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「コインチェックで買った暗号資産をMEXCに入金したい」「送金先にMEXCが出てこない」「送ったのに届かない」。コインチェックからMEXCへの送金は、通貨の選び方と手順を間違えなければ数十円で済みます。一方で、取引所はアプリで使えない、新しく登録した送金先には一定時間送れないなど、コインチェック特有のつまずきもあります。
ほかの国内取引所と比べるなら:MEXCの入金方法(国内9社の送金可否・手数料の一覧)
この記事では、コインチェックの手数料ページと公式ヘルプ、MEXCのサポート記事を2026年10月1日に確認した内容をもとに、送れるかどうか、どの通貨が安いか、コインチェックの段階制手数料(導入は延期中)の前と後でいくらかかるか、手順、送れないときの対処を順に解説します。
この記事の結論
コインチェックからMEXCへは直接送金できます。コインチェック公式ヘルプは、送金できる「通知対象法域以外の取引所」の例にMEXCを挙げています。
一番安いのは、パソコンのブラウザで使う「取引所(板取引)」でXRPを買い、宛先タグを付けて送る方法です。送金手数料は0.15 XRP(約35円)で、今はXRPの取引手数料も0%です。
10月19日14時に予定されていた段階制手数料の導入は延期され、新しい導入日は未定です(コインチェック公式のお知らせ、2026年10月16日発表、2026年10月17日確認)。導入されると一般ユーザーの取引手数料がTaker 0.12%になり、10万円を送る費用は約35円から約155円に上がる見込みです。それでもBTC(約6,600円)やETH(約2,100円)で送るより安く済みます。
コインチェックからMEXCへ送金できる?
コインチェックからMEXCへは送金できます。コインチェックの公式ヘルプ「Coincheckのサービスで送金・受取ができる暗号資産を教えてください」(2026年10月8日更新)は、送金先を3種類に分け、MEXCを「通知対象法域以外の取引所」の例に挙げています。この区分の取引所には「ほとんどの暗号資産」を送金・受取できます。

暗号資産を取引所どうしで送るときは、送り手と受け手の情報を取引所の間で伝えるトラベルルールが適用されます。コインチェックは「TRUST」という仕組みで通知していて、金融庁が指定した国・地域(通知対象法域)にある取引所へは、通知ができる相手にしか送れません。MEXCは、コインチェックの区分では通知対象法域「以外」の取引所に入っているので、XRPやSOLなどを送れます。
| 送金先の区分(コインチェック) | 例 | 送れる暗号資産 |
|---|---|---|
| 通知対象法域にある取引所 | bitFlyer、Coinbase.US、Binance USなど | 一部だけ(XRP・SOLなどは不可) |
| 通知対象法域以外の取引所 | MEXC、Bybitなど | ほとんどの暗号資産 |
| プライベートウォレット | MetaMaskなど | ほとんどの暗号資産 |
出典:コインチェック公式ヘルプ「Coincheckのサービスで送金・受取ができる暗号資産を教えてください」(2026年10月8日更新、2026年10月14日確認)。Bybitは2026年7月22日に日本居住者向けの取引を終えています。
送金先を登録するときは、「サービス名」の一覧から送り先の取引所を選びます。コインチェックは2025年7月9日から「上記以外の取引所又はサービス」を選べなくしていて、一覧に名前が出ない取引所へは送金できません。MEXCは送金できる例として公式ヘルプに載っていますが、一覧の表記は画面で確認してください。
国内の他社と比べると、GMOコインはMEXCを「シンガポール所在」として送付できない例に挙げていて、直接は送れません(GMOコインからMEXCへ送金できる?)。bitFlyerは送付先リストに「MEXC(セーシェル)」を載せていて送れます(bitFlyerからMEXCへの送り方)。コインチェックは、MEXCへ直接送れる数少ない国内取引所のひとつです。国内各社の送金可否の一覧はトラベルルールの解説と送金可否一覧にまとめています。
送る前にMEXCの口座と本人確認を済ませておく(無料)
MEXCは、コインチェックの公式ヘルプで送金できる取引所の例に挙がっている海外取引所です(2026年10月1日確認)。MEXCは本人確認をしていないと入金できないので、送金の前に口座開設と本人確認(KYC)を終わらせておきます。
当サイトの招待リンク特典:上記リンクからMEXCに登録すると、現物・先物・予測取引の取引手数料の20%がキャッシュバックされます(2026年9月時点)。
MEXCは日本の暗号資産交換業の登録を受けていない海外の業者で、金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月20日、店頭デリバティブの勧誘)警告を受けています。日本の法律による利用者保護の対象外です。MEXCは2026年2月5日から、本人確認(初級KYC以上)をしていないと入金・出金ができません。
どの通貨で送るのが安い?コインチェックの送金手数料
コインチェックからMEXCへ送るなら、XRPが一番安く済みます。送金手数料は0.15 XRPで、2026年10月1日の価格で約35円です。コインチェックの送金手数料は銘柄ごとの固定額で、送る数量が多くても少なくても変わりません(BTC・ETHとERC-20の銘柄は、ネットワークの混み具合で段階的に変わる「変動手数料制」)。
| 銘柄 | 送金手数料 | 円換算(10/1) | 取引所(板)で買える | 送金のネットワーク |
|---|---|---|---|---|
| XRP | 0.15 XRP | 約35円 | ○ | XRPネットワーク(宛先タグ必須) |
| SOL | 0.01 SOL | 約185円 | ○ | Solana |
| XLM | 0.01 XLM | 1円未満 | ×(販売所のみ) | Stellar(メモ必須) |
| TRX | 6 TRX | 約336円 | ○ | TRON |
| ETH | 0.005 ETH(変動制) | 約2,127円 | ○ | Ethereum |
| BTC | 0.0005 BTC(変動制) | 約6,608円 | ○ | Bitcoin |
出典:コインチェック「手数料」ページの暗号資産/送金手数料、公式ヘルプ「暗号資産送金・受取時の対応ネットワークを教えてください」(2026年8月31日更新)、「取引所ではどの暗号資産を取引できますか?」(2026年8月31日更新)。いずれも2026年10月1日確認。円換算はコインチェック公開APIの価格(2026年10月1日22時35分:BTC 13,215,923円、ETH 425,438円、XRP 233.9円、SOL 18,500円、TRX 56円)で計算した目安。BTC・ETHの手数料は変動制の現在の区分。

XRPを選ぶ理由は3つあります。
- 送金手数料が安い:0.15 XRP(約35円)。BTCの約190分の1
- コインチェックの取引所(板)でXRP/JPYを買える:販売所の手数料相当額(買値と売値の差)を払わずに済む。段階制の導入までは取引手数料も0%(導入は延期中で、日時は未定)
- MEXCでUSDTに替えるときも手数料0%:MEXCの現物XRP/USDTはMaker・Takerとも0%(2026年10月1日、MEXC公開APIで確認)
XLMは送金手数料がもっと安いものの、コインチェックの取引所(板)では扱っておらず、販売所でしか買えません。販売所の手数料相当額は0.1〜5.0%なので、送金手数料の差(約35円)よりずっと大きくなりがちです。TRXは板がありますが、10月1日22時35分の板では買値と売値の差が約4%(53.4円と55.8円)あり、少額でも不利です。
1万円・10万円を送るといくら?今と、段階制の導入後で比較
XRPを取引所(板)で成行買いしてMEXCへ送ると、今は1万円でも10万円でも約35円、段階制が導入されると1万円で約47円、10万円で約155円です。コインチェックは2026年10月1日、取引所(板取引)の手数料を10月19日14時から段階制にすると発表しましたが、10月16日に導入の延期を発表しました。新しい導入日時は未定で、決まるまでは今の料率が続きます(2026年10月17日確認)。段階制が導入されると、BTC/JPYは0%のままですが、XRP・SOL・ETHなどは0%から、一般ユーザーでMaker 0.10%/Taker 0.12%になります。
| 送り方 | 1万円 今(導入まで) | 1万円 段階制の導入後 | 10万円 今(導入まで) | 10万円 段階制の導入後 |
|---|---|---|---|---|
| XRP(板で成行) | 約35円 | 約47円 | 約35円 | 約155円 |
| XRP(板で指値) | 約35円 | 約45円 | 約35円 | 約135円 |
| SOL(板で成行) | 約185円 | 約197円 | 約185円 | 約305円 |
| ETH(板で成行) | 約2,127円 | 約2,139円 | 約2,127円 | 約2,247円 |
| BTC(板で成行) | 約6,608円 | 約6,608円 | 約6,608円 | 約6,608円 |
| XRP(アプリの「購入」=販売所) | 約45〜535円 | 約45〜535円 | 約135〜5,035円 | 約135〜5,035円 |
計算:取引手数料(約定金額×料率)+コインチェックの送金手数料。段階制の導入後は一般ユーザー(直近30日の取引額100万円未満かつ預かり資産200万円未満)のMaker 0.10%/Taker 0.12%。販売所はコインチェックが公表する手数料相当額0.1〜5.0%の幅で計算(一部の銘柄は1.7〜7.0%)。送金手数料の円換算は2026年10月1日22時35分のコインチェック公開APIの価格。板の価格差(スプレッド)、日本円の入金手数料、MEXC側の交換手数料(XRP/USDTは0%)は含まない。出典:コインチェック「【重要】取引所(板取引)における段階制手数料の導入について」(2026年10月1日)、「手数料」ページ。
10万円をMEXCへ送るコスト(段階制の導入後・一般ユーザー・成行)
上の表と同じ計算。BTC/JPYは段階制の導入後も取引手数料0%だが、送金手数料0.0005 BTCが重い。
段階制が導入されると、bitbankから送る費用(XRPで10万円・成行で約144円、Post Onlyの指値なら約4円)と大きく変わりません。bitbankの口座がある人はbitbankからMEXCへ送金する方法も比べてください。
段階制の導入後もXRPで送るのがいい?BTCとの境目は約548万円
BTC/JPYは段階制の導入後も取引手数料が0%のままなので、「BTCで送れば取引手数料がかからない」と考える人もいるはずです。ただし、BTCの送金手数料は0.0005 BTC(約6,608円)かかります。XRPの費用(送る金額×0.12%+約35円)がBTCの約6,608円を超えるのは、送る金額が約548万円を超えたときです。548万円より少ない金額なら、段階制の導入後もXRPで送る方が安く済みます。
指値(Maker)で買えば、さらに少し安い
段階制の導入後の一般ユーザーは、成行(Taker)が0.12%、指値で板に並べて約定させる(Maker)と0.10%です。10万円なら20円の差です。急いでいなければ、今の価格に近い指値でXRPを買うと少し安くなります。段階制のレベルの決まり方や、資産・取引額別の料率はコインチェックの取引所手数料の変更(導入は延期中)で解説しています。
日本円の入金方法でも費用と日数が変わる
コインチェックへの日本円の入金は、銀行振込ならコインチェック側の手数料は無料(振込手数料は自己負担)です。クイック入金とコンビニ入金は3万円未満で770円かかり、さらに入金した金額分は7日間送金できません(後で詳しく説明します)。1万円をクイック入金すると、送金手数料より入金手数料の方が20倍以上高くなります。MEXCへ送るつもりなら、銀行振込で入金するのが安くて早い方法です。
【手順】コインチェックからMEXCへXRPを送る方法
手順は「MEXCで入金アドレスとタグを確認→コインチェックの取引所でXRPを買う→送金先を登録→制限が解けたら少額テスト→本送金」の順です。画面の名前はコインチェック公式ヘルプの表記に合わせています。
| ステップ | どこで | やること |
|---|---|---|
| 1 | MEXC | 口座開設と本人確認(KYC) |
| 2 | MEXC | XRPの入金アドレスと宛先タグをコピー |
| 3 | コインチェック(ブラウザ) | 日本円を銀行振込で入金し、取引所(板)でXRPを買う |
| 4 | コインチェック | 送金先(MEXCのアドレス・タグ)を登録。登録後一定時間は送れない |
| 5 | コインチェック→MEXC | 少額でテスト送金し、MEXCの入金履歴で確認 |
| 6 | コインチェック→MEXC | 残りを送り、MEXCでUSDTなどに交換 |
ステップ1〜2:MEXC側の準備
- MEXCに登録し、本人確認(KYC)を済ませる:本人確認をしていないアカウントは入金できません。画面つきの手順はMEXCの口座開設・登録方法を見てください
- MEXCの「入金」で銘柄にXRPを選び、ネットワークはXRP本来のネットワーク(XRP Ledger。画面の表記はXRPなど)を選ぶ:コインチェックはXRPをXRPネットワークで送るため、ほかのチェーン上のXRPを選ばないようにします。入金画面に表示される最低入金額も確認しておきます
- 表示されたアドレスと宛先タグ(メモ/タグ)の両方をコピーする:手入力はしないで、コピーして貼り付けます
MEXCでは、XRPの入金アドレスはすべてのユーザーで共通で、宛先タグで「誰の入金か」を見分けています。タグを付けずに送ると、MEXCに届いても自分の残高に反映されません。MEXCのサポート記事(2026年9月16日更新)は、タグを忘れた・間違えたときは「暗号資産の入金未反映」から復旧を申請できるものの、100%の回復は保証できないとしています。

ステップ3:コインチェックの「取引所」でXRPを買う(パソコンのブラウザ)
- 日本円を銀行振込で入金する:クイック入金・コンビニ入金は手数料がかかり、入金額分は7日間送金できません
- パソコンのブラウザでコインチェックにログインし、メニューの「取引所」を開く:コインチェックは、取引所(板取引)の推奨環境をPC版Google Chromeの最新版としています
- 通貨ペアでXRP/JPYを選び、買い注文を出す:テスト送金の分と送金手数料(0.15 XRP)も含めて買います
コインチェックのiOS/Androidアプリからは、取引所(板取引)を使えません。アプリの「購入」ボタンで買うと販売所での購入になり、買値に0.1〜5.0%の手数料相当額が含まれます。10万円なら最大5,000円の差になるので、XRPはブラウザの取引所で買います。スマホのブラウザでも開けますが、公式は機能・表示に制限がかかる場合があるとしています。

販売所と取引所の違いを実際の価格で比べた結果は、販売所と取引所の違いにまとめています。
ステップ4:コインチェックで送金先を登録する
コインチェックの公式ヘルプ(ブラウザ版)の手順は次のとおりです。アプリでも同じ項目を入力します。
- メニューの「暗号資産の送金」を開き、「送金する通貨」でXRPを選ぶ
- 送金先欄の「追加/編集」→「新規追加」を押す
- 項目を入力する:
- 宛名:自分で分かる名前(例:MEXC XRP 自分)
- アドレス:MEXCでコピーした入金アドレス
- 宛先タグ:MEXCでコピーしたタグ(XRPは必ず入力)
- サービス名:一覧からMEXCを選ぶ
- 受取人種別:本人(自分のMEXC口座なので)
- 登録している電話番号に届くSMSの6桁のコードを入力して登録する
コインチェックは2026年9月15日から、新しく登録した送金先アドレスへの送金を、登録後一定時間制限しています。制限の期間は公表されておらず、問い合わせても早く解除してもらえません。MEXCへ送る予定があるなら、XRPを買う前でもよいので、先に送金先だけ登録しておくのが確実です。

ステップ5〜6:少額でテストしてから送る
- 「暗号資産の送金」で、登録したMEXCの送金先を選ぶ
- 「送金目的」を選び、「送金額」に少額(MEXCの最低入金額を上回る数量)を入れる:画面に手数料0.15 XRPが別欄で表示されます
- 申請内容と確約事項を確認し、「申込みを確定する」を押してパスキー認証をする:コインチェックでは、送金にはパスキー認証が必要です。アプリでは送金先の登録もパスキーで認証します(ブラウザでの送金先の登録はSMSの6桁コード)。未設定なら先に設定します
- MEXCの入金履歴に反映されたことを確認する
- 残りを同じ送金先に送る
- MEXCの現物取引でXRPをUSDTに替える:XRP/USDTの取引手数料は0%です(2026年10月1日、MEXC公開API)。「変換」でも替えられますが、表示レートにコストが含まれ、受け取れるUSDTは現物で売るより約0.8%少なくなります(MEXCの変換は手数料0?現物との比較)。USDTの使い道やほかの入手方法はUSDTの買い方で解説しています
送金の申請直後は「申請手続きが完了」した状態で、実際に送られるまで時間がかかることがあります。送金履歴で「完了」になる前なら、送金履歴から申請をキャンセルできます。トランザクションID(TXID)が出て「完了」になった後は、アドレスやタグを間違えていても取り消せません。
コインチェックで送金できない・つまずきやすい5つの点
コインチェックからMEXCへ送れないときは、「新しい送金先の制限」「入金後7日間の制限」「サービス名の一覧」「認証」「追加の本人確認」の5つを順に確認します。どれもコインチェックの公式ヘルプに書かれている仕組みです。
| # | 原因 | こんな症状 | 対処 |
|---|---|---|---|
| 1 | 新しい送金先の一定時間の制限 | 「申込みを確定する」でエラーになる | 制限が自動で解けるまで待つ(期間は非公開) |
| 2 | クイック・コンビニ入金から7日間 | 残高はあるのに送金可能額が足りない | 入金反映から7日(24時間×7)待つ。次からは銀行振込で入金 |
| 3 | サービス名の一覧に出ない | 送金先登録で送り先を選べない | 一覧にない取引所へは送れない。MEXCなら一覧から選ぶ |
| 4 | パスキー・SMS・電話番号の変更 | 送金画面に進めない、認証が通らない | パスキーを設定する。電話番号を変えた後は24時間待つ |
| 5 | マイナンバーカードによる追加の本人確認 | 送金画面に追加の本人確認の案内が出る | 案内に従ってマイナンバーカードを読み取る |
出典:コインチェック公式ヘルプ「新しい送金先アドレスへの送金が制限されます。なぜでしょうか?」(2026年9月15日更新)、「入金・購入後の資産移動と制限内容」(2026年9月16日更新)、「希望する外部の取引所へ暗号資産を送金できません。なぜですか?」(2026年7月9日更新)、「暗号資産の送金操作ができません」(2026年7月15日更新)、「マイナンバーカードによる追加の本人確認が必要な送金について」(2026年7月10日更新)。2026年10月1日確認。
1. 新しい送金先には一定時間送れない(2026年9月15日から)
コインチェックは、詐欺や不正アクセスで資産が外へ送られるのを防ぐため、新しく登録した送金先アドレスへの送金を登録後一定時間止めています。公式ヘルプによると、制限を早く解除してもらうことはできず、一度削除したアドレスを登録し直した場合も新しい送金先として扱われます。制限中でも、暗号資産の売買、日本円の入出金、すでに制限が解けた別の送金先への送金はできます。
制限が始まった経緯(金融庁と警察庁の要請)はコインチェックの新規アドレス送金制限の記事で解説しています。MEXCのXRPのアドレスとタグは変わらないことが多いので、一度登録したら削除せずに使い続ける方が、次回すぐに送れます。
2. クイック入金・コンビニ入金の分は7日間送れない
クイック入金かコンビニ入金で入れた日本円は、入金が反映された日時から7日間(24時間×7日)、入金額に相当する金額の送金・出金・振替ができません。日本円のままでも、そのお金で買ったXRPでも同じです。銀行振込で入れた分には、この制限はありません。
計算例:クイック入金で10万円を入れてXRPを買った場合
- 送金できる金額=今の総資産−さかのぼって7日間のクイック・コンビニ入金の合計
- XRPの値段が上がって総資産が13万円になった:13万円−10万円=3万円分まで送れる
- XRPの値段が下がって総資産が5万円になった:5万円−10万円=送れる金額は0円
コインチェック公式ヘルプ「入金・購入後の資産移動と制限内容」の例をもとに作成。ほかに資産を持っていない場合。
3. 送金先のサービス名に出てこない
コインチェックは、送金先の登録画面で送金できるサービス名だけを表示します。2025年7月9日からは「上記以外の取引所又はサービス」を選べなくなったため、一覧に出ない取引所へは、どの通貨でも直接送れません。MEXCは公式ヘルプで送金できる例に挙がっています。MEXCが出てこないときは、送る通貨を変えて表示されるか確かめ、それでも出なければコインチェックのサポートに確認してください。
4〜5. 認証と追加の本人確認
- パスキー:コインチェックでは、送金にはパスキー認証が必要です。アプリでは送金先の登録もパスキーで認証します(ブラウザでの送金先の登録はSMSの6桁コード)。未設定だと送金できません
- 電話番号の変更:登録電話番号を変えた後は、24時間暗号資産を送金できません
- マイナンバーカードによる追加の本人確認:一部の送金では、送金前に公的個人認証(JPKI)での確認が求められます。対象の条件は公表されておらず、確認が終わるまで送金は実行されません
- コインチェックの確認:確認の結果、送金申請がキャンセルされることがあります。その場合は「送金に関する確認に関して」というメールが届くので、手順に沿って答えます
送金が届かない・「手続き中」のままのときは?
まずコインチェックの送金履歴で、状態が「完了」かどうかを確認します。「手続き中」ならコインチェックの中で止まっていて、「完了」ならブロックチェーンに送られた後です。どちらかで対処が分かれます。
| 状態 | 主な原因 | 対処 |
|---|---|---|
| 「手続き中」のまま | トラベルルールの通知、コインチェックの確認 | 待つ。確認のメールが来たら答える。送り先を間違えたならキャンセル |
| 「キャンセルされました」 | コインチェックの確認の結果 | 「送金に関する確認に関して」のメール(迷惑メールも)を確認する |
| 「完了」なのにMEXCに反映されない | ネットワークの遅れ、MEXC側の確認、タグの入れ忘れ・間違い | TXIDをエクスプローラー(XRPならxrpscan.com)で確認。届いているのに反映されないならMEXCの「暗号資産の入金未反映」で申請 |
| 送金ボタンが押せない・エラー | 新しい送金先の制限、7日間の制限、パスキー未設定 | 上の「つまずきやすい5つの点」を確認 |
出典:コインチェック公式ヘルプ「暗号資産の送金が『手続き中』のまま進みません」「送金申請を行っても『キャンセル』されてしまうのはなぜですか?」「暗号資産が送金先で反映されません」「送金申請のキャンセル方法を教えてください」(2026年6月1日更新)、MEXC「メモ/タグ未入力・入力ミスによる入金の復旧申請について」(2026年9月16日更新)。2026年10月1日確認。
送金にかかる時間について、コインチェックは目安を公表しておらず、「送金にかかる時間は常に一定ではない」としています。XRPはブロックチェーンの承認自体は数秒で進むので、遅いときはコインチェックの確認か、MEXC側の確認を待っていることが多いです。急ぐ送金ほど、前日までに送金先の登録とテスト送金を済ませておくのが確実です。
タグを忘れたときのMEXCへの問い合わせ方はXRPの宛先タグを間違えた・忘れたときの対処に、違うネットワークで送ってしまったときは送金ネットワークを間違えたときの対処にまとめています。
MEXCからコインチェックへ戻すには?
MEXCからコインチェックへもXRPで送れます。コインチェックの公式ヘルプの表では、XRPは「通知対象法域以外の取引所」との間で送金・受取ともに「○」です。流れは逆向きになるだけですが、受け取る側のコインチェックで1つ手続きが増えます。
- コインチェックでXRPの受取用アドレスと宛先タグを確認する
- MEXCの出金で、XRPネットワークを選び、コインチェックのアドレスとタグを入れて出金する
- コインチェックで「送金元情報」を登録する:コインチェックは、外部から届いた暗号資産をいったん保留にし、送金元(送った人・取引所)の情報と取引目的を登録するまで口座に反映しません。ブラウザは「コインの受け取り履歴」、アプリは「取引履歴」→「未反映の入金」から答えます
- コインチェックでXRPを売って日本円にし、銀行口座へ出金する:日本円の出金手数料は407円です
MEXCの出金でつまずく原因(本人確認、24時間の制限、タグ忘れなど)と日本円に戻すまでの詳しい手順は、MEXCで出金できない原因と対処法で解説しています。
コインチェックからMEXCへの送金に関するよくある質問
Q. コインチェックからMEXCへの送金にかかる時間はどのくらいですか?
A. コインチェックは目安を公表していません。XRPはブロックチェーンの承認が数秒で進むため、コインチェックとMEXCの確認が早く終われば短時間で届きます。新しく登録した送金先には登録後一定時間送れないので、初めて送るときは登録から送金までの待ち時間も見込んでください。
Q. コインチェックのアプリだけでMEXCへ送れますか?
A. 送金自体はアプリでもできます。ただし、アプリでは取引所(板取引)を使えないため、アプリでXRPを買うと販売所での購入になり、0.1〜5.0%の手数料相当額がかかります。XRPはパソコンのブラウザの取引所で買い、送金はアプリでもブラウザでもかまいません。
Q. 段階制手数料が導入されたら、送金手数料も上がりますか?
A. 2026年10月1日のお知らせで変わるのは取引所(板取引)の手数料で、送金手数料の変更は書かれていません。XRPの送金手数料は0.15 XRPのままです(10月1日時点)。上がるのはXRPを板で買うときの取引手数料で、一般ユーザーは0%からMaker 0.10%/Taker 0.12%になります。ただし、2026年10月19日14時に予定していた段階制の導入は延期され、新しい導入日時は未定です(2026年10月17日確認)。
Q. BTCで送った方がいいのはどんなときですか?
A. MEXCでBTCそのものを使いたいときか、約548万円を超える金額を送るときです。BTC/JPYは段階制の導入後も取引手数料0%ですが、送金手数料が0.0005 BTC(10月1日の価格で約6,608円)かかるため、それより少ない金額ならXRPの方が安くなります。BTCの送金手数料はネットワークの混み具合で上がることもあります。
Q. コインチェックで買った暗号資産は、どれでもMEXCへ送れますか?
A. ほとんどの銘柄は送れますが、ジパングコイン(ZPG)は送れません。コインチェックはZPGの外部への送金・受取に対応していません。また、MEXC側がその銘柄・ネットワークの入金を受け付けているかは、MEXCの入金画面で確認してください。XYMとFLRはコインチェックから送ることだけでき、受け取りはできません。送れる銘柄は、コインチェック公式ヘルプの「送金・受取ができる暗号資産」の表で確認できます。
Q. コインチェックからbitFlyerやGMOコインにXRPを送れますか?
A. bitFlyerにはXRPを送れません。コインチェックの表ではbitFlyerは「通知対象法域にある取引所」の例で、XRPはこの区分には「×」です。GMOコインはトラベルルールの通知の仕組みが違うため、コインチェックとの間で直接は送れません。国内各社の組み合わせはトラベルルールの解説と送金可否一覧で確認してください。
Q. コインチェックからMEXCに送ると税金はかかりますか?
A. 自分の口座どうしで暗号資産を移すだけなら、売却ではないので利益は確定しません。MEXCでXRPをUSDTなど別の通貨に交換した時点で、その時点の利益が課税の対象になります。
Q. MEXCは本人確認なしで入金できますか?
A. できません。MEXCは2026年2月5日から、本人確認(初級KYC以上)をしていないアカウントの入金・出金を止めています。詳しくはMEXCはKYCなしで使える?2026年2月から本人確認なしでは入出金できないを見てください。
まとめ:コインチェックからMEXCへは「ブラウザの取引所でXRP」が最安
- コインチェックからMEXCへは直接送金できる。公式ヘルプはMEXCを「通知対象法域以外の取引所」の例に挙げている
- 一番安いのはXRP。送金手数料0.15 XRP(約35円)。BTCは約6,608円、ETHは約2,127円(10月1日の価格)
- XRPを板で成行買いして送る費用は、今は約35円。10月19日14時に予定されていた段階制手数料の導入は延期(新しい日は未定)で、導入されると1万円で約47円、10万円で約155円
- 取引所(板)はアプリでは使えない。アプリの「購入」は販売所で0.1〜5.0%かかる
- 新しく登録した送金先には一定時間送れない。クイック・コンビニ入金の分は7日間送れない。先に送金先を登録し、日本円は銀行振込で入れる
- MEXCは本人確認が必須。XRPは宛先タグを必ず付け、少額でテストしてから送る
この記事で確認した公式ページ(2026年10月1日確認)
- コインチェック「手数料」:coincheck.com
- コインチェック「【重要】取引所(板取引)における段階制手数料の導入について」(2026年10月1日):corporate.coincheck.com
- コインチェック「【重要】取引所(板取引)における段階制手数料の導入延期について」(2026年10月16日、2026年10月17日確認):corporate.coincheck.com
- コインチェック「Coincheckのサービスで送金・受取ができる暗号資産を教えてください」:faq.coincheck.com
- コインチェック「新しい送金先アドレスへの送金が制限されます。なぜでしょうか?」:faq.coincheck.com
- コインチェック「入金・購入後の資産移動と制限内容」:faq.coincheck.com
- コインチェック「取引所(板取引)でできることを教えてください」:faq.coincheck.com
- コインチェック「ブラウザ:暗号資産を送金する方法」:faq.coincheck.com
- MEXC「メモ/タグ未入力・入力ミスによる入金の復旧申請について」:mexc.com
本記事のデータは2026年10月1日時点のものです。送金できる取引所・銘柄・手数料は変わることがあるため、送金の前にコインチェックとMEXCの公式ページで最新の情報を確認してください。
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