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BingXの先物取引のやり方と手数料|無期限先物と標準先物の違い、資金調達料・強制決済を1,000 USDTで計算【2026年10月最新】

BingXの先物取引のやり方と手数料 海外取引所

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※本記事にはプロモーション(紹介リンク)が含まれます。書き手:Coin Map編集部

「BingXの先物って、無期限先物と標準先物のどっちを使えばいい?」「手数料はいくらかかる?MEXCより高い?」「資金調達料や強制決済はどう計算する?」。BingXの先物取引は、どの先物を選ぶかで、使える注文・手数料のかかり方・失い方が変わります。

この記事では、BingX公式ヘルプと手数料ページ、ログイン前に見られる取引画面、BingXの公開データ(2026年10月10日取得)をもとに、無期限先物と標準先物の違い、無期限先物のやり方、手数料の実額、資金調達料と強制決済の計算、標準先物・インバース型のやり方を順に解説します。

先に知っておきたいこと

BingXは日本の金融庁に登録された暗号資産交換業者ではありません。金融庁・関東財務局の無登録業者・警告の一覧には載っていませんが(2026年10月17日確認)、日本の利用者保護の制度は使えません。先物はレバレッジで損失も大きくなり、入れたお金をすべて失うことがあります。国内の取引所のレバレッジは最大2倍までです。本記事は投資を勧めるものではありません。安全性の検証はBingXの評判はやばい?口コミ・安全性を一次情報で検証にまとめています。

結論:BingXの先物は、多くの人は「無期限先物(USDⓈ-M)」を分離・低い倍率で使えば足りる

  • BingXの先物には、無期限先物(USDⓈ-M・USDC-M・インバース型)と、BingX独自の標準先物があります
  • 無期限先物の手数料は、一般ユーザー(VIP0)でメイカー0.02%・テイカー0.05%。注文時と決済時の2回かかります。1,000 USDT分を成行で売買すると往復で約1 USDT(約158円)です
  • 標準先物の手数料は0.045%を決済時の1回だけ。ただし価格にスプレッドが上乗せされ、注文は「成行」と「トリガー」だけで、指値注文はありません
  • 資金調達料は、無期限先物にも標準先物にもあります。間隔は銘柄で違い、BingXの976銘柄のうち8時間ごとは467、4時間ごとは494でした(公開データ、2026年10月10日)
  • 強制決済の目安は、10倍なら約9.6%、50倍なら約1.6%の逆の値動き(分離マージン、手数料を除く概算)。クロスマージンは口座の残高すべてが損失に使われます
  • 手数料だけで比べると、BTCの先物はMEXC(テイカー0.02%)の方が安く、BingXはデモ取引・コピートレード・金融庁の警告が無い点が違いです

結論:BingXの無期限先物と標準先物、どちらを使う?

BingXで初めて先物を使うなら、まずは無期限先物(USDⓈ-M)を「分離」マージン・5倍以下で使うのが、情報も機能もいちばんそろっています。標準先物はBingX独自の商品で、画面と注文が単純な代わりに、指値注文・板(注文の一覧)・デモ取引の機能がありません。

項目無期限先物(USDⓈ-M)標準先物
どんな商品◎ 世界の取引所と同じ一般的な先物。期限なし○ BingX独自の先物。注文ごとに別々に管理
証拠金USDT(ほかにUSDC-M、インバース型)USDT(インバース型標準先物もあり)
注文の種類◎ 指値・成行・トリガー・トレーリングストップ・Post Only・TWAP△ 成行・トリガーの2つだけ(指値注文なし)
利確・損切り◎ 指値・成行。価格保証(スリッページなし)あり△ 成行だけ。価格保証なし
取引手数料(VIP0)メイカー0.02%・テイカー0.05%(注文時と決済時)0.045%(決済時だけ)+スプレッド
VIP割引◎ あり(テイカー最低0.025%)× なし(全レベル0.045%)
資金調達料あり(銘柄により1・4・8時間ごと)あり(多くは8時間ごと)
強制決済の判定マーク価格と最終価格の両方(二重価格)マーク価格
デモ取引◎ あり(100,000 VST)△ 公式の比較表では対象外
コピートレード◎ あり○ あり(デモ資金でのコピーは標準先物だけ)

出典:BingX公式ヘルプ「無期限先物と標準先物の比較」(2025年7月25日更新)、「無期限先物|無期限先物と標準先物の比較」、公式「手数料スケジュール」(2026年10月10日確認)

こんな人にはこれ

無期限先物(USDⓈ-M)が向く人

  • 指値で入りたい・板を見て売買したい
  • デモ取引で練習してから始めたい
  • 取引量が多く、VIP割引やメイカー0.02%を使いたい
  • 他の取引所でも通じるやり方を覚えたい

標準先物が向く人

  • 成行で入って、利確・損切りだけ決めたい
  • 注文ごとに別々のポジションとして管理したい
  • デモ資金(VST)でコピートレードを試したい
  • BTCをそのまま証拠金にするインバース型標準先物を使いたい

BingXは公式の比較で、標準先物を「初心者向け」、無期限先物を「初心者および上級者向け」としています。ただし、標準先物は指値注文が無く、価格にスプレッドが上乗せされるため、少しでも安く売買したい人には無期限先物の方が合います。どちらでも、損失を決めるのは倍率と損切りの設定です。

これからBingXに登録する人は、下のボタンから登録ページを開けます。登録・本人確認の手順はBingXの登録・口座開設方法で画像つきで解説しています。

BingXの先物は何種類ある?画面のどこにある?

BingXの先物は、上部メニューの「先物」から選べる4種類が中心です(BingX公式サイトのメニュー、2026年10月10日確認)。この記事でいう「無期限先物」は、ふつうはいちばん上のUSDⓈ-M無期限先物のことです。

メニューの名前証拠金と損益の通貨銘柄数(10/10)
USDⓈ-M無期限先物USDT927(取引中)
USDC-M先物USDC49
インバース型無期限先物BTC・ETHなどの暗号資産(1枚=USD建て)20
標準先物取引USDT(インバース型標準先物もあり)公開データなし

出典:BingX公式サイトの「先物」メニュー、BingX公開API(無期限先物・インバース型の銘柄一覧、2026年10月10日取得)

このほか、金・原油・株価指数などを扱う「TradFi」の無期限先物やCFDもあります。この記事は暗号資産の先物に絞って説明します。

BingXの無期限先物のやり方(7ステップ)

BingXの無期限先物は、「先物口座に振替 → 銘柄 → 分離かクロス → 倍率 → 注文 → 利確・損切り → 決済」の7ステップで取引できます。下の手順は、BingX公式ヘルプ「無期限先物|ライト版ガイド」(Web版2026年7月3日更新・アプリ版)と、ログイン前に見られる取引画面に沿っています。

ステップやることつまずきやすい点
1USDTを入金し、先物口座へ振替する入金しただけでは資金口座に入る
2銘柄(例:BTCUSDT)を選ぶUSDⓈ-MかUSDC-Mかを確認
3「分離」か「クロス」を選ぶポジションを持つと切り替えられない
4倍率(レバレッジ)を決める本人確認前は一部の銘柄で5倍まで
5注文の種類と数量を決め、ロングかショート成行は手数料が高い方(テイカー)
6利確・損切りを入れる入れないと強制決済まで持ち続ける
7「決済」で閉じる決済にも手数料がかかる
BingXの無期限先物の注文画面。分離・指値注文・振替のボタン
無期限先物の注文欄:左上の「分離」でマージンモード、「指値注文・成行・トリガー」で注文の種類を選び、下の「振替」で先物口座へ資金を移す(出典:BingX公式サイトの取引画面、2026年10月10日、ログイン前の表示)

ステップ1:USDTを入金し、先物口座へ振替する

BingXに入金したUSDTは、最初は「資金口座」に入ります。先物で使うには、取引画面の「振替」で資金口座から無期限先物口座へ移します(アプリは資産の画面からも振替できます)。入金の手順はBingXの入金方法で、国内取引所から送る方法と合わせて解説しています。

BingXは日本円の銀行振込に対応していません。国内の取引所でXRPやUSDTなどの暗号資産を買い、BingXの入金アドレスへ送る流れになります。

ステップ2:銘柄を選ぶ

Webは上部メニューの「先物」→「USDⓈ-M無期限先物」、アプリは下の「取引」→「先物」→「無期限先物」を開き、BTCUSDTなどの銘柄を選びます。スマホで使う人は、BingXアプリのダウンロード方法も参考にしてください。

ステップ3:「分離」か「クロス」を選ぶ(初めてなら分離)

BingXの分離マージン(画面の表示は「分離」)は、そのポジションに入れた証拠金だけが損失の上限になるモードです。クロスマージンは、先物口座の残高すべてがそのポジションの証拠金として使われます。

BingX公式ヘルプの例では、無期限先物口座に1,000 USDTがあり、100 USDTの証拠金で10倍のポジションを持った場合、強制決済で失うのは分離なら100 USDT、クロスなら1,000 USDTです。ポジションや未約定の注文があるあいだは、分離とクロスを切り替えられません。注文の前に選んでおきます。

2026年9月には、注文ごとに別のポジションを持てる「個別分離」「セパレートクロス」も加わりました。慣れるまでは、ふつうの「分離」で十分です。

ステップ4:倍率(レバレッジ)を決める

BingXの無期限先物の倍率は、公式ヘルプでは初期設定が5倍、BTC/USDTは最大150倍です。ポジションが大きいほど使える倍率は下がります。初めての取引は、強制決済までの値幅が大きい5倍以下にしておくのが安全です(倍率ごとの値幅は下の「強制決済」の表で計算しています)。

本人確認(KYC)の前は「5倍・2,000 USDT」まで

BingXの公式ヘルプによると、本人確認を終えていないユーザーは、一部の銘柄で最大レバレッジが5倍、最大ポジションが2,000 USDTに制限されます。入金にも本人確認が必要なので、先物を始める前に本人確認を済ませておきましょう。手順はBingXの登録・口座開設方法で解説しています。

ステップ5:注文の種類と数量を決め、ロングかショートを押す

値上がりを予想するなら「ロング」、値下がりを予想するなら「ショート」を押します。BingXの無期限先物の注文は、主に次の3つです。

注文どんな注文手数料(VIP0)
指値注文価格を決めて板に並べる。その価格になるまで約定しない板に並んで約定すればメイカー0.02%
成行今の価格ですぐ約定するテイカー0.05%
トリガー指定した価格に達したら注文を出す(ブレイクで入る・逆指値)発動後の注文の種類による

数量は、使う金額(コスト)か枚数で入れます。BTC/USDTの最小数量は0.0001 BTCで、2026年10月10日の価格(約82,600 USDT)なら約8.3 USDT分の建玉から注文できます(BingX公開データ)。

ステップ6:利確・損切り(TP/SL)を入れる

BingXの無期限先物では、注文画面の「利確/損切り」にチェックを入れると、注文と同時に利確(TP)と損切り(SL)の価格を決められます。損切りを入れないと、相場が逆に動いたときに強制決済まで持ち続けることになります。

無期限先物には、損切りを決めた価格どおりに約定させる「価格保証」もあります(BingX公式ヘルプ。損切りが発動したときは別に手数料がかかります)。標準先物の利確・損切りは成行だけで、価格保証はありません。

ステップ7:ポジションを確認し、「決済」で閉じる

約定したポジションは、画面下の「ポジション」に表示されます。ここで未実現損益、証拠金、マーク価格、リスク、概算強制決済価格を確認できます。閉じるときは「決済」を押し、成行か指値を選びます。表示の未実現損益には、取引手数料と資金調達料が含まれていません。決済した後の実際の損益は、手数料の分だけ少なくなります。

デモ取引で練習できる?

BingXの無期限先物には「デモ取引」があり、口座にデモ資金100,000 VST(価値のない練習用のUSDT)が用意されています(BingX公式ヘルプ)。Webは「先物取引」→「無期限先物」→「デモ取引」、アプリは「先物」→「無期限先物」→「デモ取引」で切り替えます。デモの損益は本物の資産に影響しません。デモの使い方は口座開設の記事のデモ取引の章にもまとめています。

BingXの先物の手数料はいくら?

BingXの先物の取引手数料は、一般ユーザー(VIP0)で無期限先物がメイカー0.02%・テイカー0.05%、標準先物が0.045%です(BingX公式「手数料スケジュール」、2026年10月18日確認)。無期限先物はポジションを持つときと決済するときの2回、標準先物は決済するときの1回かかります。

BingXの手数料スケジュール、無期限先物のVIP0はテイカー0.0500%・メイカー0.0200%
無期限先物の一般ユーザー(VIP 0)の手数料は、テイカー0.0500%・メイカー0.0200%(出典:BingX公式「手数料スケジュール」、2026年10月10日)

VIPレベル別の手数料(無期限先物・標準先物・現物)

レベル無期限先物 メイカー無期限先物 テイカー標準先物現物 メイカー/テイカー
VIP 0(一般)0.0200%0.0500%0.0450%0.1000%/0.1000%
Elite0.0180%0.0450%0.0450%0.0500%/0.0800%
VIP 10.0140%0.0400%0.0450%0.0350%/0.0600%
VIP 20.0120%0.0375%0.0450%0.0200%/0.0500%
VIP 30.0100%0.0350%0.0450%0.0150%/0.0450%
VIP 40.0080%0.0315%0.0450%0.0125%/0.0375%
VIP 50.0060%0.0300%0.0450%0.0100%/0.0325%
SVIP0.0000%0.0250%0.0450%0.0050%/0.0200%

出典:BingX公式「手数料スケジュール」(無期限先物・標準先物・現物のタブ、2026年10月10日確認)。無期限先物のコピー取引とグリッド取引も同じ手数料率です。

VIP1になる条件は、資産50,000 USDT以上、または先物の取引量10,000,000 USDT以上です(BingX公式データ)。多くの人はVIP0の手数料で計算しておけば間違いありません。標準先物はVIPの割引が無く、どのレベルでも0.045%です。

BingXの手数料スケジュール、標準先物はVIP0も0.0450%
標準先物の手数料はVIP 0から最上位まで同じ0.0450%(出典:BingX公式「手数料スケジュール」、2026年10月10日)

1,000 USDTの取引で、手数料はいくらかかる?

1,000 USDT分(証拠金100 USDT×10倍など)のポジションを持って閉じる「往復」の手数料は、BingXの無期限先物で0.40〜1.00 USDT(約63〜158円)です。手数料は証拠金ではなく、倍率を掛けた後の取引金額にかかります。

取引のしかた(VIP0)計算往復の手数料
無期限先物・両方成行(テイカー)1,000×0.05%×2回1.00 USDT(約158円)
無期限先物・指値で入り成行で出る1,000×0.02%+1,000×0.05%0.70 USDT(約111円)
無期限先物・両方指値(メイカー)1,000×0.02%×2回0.40 USDT(約63円)
標準先物1,000×0.045%(決済時だけ)+スプレッド0.45 USDT+スプレッド(BTCの参考値0.04%なら約0.85 USDT)

※1 USDT=約158円で換算。標準先物のスプレッドはBingX公式の手数料スケジュール(2025年3月更新)の「日平均」の参考値で、相場によって広がります。実際の価格は取引画面の「概算約定価格」で確認してください。

証拠金100 USDTで10倍の取引を成行で往復すると、手数料1 USDTは証拠金の1%にあたります。50倍・証拠金100 USDT(建玉5,000 USDT)なら往復5 USDTで、証拠金の5%が手数料で消えます。倍率が高いほど、手数料の重さも増えます。

BingXの先物手数料はMEXCと比べて高い?

BingXの無期限先物の手数料は、MEXCと比べると高めです。BTCの先物は、MEXCがメイカー0%・テイカー0.02%、BingXがメイカー0.02%・テイカー0.05%です(どちらも公開データ、2026年10月10日。2026年10月18日にBingXの公開APIとMEXCの公式APIで、同じ料率であることを確かめ直しました)。

項目BingXMEXC
BTC先物の手数料(メイカー/テイカー)△ 0.02%/0.05%◎ 0%/0.02%(BTC・ETH・SOLなど一部の銘柄)
標準の先物手数料△ 0.02%/0.05%○ 0.01%/0.04%
1,000 USDTを月20回、成行で往復(BTC)△ 20 USDT(約3,160円)◎ 8 USDT(約1,260円)。当サイトの招待リンクの20%還元後は6.4 USDT(約1,010円)
デモ取引◎ 無期限先物で100,000 VST○ あり
コピートレード◎ 先物・現物○ 先物
金融庁・財務局の警告◎ なし(2026年10月17日確認)× あり(金融庁2回・関東財務局1回)
本人確認なしでの取引△ 一部で5倍・2,000 USDTまで、入金は不可× 不可(入出金できない)

出典:BingX公式「手数料スケジュール」、MEXC公開API(先物の銘柄情報、2026年10月10日取得。料率は10月18日に確認し直し)。MEXCの手数料の詳細はMEXCの手数料一覧にまとめています。

先物の売買を何度も繰り返す人ほど、手数料の差は大きくなります。手数料を抑えたい人はMEXCの先物も比べてみてください。MEXCの先物の使い方はMEXCの先物取引のやり方、登録の手順はMEXCの口座開設方法で解説しています。

MEXCの登録ページを見る(当サイトの招待リンク)

当サイトの招待リンク特典:上記リンクからMEXCに登録すると、現物・先物・予測取引の取引手数料の20%がキャッシュバックされます(2026年9月時点)。

※MEXCは日本の金融庁に登録していない海外の業者で、金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月)警告を受けています。本人確認(KYC)をしないと入出金できません(2026年2月から)。ほかの海外取引所との比較は海外仮想通貨取引所おすすめランキングを見てください。

なお、以前よく比べられたBybitは2026年7月22日に日本向けのサービスを終了し、Bitgetも日本居住者の新規登録を止めています。経緯と資産の移し方は海外取引所の日本撤退まとめにまとめています。

資金調達料と強制決済はどう計算する?

BingXの先物では、取引手数料のほかに「資金調達料」がポジションを持っているあいだ定期的にかかり(または受け取り)、証拠金が足りなくなると「強制決済」されます。どちらも、ポジションを長く持つ人・倍率を上げる人ほど影響が大きくなります。

資金調達料とは?誰が誰に払う?

資金調達料とは、先物の価格を現物の価格に近づけるために、ロングとショートの間でやり取りされるお金です。資金調達率がプラスならロング(買い)がショート(売り)に払い、マイナスならショートがロングに払います。BingXが受け取る手数料ではありません(BingX公式ヘルプ)。

計算は「建玉の金額×資金調達率」です。払うのは決済の時刻にポジションを持っている人だけで、その時刻の前に決済すれば、その回の資金調達料はかかりません。

BingXの無期限先物BTCUSDT、資金調達(8時間)/決済の表示
BTCUSDTの資金調達は8時間ごと。赤枠に今の資金調達率と次の決済までの残り時間が出る(出典:BingX公式サイト、2026年10月10日10時台)

資金調達の間隔は8時間とは限らない(976銘柄を集計)

BingXの資金調達の間隔は、BTCUSDTなど多くの主要銘柄が8時間ごと(日本時間の1時・9時・17時)ですが、銘柄によって4時間ごと・1時間ごとのものがあります。BingXの公開データで無期限先物の976銘柄を集計した結果は次のとおりです。

資金調達の間隔銘柄数1日の回数
8時間ごと4673回
4時間ごと4946回
1時間ごと1524回

出典:BingX公開API(無期限先物の全銘柄の資金調達の間隔、USDⓈ-M・USDC-M、2026年10月10日10時20分取得)

同じ資金調達率でも、4時間ごとの銘柄は1日の回数が8時間ごとの2倍になります。取引画面の銘柄名の近くに「資金調達(8時間)/決済」のように間隔と次の決済までの時間が出るので、注文の前に確認しましょう。

BTCを1,000 USDT分持ち続けると、資金調達料はいくら?

BingXのBTCUSDTの資金調達率は、直近100回(2026年9月7日9時〜10月10日9時、約33日)の平均が0.0066%で、マイナスになったのは1回だけでした(BingX公開データ)。この期間にBTCを1,000 USDT分ロングで持ち続けると、払う資金調達料は合計で約6.6 USDT(約1,040円)です。

条件(1,000 USDTのロング)計算資金調達料
1回(資金調達率0.01%)1,000×0.01%0.1 USDT(約16円)
8時間ごと・1日0.1×3回0.3 USDT(約47円)
8時間ごと・30日0.3×30日9 USDT(約1,420円)
BTCの実績(9/7〜10/10の100回)1,000×100回分の合計0.659%約6.6 USDT(約1,040円)

約1か月持ち続けると、資金調達料は取引手数料の往復(成行で1 USDT)の約6.6倍になりました。上昇相場ではロングが払う側になりやすいので、長く持つほど手数料より資金調達料が重くなります。資金調達率の推移はCoinGlassの使い方で他の取引所とも比べられます。

標準先物にも資金調達料があり、BingXの手数料スケジュールでは8時間ごと(日本時間の1時・9時・17時)です。分離マージンの標準先物は、資金調達料をポジションの決済時にまとめて精算します。

BingXの標準先物BTCUSDTにも資金調達率が表示されている
標準先物の画面にも「資金調達率」と次の決済までの時間が表示される(出典:BingX公式サイトの標準先物、2026年10月10日10時台)

強制決済とは?何%動くと強制決済される?

BingXの強制決済とは、損失で証拠金が「維持証拠金+決済手数料」を下回ったとき、システムがポジションを自動で閉じる仕組みです。分離マージンなら、そのポジションの証拠金がほぼなくなります(BingX公式ヘルプ「無期限先物|強制決済規約」)。

BingXの無期限先物は、マーク価格と最終価格の両方が強制決済価格に達したときだけ強制決済されます(二重価格の仕組み)。2026年5月からは、全部を一度に決済する前に、段階的にポジションを減らす仕組みも入りました。

倍率強制決済までの逆の値動き(目安)BTC 82,600 USDTでロングした場合
2倍約49.6%約41,630 USDTまで下がると強制決済
5倍約19.6%約66,410 USDT
10倍約9.6%約74,670 USDT
20倍約4.6%約78,800 USDT
50倍約1.6%約81,280 USDT
100倍約0.6%約82,100 USDT

※分離マージン・ロング・手数料と資金調達料を除いた概算。「1÷倍率−維持証拠金率」で計算し、維持証拠金率はBingX公式ヘルプの計算例と同じ0.4%と仮定。実際の維持証拠金率は銘柄とポジションの大きさで変わるので、注文画面の「概算強制決済価格」で確認してください。BTCの価格は2026年10月10日10時台の値。

BTCは1日で5%以上動くことがあります。20倍以上では、そうした1日の値動きで強制決済まで届きます。倍率ごとの値幅は仮想通貨のレバレッジは何倍まで安全かでも、証拠金100万円の例で計算しています。

分離とクロスでは、失う金額がどう違う?

同じ「50倍で5,000 USDT分のBTCロング(証拠金100 USDT)」でも、先物口座に1,000 USDTが入っている場合、分離は小さく早く負け、クロスは長く耐えて大きく負けます。

モード強制決済までの下落(目安)失う金額(目安)
分離約1.6%約100 USDT(入れた証拠金)
クロス約19.6%約980 USDT(口座のほぼ全額)

※維持証拠金率0.4%と仮定した概算(維持証拠金は5,000×0.4%=20 USDT)。手数料・資金調達料を除く。

クロスは強制決済されにくく見えますが、損切りを入れずに含み損を放置すると、口座の残高を使い切るまで持ち続けてしまいます。初めての取引では、分離を選び、1回の取引で失ってもよい金額だけを証拠金に入れるのが基本です。

BingXの先物でよくある失敗3つ

  1. 高い倍率で、損切りを入れずに寝る:50倍なら約1.6%の値動きで強制決済まで届きます。夜中の急な値動きで、朝には証拠金がなくなっていることがあります。注文と同時に損切りを入れます
  2. クロスで、口座のほぼ全額を失う:先物口座に入れたお金すべてが1つのポジションの損失に使われます。先物口座には使う分だけを振替し、残りは資金口座に置きます
  3. 資金調達料と手数料を忘れて、長く持ちすぎる:上の計算のとおり、BTCを1か月持つと資金調達料は往復の手数料の数倍になります。4時間ごと・1時間ごとの銘柄はさらに重くなります

自分で売買の判断をするのが不安な人は、トレーダーの取引をまねるBingXのコピートレードもあります。ただしコピートレードも先物なので、損失のしくみは同じです。

BingXの標準先物・インバース型のやり方は?

BingXの標準先物は、「ロングかショート → 成行かトリガー → 元本(証拠金)と倍率 → 利確・損切り」で注文する、無期限先物より単純な先物です。インバース型は、USDTではなくBTCなどの暗号資産を証拠金にする先物で、無期限先物と標準先物の両方にあります。

BingXの標準先物の注文画面。注文は成行とトリガーだけ
標準先物の注文欄:注文は「成行」と「トリガー」の2つだけで、「元本」を入れて利確・損切りをスイッチで設定する(出典:BingX公式サイトの標準先物、2026年10月10日、ログイン前の表示)

標準先物のやり方(4ステップ)

  1. Webは「先物」→「標準先物取引」を開く。資産の画面から標準先物口座にUSDTを振替する
  2. 銘柄(例:BTCUSDT)を選び、「ロング」か「ショート」を選ぶ
  3. 「成行」か「トリガー」を選び、「元本」(使う証拠金)と倍率を入れる
  4. 「利確」「損切り」のスイッチを入れて価格を決め、注文する。ポジションは「私のポジション」に注文ごとに表示される

標準先物は、価格を指定して板に並べる指値注文がありません。トリガー注文は、市場価格とトリガー価格の差が2%を超えると、自動で取り消されます(BingX公式ヘルプ「標準先物のトリガー注文の仕組み」)。値動きが速いときは、思った価格で入れないことがあります。

標準先物の約定価格には、ロングとショートの偏りで変わるスプレッドが上乗せされます。注文の前に、画面の「概算約定価格」で実際に入る価格を確認します。標準先物の分離マージンでは、損失が証拠金の90%前後(調整係数が10%の場合)に達すると強制決済されます。

標準先物と無期限先物は、どこが一番違う?

使い勝手で一番違うのは、ポジションの管理です。無期限先物は同じ銘柄・同じ向きの注文を1つのポジションにまとめ、標準先物は注文ごとに別々のポジションとして管理します。標準先物は「この注文だけ閉じる」がしやすく、無期限先物は平均価格で全体を管理しやすい、という違いです。

インバース型(コイン証拠金)とは?やり方は?

BingXのインバース型無期限先物は、BTCやETHなどの暗号資産そのものを証拠金にし、損益・手数料・資金調達料も暗号資産で受け払いする先物です。BTCを持ったままUSDTに替えずに先物ができる一方、BTCの値下がりで証拠金の価値も下がります。

BingXアプリでインバース型無期限先物を選んだ画面。BTCUSDは1枚=100 USD
アプリの先物画面の上部で「インバース型無期限先物」を選ぶと、BTCUSDなどを枚数(1枚=100 USD)で注文できる(出典:BingX公式ヘルプ「インバース型無期限先物取引方法」)
  1. アプリの「取引」→「先物」を開き、上部の「インバース型」(Webはメニューの「インバース型無期限先物」)を選ぶ
  2. 「⇋」(振替)で、資金口座などからインバース型無期限先物口座へBTCなどを移す(直接入金もできる)
  3. 倍率を選び、「指値注文」か「成行」で数量(枚。BTCUSDは1枚=100 USD)を入れる
  4. 「ロング」か「ショート」を押す。閉じるときはポジションの「決済」
項目USDⓈ-M無期限先物インバース型無期限先物
証拠金・損益の通貨USDTBTC・ETHなど
数量の単位BTCなどの数量・USDT枚(BTCUSDは1枚=100 USD)
銘柄数(10/10)92720
注文の種類指値・成行・トリガーほか指値・成行だけ
使えない機能—ポジション利確/損切り・保証価格・リバース・ワンウェイモード・体験金/ボーナス

出典:BingX公式ヘルプ「インバース型無期限先物取引方法」「よくある質問:インバーズ型無期限先物」(2025年11月14日更新)、BingX公開API(2026年10月10日)

インバース型は、BTCを長く持っている人が値下がりに備えてショートする(ヘッジ)ときなどに使われます。BTCを証拠金にしてロングすると、値下がりで損失と証拠金の目減りが重なります。初めての先物には、損益をUSDTで計算できるUSDⓈ-Mの方が分かりやすいです。インバース型の手数料率は、取引画面の手数料レベルで確認してください。

BingXの先物取引でよくある質問

BingXの先物は最低いくらから始められる?

BingXのBTC/USDTの無期限先物は、最小数量0.0001 BTCから注文でき、2026年10月10日の価格で約8.3 USDT分の建玉です(BingX公開データ)。5倍なら証拠金は約1.7 USDTです。ただし入金・送金の手数料がかかるので、実際には数千円分から始める人が多いです。

BingXの先物に日本円で入金できる?

BingXは日本円の銀行振込に対応していません。国内の取引所でXRPなどの暗号資産を買ってBingXへ送り、先物口座へ振替します。送れる国内取引所と手順はBingXの入金方法で解説しています。

BingXの先物はデモで練習できる?

できます。BingXの無期限先物の「デモ取引」では、100,000 VSTのデモ資金で本番と同じ画面の取引を練習できます。デモ資金が20,000 VST未満になると追加を申請できます(BingX公式ヘルプ)。

本人確認(KYC)なしで先物取引できる?

BingXでは本人確認をしないと入金できず、本人確認前は一部の銘柄で最大5倍・ポジション2,000 USDTまでに制限されます(BingX公式ヘルプ)。先物を始める前に本人確認を終えておくのが前提です。

BingXの先物手数料を安くする方法は?

BingXの無期限先物は、指値注文で板に並べて約定すればメイカー0.02%になり、成行(テイカー0.05%)より安くなります。VIP1以上は資産50,000 USDT以上などの条件があるため、多くの人はVIP0です。手数料そのものの安さを重視するなら、MEXCなどとも比べてください。

資金調達率がマイナスのときはどうなる?

資金調達率がマイナスのときは、ショートがロングに払います。ロングを持っている人は、決済の時刻に資金調達料を受け取れます。BTCUSDTでは直近100回のうちマイナスは1回だけでした(2026年9月7日〜10月10日、BingX公開データ)。

強制決済されると、入れた以上のお金を失う?

BingXの強制決済では、分離マージンならそのポジションの証拠金、クロスマージンなら先物口座の残高が失われます。急な値動きで強制決済の価格より不利になった差は、BingXの保険金でまかなわれる仕組みです(BingX公式ヘルプ「強制決済規約」)。

BingXの先物の利益に税金はかかる?

かかります。BingXなど海外取引所の先物の利益も、日本の税金では原則として雑所得(総合課税)です。会社員は、給与以外の所得が年20万円を超えると確定申告が必要です。たとえば先物で年30万円の利益があり、所得税率20%の会社員なら、税金は所得税・住民税を合わせて約9.1万円が目安です。BingXの取引履歴は1年より前の分を書き出せないので、こまめに保存しておきましょう。詳しくは仮想通貨の確定申告のやり方と海外取引所の税金と確定申告、取引所ごとの履歴の出し方はMEXCの税金・確定申告の例も参考にしてください。

BingXの先物は日本で使って違法にならない?

BingXは日本の金融庁に登録された業者ではありませんが、金融庁・関東財務局の無登録業者・警告の一覧には載っていません(2026年10月17日確認)。日本の利用者保護の制度は使えないため、トラブルの対応は自分で行う前提になります。詳しくはBingXの評判と安全性を見てください。

まとめ:BingXの先物は「無期限先物・分離・5倍以下・損切り」から

  • BingXの先物は、無期限先物(USDⓈ-M・USDC-M・インバース型)と、BingX独自の標準先物の2系統
  • 手数料(VIP0)は、無期限先物がメイカー0.02%・テイカー0.05%(往復でかかる)、標準先物が0.045%(決済時だけ)+スプレッド
  • 資金調達料は無期限先物にも標準先物にもあり、間隔は銘柄で1・4・8時間と違う
  • 強制決済の目安は10倍で約9.6%、50倍で約1.6%の逆の値動き。クロスは口座の残高すべてが損失に使われる
  • 手数料の安さはMEXCが上、デモ取引・コピートレード・警告が無い点はBingXが上

BingXに登録していない人は、BingXの登録・口座開設方法から始めてください。招待コードの入れ方と、本人確認・入金の手順をまとめています。他の取引所と比べてから決めたい人は海外仮想通貨取引所おすすめランキングが参考になります。

本記事のデータは2026年10月10日時点です(2026年10月18日に、BingX公式の手数料スケジュール(無期限先物・標準先物・現物の全レベル)・公開APIの手数料率・BingX公式ヘルプの更新日・MEXCの先物の料率・金融庁と関東財務局の一覧を確認し直し、変わっていないことを確かめました。BingX公式ヘルプ・手数料スケジュール・公開API、MEXC公開API、金融庁・関東財務局の公表資料で確認)。手数料・資金調達率・銘柄数は変わることがあるため、取引の前に公式の画面で確認してください。

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出典

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