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「コインチェックからFLRの取扱い廃止のお知らせが来た」「GMOコインのSANDは売るしかないの?」。2026年9月、国内の取引所が相次いで銘柄の取扱廃止を発表しました。期限は10月7日から11月7日までの間に集中していて、取引所ごと・銘柄ごとに「売れる期限」「送れる期限」が違います。
この記事では、各社の公式お知らせと日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)の公表を2026年9月29日に確認し、10〜11月に取扱廃止になる6社・延べ16銘柄の期限を日付順の1枚の表にまとめました。売る・移す・何もしない、のどれを選べばよいかも比較します。
この記事の結論
2026年10〜11月に国内で取扱廃止になるのは、コインチェックのFLR・DAI、GMOコインのSAND・CHZ・FIL、ビットバンクのENJ、SBI VCトレードのAPT・ETC・OAS、BITPOINTのBNB・DEP・JMY・OSHI・PEPE・TRUMP、Coin EstateのOASです。
期限までに売るか送るかしないと、取引所が売却して日本円で口座に入れます。売る日と価格は自分で選べません。
2026年10月16日時点で、ビットバンクのENJ(10月16日10時)と、SBI VCトレード・BITPOINTの買付(10月7日)の期限は終わりました。これから一番早い期限はGMOコインの販売所・預入の終了(10月24日、9〜11時の定期メンテナンス後)、次がコインチェックDAIの取引所での売買停止(10月26日14時)、一番遅いのはGMOコインの送付受付終了の11月7日です。送金する人は、新しい送付先の登録に時間がかかるので今週中に登録だけ済ませてください。
10〜11月に取扱廃止になる銘柄は?取引所別の一覧
2026年10〜11月に国内取引所で取扱廃止になるのは、6社の延べ16銘柄です(OASはSBI VCトレードとCoin Estateの2社で重なるため、種類は15)。自分の取引所と銘柄を、まずこの表で探してください。
| 取引所 | 対象銘柄 | 取扱廃止日時 | 発表日 | 詳しい記事 |
|---|---|---|---|---|
| ビットバンク | ENJ(エンジンコイン) | 10/16(金)10:00(期限切れ) | 9/14 | ENJ取扱廃止 |
| GMOコイン | SAND(ザ・サンドボックス)、CHZ(チリーズ)、FIL(ファイルコイン) | 販売所・預入:10/24(土) 送付:11/7(土) |
9/9 | この記事 |
| コインチェック | FLR(フレア)、DAI(ダイ) | 11/2(月)14:00 (DAIの取引は10/26で終了) |
9/28 | この記事 |
| SBI VCトレード | APT(アプトス)、ETC(イーサリアムクラシック)、OAS(オアシス) | 10/28(水)13:00 | 9/4(9/16更新) | 9銘柄の記事 |
| BITPOINT | BNB、DEP(ディープコイン)、JMY(ジャスミー)、OSHI(オシトークン)、PEPE(ぺぺ)、TRUMP(オフィシャル トランプ) | 10/28(水)13:00 | 9/4 | 9銘柄の記事 |
| Coin Estate(FINX JCrypto) | OAS(オアシス) | 10/30(金)11:59 | 9/24(JVCEA公表) | この記事 |
出典:コインチェック「フレア(FLR)およびダイ(DAI)の取扱い廃止についてのお知らせ」(2026年9月28日)、GMOコイン「【重要】ザ・サンドボックス(SAND)、チリーズ(CHZ)およびファイルコイン(FIL)の取扱廃止に関するお知らせ」(2026年9月9日)、ビットバンク「【重要】ENJ の取扱い廃止に関するお知らせ」(2026年9月14日)、SBI VCトレード「<更新>【重要】APT、ETC、OASの取扱い廃止のお知らせ」(2026年9月16日更新)、BITPOINT「【重要】OSHI・JMY・DEP・BNB・PEPE・TRUMPの取扱廃止のお知らせ」(2026年9月4日)、JVCEA「取扱廃止銘柄のお知らせ」(2026年9月4日・9日・14日・24日・28日)。すべて2026年9月29日確認。
取扱廃止の理由は取引所ごとに違います。コインチェックは流動性(売買の量)の低下(DAIは加えて「発行体によるプロジェクトの継続性の低下」)、GMOコインは「プロジェクト継続性や流動性の変化、カバー取引先の確保が困難となる可能性」、SBI VCトレード・BITPOINTは「今後のサービス提供方針を総合的に検討した結果」、ビットバンクはEthereum上のENJとEnjin Relay Chain上のENJの価格乖離を理由に挙げています。なお、BITPOINTのサービスは2026年12月末をめどにSBI VCトレードの「VCTRADE」へ移管される予定です。それより前の10月30日10時に、BITPOINTの板取引(BITPOINT PRO)は全銘柄とも終わります。

日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)は、会員の取引所が取扱廃止を決めるたびに「取扱廃止銘柄のお知らせ」を出しています。この記事に載っていない銘柄が心配なときは、JVCEAのお知らせ一覧と、自分の取引所のお知らせの両方を確認してください。
いつまでに何をする?10〜11月の期限カレンダー
期限は10月7日から11月7日まで、ほぼ毎週どこかの取引所で何かが止まります。「売れなくなる日」と「送れなくなる日」が別の取引所が多いので、日付順に並べました。2026年10月16日時点で過ぎた期限には【終了】を付けています。
| 日時 | 取引所・銘柄 | 止まること |
|---|---|---|
| 9/30(水)10:00 | ビットバンク ENJ | 【終了】信用取引の代用掛目が50%→0% |
| 10/4(日)23:00ごろ | MEXC(海外) XYM | 上場廃止(実施済み)。売買と入金は終了(MEXCの告知では廃止後30日間出金できる。11/3ごろが目安) |
| 10/7(水)13:00 | SBI VCトレード APT・ETC・OAS | 【終了】買付・積立・入庫の終了 |
| 10/7(水)16:00 | BITPOINT 6銘柄 | 【終了】購入・BITPOINT PROの終了、OSHI・JMYの入金終了 |
| 10/7〜10/10 | GMOコイン SAND・CHZ・FIL | 【終了】つみたての最終積立日(毎週10/7・毎日10/9・毎月10/10) |
| 10/16(金)10:00 | ビットバンク ENJ | 【終了】取扱廃止。売買・入金・出金がすべて停止 |
| 10/23(金)17:00 | CoinEx(海外) XYM | 出金の終了(入金・取引は7/23に終了済み。10/11の公開APIでは出金が停止の表示。送り先はこちら) |
| 10/24(土)9〜11時のメンテ後 | GMOコイン SAND・CHZ・FIL | 販売所で売れなくなる。預入も終了 |
| 10/26(月)14:00 | コインチェック DAI | 取引所で売れなくなる。受取・貸暗号資産・NFTでの利用も停止 |
| 10/28(水)13:00 | SBI VCトレード 3銘柄/BITPOINT 6銘柄 | 取扱廃止。売却・出金(出庫)の終了 |
| 10/30(金)10:00 | BITPOINT(全銘柄) | 板取引のBITPOINT PROが全面終了。未約定の注文は自動で取り消し(VCTRADEへは引き継がれない)。以降、BITPOINTで売買できるのは販売所だけ |
| 10/30(金)11:59 | Coin Estate OAS | 取扱廃止(JVCEA公表) |
| 11/2(月)14:00 | コインチェック FLR・DAI | 取扱廃止。外部への送金停止 |
| 11/3(火)以降 | コインチェック FLR・DAI | 残った分をコインチェックが売却(日本円の反映は11月中旬) |
| 11/4(水) | GMOコイン SAND・CHZ・FIL | 新しい送付先アドレスの登録期限(GMOコインのお願い) |
| 11/7(土)9〜11時のメンテ後 | GMOコイン SAND・CHZ・FIL | 送付の受付終了 |
| 11月中旬〜11月中 | 各社 | 残った銘柄の強制売却と日本円の反映(ビットバンクは廃止日から1か月程度) |
| 12月末めど | BITPOINT | 口座と資産をVCTRADEへ移管 |
赤い行は「自分で売る・送る」ができなくなる期限。出典は上の一覧表と同じ(各社公式・JVCEA、2026年9月29日確認)。MEXCの行はMEXC公式のお知らせ(2026年10月2日確認)。CoinExの行はCoinEx公式のお知らせと公開API(2026年10月11日2時台確認)。GMOコインの定期メンテナンスは9:00〜11:00。
気をつけたいのは、GMOコインは「売れる期限(10/24)」と「送れる期限(11/7)」が2週間ずれていることと、コインチェックのDAIは「売れる期限(10/26)」が「送れる期限(11/2)」より1週間早いことです。売るつもりの人は、早いほうの日付を自分の期限にしてください。

何もしないとどうなる?各社の自動売却のルール
期限までに売りも送りもしなかった銘柄は、取引所が売却して日本円で口座に入れます。消えてなくなるわけではありませんが、売る日と価格は選べません。
| 取引所 | 売却の時期 | 日本円の反映 | 売れなかった場合 |
|---|---|---|---|
| コインチェック | 11/3以降、コインチェックが適当と判断する時期と方法で | 11月中旬の予定 | コインチェックが管理し、廃止日から5年間は返還請求で指定アドレスへ送付 |
| GMOコイン | 11月中旬の予定(強制売却) | 売却後に口座へ付与(詳細は決まり次第) | お知らせに記載なし |
| ビットバンク | 市場価格にもとづき換金 | 廃止日から1か月程度 | ENJのまま保管し、5年間は返還請求で送付 |
| SBI VCトレード・BITPOINT | 2026年11月中をめどに市場価格で | 売却後に口座へ付与 | お知らせに記載なし |
出典:各社の取扱廃止のお知らせ(2026年9月29日確認)。Coin Estateの売却の時期・方法は同社のお知らせで確認してください。
強制売却で損をしやすいのは、取扱廃止が近づくほど売りが集まり、板(売買の注文)が薄くなるからです。GMOコイン・ビットバンクとも「市場の流動性が低下している場合、想定よりも低い価格で換金される可能性がある」と注意しています。
たとえば10月末に10万円分あった銘柄が、11月中旬の売却日までに20%値下がりすれば、受け取るのは8万円です。逆に上がることもありますが、どちらになるかは選べません。
日本円が反映される前に退会すると、その日本円は受け取れません(コインチェック・ビットバンクのお知らせに明記)。口座を解約するつもりの人も、反映を確認してからにしてください。
売る・移す・放置、どれを選ぶ?4つの選択肢を比較
手間が一番少ないのは「今の取引所で期限までに売る」です。持ち続けたい人だけ、国内の別の取引所か海外取引所へ移します。
| 項目 | ①期限までに売る | ②国内の別取引所へ移す | ③海外取引所(MEXC)へ移す | ④何もしない |
|---|---|---|---|---|
| 手間 | ◎ 売り注文だけ | ○ 口座開設+送金 | △ 口座開設+本人確認+国内業者の経由が必要なことも | ◎ なし |
| 持ち続けられるか | × | ◎ | ◎ | × |
| 売る日・価格を選べるか | ◎ | ◎ | ◎ | × 取引所が売る |
| 利用者保護 | ◎ 国内の登録業者 | ◎ 国内の登録業者 | × 日本の登録なし・保護の対象外 | ◎ |
| 税金 | 売った時点で損益が確定 | 移しただけでは確定しない | 移しただけでは確定しない | 売却された時点で確定 |
| 向いている人 | もう持たなくていい人 | 日本円で管理したい人 | 国内で扱いが少ない銘柄を持ち続けたい人 | おすすめしない |
②で国内に残す場合の移し先は、金融庁に登録した国内の業者です。GMOコインのSAND・FIL、ビットバンクのENJは、オーケーコイン・ジャパン(OKJ)が受け取り先の1つです(FIL・ENJはOKJだけ。下の表)。OKJの口座の作り方はOKJの口座開設・始め方、③で海外取引所に移して持ち続ける場合のMEXCの登録と本人確認(2026年2月から必須)はMEXCの口座開設・登録方法で解説しています。MEXCは日本の登録業者ではなく、金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月)警告を受けています。
ただし、銘柄によっては選べない選択肢があります。自分の銘柄で何ができるかを、次の表で確認してください。
| 銘柄(取引所) | ①その取引所で売る | ②国内の移し先(直接送れる先) | ③MEXC現物 |
|---|---|---|---|
| FLR(コインチェック) | × もともと売買なし | bitFlyer | ○ 直接送れる(Flareネットワーク) |
| DAI(コインチェック) | ○ 10/26 14:00まで(取引所) | bitFlyer | × 取引ペアなし |
| SAND(GMOコイン) | ○ 10/24まで(販売所) | ビットバンク、ビットトレード、オーケーコイン・ジャパン | △ 国内業者を経由(入金ネットワークは要確認) |
| CHZ(GMOコイン) | ○ 10/24まで(販売所) | ビットバンク(SBI VCトレードはCHZの入出庫に非対応) | △ 国内業者を経由(入金ネットワークは要確認) |
| FIL(GMOコイン) | ○ 10/24まで(販売所) | オーケーコイン・ジャパン | △ 国内業者を経由(入金ネットワークは要確認) |
| ENJ(ビットバンク) | × 期限(10/16 10:00)を過ぎた | × 出金の期限(10/16 10:00)も過ぎた(期限前はオーケーコイン・ジャパンへ送れた) | × MEXCはERC-20のENJに非対応 |
| APT・ETC(SBI VC) | ○ 10/28 13:00まで | × 出庫サービスなし | × 送れない |
| OAS(SBI VC・Coin Estate) | ○ | SBI VCは10/28 13:00までに出庫予約 | × 取引ペアなし |
| BNB・PEPE・TRUMP・JMY・DEP(BITPOINT) | ○ 10/28 13:00まで | 銘柄ごとに2〜7社(9銘柄の記事) | ○ 取引ペアあり |
| OSHI(BITPOINT) | ○ 10/28 13:00まで | × 国内で扱う業者なし | × 取引ペアなし |
②は、各社のお知らせに載った「他に取り扱う交換業者」のうち、トラベルルール上その取引所から直接送れる先(GMOコイン「トラベルルールについて」、コインチェックのお知らせ、当サイトのトラベルルール記事の一覧で判定)。送る前に、受け取る側の入金画面で同じネットワークに対応しているかを必ず確認してください。③はMEXC公式API(2026年9月29日23時15分取得)で現物のUSDTペアがあるかを確認し、入金ネットワークはMEXCの告知で確認できた範囲で判定。確認できていない銘柄は「要確認」とした。
迷ったらこの順で決める
Q1. その銘柄を今後も持ち続けたい?
└ いいえ → ①期限までに今の取引所で売る(コインチェックのFLRは売れないので②か③)
Q2. その取引所から送れる?
└ 送れない(SBI VCのAPT・ETC)→ ①売る。持ちたいなら売ったあと別の取引所で買い直す
Q3. 国内に直接送れる取扱業者がある?
└ ある → ②国内の別取引所へ移す(日本の登録業者なので安心)
Q4. 国内で扱いが少ない、または先物・ほかのアルトコインも取引したい?
└ はい → ③MEXCへ移す(MEXCに取引ペアがある銘柄だけ)
取引所別:やることと移し先は?
ここからは取引所ごとに、期限までにやることをまとめます。BITPOINT・SBI VCトレード・ビットバンクは、銘柄ごとの詳しい記事があるので要点だけにします。
コインチェック(FLR・DAI):FLRは売れないので「送る」か「待つ」
コインチェックのFLRは、もともと販売所でも取引所でも売買できないため、11月2日14時までに外部へ送るか、11月3日以降のコインチェックによる売却を待つかの2択です。
- FLR:送金はFlareネットワークだけ(コインチェック公式FAQ「暗号資産送金・受取時の対応ネットワーク」2026年8月31日更新)。国内ではbitFlyerがFLRの預入に対応しています(bitFlyer、2024年1月31日のお知らせ)。コインチェックとbitFlyerはどちらも通知システム「TRUST」を使うので、直接送れます。MEXCもFlareネットワークのFLRの入出金を扱っていて、コインチェックから直接送れます(後述)
- DAI:取引所で売れるのは10月26日14時まで。送金はEthereumネットワーク上のERC-20で、11月2日14時まで。DAIの販売所はもともとありません
- コインチェックは「DAIを取引所で売る際は、板の状況により成行注文だと想定と違う価格で約定する可能性がある」として、指値注文を勧めています
- 貸暗号資産でDAIを貸している人は、10月26日(予定)に取引アカウントへ戻されます。その後11月2日14時までに売るか送ります
コインチェックのお知らせは、FLRを扱う他の業者としてbitFlyer・bitbank・SBI VCトレード・BITPOINT、DAIについてbitFlyer・OKCoinJapan・bitbank・BitTrade・OSL Japan・Crypto Garageを挙げています。ただしコインチェックから送れるのは、送金画面の「サービス名」に表示される送り先だけです。bitbankやSBI VCトレードは通知システムが違う(Sygna)ため、この一覧に載っていても直接は送れません。
また、コインチェックは新しく登録した送金先アドレスへ、登録から一定時間は送金できない仕組みを入れています。期限直前に登録すると間に合わないことがあるので、登録は早めに済ませてください(コインチェックの新規アドレス送金制限)。

GMOコイン(SAND・CHZ・FIL):売るなら10/24、送るなら11/4までに登録
GMOコインのSAND・CHZ・FILは、販売所で売れるのが10月24日の定期メンテナンス前まで、外部へ送れるのが11月7日の定期メンテナンス前までです。
【10月2日追記】SANDは10月2日、24時間で約47%上がり、1枚約10円になりました(CoinGecko、日本時間18時40分時点。bitbankのSAND/JPYは始値6.879円→9.94円、MEXCのSANDUSDTも約49%高)。The Sandbox公式から、値上がりの材料になる発表は出ていません。GMOコインで持っている人が売るなら販売所は10月24日の定期メンテナンス(9時〜11時)前まで、送るなら宛先の登録は11月4日まで、送付は11月7日の定期メンテナンス前までです。急に上がった値段は、短い期間で元の水準に戻ることもあります。値動きに合わせて判断を急がず、この期限から逆算して決めてください。
- 送付手数料は無料(GMOコインの手数料ページ。ただし送付元で手数料がかかる場合は利用者負担)
- 送れるネットワーク:SAND・CHZはEthereum(ERC-20)、FILはFilecoin
- 新しく登録した送付先は、「宛先リスト審査完了のお知らせ」から24時間たつまで送れません。GMOコインは、宛先の新規登録を11月4日(水)までに終えるよう呼びかけています
- GMOコインが挙げた国内の取扱業者のうち、GMOコインから直接送れるのは、SANDならビットバンク・ビットトレード・オーケーコイン・ジャパン、CHZならビットバンク(SBI VCトレードはCHZを扱っていますが、入庫・出庫には対応していないため送れません)、FILならオーケーコイン・ジャパン(OKJ)です。bitFlyer・コインチェック・Binance Japanへは、トラベルルールの仕組みが違うため送れません
- 貸暗号資産は9月15日で終了済みです
GMOコインはMEXCを「シンガポール所在」とみなし、送付できない取引所の例に挙げています。GMOコインのSAND・CHZ・FILをMEXCで持ち続けたい場合は、MEXCへ送れる国内の取引所(ビットバンク・オーケーコイン・ジャパン)をいったん経由します。詳しくはGMOコインからMEXCへ送金できる?送れない理由と代わりのルートで解説しています。
ビットバンク(ENJ):10月16日10時の期限を過ぎた
ビットバンクのENJは、取扱い廃止の期限(2026年10月16日10時)を過ぎました。ビットバンクのお知らせでは、この時刻で売買・入金・出金がすべて止まり、残ったENJはビットバンクが市場価格にもとづいて日本円に換金し、廃止日から1か月程度で反映する予定です(ビットバンクのお知らせ、2026年10月16日確認)。以下は期限前の送り先の説明です。ビットバンクのENJはERC-20規格のため、Ethereumネットワーク以外へは出金できません。国内の取扱業者はBinance Japanとオーケーコイン・ジャパン(ビットバンクのお知らせ、2026年9月時点)で、オーケーコイン・ジャパンはENJの入庫でEthereum(ERC20)ネットワークに対応しています(OKJ公式、2025年6月18日から。入庫のみ)。OKJの紹介特典(メールアドレスの登録日から90日以内に20,000円以上の約定で2,000円分のビットコイン。OKJ公式、2026年10月2日確認)の受け取り方はOKJの始め方で解説しています。MEXCはEnjinのメインネット版ENJだけを扱い、Ethereum上のENJ(ERC-20)には対応していないため、ビットバンクのENJをMEXCへ送ってはいけません(MEXC公式の告知)。詳しくはビットバンク、エンジンコイン(ENJ)取扱廃止へをご覧ください。
SBI VCトレード・BITPOINT(9銘柄):10月28日13時まで
SBI VCトレードのAPT・ETC・OASと、BITPOINTのBNB・DEP・JMY・OSHI・PEPE・TRUMPは、10月28日13時で売却も出金も終わります。買付は10月7日で終わりました。
- SBI VCトレードのAPT・ETCは出庫サービスがないため、売るしかありません
- SBI VCトレードのOASは、10月28日13時までに出庫予約すれば外部へ送れます
- BITPOINTのBNB・PEPE・TRUMPは、9月4日から出金できるようになりました。BITPOINTの暗号資産の出金手数料は無料です
- OSHIは国内に扱う業者がなく、MEXCにも取引ペアがないため、期限内に売るのが基本です
【10月3日追記】BITPOINTは、板取引の「BITPOINT PRO」を2026年10月30日(金)10時で全銘柄とも終了します(BITPOINT公式、9月30日発表)。取扱廃止の6銘柄はそれより早く、10月7日16時でBITPOINT PROでの取引が終わりました。10月30日10時の時点で残っている未約定の注文はBITPOINTが自動で取り消し、VCTRADEには引き継がれません。
BITPOINT PROの終了後、BITPOINTの中で売買できるのは販売所(成行だけ)になり、BITPOINTが示す買値と売値の差(スプレッド)がそのままコストになります。板で売買したい人は、10月30日10時までに約定させてください。10月30日以降も板で取引したい人は、VCTRADEへの移管(12月末ごろの予定。事前移管は11月10日に受付開始の予定)を待つか、ほかの国内取引所を使います。国内の取引所の板の手数料と銘柄の数は、OKJの始め方にある国内取引所の比較表で比べられます。
出典:BITPOINT「【重要】BITPOINT PROサービス終了のお知らせ」(2026年9月30日)、BITPOINT「現物取引」「手数料」、SBI VCトレード「BITPOINTサービスからの移管 特設サイト」。2026年10月3日確認。
銘柄ごとの国内の移し先、MEXCの先物の扱い、BITPOINTからの出金手順はBITPOINT・SBI VCトレードの取扱廃止9銘柄はどうする?にまとめています。
Coin Estate(OAS):10月30日11時59分
FINX JCryptoが運営する販売所「Coin Estate」も、OASの取扱いを10月30日11時59分に廃止します(JVCEA、2026年9月24日公表)。売却・出庫の締め切りや残った分の扱いは、Coin Estateのお知らせで必ず確認してください。OASはMEXCに取引ペアがないため、持ち続けるなら国内で扱う取引所へ移すことになります。
MEXC(XYM):海外取引所でも10月4日23時に上場廃止、出金は11月3日ごろまでが目安
海外取引所のMEXCは、Symbol(シンボル、XYM)のXYM/USDTを、予定どおり2026年10月4日23時ごろ(日本時間)に上場廃止しました。MEXCの公開APIでは、10月4日23時1分の約定を最後にXYM/USDTの売買が止まっています(23時5分に確認)。MEXCの公式のお知らせでは、STタグを付けたのは10月1日、廃止は「10月4日14時ごろ(UTC)」です。理由は公表されていません。MEXCのST警告の基準と、上場廃止から30日間の出金期間の扱いはMEXCの上場廃止・ST警告とは?出金期限とやることで解説しています。
- 出金:MEXCの告知では、上場廃止から30日間出金できる(10月4日から数えると11月3日ごろまでが目安。MEXCの告知に終わりの日付は書かれていない)
- 売買・入金:10月4日23時1分の約定を最後に売買は終了。入金も受け付けない(廃止後にMEXCへ送ると、MEXCは送り元に返すと案内。手数料はかかる)
MEXCに残っているXYMは、MEXCではもう売れません。11月3日ごろを目安に、早めにMEXCから出金してください。確かめた範囲では、XYMを日本円で扱っている国内の取引所は、ビットバンク・Zaif・コインチェック(販売所)・ビットトレードです(2026年10月4日、各社の公開APIで確認)。どこへ送る場合も、送り先の入金画面でXYMの入金を受け付けているか、メッセージ(タグ)の入力欄があるかを先に確かめてください。ここでは、取引所からの入金を受け付けていることを公式ヘルプで確かめたビットバンク(10月2日確認)への送り方を説明します。ビットバンクで取扱廃止になるのはENJで、XYMではありません。
MEXCからビットバンクへXYMを送る手順は次のとおりです。
- ビットバンクの入金画面で、XYMの「入金アドレス」と「メッセージ」を両方コピーする:ビットバンクのXYMの入金アドレスは利用者全員で共通で、メッセージ(数字)で自分の口座を見分けます。メッセージを入れ忘れたり、間違えたりすると口座に反映されず、間違いは原則返金できません(ビットバンク公式ヘルプ)
- MEXCの出金画面でXYMを選び、アドレスとメッセージを貼り付ける:メッセージはMEXCの出金画面のメモ(メッセージ)の欄に入れます。メッセージを暗号化する設定があっても使いません(暗号化したメッセージも反映されません)
- 最初は少額で送り、ビットバンクに届くのを確かめてから残りを送る
- ビットバンクで「送付人情報の登録」と「未反映入金への情報登録」をする:トラベルルール(送った人の情報を取引所が記録する決まり)のため、ビットバンクはすべての入金でこの登録を求めていて、登録しないと口座に反映されません。入金画面の右上「未反映入金」→「送付人一覧」で、入金元に「その他」(取引所から送る場合)、送付人に「本人」を選びます。送付人の登録には審査があるので、XYMを送る前に済ませておくと早く反映されます
ビットバンクの公式ヘルプは、取引所から入金するときは送付人登録の「入金元」に「その他」を選ぶよう案内しています(「未反映入金への情報登録の方法を教えてください」、2026年9月29日更新)。MEXC側でXYMの出金が一時停止になっていないかは、送る前にMEXCの出金画面で確かめてください。MEXCは日本の暗号資産交換業の登録を受けていない海外の取引所で、日本の法律による利用者保護の対象外です。MEXCは予定どおり10月4日にXYM/USDTの売買を止めました(10月4日23時5分、MEXCの公開APIで確認)。
出典:MEXC公式「ST警告のお知らせ(2026年10月)」、MEXC公式API(XYM/USDT)、ビットバンク公開API(XYM/JPY)、ビットバンク公式ヘルプ「XYMの入金アドレスとメッセージについて」「XYMを預入したがメッセージを指定し忘れてしまった」「暗号資産入金ルール」「未反映入金への情報登録の方法を教えてください」。すべて2026年10月2日確認。上場廃止の実施はMEXC公開API(exchangeInfo・trades、2026年10月4日23時5分)、国内の取扱いはビットバンク・Zaif・コインチェック・ビットトレードの公開API(2026年10月4日19時台)で確認
XYMはどこへ送れる?MetaMaskでは受け取れない。送り先は「国内の取引所」か「Symbol公式ウォレット」
XYMはSymbol独自のブロックチェーンで動く暗号資産なので、MetaMaskやPhantomのような、イーサリアムやソラナ向けのウォレットでは受け取れません。Xでも、MEXCの上場廃止のあとに自分のウォレットへ移そうとして、手持ちのウォレットがどれも対応していなかったという声が出ています。XYMの送り先は、XYMを扱う国内の取引所か、Symbol公式のウォレットのどちらかです。
| 送り先 | 確かめたこと(2026年10月11日2時台) | 送る前の注意 |
|---|---|---|
| ビットバンク | XYM/JPYの売買は通常どおり(公開API)。取引所からのXYMの入金は公式ヘルプで確認(10月2日) | 入金アドレスは全員共通。メッセージ(数字)を必ず入れる。送付人の登録を先に |
| ビットトレード | XYM/JPYの売買は通常どおり。XYMの入金・出金はどちらも「受付中」(公開API) | 入金画面にメッセージ欄が出るかを確認。最低入金は1XYM |
| Zaif | XYM/JPYの価格が出ている(公開API) | 入金を受け付けているか、メッセージ欄があるかを入金画面で確認 |
| コインチェック(販売所) | XYMの販売所の価格が出ている(公開API) | 受取(入金)ができるかを入金画面で確認 |
| bitFlyer(販売所) | 公式のシンボル/日本円のチャートで価格が出ている(2022年3月から取扱い)。板取引の銘柄には無い | 預入(入金)ができるかを入金画面で確認 |
| GMOコイン・OKJ | XYMの扱いなし(公開API) | 送らない |
| Symbol公式ウォレット(自分で管理) | Symbol公式ドキュメントが、デスクトップ版(Windows・Mac・Linux)をSymbol公式のGitHubから入れるよう案内。最新はv1.2.0(2025年9月)。Ledgerを使う場合も、LedgerにSymbolアプリを入れてこのウォレットとつなぐ | 復元フレーズは紙に書いて保管。知らない相手からの署名の依頼(アグリゲートボンデッド取引)には署名しない |
| MetaMask・Phantomなど | XYMのチェーンに対応していない | 送らない |
ビットバンクのように、XYMの入金アドレスを利用者全員で共通にし、「メッセージ」で口座を見分ける取引所があります。送り先の入金画面にメッセージ(番号)が表示される場合は、MEXCやCoinExの出金画面のメモ(メッセージ)欄にそのまま入れてください。入れ忘れると口座に反映されず、取り戻すのに時間がかかるか、戻らないことがあります。売る予定なら国内の取引所、売らずに長く持つならSymbol公式ウォレット、と考えると選びやすくなります。
海外取引所のCoinExも、XYMの取扱いをやめています。CoinExの公式のお知らせでは、入金と取引は2026年7月23日17時(日本時間)に終わり、出金は10月23日17時(日本時間)で終わります。ただし、CoinExの公開APIでは、10月11日2時20分ごろの時点でXYMの出金が「停止」と表示されていました。CoinExにXYMが残っている人は、出金画面ですぐに出金できるかを確かめ、できなければCoinExのサポートに問い合わせてください。
XYMを持っている人がやること(日付順)
- 今日〜:送り先を決める。国内の取引所なら、入金画面でXYMのアドレスとメッセージ(出ていれば)を控え、トラベルルールの送付人の登録を先に済ませる。自分で持つなら、Symbol公式ウォレットを入れて受け取りアドレスを控える
- 今日〜:MEXC・CoinExの出金画面で、XYMを今出金できるかを確かめる。MEXCは本人確認(初級KYC以上)が済んでいないと出金できない
- 10月23日(金)17時まで:CoinExのXYMを出金する(出金できない表示ならサポートへ)。最初は少額で送り、届いてから残りを送る
- 11月3日(火)ごろまで:MEXCのXYMを出金する(廃止から30日の目安。MEXCは終わりの日付を示していないので、10月中に終えると安心)
- 届いたあと:国内の取引所なら、売るか持ち続けるかを決める。売って利益が出れば課税の対象になる(下の「税金」の節)
MEXCは日本の暗号資産交換業の登録を受けていない海外の取引所で、金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月20日、店頭デリバティブ取引の勧誘)の警告を受けています。2026年2月5日から、本人確認(KYC)をしていないアカウントは入金・出金ができません。CoinExも日本の暗号資産交換業の登録を受けていない海外の取引所で、どちらも日本の法律による利用者保護の対象外です。
出典:ビットバンク公開API(XYM/JPY・取引状態)、ビットトレード公開API(XYMの入出金)、Zaif公開API(XYM/JPY)、コインチェック公開API(XYMのレート)、bitFlyer「シンボル(Symbol)/日本円のチャート」、GMOコイン・OKJの公開API(取扱銘柄)、CoinEx「XYMの上場廃止のお知らせ」(2026年7月16日)とCoinEx公開API(入出金の設定)、Symbol公式ドキュメント「Wallets」「How to use your Ledger device with Symbol Wallet」「Common Hacks and Scams」、Symbol「Desktop Wallet(GitHubのリリース)」、MEXC「KYC verification required for platform access」(2026年2月5日)。いずれも2026年10月11日2時台に確認(ビットバンクの入金の案内は10月2日確認)
送金する前に確認することは?ネットワーク・トラベルルール・手数料
取扱廃止の銘柄を送るときに失敗しやすいのは、「送り先に送れない(トラベルルール)」「ネットワークを間違える」「登録待ちで期限に間に合わない」の3つです。
| 確認すること | どこで確認する | 失敗するとどうなる |
|---|---|---|
| 送り先に直接送れるか | 送る側の取引所の送金画面(送り先の選択肢) | 送金が受け付けられない・審査で取り消される |
| ネットワークが同じか | 受け取る側の入金画面(例:ENJ・DAI・SAND・CHZはEthereum、FLRはFlare、FILはFilecoin) | 資産が届かず、取り戻せないことがある |
| 新しい送付先の待ち時間 | 送る側の取引所のお知らせ(GMOコインは審査完了から24時間、コインチェック・BITPOINTは一定時間) | 期限までに送金できない |
| 最小数量と手数料 | 送る側の手数料ページ・送金画面(GMOコイン・BITPOINTは送付手数料無料) | 少額だと送れない、または手数料負けする |
| 受け取る側で入金できるか | 受け取る側の入金画面(本人確認が済んでいるか、その銘柄の入金が止まっていないか) | 反映されない、戻ってこない |
トラベルルールは、取引所が送金するときに送る人と受け取る人の情報を相手の取引所へ伝える決まりです。日本の取引所は「TRUST」(bitFlyer・コインチェック)と「Sygna」(ビットバンク・GMOコイン・SBI VCトレードなど)の2つのグループに分かれていて、グループが違う取引所の間では直接送れません。組み合わせごとの送金可否は仮想通貨のトラベルルールとは?国内9社×海外5社の送金可否一覧で確認できます。
送る前に、最初は少額でテスト送金し、届いたのを確かめてから残りを送ると安全です。送り先の取引所名や所在地を偽って申告するのは絶対にやめてください。送金が止まるだけでなく、口座の利用を制限される原因になります。ネットワークを間違えたときの対処は送金ネットワークを間違えたときの対処にまとめています。
海外取引所(MEXC)に移して持ち続けるには?
取扱廃止の銘柄のうち、FLR・SAND・CHZ・FIL・BNB・JASMY(JMY)・DEP・PEPE・TRUMPは、MEXCへ移して現物で持ち続けられる候補です(MEXC公式API、2026年9月29日確認)。国内の移し先が少ない銘柄を持ち続けたい人の選択肢になります。
ENJ・APT・ETCもMEXCに取引ペアはありますが、移し先にはなりません。ビットバンクのENJはEthereum版(ERC-20)で、MEXCはERC-20のENJに対応していません。SBI VCトレードのAPT・ETCは、そもそも出庫ができません。
まず前提として、MEXCは日本の暗号資産交換業の登録を受けていない海外の業者です。日本の法律による利用者保護の対象外になるので、国内で売る・国内へ移す選択肢を先に検討したうえで決めてください。
| 銘柄(元の取引所) | MEXC 現物 | MEXC 先物(最大倍率) | MEXCまでのルート |
|---|---|---|---|
| FLR(コインチェック) | ○ FLR/USDT | ○ 20倍 | コインチェックから直接(Flareネットワーク) |
| SAND(GMOコイン) | ○ SAND/USDT | ○ 200倍 | GMOコイン → ビットバンク等 → MEXC(MEXCの入金画面でEthereum/ERC-20が選べる場合のみ) |
| CHZ(GMOコイン) | ○ CHZ/USDT | ○ 200倍 | GMOコイン → ビットバンク → MEXC(MEXCの入金画面でEthereum/ERC-20が選べる場合のみ) |
| FIL(GMOコイン) | ○ FIL/USDT | ○ 50倍 | GMOコイン → オーケーコイン・ジャパン → MEXC(MEXCの入金画面でFilecoinネットワークが選べる場合のみ) |
| ENJ(ビットバンク) | ○ ENJ/USDT(メインネット版) | ○ 50倍 | × 送れない(MEXCはERC-20のENJに非対応) |
| BNB・PEPE・TRUMP・JMY・DEP(BITPOINT) | ○ | DEP以外あり | 9銘柄の記事を参照 |
| DAI・OAS・OSHI | × 取引ペアなし | × | MEXCは移し先にならない |
出典:MEXC公式API(現物 exchangeInfo、先物 contract/detail。2026年9月29日23時15分取得)。先物の最大倍率は変わることがあります。MEXCへ直接送れるかは、各国内取引所の公式ヘルプの送付先一覧で判定(トラベルルール記事、2026年9月27日確認)。入金ネットワーク:FLRはFlareネットワーク、ENJはEnjinメインネット版のみ(いずれもMEXC公式の告知)。SAND・CHZ・FILはMEXCの公開情報で元の取引所と同じネットワークに対応しているか確認できなかったため、送る前にMEXCの入金画面で必ず確認してください。
MEXCへ移す流れは次のとおりです。
- MEXCに登録し、本人確認(KYC)を済ませる:MEXCは2026年2月5日から、本人確認(初級KYC以上)をしていないアカウントの入金・出金を止めています。画面つきの手順はMEXCの口座開設・登録方法を見てください
- MEXCの入金画面で銘柄とネットワークを選び、入金アドレスをコピーする:送る側と同じネットワーク(FLRならFlare、SAND・CHZならEthereum/ERC-20、FILならFilecoin)が選べるかをここで確認します。選べない場合は送らないでください
- 国内の取引所でMEXCを送り先として登録する:コインチェック・ビットバンクはMEXCを送り先の一覧に載せています。登録後の待ち時間があるので、期限の1週間前には登録を済ませます
- 少額でテスト送金し、MEXCに届いたら残りを送る

取扱廃止の銘柄をMEXCで持ち続けるなら
MEXCでは、FLR・SAND・CHZ・FILなどの現物をUSDT建てで取引できます(2026年9月29日確認)。送る前に、入金画面で元の取引所と同じネットワークが選べるかを確認してください。送金の前に、口座開設と本人確認を終わらせておくと期限に間に合わせやすくなります。
当サイトの招待リンク特典:上記リンクからMEXCに登録すると、現物・先物・予測取引の取引手数料の20%がキャッシュバックされます(2026年9月時点)。
MEXCは日本の暗号資産交換業の登録を受けていない海外の業者で、金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月20日、店頭デリバティブの勧誘)警告を受けています。日本の法律による利用者保護の対象外です。MEXCは2026年2月5日から、本人確認(初級KYC以上)をしていないと入金・出金ができません。
ほかの海外取引所と比べたい人は海外仮想通貨取引所おすすめランキングを参考にしてください。
税金:取引所の自動売却でも課税される?
取引所による自動売却(強制売却)でも、自分で売ったときと同じように損益が確定し、利益が出れば課税の対象になりえます。ビットバンクもお知らせで、換金で生じる損益の税務上の扱いは税務当局や税理士に相談するよう案内しています。
暗号資産を売って得た利益は、原則として雑所得です(国税庁 タックスアンサー No.1524)。たとえば5万円で買ったSANDが、強制売却で8万円になって口座に入れば、3万円が所得になります。値下がりしていれば損失です。
| やったこと | その時点で損益が確定する? |
|---|---|
| 期限までに自分で売った | 確定する(売った日・価格で計算) |
| 取引所に自動売却された | 確定する(取引所が売った日・価格で計算) |
| 自分名義の別の取引所へ移しただけ | 確定しない(移した先で売ったときに確定) |
| 移した先でUSDTなど別の暗号資産に交換した | 確定する(交換も売却と同じ扱い) |
移す場合は、いくらで買ったか(取得価額)の記録を自分で引き継ぐ必要があります。取扱廃止の前に、元の取引所の取引履歴や年間取引報告書を保存しておいてください。会社員で給与以外の所得が年20万円以下なら所得税の確定申告は不要ですが、住民税の申告は必要です。
税額の目安は仮想通貨の利益、税金はいくら?年収別・利益額別シミュレーション、MEXCへ移した場合の申告はMEXCの税金・確定申告のやり方で解説しています。
よくある質問
取扱廃止になった銘柄は、価値がゼロになるの?
A. なりません。国内の取扱廃止は「その取引所で扱わなくなる」という意味で、銘柄そのものは他の取引所で取引が続きます。期限までに売らなかった分は、取引所が売却して日本円で返します。ただし、取扱廃止の発表後に大きく値下がりする銘柄もあります(BITPOINTのOSHIなど)。
コインチェックのFLRはいつまでに何をすればいい?
A. コインチェックのFLRは売買できないので、2026年11月2日14時までに外部へ送るか、何もせず11月3日以降の売却(日本円の反映は11月中旬)を待つかのどちらかです。送るならFlareネットワークに対応した送り先(国内ならbitFlyer)を選びます。
GMOコインのSAND・CHZ・FILはいつまでに売ればいい?
A. GMOコインの販売所で売れるのは、2026年10月24日(土)の定期メンテナンス(9:00〜11:00)の前までです。外部への送付は11月7日(土)の定期メンテナンスの前まで受け付けます。新しい送付先の登録は11月4日(水)までに済ませてください。
期限を過ぎたら、あとから自分の暗号資産として返してもらえる?
A. 基本は日本円で返されます。コインチェックとビットバンクは、売却が難しいと判断した場合に限り暗号資産のまま管理し、廃止日から5年間は返還請求に応じて指定アドレスへ送るとしています。
自動売却された日本円はいつ入る?
A. コインチェックは11月中旬、ビットバンクは廃止日(10月16日)から1か月程度、GMOコインは11月中旬の強制売却のあと、SBI VCトレード・BITPOINTは11月中をめどに市場価格で売却したあとの予定です。反映前に退会すると受け取れない取引所があるので注意してください。
つみたてしている銘柄はどうなる?
A. 自動で止まります(2026年10月16日時点で、どれも最終日を過ぎています)。各社のお知らせでは、GMOコインはSAND・CHZ・FILのつみたてを10月7日(毎週)・9日(毎日)・10日(毎月)の積立で終了し、SBI VCトレードは10月7日で積立を終了、BITPOINTは10月7日の買付分でつみたてサービス自体を終了しています。
MEXCで上場廃止になったXYMを、MetaMaskで受け取れる?
A. 受け取れません。XYMはSymbol独自のブロックチェーンの暗号資産で、MetaMaskやPhantomは対応していません。送り先は、XYMを扱う国内の取引所(ビットバンク・ビットトレードなど。2026年10月11日、公開APIで確認)か、Symbol公式のウォレットです。国内の取引所に送るときは、入金画面に「メッセージ(番号)」が表示される場合は、出金画面のメモ欄に必ずそのまま入れてください。MEXCの出金は廃止から30日(11月3日ごろが目安)、CoinExの出金は10月23日17時(日本時間)までです。詳しくはXYMはどこへ送れる?を見てください。
MEXCにはKYC(本人確認)なしで送れる?
A. できません。MEXCは2026年2月5日から、本人確認(初級KYC以上)をしていないアカウントの入金・出金を止めています。詳しくはMEXCはKYCなしで使える?を見てください。
まとめ:期限の早い順に、今週中に動く
この記事のまとめ(2026年10月16日時点)
- 10/4 23:00ごろ(海外):MEXCのXYMは予定どおり上場廃止(売買は終了。MEXCの告知では廃止後30日間出金できるので、11/3ごろまでを目安に国内の取引所へ)
- 10/16 10:00:ビットバンクENJ(期限を過ぎた。お知らせでは売買・入出金はすべて停止し、残ったENJは廃止日から1か月程度で日本円に換金の予定)
- 10/23 17:00(海外):CoinExのXYMの出金終了。XYMはMetaMaskでは受け取れないので、XYMを扱う国内の取引所かSymbol公式ウォレットへ
- 10/24:GMOコインSAND・CHZ・FILの販売所終了(送付は11/7まで、新規登録は11/4まで)
- 10/26 14:00:コインチェックDAIの取引所終了(送金は11/2まで)
- 10/28 13:00:SBI VCトレード3銘柄・BITPOINT6銘柄の売却・出金終了
- 10/30 10:00:BITPOINT PRO(板取引)の全面終了(以降、BITPOINTは販売所だけ。未約定の注文は自動で取り消し)
- 10/30 11:59:Coin Estate OAS
- 11/2 14:00:コインチェックFLR・DAIの送金停止(FLRは売れないので送るか待つ)
- 放置すると取引所が売却し、11月中旬〜11月中に日本円で反映。自動売却でも課税の対象になりうる
もう持たなくていいなら、期限の前に今の取引所で売るのが一番簡単です。持ち続けたいなら、まず国内で直接送れる取扱業者を探し、国内に移し先がない・少ない銘柄だけMEXCなどの海外取引所を検討してください。送金する人は、新しい送付先の登録待ちがあるので今週中に登録だけ済ませておくのが安全です。
新しい取扱廃止が発表されたら、この記事に追記していきます。
本記事のデータは2026年9月29日時点の各社公式お知らせ・JVCEAの公表・MEXC公式APIにもとづきます(XYMの送り先とCoinExの出金期限は10月11日に追記。過ぎた期限の表示は10月16日に更新)。日程は変更されることがあるため、最終的には各取引所の最新のお知らせを確認してください。本記事は投資を勧めるものではありません。
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