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米FOMC、0.25%利上げを決定──2023年7月以来、BTCは7万5000ドル割れ後に反発

米FOMC、0.25%利上げを決定──2023年7月以来、BTCは7万5000ドル割れ後に反発 相場・ニュース

【結論】米FOMC(連邦公開市場委員会)は2026年9月16日、政策金利を0.25%引き上げ、フェデラルファンド金利の誘導目標を3.75%〜4.00%とすることを賛成12・反対0の全会一致で決定した。利上げは2023年7月以来。ウォーシュ議長は「インフレはまだ高すぎる状態が長く続いている」と説明し、年内さらなる利上げの可能性も示唆した。ビットコインは発表前に一時7万5000ドル台まで下落したが、発表後は7万6000ドル台まで値を戻している。

■FOMCは何を決定した?0.25%利上げ、政策金利3.75〜4.00%に

米連邦準備制度理事会(FRB)は2026年9月16日(現地時間)のFOMC会合で、政策金利を0.25%引き上げ、フェデラルファンド金利の誘導目標レンジを3.75%〜4.00%とすることを決定した。投票は12対0の全会一致。利上げは2023年7月以来、約3年ぶりとなる。会合ではあわせて経済見通し(SEP、いわゆる「ドットプロット」)も公表され、FOMCメンバーは2026年末時点の政策金利水準を平均4.1%程度と見込んでおり、年内にもう一段の利上げがあり得ることを示唆している。

■なぜ利上げ?ウォーシュ議長「インフレはまだ高すぎる」

会合後の記者会見でケビン・ウォーシュ議長は、インフレ率が依然として高い水準にあり、その状態が長く続いていることを利上げの理由として説明した。夏場の経済指標でも目立った改善は見られず、市場では会合前から利上げがほぼ確実視されていた(CME FedWatch等で利上げ確率は80%台後半まで上昇していた)ため、決定自体へのサプライズは限定的だった。むしろ市場の焦点は、今後の利上げペースに関するガイダンス(フォワードガイダンス)に移っている。

■ビットコイン価格への影響:発表前に急落、発表後は反発

ビットコインはFOMC会合を控えた9月15日に一時7万9000ドル台まで上昇したものの、会合直前から急速に売られ、9月16日には7万5000ドル台まで下落する場面があった。利上げ決定の発表後は7万5350ドル付近から7万6100ドル台まで数分で値を戻す動きも見られ、CoinMarketCapのデータでは本記事執筆時点(9月17日)でビットコインは76,150ドル前後で推移、24時間では小幅上昇、直近1週間では約2.4%の下落となっている。利上げ決定自体は事前に織り込まれていたため、発表直後の反発は「材料出尽くし」的な値動きとみられる。

ビットコインの実際の価格推移(CoinGecko API、9月10日〜17日)。FOMC前に7万5000ドル台まで下落し、その後7万6000ドル台まで反発
BTC/USD 1週間チャート(出典:CoinGecko API、2026年9月25日取得)。FOMC会合を挟んで一時7万5000ドル台まで下落し、その後7万6000ドル台まで反発している。

■今後の見通し:年内あと1回の利上げも視野に

FOMCが示したドットプロットでは、2026年末時点の政策金利見通しが平均4.1%程度とされており、現在の3.75〜4.00%からさらに0.25%程度の利上げが年内にもう一段あり得ることを示唆している。「higher for longer(高い金利水準が長く続く)」というメッセージは、株式・仮想通貨など高リスク資産にとって逆風となりやすい。今後のFOMC会合や、その間に発表されるCPI(消費者物価指数)・雇用統計等の経済指標が、次の利上げの有無を占う材料になる。仮想通貨市場としては、米クラリティ法案の審議動向とあわせて、マクロ金融政策の動きも引き続き注視する必要がある。

2026年10月2日に発表された9月の米雇用統計は、雇用者数+2.9万人・失業率4.2%と予想より弱く、10月の追加利上げ観測は後退しました。結果とビットコインへの影響は米9月雇用統計の結果と10月FOMCの見通しで解説しています。

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本記事のデータは2026年9月17日時点のものです。

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