、金融庁・国民生活センターの注意喚起(出金の「手数料先払い」詐欺の記事の出典)。2026年10月4日確認

「出金するには税金・手数料を先に払って」という手口の見分け方と、払ってしまったときにすることは、仮想通貨の出金に「税金・手数料を先に払って」は詐欺|凍結解除費の手口で詳しく解説しています。「返金できます」という業者の見分け方は仮想通貨詐欺の「返金できます」は二次被害の入口を見てください。

連絡してきた相手が本物のMEXCか確かめる方法は?MEXC Verify

MEXC Verifyは、メールアドレス・電話番号・サイトのURL・Xのアカウント・Telegramのアカウントなどが、MEXCの公式かどうかを確かめられる公式の機能です。アプリなら[その他]→[サービス]→[MEXC Verify]、Webならページ下部のサポートの欄から開けます。

MEXC Verifyで「公式ではない」と出た相手とは、やり取りをやめてください。MEXCを名乗るメールや偽サイトの見分け方は、MEXCの評判・口コミ|「やばい」は本当かの偽サイトの節でも実例つきで解説しています。

MEXCの凍結は日本のどこに相談できる?相談先と、できること・できないこと

MEXCの凍結そのものを解除できるのはMEXCだけで、日本の公的な窓口が解除させることはできません。ただし、詐欺の連絡を受けた・お金を払ってしまったといった二次被害は、日本の窓口に相談できます。

相談先 連絡先 相談できること できないこと
MEXC公式のオンラインチャット 公式サイト・アプリ内 凍結の理由、必要な書類、審査の状況 審査の詳しい中身や当局への報告の内容は開示されない
消費者ホットライン 188(いやや) 最寄りの消費生活センターにつながる。解除代行・返金代行の業者とのトラブル、二次被害 海外の取引所に凍結の解除をさせること
警察相談専用電話 #9110 「解除手数料」をだまし取られた、アカウントを乗っ取られたなどの被害。被害届の相談 MEXCの審査を早めること
金融庁 金融サービス利用者相談室 0570-016811(IP電話 03-5251-6811)平日10〜17時 無登録の海外業者についての情報提供、相談先の案内 無登録業者とのトラブルのあっせん
法テラス 0570-078374 弁護士に相談すべきかの整理、法律相談の窓口の案内 MEXCとの交渉そのもの(弁護士への依頼は原則有料)

出典:金融庁「金融サービス利用者相談室」、消費者庁「消費者ホットライン」、警察庁「警察相談専用電話」、法テラス(いずれも「返金できます」は二次被害の入口の出典で2026年10月2日に確認)

MEXCは日本の業界団体(日本暗号資産等取引業協会)の会員ではないので、国内の登録業者のように協会の苦情窓口を使うことはできません。日本の窓口で「解除させる」ことはできないと理解したうえで、凍結の解除はMEXCの正式な手続きで進め、詐欺の連絡を受けたときは日本の窓口に相談する、と使い分けてください。

MEXCの凍結が解除されたらやることは?凍結を防ぐ6つの習慣

凍結が解除されたら、まず資金の一部を自分が管理できる場所(国内取引所など)に移し、1つの取引所に資産を集中させないようにします。同じことがもう一度起きても、生活に響かない状態にしておくのが一番の対策です。

解除されたら:日本円に戻すなら国内取引所へXRPで送る

MEXCからは日本円で銀行に出金できないため、日本円に戻すときは、XRPなどを国内取引所へ送ってから売ります。XRPで送る手順・出金手数料・最低出金額はMEXCの出金方法|日本円に戻す手順と手数料、MEXCから受け取れる国内取引所の比較は海外取引所から日本円に戻す方法にまとめています。

解除の直後は、出金の申請で顔認証を求められたり、出金先アドレスの登録から一定時間待たされたりすることがあります。最初は少額で送って、国内取引所に届くのを確かめてから残りを送ってください。出金で止まったときの原因はMEXCで出金できない原因と対処法で確認できます。

凍結を防ぐ6つの習慣

習慣 防げること
アカウントは1人1つだけにする(家族名義の追加やキャンペーン目的の複数アカウントを作らない) 複数アカウントの疑いによる制限
他人から受け取った、出どころの分からない資金を入金しない。届いてしまったら使わずにサポートへ 資金源の確認による制限
自動売買はMEXC公式のAPIの範囲で使い、非公式のツール・ブラウザ拡張は入れない 無許可の自動売買の疑い、APIキーの盗難
早めに上級KYCまで済ませ、住所が変わったら登録情報も更新する 審査のときに書類がそろわず長引くこと
国内取引所の送金履歴・MEXCの取引履歴を定期的にダウンロードしておく 資金源証明が出せないこと(確定申告にも必要)
1つの取引所に全資産を置かない。使わない分は国内取引所や自分のウォレットへ 凍結されたときに生活資金まで動かせなくなること

出典:MEXC Risk Control Guideline(2026年9月更新)、MEXC公式ラーン「アカウントが制限される理由」(2026年9月21日)。2026年10月4日確認

APIキーを盗む偽の拡張機能の事件と安全対策はMEXCのAPIキー不正送金事件で解説しています。また、海外取引所で受け取った資金の履歴が、国内の取引所や銀行の口座の審査に影響した事例は海外取引所の利用履歴で国内口座凍結の可能性?にまとめています。

MEXCの口座凍結についてよくある質問

Q. MEXCの凍結は何日で解除されますか?

MEXCの凍結が解除されるまでの日数は原因で違います。パスワードの誤入力のロックは2時間か24時間、セキュリティ設定の変更後の出金制限は24時間です。リスクコントロールの制限は、書類審査が通常3営業日ほどで、その後の分析の時間は公式ページの推定時間が目安です。MEXCは審査の期間と結果を保証していません。

Q. 「リスクコントロールの検証」と出ました。何をすればいいですか?

MEXCで「リスクコントロール」の確認を求められたら、オンラインチャットで理由を聞き、上級KYCを済ませてから、ヘルプセンターの「アカウントのリスク審査」で求められた書類(資金源証明・収入証明・住所証明)を出します。手続きに費用はかかりません。

Q. 凍結中でも、MEXCの資産は残っていますか?

凍結は、出金や取引などの機能を止める措置で、凍結されただけで資産が消えるわけではありません。ただし、MEXCの規約では重大な違反に対して残高の没収もありうると定めているので、必ず全額戻るとは言えません。

Q. 先物のポジションを持ったまま凍結されたらどうなりますか?

制限の内容によっては、新しい注文が出せず、相場が動くと強制決済(清算)される可能性があります。凍結の通知を受けたら、まずチャットでポジションの扱いを確認してください。先物の強制決済の仕組みはMEXCの先物取引のやり方で解説しています。

Q. 本人確認(KYC)をしていないと凍結されますか?

MEXCは2026年2月5日から本人確認を必須にしており、初級KYC以上を済ませていないアカウントは入金・出金ができず、取引も制限されます。これは「凍結」ではなく、KYCを済ませれば使えるようになります。

Q. 自分でアカウントをロックしてしまいました。どう戻せますか?

MEXCの「アカウントのロック」を自分で使った場合、ログインも取引もできなくなり、APIキーも無効になります。解除は自分ではできず、カスタマーサポートに連絡して解除してもらいます。

Q. 書類を出したのに拒否されました。

ヘルプセンターの「提出履歴」で拒否の理由を確認し、足りない書類を足して再提出します。同じ書類を何度も出すと審査が遅れるので、指摘された点だけを直してください。

Q. 凍結の解除を早める方法はありますか?

正式に早める方法は公表されていません。求められた書類を一度でそろえて出すこと、チャットで最初にUID・症状・スクリーンショットをまとめて伝えることが、結果として一番早く進みます。「お金を払えば早く解除できる」という話はすべて詐欺です。

Q. 凍結されたまま、別のMEXCアカウントを作って取引してもいいですか?

やめてください。MEXCのガイドラインは複数アカウントの利用を制限の対象にしており、監視期間中の新しいアカウントの作成も見ています。制限が重くなったり、両方のアカウントが閉鎖されたりするおそれがあります。

Q. 凍結中に、MEXCからのメールが本物か分かりません。

MEXCを名乗るメールが本物かどうかは、MEXC Verifyに送信元のメールアドレスを入れて確かめられます。メール内のリンクは開かず、自分でブックマークした公式サイトかアプリからログインして、サイト内メッセージに同じ案内が届いているかを確認してください。

Q. 凍結で資産を失ったら、確定申告で損失にできますか?

凍結は「まだ取り戻せる可能性がある状態」なので、凍結されたことだけで損失として扱えるとは限りません。没収が確定したときの扱いは個別の事情で変わるため、税務署か税理士に確認してください。MEXCの税金の基本はMEXCの税金・確定申告で解説しています。

まとめ:MEXCで凍結されたら、原因を見分けて公式の審査だけで解除する

  • パスワードの誤入力(2時間・24時間)とセキュリティ変更後(24時間)のロックは、待てば戻ります。KYC未完了は、初級KYC以上を済ませれば使えます
  • リスクコントロールの制限は、チャットで理由を聞き、上級KYCのあと「アカウントのリスク審査」で資金源・収入・住所の証明を出します。書類審査は通常3営業日ほどですが、期間も結果も保証されません
  • 公式ガイドラインの制限期間は原則24時間、監視30日、最大180日(それ以上・永久もありうる)。重大な違反は残高の没収もありえます
  • 「解除手数料」「解除代行」は詐欺です。日本の窓口は解除させることはできませんが、二次被害は188・#9110に相談できます

本記事の内容は2026年10月4日時点のMEXC公式情報にもとづきます。手続きの画面や条件は変わることがあるので、最新の情報はMEXCの公式ヘルプで確認してください。

関連記事

出典

  • MEXC「MEXC Risk Control Guideline」(最終更新2026年9月)https://www.mexc.com/announcements/article/17827791524314
  • MEXC「アカウントのリスク審査ガイド」(2026年9月21日更新)https://www.mexc.com/ja-JP/support/articles/17827791523856
  • MEXC「リスクコントロール解除のための情報を自身で提出するための手引き」https://www.mexc.com/ja-JP/support/articles/17827791511329
  • MEXC公式ラーン「アカウントに関するよくある質問」(2026年9月21日)https://www.mexc.com/ja-JP/learn/article/17827791521974
  • MEXC公式ラーン「アカウントが制限される理由」(2026年9月21日)https://www.mexc.com/ja-JP/learn/article/mexc-account-frozen-withdrawal-limits-how-to-fix-restricted-account-issues/1
  • MEXC「MEXC Strengthens Risk Control and Compliance Measures」(2025年8月26日)https://www.mexc.com/support/articles/17827791529687
  • MEXC「Use MEXC Verify to Prevent Impersonation Scams」(2026年9月7日)https://www.mexc.com/support/articles/4410387084057
  • MEXC公式お知らせ「KYC Verification Required for Platform Access」(2026年2月5日)https://www.mexc.com/announcements/article/kyc-verification-required-for-platform-access-17827791535077
  • Decrypt「MEXC Exec Promises Changes After Blowup Over Frozen Crypto Millions」(2025年10月31日)https://decrypt.co/347043/mexc-exec-promises-changes-after-blowup-frozen-crypto-millions
  • 金融庁「金融サービス利用者相談室」https://www.fsa.go.jp/receipt/soudansitu/

MEXCの公式ページは2026年10月4日、相談先は2026年10月2日に確認。

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