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この記事の結論(2026年10月18日7時 日本時間 時点)
- Celestia(TIA)は30日で約82%上がり、0.6438ドル(約102円)になりました。9月16日の安値0.32ドルからは、いまの価格でも約2倍です(10月17日14時の0.75ドルまでは約2.3倍)。ただし、上昇の引き金を示す公式の発表はありません。
- 背景として確認できる材料は2つです。オプション取引所DeriveがV3でCelestiaをデータの保管先に使う提案(9月14日、Derive公式の掲示板)と、Celestia公式Xが10月16日20時20分に発表した新しいチェーン「Eden」(AIエージェントの取引の実験の場)です。
- 10月16日の急伸は、Edenの発表の約5時間前(15時〜18時)に始まっていました。Binanceでは先物の売買が現物の約11倍に増え、建玉は約1.3倍になりました。
- 10月30日のアンロックは大きな一括放出ではありません。公式の予定表では、Celestia Labsのメンバー分の連続アンロックがこの日に終わる節目で、1日に出てくるTIAは約34.5万枚から約18.3万枚に減ります(当サイト計算)。「10/30に1.75億TIA」は2024年の数字です。
- TIAは日本の取引所では買えません(国内8社の公開APIと公式の取扱い一覧で確認)。買うなら海外取引所のMEXCなどになり、金融庁の警告と本人確認(KYC)が必要な点を理解したうえで、指値で少額にとどめてください。
TIAを扱っている取引所(2026年10月17日20時台、公開APIで確認)
- 国内8社(OKJ・bitbank・GMOコイン・コインチェック・BitTrade・SBI VCトレード・bitFlyer・Binance Japan):取扱いなし
- MEXC:現物(TIA/USDT、メイカー0%・テイカー0.05%)と先物(TIA/USDT)
MEXCではTIAの現物・先物を取引できます(10月17日、MEXCの公開APIで確認)。
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MEXCは日本の金融庁に登録していない海外の取引所です。金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月20日)の警告を受けています。2026年2月5日から本人確認(KYC)をしないと入金・出金ができません(MEXC公式ヘルプ)。TIAは1日で10%以上動くことがある銘柄なので、指値で少額にしてください。
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Celestia(TIA)はなぜ上がった?1か月で約2倍、分かっていることと分からないこと
Celestia(TIA)の今回の上昇について、「これが原因」と示す公式の発表はありません。確認できるのは、上昇と同じ時期に出ていた公式の発表と、「いつ・どの市場で買われたか」のデータです。
値動き:30日で+82%、9月16日の安値から約2.3倍

| 項目 | 数字(2026年10月18日7時00分) |
|---|---|
| 価格 | 0.6438ドル(約101.7円) |
| 騰落率 | 24時間−3.2%、7日+11.5%、30日+82.3%、1年−36.8% |
| 24時間の高値・安値 | 0.7623ドル/0.6503ドル(CoinGeckoの集計。Binanceの現物では0.769ドル/0.635ドル) |
| 24時間の売買代金 | 約1億9,050万ドル(9月13日ごろの約6.6倍) |
| 時価総額・順位 | 約6億3,220万ドル(約999億円)、103位 |
| 最高値・最安値 | 最高値20.85ドル(2024年2月10日)、最安値0.279ドル(2026年6月6日) |
出典:CoinGecko API(celestia)(2026年10月18日7時00分 日本時間取得)。24時間の高値・安値はBinanceの公開API(現物の24時間ティッカー)も併記(同日7時00分取得)。CoinGeckoの高値・安値の集計は、現在値より遅れて更新されることがあります
上がり方は一度ではなく、3回の段に分かれています(CoinGeckoの日足・1時間足、日本時間)。
- 9月18日〜23日:0.35ドル前後から0.52ドルへ
- 10月9日〜11日:0.47ドル前後から0.61ドルへ(10月11日3時〜9時に約+18%)
- 10月16日15時〜17日14時:0.62ドルから0.75ドルへ。その後20時には0.67ドルまで戻しています
それでも最高値の20.85ドル(2024年2月)からは約97%安い水準です。同じ24時間にビットコインは−1.1%、イーサリアムは−1.9%で(CoinGecko、10月17日20時)、相場全体ではなく、TIAだけが買われた動きでした。
公式に確認できる材料:9月〜10月の発表の一覧
| 日時(日本時間) | 内容 | 発信元 | 確かさ |
|---|---|---|---|
| 9月14日14時36分 | オプション取引所DeriveがV3で、取引の記録をCelestiaに置くと提案 | Derive公式の掲示板(DIP) | ◎ 一次情報 |
| 9月23日3時27分 | Relay Chainが9月にCelestiaへ送るデータ量は、それまでの7か月の合計より多くなる見込み | Celestia公式X | ◎ 一次情報 |
| 10月2日4時29分 | データ配信の新方式「Fibre」が試験で毎秒3.07テラビットを記録 | Celestia公式ブログ | ◎ 一次情報 |
| 10月6〜8日ごろ(報道により異なる) | Derive V3への移行が完了(FXStreetは10月8日、Banklessは「水曜(10月7日)に完了を発表、切り替えは火曜(10月6日)午後」と報道) | Bankless(Yahoo Finance配信)・FXStreetの報道 | △ 報道のみ |
| 10月16日20時20分 | Celestia上の新しいチェーン「Eden」を発表 | Celestia公式X | ◎ 一次情報 |
2026年10月17日確認。確認した範囲では、この期間に値動きの材料になる公式の投稿は見つかりませんでした(10月17日、Celestia公式Xのプロフィールで確認)。Celestia公式ブログにEdenの記事はまだありません
Edenとは?AIエージェントの取引を試すCelestia上のチェーン
Edenは、Celestiaがデータの保管先になる高性能なEVM(イーサリアムと同じ仕組みのプログラムが動く)チェーンで、AIエージェントどうしの取引を試す実験の場です。Celestia公式Xが10月16日20時20分(日本時間)に発表しました(Celestia公式Xの投稿、10月17日確認)。

同じスレッドでCelestiaは、「エージェントが取引を始めて増えていけば、大量のブロックスペース(データを書き込む場所)が必要になる。Edenでエージェントが何を必要とし、どう動くかを探っている」という趣旨を書いています。このスレッドを要約したPANewsの記事(10月16日)によると、中身は次のとおりです。
- 作り:Evolve Stackで作られ、データの保管先(DA)はCelestia。Solidity・Hardhat・Foundryなど、イーサリアム向けの開発の道具がそのまま使える
- 最初の実験:bot.fun(@botfunHQ)のクローズドβ。AIエージェントがトークンを発行し、ほかのエージェントが作った話題をもとに売買する
- 支払い:エージェントがAIの推論を呼び出すたびに、その代金を「x402」という仕組みでオンチェーンで支払った
Edenはまだ「実験の場」で、規模はごく小さいことに注意してください。bot.funの預かり資産(TVL)は約3,366ドルです(DefiLlama、10月17日確認)。EdenがTIAの需要をどれだけ増やすかを示す数字は、まだ発表されていません。AIに関わる銘柄はAI関連の仮想通貨一覧にまとめています。
Derive V3とは?取引所の記録の保管先にCelestiaを採用
オプション・先物の取引所Derive(旧Lyra)は、新しいV3で、すべての取引のまとまり(バッチ)の状態の変化をCelestiaに書き込みます。Deriveのチームが9月14日にDerive公式の掲示板で出した提案「DIP: Launch Derive V3」に書かれています(Derive公式の掲示板、10月17日確認)。

Celestiaにデータを置く理由として、提案は「運営の仕組み(シーケンサー)が止まっても、Celestiaのデータを使えば第三者が引き出しを続けられる」ことを挙げています。Deriveが使う分だけ、Celestiaにデータを書き込む手数料(TIAで払う)が発生します。
V3への移行が終わった日は、FXStreetは10月8日、Banklessは「水曜(10月7日)に完了を発表、切り替えは火曜(10月6日)午後」と報じています(Bankless(Yahoo Finance配信)、FXStreet、ともに10月9日)。日付は報道ごとに異なり、Derive・Celestiaの公式では確認できていません。移行が終わったと報じられた時間の後、TIAは10月9日の朝(日本時間)に0.45ドル台から0.51ドル台へ上がり、10月11日には0.61ドルまで続きました。
急伸はEdenの発表の約5時間前から:10月16日の1時間ごとの動き
10月16日の急伸は、Edenの発表(20時20分)より前の15時〜18時に起きていました。この時間の公式の発表は見つかっていません。
| 10月16日(日本時間) | TIAの価格 | Binance先物の1時間の売買代金 | Upbitの1時間の売買代金 |
|---|---|---|---|
| 12時 | 0.601ドル | 約580万ドル | 約1.7億ウォン |
| 15時台 | 0.623→0.657ドル | 約1,830万ドル | 約22億ウォン |
| 16時台 | 0.657→0.667ドル | 約5,200万ドル(この日の最大) | 約44億ウォン(この日の最大) |
| 18時 | 0.685ドル | 約2,050万ドル | 約13億ウォン |
| 20時20分 Edenの発表 | 0.685〜0.696ドル | 約2,720万ドル(20時台) | 約20億ウォン(20時台) |
| 17日0時 | 0.710ドル | 約4,180万ドル | 約18億ウォン |
出典:価格はCoinGeckoの1時間足、売買代金はBinance先物・Upbitの公開APIの1時間足(いずれも2026年10月17日20時台取得)。「15時台」はその時間に始まる1時間の値。当サイト集計
Edenの発表の後も上昇は続き、10月17日0時に0.71ドル、14時に0.75ドルまで上がりました。Edenは上昇を後押しした可能性はありますが、きっかけだったとは言えません。
先物の売買は現物の約11倍:建玉は約1.3倍、資金調達率はほぼ0%
世界最大の取引所Binanceの公開データでは、10月16日(UTC)のTIAの先物(レバレッジ取引)の売買代金は約4億5,590万ドルで、前日(約9,420万ドル)の約4.8倍、現物の約4,080万ドルの約11.2倍でした。
| 日付(UTC) | 先物の売買代金 | 現物の売買代金 | 先物÷現物 |
|---|---|---|---|
| 10月8日 | 約1億3,700万ドル | 約2,210万ドル | 約6.2倍 |
| 10月11日 | 約2億1,800万ドル | 約2,070万ドル | 約10.5倍 |
| 10月15日 | 約9,420万ドル | 約1,310万ドル | 約7.2倍 |
| 10月16日 | 約4億5,590万ドル | 約4,080万ドル | 約11.2倍 |
出典:Binanceの公開API(先物の日足・現物の日足、2026年10月17日20時台取得)。9月13日〜10月15日の先物÷現物はおおむね4〜10倍で、7倍前後が多い。当サイト集計
- 建玉(決済されていない先物の量):10月16日11時の約3,920万TIAから、17日2時に約5,230万TIAへ約1.3倍。17日20時は約4,720万TIAに減っています(Binanceの建玉の履歴、日本時間)
- 資金調達率:10月13日〜17日は4時間ごとに−0.007%〜+0.005%の範囲で、買い・売りのどちらにも大きく偏っていません(Binanceの資金調達率)
- 韓国のUpbit:KRW-TIAの10月16日の売買代金は約271億ウォンで、前日(約21億ウォン)の約13倍(Upbitの公開API)。ただしUpbitはTIAの世界全体の出来高の約8%で、主役はBinanceなどドル建ての先物でした
先物の売買が膨らんだ上昇は、強制決済(ロスカット)が重なると、上がったときと同じ速さで下がることがあります。実際に10月17日は14時の0.75ドルから20時の0.67ドルまで、6時間で約−11%下げています。レバレッジの危険はレバレッジ取引の危険を数字で確認で計算しています。
分かっていること・分からないこと
| 分かっていること | 分からないこと |
|---|---|
| DeriveがV3でCelestiaにデータを置く(9月14日の提案) | Deriveの利用で、TIAの手数料がいくら増えるか |
| Celestiaが10月16日20時20分にEdenを発表した | Edenの利用がどこまで増えるか(今はごく小さい実験) |
| 10月16日の急伸は15時〜18時、発表の前だった | 15時に誰が、なぜ買い始めたか |
| 先物の売買が現物の約11倍、建玉は約1.3倍 | いまの値段が続くか(予想はしません) |
| 30日で約82%の上昇は、Derive・Edenの材料の規模に比べて大きい | 材料が値段に見合うかどうか |
10月30日のアンロックで売られる?公式の予定表で確認
10月30日は、TIAの大きな一括放出(クリフ)の日ではありません。公式の予定表では、Celestia Labsのメンバー(初期のコア貢献者)に割り当てたTIAの連続アンロックが、この日に終わる節目です(Celestia公式ドキュメント「Staking, governance, & supply」、2026年10月17日確認)。

| 区分(最初の割り当て) | 公式の予定 | 日付に直すと | いまの状態 |
|---|---|---|---|
| 一般向け(20.00%) | 開始時に全部 | 2023年10月 | 完了 |
| 早期投資家:Seed(15.90%)・Series A&B(19.67%) | 1年目に33.33%、残りを1〜2年目に連続 | 2024年10月30日〜2025年10月30日 | 完了 |
| 初期のコア貢献者(17.64%) | 1年目に33.33%、残りを1〜3年目に連続 | 2024年10月30日〜2026年10月30日 | 10月30日で終わる(1日約16.2万TIA) |
| 研究開発・エコシステム(26.79%) | 開始時に25%、残りを1〜4年目に連続 | 〜2027年10月30日 | 続く(1日約18.3万TIA) |
出典:Celestia公式ドキュメントの割り当てとアンロックの表(2026年10月17日確認)。1日あたりの枚数はDropsTab(2026年10月17日確認:次のアンロック344,924 TIA=初期のコア貢献者161,534+研究開発・エコシステム183,390、初期のコア貢献者は残り13日)。日付への直し方は公式の注記(1年目=2024年10月30日)による
10月31日から、新しく出てくるTIAは1日あたり約半分に
いまは毎日、初期のコア貢献者の分(約16.2万TIA)と研究開発・エコシステムの分(約18.3万TIA)を合わせて、約34.5万TIAのロックが外れています。10月30日に初期のコア貢献者の分が終わると、10月31日からは約18.3万TIAになり、アンロックの量は約47%減ります(Coin Map試算:DropsTabの1日あたりの数字から計算、2026年10月17日時点)。
このほか、TIAにはステーキングの報酬として新しく発行される分(インフレ)があります。公式ドキュメントでは、インフレ率は2025年11月のアップグレード(v6、CIP-41)で約2.5%に下がり、その後は毎年6.7%ずつ下がって1.5%で止まる予定です(Celestia公式ドキュメント、2026年10月17日確認)。
実際に出回る量の増え方も確認しました。CoinGeckoの時価総額÷価格で求めた流通量は、1年前の約8.18億TIAから、いま約9.82億TIAへ、1年で約1.64億TIA(約20%)増えています。直近30日は1日あたり約42〜45万TIA(取得時刻で変わる推計)のペースで、アンロック(約34.5万TIA)とステーキング報酬を足した量とおおむね合います(Coin Map試算:CoinGecko APIの365日の日足、2026年10月17日20時05分取得。CoinGeckoの推計に基づくため、公式の数字とずれることがあります)。
| 1日に新しく出てくるTIA(目安) | 10月30日まで | 10月31日から |
|---|---|---|
| アンロック | 約34.5万TIA | 約18.3万TIA |
| いまの価格(0.6745ドル)で | 約23万ドル | 約12万ドル |
| 24時間の売買代金(約2.6億ドル)に対して | 約0.09% | 約0.05% |
Coin Map試算。アンロックの枚数はDropsTab、価格と売買代金はCoinGecko API(いずれも2026年10月17日20時台確認)。ロックが外れたTIAがすぐに売られるとは限りません
「10月30日に1.75億TIA」は2024年の数字
一部の海外の記事に「10月30日に約1.75億TIAがアンロックされる」と書かれていますが、2026年の公式の予定表とは合いません。約1.75億TIAは、2024年10月30日の1年目の一括放出の規模です(The Blockは当時「1億7,556万TIA」と報道:The Block、2024年10月)。公式の割り当てから計算しても、1年目に一括で外れたのは早期投資家と初期のコア貢献者の各33.33%で、合わせて約1.77億TIAです(Coin Map試算)。
2026年10月30日に外れるのは、この日までの連続アンロックの最後の1日分(約16万TIA)だけです。アンロックの日程は変わることもあるので、売買の前には公式ドキュメントを確認してください。
Celestia(TIA)とは?データの保管を専門にするブロックチェーン
Celestia(セレスティア)は、ほかのブロックチェーン(ロールアップ)の取引データを預かり、誰でも確かめられるようにすることを専門にするブロックチェーンです。この役割を「データ可用性(DA)」と呼びます。Celestia自身はアプリを動かさず、データの保管と公開に絞ることで、多くのチェーンのデータを安く扱えるようにしています(Celestia公式ドキュメント「Data availability」、2026年10月17日確認)。
TIAはCelestiaのトークンで、公式ドキュメントでは次の役割が説明されています(Celestia公式ドキュメント「Overview of TIA」、2026年10月17日確認)。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| データを書き込む手数料 | ロールアップがCelestiaにデータ(blob)を書き込むとき、TIAで手数料を払う |
| ステーキング | TIAをバリデーターに預けてネットワークを守り、報酬を受け取る |
| 投票(ガバナンス) | TIAの保有者は、ネットワークの設定の変更などに投票できる |
| 新しいチェーンの通貨 | 自分のトークンを出さずに、TIAを手数料の通貨として使うチェーンもある |
| 発行量 | 開始時10億TIA。発行上限はなく、ステーキング報酬で増える(いまのインフレ率は約2.5%、最低1.5%)。総供給量は約11.8億TIA(CoinGecko、10月17日) |
Celestiaのメインネットは2023年10月に始まりました。TIAの値段に効くのは、Celestiaにデータを書き込むチェーンが増えて、手数料の支払いが増えるかどうかです。DeriveやEden、Relay Chainの話は、どれもこの「書き込む量」が増える材料です。
TIAの将来性は?見るべき4つの数字
| 項目 | いまの状況 | 評価 |
|---|---|---|
| Celestiaを使うチェーン | Derive V3の採用、Relay Chainのデータ量の増加、自前のEden | ○ 増えている |
| 手数料の収入 | 増えた額はCelestiaから発表されていない | △ 分からない |
| 新しく出てくるTIA | 10月31日からアンロックが約47%減る。インフレ率も約2.5%まで下がった | ○ 減る |
| 上がり方 | 先物の売買が現物の約11倍、6時間で約−11%の振れ | × 振れやすい |
| 価格の位置 | 最高値から約97%安、1年前より約37%安 | △ 戻りの途中 |
出典:Celestia公式ドキュメント、Derive公式の掲示板、CoinGecko、Binance公開API(いずれも2026年10月17日確認)。評価は当サイトの判断
「2030年にいくらになるか」を示せる一次情報はありません。将来性を確かめるなら、①Celestiaに書き込まれるデータの量と手数料、②Edenで実際の取引が増えるか、③10月31日以降に新しく出てくるTIAの量の3つを見てください。
TIAは日本で買える?国内取引所の取扱いを確認
TIAは、日本の取引所では買えません。2026年10月17日に国内8社の公開APIと公式の取扱い一覧で確かめた範囲は次のとおりです。
| 取引所 | TIA | 確認したもの |
|---|---|---|
| OKJ | × | 公開API |
| bitbank | × | 公開API |
| GMOコイン | × | 公開API |
| コインチェック | × | 公開API(「Invalid pair」) |
| BitTrade | × | 公開API |
| SBI VCトレード | × | 公式サイトの取扱い銘柄 |
| bitFlyer | × | 公開API |
| Binance Japan | × | 公式の取扱い一覧 |
2026年10月17日20時台確認。CoinGeckoのTIAの取引所一覧にも日本の取引所は出てきません(CoinGecko)。上の8社以外の国内業者は確認していません
海外でTIAを扱う主な取引所
| 取引所(ペア) | 24時間の売買代金 | 備考 |
|---|---|---|
| Binance(TIA/USDT) | 約4,050万ドル | 出来高1位 |
| Upbit(TIA/KRW) | 約2,060万ドル | 韓国ウォン建て |
| OKX(TIA/USDT) | 約940万ドル | — |
| Bybit(TIA/USDT) | 約760万ドル | — |
| MEXC(TIA/USDT) | 約740万ドル(現物)、先物は約9,580万USDT | 日本語で登録できる(金融庁の警告あり・KYC必須) |
出典:CoinGeckoの取引所別データ、MEXC先物の公開API(2026年10月17日20時台取得)。Binance・Upbit・OKX・Bybitを日本の居住者が使えるかは、この記事では確認していません
海外取引所を日本から使うときの比較は、海外の仮想通貨取引所ランキングにまとめています。
TIAの買い方は?MEXCで買う手順
日本からTIAを買うなら、MEXCでUSDTを使ってTIA/USDTを買う方法が一般的です。MEXCの現物の手数料はメイカー0%・テイカー0.05%です(MEXCの公開API、2026年10月17日確認)。

- 国内の取引所でXRPなど送金に向く通貨を買う:国内の取引所で日本円を入金し、XRPなどを買う(USDTの手に入れ方は日本でUSDTを手に入れる方法)
- MEXCの口座を作り、本人確認(KYC)をする:2026年2月5日から本人確認をしないと入金・出金ができません(手順はMEXCの口座開設のやり方、MEXCの本人確認(KYC))
- MEXCへ送金し、USDTに換える:送る前に、MEXCの入金画面で同じネットワークが選べるかを確認し、選べなければ送らない
- TIA/USDTを指値で買う:値動きが荒いので、成行ではなく指値で。いまの価格より少し下に置くと、メイカー手数料0%で買える
MEXCに登録するときは、当サイトの紹介リンク(取引手数料の20%還元)を使えます(※広告)。MEXCは金融庁の登録がない海外の業者で、金融庁から2回・関東財務局から1回の警告を受けています。トラブルがあっても日本の法律で守られない可能性があります。
TIAを自分のウォレットへ出金する場合は、出金画面で選べるネットワーク(Celestiaのメインネットなど)を確かめ、受け取るウォレットがそのネットワークに対応しているかを必ず確認してください。対応していないネットワークに送ると、取り戻せないことがあります。
TIAを買う前の注意点は?
TIAは1か月で約2倍になった銘柄で、同じくらいの速さで下がることもあります。買う前に次の5つを確かめてください。
- 上がった直後は下がりやすい:10月17日14時の0.75ドルから20時の0.67ドルまで、6時間で約−11%下げています(CoinGeckoの1時間足)。先物の建玉が増えた状態は、強制決済が重なると急に下がることがあります
- 材料は「採用」と「実験」の発表で、手数料の数字はまだない:DeriveやEdenでTIAの支払いがいくら増えるかは発表されていません
- アンロックとインフレは続く:10月31日以降もアンロック(1日約18.3万TIA)は2027年10月まで続き、ステーキング報酬で毎年発行も増えます
- 海外取引所のリスク:MEXCは日本の登録業者ではありません。出金のネットワークを間違えると取り戻せないことがあります
- 税金:TIAを売って利益が出たら、原則として雑所得として確定申告が必要です。海外取引所の計算のしかたは海外取引所の税金と確定申告で解説しています
この記事は投資を勧めるものではなく、価格の予想もしません。なくなっても困らない金額にとどめてください。
よくある質問
Q. Celestia(TIA)とは何ですか?
Celestia(セレスティア)は、ほかのブロックチェーン(ロールアップ)の取引データを預かって公開する「データ可用性(DA)」を専門にするブロックチェーンです。TIAはそのトークンで、データを書き込む手数料、ステーキング、投票に使われます。メインネットは2023年10月に始まりました。
Q. TIAはなぜ上がったのですか?
TIAが2026年9月中旬から10月17日にかけて約2倍になった引き金を示す公式の発表はありません。背景として確認できるのは、オプション取引所DeriveがV3でCelestiaをデータの保管先に使う提案(9月14日)と、Celestia公式Xが10月16日20時20分に発表した新しいチェーン「Eden」です。ただし10月16日の急伸はEdenの発表の約5時間前に始まっていて、Binanceでは先物の売買が現物の約11倍に増えていました。
Q. Celestiaの「Eden」とは何ですか?
Edenは、Celestiaをデータの保管先にして動く高性能なEVMチェーンで、AIエージェントどうしの取引(エージェント・コマース)を試す実験の場です。最初の実験は、AIエージェントがトークンを発行して売買するbot.funのクローズドβです。2026年10月17日時点では、規模はごく小さい実験の段階です。
Q. 10月30日のアンロックでTIAは大量に売られますか?
2026年10月30日は大きな一括放出(クリフ)の日ではありません。公式の予定表では、Celestia Labsのメンバー分(初期のコア貢献者)の連続アンロックがこの日に終わる節目で、10月31日からは1日のアンロックが約34.5万TIAから約18.3万TIAに減ります(Coin Map試算)。「10月30日に1.75億TIA」は、2024年10月30日の1年目の一括放出の数字です。
Q. TIAは日本の取引所で買えますか?
TIAは、2026年10月17日時点で国内の取引所では買えません。OKJ・bitbank・GMOコイン・コインチェック・BitTrade・bitFlyerの公開API、SBI VCトレード・Binance Japanの公式の取扱い一覧で確認しました。日本から買う場合は、MEXCなどTIAを扱う海外取引所を使います。
Q. TIAの将来性はありますか?
TIAの将来の価格を示せる一次情報はありません。Derive V3の採用やEdenの開始など、Celestiaを使う動きが増えていること、10月31日からアンロックが約47%減ることはプラスの材料です。一方で、手数料の収入の数字はまだ出ておらず、今回の上昇は先物の取引が中心でした。データの量と手数料、Edenの利用、新しく出てくるTIAの量を見て判断してください。
Q. TIAの発行上限はありますか?
TIAには発行上限がありません。開始時は10億TIAで、ステーキングの報酬として毎年新しく発行されます。インフレ率は2025年11月のアップグレードで約2.5%に下がり、毎年6.7%ずつ下がって1.5%で止まる予定です。2026年10月17日時点の総供給量は約11.8億TIA、流通量は約9.8億TIAです(CoinGecko)。
Q. MEXCでTIAを買うときの手数料はいくらですか?
MEXCのTIA/USDTの現物の手数料は、メイカー0%・テイカー0.05%です(2026年10月17日、MEXCの公開APIで確認)。当サイトの紹介リンクから登録すると、取引手数料の20%が還元されます。MEXCは金融庁から警告を受けている海外の取引所で、本人確認(KYC)が必要です。
まとめ:TIAは「材料は採用と実験、上がり方は先物が中心、10/30は大きな放出ではない」
- Celestia(TIA)は30日で約82%上がった。引き金を示す公式の発表はない
- 確認できる材料は、Derive V3がCelestiaにデータを置く提案(9月14日)と、Celestia公式XのEdenの発表(10月16日20時20分)。10月16日の急伸は発表の約5時間前に始まっていた
- Binanceの先物の売買は現物の約11倍、建玉は約1.3倍。10月17日は6時間で約−11%と荒い動き
- 10月30日はCelestia Labsのメンバー分の連続アンロックが終わる節目。10月31日からアンロックは約47%減る。「1.75億TIA」は2024年の数字
- TIAは国内8社で買えない。買うならMEXCなど海外取引所で、警告とKYC必須を理解したうえで指値・少額で
本記事のデータは2026年10月18日7時(日本時間)時点です。Edenの利用の数字やアンロックの変更など、新しい発表があればこの記事に追記します。
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