この記事の結論
XENEA(Xenea Wallet)の上場・TGE(トークン発行)は、2026年9月24日時点で公式の予定がありません。XENEAはウォレットのサービスを2026年7月9日に終了し、7月13日には公式Xで「当初の計画どおりに事業を継続することは重大な困難に直面している」と発表しました。その後、上場・GEMの換算・Genesis NFTの返金についての公式発表はありません。いま大切なのは、XENEAを名乗る「返金します」「エアドロップを受け取れます」という連絡に絶対に応じないこと、そしてやり取りの記録を残して公的な相談窓口に相談することです。
本記事の情報は、2026年9月24日時点のXENEA公式X・公式Telegram、Ultorexの公式通知、元Co-founderのYuma氏が公表した記事にもとづいています。状況が動いた場合は追記します。
- XENEAは上場する?結論:9月24日時点で上場・TGEの予定はない
- XENEA(Xenea Wallet)とは?GEM・Genesis NFT・Ultorexの関係
- 何が起きた?XENEAの上場延期から事業継続困難までの時系列
- XENEA公式とUltorexは何と発表したか
- X上で広がる返金トラブル:投資家の主張と、元Co-founderの説明
- GEM・Genesis NFT・テストネットのトークンはどうなる?
- XENEA利用者が今やるべきこと・やってはいけないこと
- 「返金します」「回収できます」に要注意:二次被害の手口
- XENEAの返金・被害について相談できる窓口
- よくある質問
- まとめ:XENEAの公式発表を待つ間は「記録を残す・連絡を疑う・公的窓口に相談する」
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XENEAは上場する?結論:9月24日時点で上場・TGEの予定はない
XENEAの上場・TGEは、9月24日時点で公式の予定が示されていません。XENEAは2026年3月の公式ロードマップで「メインネットとTGEは2026年Q2〜Q3の見込み」としていましたが、その後ウォレットを終了し、プロジェクトの継続が困難だと発表しています。まずは知りたいことを一覧にまとめます。
| 知りたいこと | 9月24日時点の答え |
|---|---|
| XENE(XENEAのトークン)は上場する? | 公式の予定はない。7月13日に「計画どおりの事業継続は重大な困難」と発表されて以降、上場・TGEに関する公式発表はない |
| XENEA Walletアプリは使える? | 使えない。2026年7月9日06:00 UTC(日本時間15:00)にサービス終了 |
| 貯めたGEMはどうなる? | GEMとトークンの換算比率は一度も公式発表されておらず、終了後の扱いについても公式発表はない |
| Genesis NFTは返金される? | 返金に関する公式発表はない。公式は「適切な法的プロセスに従って対応し、詳細が確定したら共有する」としている |
| 取引所Ultorexに資産がある場合は? | Ultorexは7月7日に取引・出金を停止し、清算手続きに入った。9月23日付の通知で、裁判所の監督下での清算の申し立て手続きを進めていると公表 |
| 今やるべきことは? | ①記録を残す ②「返金・回収・エアドロップ」の連絡を無視する ③秘密鍵を誰にも渡さない ④公的窓口に相談する |
XENEA(Xenea Wallet)とは?GEM・Genesis NFT・Ultorexの関係
XENEA(Xenea)は、分散型ストレージを備えたレイヤー1ブロックチェーンを開発していたプロジェクトです。公式Xのプロフィールでは、現在も「AI経済のためのデータガバナンス層」と説明しています。日本では、毎日クイズに答えてポイントを貯められる無料アプリ「XENEA Wallet」で広く知られていました。
XENEA Wallet:クイズでGEMを貯めるウォレットアプリ
XENEA Walletは、デイリークイズやミッションで「GEM(ジェム)」というアプリ内ポイントを貯められるウォレットアプリでした。GEMは、将来のXENEトークンのエアドロップ(無料配布)や、マイニングに参加する権利「Mining Passport」の判定に使われると説明されていました。2025年3月のAMA(オンライン説明会)の時点で、コミュニティの規模は240万人を超えたとされています(こんとりLabのQ&Aまとめ)。
ただし、GEMをXENEに換える比率は「TGE前に公式発表する」とされたまま、最後まで公表されませんでした。
Genesis NFT:ノード運営の報酬を受け取れるとされたNFT
Genesis NFTは、XENEAのネットワークでノード(Rep Node・DACS Node)を運営し、ブロック報酬を受け取れるとして販売されたNFTです。2025年8月21日〜29日にホワイトリスト(優先購入枠)の登録が行われ、上限13万4,000個(Bitrueブログ)、1個202ドルから30段階で値上がりする方式(こんとりLabの解説)で販売されました。販売ページ(nodesale.xenea.io)は9月24日時点で表示できず、返金規約を含む販売条件は確認できませんでした。
Ultorex:XENEAと関係が深いとされる海外取引所
Ultorex(ウルトレックス)は、セントビンセント・グレナディーン諸島で設立されたUltorex LLCが運営する海外の暗号資産取引所です。金融庁に登録された暗号資産交換業者ではありません。XENEA公式Xは過去にUltorexのメンテナンス情報を投稿しており、元Co-founderのYuma氏の記事でも、XENEA WalletとUltorexの停止が並べて語られています。Yuma氏の記事によると、XENEAの前身は「CROSSVALUE Chain」というプロジェクトです。
何が起きた?XENEAの上場延期から事業継続困難までの時系列
XENEAのTGEは何度も延期され、2026年6月末からわずか2週間ほどで、ウォレット終了・取引所の清算・プロジェクト継続困難の発表が続きました。公式発表と報道を時系列で並べます。
| 時期 | 出来事 | 出典 |
|---|---|---|
| 2025年Q1 | 当初のTGE目標時期(実現せず) | CoinGabbar |
| 2025年3月12日 | AMAでメインネット・TGEの延期を説明。理由はセキュリティ監査、取引所との調整、エコシステムの準備、公式Xアカウントの乗っ取り | こんとりLab、harucoinlove(note) |
| 2025年8月 | Genesis NFTのホワイトリスト登録(8月21日〜29日)、その後販売(8月末〜) | Bitrueブログ、こんとりLab |
| 2026年3月12日 | 公式ロードマップを公開。「メインネットとTGEは2026年Q2〜Q3の見込み(前段階の進み具合による)」 | XENEA公式ブログ |
| 2026年4月2日 | 公開テストネット「Ubusuna」を公開 | XENEA公式ブログ |
| 2026年4月30日 | GEMキャンペーン シーズン3を開始 | XENEA公式ブログ |
| 2026年6月30日 | デイリークイズとデイリーリワードが終了。同日、XENEA Walletのサービス終了が発表される | XENEA公式Telegram、Yuma氏の記事 |
| 2026年7月5日 | 公式Xで「XENEA Walletは7月9日06:00 UTCに終了」と告知。秘密鍵のバックアップを呼びかけ | XENEA公式X |
| 2026年7月7日 | Ultorexが「事業を継続できなくなり閉鎖する」と発表。入金・出金・取引を停止し、清算手続きを開始 | Ultorex公式X |
| 2026年7月9日 | XENEA Walletのサービス終了 | XENEA公式X |
| 2026年7月13日 | 公式Xで「計画どおりの事業継続は重大な困難に直面している」と発表。今後は法的プロセスに従って対応し、公式サイトとテストネットは近く停止するとした | XENEA公式X(固定投稿) |
| 2026年8月13日 | XENEAの経営関係者の一人が自身のXで、アップデートを伝えられなかったことを謝罪。整理されるまで公にコメントできないと投稿 | 経営関係者の個人Xアカウント |
| 2026年8月17日 | 元Co-founderのYuma氏が、自身の関与と退任前後に受けた説明を公表(弁護士確認済みと明記) | Yuma氏のX記事 |
| 2026年9月23日 | Ultorex LLCが顧客向け通知を更新。裁判所の監督下での清算の申し立て手続きを進めていると公表 | Ultorex公式サイト |
| 2026年9月24日 | XENEA公式Xの最新の投稿は7月13日のまま。上場・GEM・NFTの返金に関する公式発表はない | 本記事の確認 |
XENEA公式とUltorexは何と発表したか
XENEA公式は、ウォレット終了と事業継続の困難を発表しましたが、理由・資金の状況・返金の有無は説明していません。発表の内容を要約します(原文は英語。要約はCoin Map編集部)。
7月5日:XENEA Walletのサービス終了のお知らせ
XENEA Walletのサービスは2026年7月9日06:00 UTCに終了する。終了後はアプリから資産にアクセスできなくなるため、事前に秘密鍵をバックアップし、MetaMaskなどEVM互換のウォレットに取り込んでほしい。秘密鍵はXENEAを含め誰にも教えないこと。プロジェクト全体に関する発表は、今後公式チャンネルで行う。
(XENEA公式X、2026年7月5日の3件連続の投稿の要約)
7月13日:Xeneaプロジェクトの状況についての重要なお知らせ
慎重に協議した結果、Xeneaプロジェクトが当初の計画どおりに事業を継続することは、現在、重大な困難に直面している。利用者の今後の扱いについては、適切な法的プロセスに従って責任をもって対応し、詳細が確定したら共有する。公式サイトは近くアクセスできなくなり、テストネットも停止する。今後の公式の連絡はX(@Xenea_io)と公式Telegramだけで行い、それ以外の情報源には頼らないでほしい。
この発表は「プロジェクトを終了する」とは明言していませんが、事業を計画どおり続けられないことと、法的な手続きで対応することを示しています。なお、9月24日時点でxenea.ioのトップページはまだ表示されています。
7月7日・9月23日:Ultorexの閉鎖と清算手続き

Ultorexの顧客向け通知(出典:ultorex.io、2026年9月23日付、2026年9月24日取得)
Ultorexは7月7日、公式Xで閉鎖と清算手続きの開始を発表しました。9月23日付の顧客向け通知では、次のように説明しています。
- 取引と出金は2026年7月7日に停止しており、再開しない
- セントビンセント・グレナディーン諸島の高等裁判所に、裁判所の監督下で会社を清算するよう申し立ての手続きを進めている(審理日が決まれば通知ページで告知)。清算人は審理のあと裁判所が選任する
- 債権(払い戻しを求める権利)の届け出の方法と時期は、清算人が今後公表する。それまで待ってほしい
- 取引の記録はすべて保存しておくこと
- Ultorexの代理を名乗る相手に、お金や個人情報を送らないこと。許可のない「返金」「回収」の申し出には応じないこと
- 現時点では個別の問い合わせには答えられない。電話・ヘルプデスク・メール窓口はない
Ultorexに資産がある人は、Ultorex公式サイトの通知ページと公式X(@UltorexOfficial)だけを確認し、清算人からの正式な案内を待つことになります。
X上で広がる返金トラブル:投資家の主張と、元Co-founderの説明
XENEAをめぐっては、X上で「返金してほしい」という投資家の投稿が続いています。一方で、運営側は具体的な説明をしていません。ここでは、それぞれの主張を主語をはっきりさせて並べます。Coin Mapは、どの主張が事実かを独自に確認できていません。
投資家側の主張
X上の一部の投資家は、次のように主張しています。
- 「2025年Q4に上場する」と約束されていたのに、上場しなかった
- 2024年に資金の問題が起きていたのに、それを伏せたまま2025年9月にNFTを販売した
- 清算の告知から2か月たっても、顧客資産や、購入したNFTの返金がされていない。NFTがロックされたままだ
これらは投資家個人の主張であり、XENEA側がこれに回答した公式発表は9月24日時点で見当たりません。
元Co-founder・Yuma氏の説明(2026年8月17日公表)
XENEAでCo-founder(共同創業者)の肩書で対外活動を担っていたYuma氏は、2026年8月17日、X上の記事「Xeneaにおける私の関与と、退任前後に受けた説明について」を公表しました。Yuma氏は、自身が直接確認した事実と経営関係者から聞いた説明を区別し、伝聞部分は事実と断定するものではないと明記しています。Yuma氏の主張の要点は次のとおりです。
- Yuma氏は、プロジェクト上のCo-founderだったが、関連法人の取締役・役員・株主ではなく、銀行口座・暗号資産ウォレット・顧客資産を管理する権限もなかった
- 2026年3月ごろから、Yuma氏を含む複数のスタッフに報酬の遅れや未払いが起きた
- 2026年5月、経営関係者から「第三者に関連する重大な資金上の問題があった」と初めて説明を受けた
- その問題について、当初は「昨年起き、韓国で最高裁まで行って不起訴になった」と説明されたが、退任後に「2024年に起きた問題で、裁判ではなく韓国の検察による捜査で、証拠不十分により不起訴になった」と説明が変わった
- 事件番号や正式な書類などの客観的な資料は、公表時点まで共有されていない
- Yuma氏は2026年6月30日に退任を公表し、その数時間後にWalletの終了が発表された。Yuma氏はWallet終了、Ultorexの清算、Xenea全体の終了のいずれの判断にも関わっていない
Yuma氏は、記事の公表時点で「XENEA Walletのサービス終了、Ultorexの停止・清算開始、Xeneaプロジェクト全体の終了が発表されている」と書く一方、終了に至った背景や資金の状況について、公式や経営関係者から十分な説明は公表されていないとしています。
運営側の見解
XENEA公式は、7月13日の発表で「適切な法的プロセスに従って対応し、詳細が確定したら誠実かつ迅速に共有する」としています。8月13日には、XENEAの経営関係者の一人が自身のXで、これまでアップデートを伝えられなかったことを謝罪し、事態が整理されるまでは公にコメントできない、開示できる情報が得られ次第伝えると投稿しています。投資家の主張やYuma氏の記事に対する公式の反論・説明は、9月24日時点で見当たりません。Yuma氏の記事によると、経営関係者は「弁護士に任せているため現時点では説明できない」と答えているとのことです。
現時点で、XENEAの運営が詐欺だったと判断できる公的な判断(行政処分・判決など)は確認できません。一方で、投資家に対する説明が不足している状態が続いていることは、公式発表の内容から見ても事実です。
GEM・Genesis NFT・テストネットのトークンはどうなる?
XENEAに関わる資産は、種類によって現状が違います。自分がどれを持っているかを確認してください。
| 持っているもの | 9月24日時点の状況 | 自分でできること |
|---|---|---|
| GEM(アプリ内ポイント) | XENEとの換算比率は未発表のまま。Wallet終了後の扱いについて公式発表はない | GEMは現金化できるポイントではないと考えておく。「GEMを換金します」という連絡は詐欺を疑う |
| XENEA Walletに入れていた暗号資産 | アプリは7月9日に終了。秘密鍵をバックアップしていれば、MetaMaskなどから同じアドレスの資産にアクセスできる(公式の案内) | バックアップ済みなら、MetaMaskなどで残高を確認する。秘密鍵は誰にも教えない |
| Genesis NFT(ノードNFT) | 返金に関する公式発表はない。販売ページは表示できず、販売条件を確認できない | 購入時の記録(取引ハッシュ、購入画面、メール、支払った金額)を保存し、公的窓口に相談する |
| Ultorexに預けていた資産 | 7月7日に取引・出金が停止。裁判所の監督下での清算の申し立て手続き中 | 取引記録を保存し、清算人の正式な案内を待つ。Ultorexを名乗る個別の連絡には応じない |
| テストネットのトークン(TXENEなど) | テスト用で、もともと価値はない。テストネットも停止予定と発表されている | 何もしなくてよい |
秘密鍵をバックアップしなかった場合は?
XENEAは、Wallet終了前に秘密鍵をバックアップするよう案内していました。バックアップしなかった場合の救済方法は、9月24日時点で公式に案内されていません。「秘密鍵を復元してあげる」「アカウントを回収できる」という申し出は、秘密鍵や手数料をだまし取る詐欺の典型的な手口です。応じないでください。
ウォレットのアプリが終了する例は、XENEAだけではありません。2026年10月には、Cobo Wallet(日本時間12月1日午前1時に終了。残った資産から毎月2%・最低100ドル相当を差し引き、Cobo公式)と、Sweat Wallet(12月30日に終了、Sweat財団)も終了を告知しています(2026年10月17日確認)。使っている人は、期限より前に資産を送り出してください。手順は「Cobo Walletが12月1日に終了」「Sweat Walletが12月30日で終了」にまとめています。
XENEA利用者が今やるべきこと・やってはいけないこと
XENEAの利用者が今すぐやるべきことは、記録を残すことと、XENEAを名乗る連絡を疑うことです。
今やるべきこと
- 記録を保存する:Genesis NFTを買ったときの取引ハッシュ(トランザクションID)、支払った金額と通貨、ウォレットアドレス、購入ページや勧誘のスクリーンショット、メールやDMのやり取りを保存します。Ultorexも、すべての取引記録を保存するよう求めています
- 公式発表は2か所だけで確認する:XENEAは公式X(@Xenea_io)と公式Telegram、UltorexはUltorex公式サイトの通知ページと公式X(@UltorexOfficial)だけで発表するとしています
- 秘密鍵をバックアップ済みなら、自分で残高を確認する:MetaMaskなどに取り込み、同じアドレスの資産を確認します
- 損失の記録を残しておく:購入額や日付がわかると、公的窓口や弁護士に相談するときの材料になります。確定申告で損失の扱いに迷う場合は、税務署や税理士に相談してください
やってはいけないこと
- 秘密鍵・シードフレーズを誰にも教えない:XENEA公式も「XENEAを含め誰とも共有しないこと」と案内しています。サポートを名乗る相手であっても同じです
- 「XENEエアドロップ受け取り」「GEM換金」のサイトでウォレットを接続しない:TGEの予定がない以上、エアドロップの受け取りページは偽物と考えてください。ウォレットを接続して署名すると、資産を抜き取られるおそれがあります
- 「返金の手続きに手数料が必要」と言われても払わない:Ultorexは、手数料・パスワード・秘密鍵を求めて連絡することは決してないとしています
- X上の「XENEA公式」を名乗る別アカウントやDMを信じない:XENEAは2025年に公式Xの乗っ取り被害を受けたと説明しており、7月5日の告知の最後の画像でも、返信欄のなりすましに注意するよう呼びかけています
「返金します」「回収できます」に要注意:二次被害の手口
プロジェクトが止まった後に最も注意すべきなのは、被害者を狙って「お金を取り戻せる」と持ちかける二次被害です。XENEAとUltorexの利用者は、次のような連絡を受ける可能性があります。
| よくある手口 | 見分け方 |
|---|---|
| XENEAやUltorexの「返金担当」を名乗るDM・メール | 両者とも、公式の連絡は公式X・公式Telegram(Ultorexは公式サイトの通知ページ)だけで行うとしている。個別のDMは偽物と考える |
| 「返金には手数料・税金・保証金が必要」と先払いを求める | 払っても返金されない典型的な手口。Ultorexは手数料を求めて連絡することはないと明言している |
| 「XENEエアドロップ」「GEM換金」「NFT払い戻し」のサイトでウォレット接続を求める | ウォレットの承認(署名)で資産を抜き取る手口。TGEの公式予定はない |
| 「暗号資産を追跡して取り戻せる」とうたう調査会社・探偵・一部の法律事務所の広告 | 第二東京弁護士会は2026年2月、暗号資産の追跡による回収は「ほぼ不可能な状況」なのに高額な費用を払わされる二次被害が複数報告されていると注意を呼びかけている |
| 「被害者の会」「集団訴訟に参加できる」と参加費を求める | 主催者の実在性、弁護士の氏名と所属弁護士会を必ず確認する。確認できないものにはお金を払わない |
第二東京弁護士会は、「24時間365日相談対応」をうたう、弁護士に一度も会えず事務職員だけが対応する、といった特徴のある業者に注意するよう呼びかけています。お金を払う前に、次の公的窓口に相談してください。
XENEAの返金・被害について相談できる窓口
XENEAやUltorexに関するトラブルは、公的な相談窓口に無料で相談できます(通話料はかかります)。記録を手元に用意してから電話すると話が早く進みます。
| 窓口 | 連絡先 | こんなときに |
|---|---|---|
| 消費者ホットライン | 188(いやや)。つながらない場合は国民生活センターのバックアップ相談 03-3446-0999(平日10時〜16時) | 最寄りの消費生活センターにつながる。返金トラブル全般の最初の相談先(消費者庁) |
| 金融庁 金融サービス利用者相談室 | 0570-016811(IP電話は03-5251-6811)。平日10時〜17時。ウェブ受付は24時間 | 暗号資産・海外取引所に関する相談や情報提供(金融庁) |
| 警察相談専用電話 | #9110。平日8時30分〜17時15分(都道府県警察によって異なる) | 詐欺の疑い、なりすまし・回収業者からの連絡を受けたとき。被害届を出したいとき(政府広報オンライン) |
| 法テラス(日本司法支援センター) | 0570-078374。平日9時〜21時、土曜9時〜17時 | 弁護士への相談を考えるとき。弁護士や相談窓口を無料で案内してもらえる(法テラス) |
Ultorexに資産がある場合は、これとは別に、清算人が公表する債権の届け出手続きを待つ必要があります。清算はセントビンセント・グレナディーン諸島の裁判所で行われるため、手続きの案内は英語になる可能性が高いです。
よくある質問
XENEAの上場日はいつ?
XENEAの上場日は、2026年9月24日時点で決まっていません。公式は3月に「TGEは2026年Q2〜Q3の見込み」としていましたが、7月13日に事業継続が困難だと発表して以降、上場・TGEの公式発表はありません。「9月26日上場」といった日付は公式に発表されたものではありません。
XENEAのGEMに価値はある?換金できる?
XENEAのGEMは、換金できるポイントとして公式に案内されたことはありません。XENEとの換算比率は最後まで発表されず、Wallet終了後の扱いについても公式発表はありません。「GEMを換金できる」というサイトやDMは詐欺を疑ってください。
XENEAは詐欺なの?
XENEAが詐欺だったと判断した行政処分や判決は、9月24日時点で確認できません。一方で、公式は「計画どおりの事業継続は重大な困難」と発表しており、X上では投資家が返金を求めています。元Co-founderのYuma氏も、資金上の問題についての客観的な資料は共有されていないと述べています。本記事では、確認できた発表と主張を主語をはっきりさせて紹介するにとどめます。
XENEA Walletのアプリは消した方がいい?
XENEA Walletのサービスは2026年7月9日に終了しており、アプリはもう使えません。秘密鍵をバックアップ済みで資産をMetaMaskなどに移しているなら、アプリを削除しても資産には影響しません。バックアップしていない場合でも、「アプリを復旧できる」とうたう第三者に秘密鍵やお金を渡さないでください。
Genesis NFTは返金してもらえる?
Genesis NFTの返金について、XENEAの公式発表は9月24日時点でありません。公式は「適切な法的プロセスに従って対応し、詳細が確定したら共有する」としています。購入時の記録を保存し、消費者ホットライン188や警察相談専用電話#9110に相談してください。
Ultorexに預けた資産は戻ってくる?
Ultorexに預けた資産がどの程度戻るかは、9月24日時点でわかりません。Ultorex LLCは裁判所の監督下での清算の申し立て手続きを進めており、債権の届け出方法は清算人が選任された後に公表するとしています。それまでの間、「Ultorexの資産を回収できる」という個別の連絡には応じないでください。
まとめ:XENEAの公式発表を待つ間は「記録を残す・連絡を疑う・公的窓口に相談する」
まとめ
- XENEAの上場・TGEは、2026年9月24日時点で公式の予定がない
- XENEA Walletは2026年7月9日に終了。7月13日には「計画どおりの事業継続は重大な困難」と公式発表された
- 関連取引所のUltorexは7月7日に取引・出金を停止し、裁判所の監督下での清算の申し立て手続き中
- GEMの換算やGenesis NFTの返金について公式発表はない
- 「返金します」「回収できます」「エアドロップを受け取れます」という連絡は二次被害を疑い、188・#9110・金融庁の窓口に相談する
XENEAのように、無料アプリで大量のユーザーを集め、その後にNFTやノードの販売で資金を集めるプロジェクトは少なくありません。今後同じような案件に参加するときは、運営会社がどこの国の法人か、金融庁に登録された事業者か、トークンの配布条件が公式に文書化されているかを事前に確認することをおすすめします。安全な取引所の選び方はBitradeXは詐欺?急増するポンジスキームの手口と安全な仮想通貨取引所の選び方で、運営会社の所在地や登録状況も含めて海外取引所を比べたいときは海外仮想通貨取引所の比較ランキングで、海外取引所の閉鎖が相次ぐ中での取引所選びのポイントはBitMart・BitMEXが相次いで閉鎖を発表。海外取引所選びで見るべきポイントとはで解説しています。
本記事のデータは2026年9月24日時点のものです。XENEA・Ultorexから新しい発表があれば追記します。
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※本記事は公開情報をもとに状況を整理したもので、特定の個人・法人の法的責任を断定するものではありません。投資や法的手続きの判断は、ご自身の責任で、必要に応じて専門家に相談のうえ行ってください。




