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仮想通貨のトラベルルールとは?送金できない理由と国内9社×海外5社の送金可否一覧【2026年10月最新】

仮想通貨のトラベルルールとは?送金できない理由と国内9社×海外5社の送金可否一覧【2026年10月最新】 国内取引所・基礎知識

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仮想通貨のトラベルルールとは、取引所が暗号資産を送るときに「誰が誰に送るのか」を送り先の取引所へ伝える決まりです。日本では2023年6月1日から法律で義務になりました。国内の取引所から海外の取引所や別の国内取引所に送れないのは、たいていこのルールが原因です。

送れるかどうかは、「どの国内取引所から」「どこへ」送るかの組み合わせで決まります。この記事では、国内9社の公式ヘルプを2026年9月27日に確認し、採用している通知システム、海外取引所(MEXC・BingX・BTCC・Bybit・Bitget)へ送れるか、個人ウォレットへ送るときの手続きを表にまとめました。

この記事の結論(2026年9月27日時点)

  • 国内の取引所どうしは、同じ通知システムを使う相手にしか送れない。bitFlyer・コインチェックは「TRUST」、bitbank・GMOコイン・SBI VCトレードなど多くは「Sygna」で、この2つのグループの間では直接送れない
  • 金融庁が指定する63の国・地域(通知対象国)にある取引所へは、通知ができる相手にしか送れない(例:TRUSTのbitFlyer・コインチェックから米国のCoinbaseなど)。それ以外の地域の取引所へは、各社の送り先の一覧に載っていれば送れる
  • MEXCへ直接送れるのは、bitFlyer・コインチェック・bitbank・OKJ・BitTrade(各社の公式ヘルプで確認。BitTradeの一覧は2026年6月現在)。GMOコインはMEXCを「シンガポール所在」として送付できない例に挙げている
  • MEXCの口座がまだ無い人はMEXCの口座開設・登録方法へ(2026年2月から本人確認が必須。MEXCは日本の登録業者ではなく、金融庁から2回〈2023年3月・2024年11月〉、関東財務局から1回〈2025年6月〉警告を受けている)。コインチェックから送る手順と手数料はコインチェックからMEXCへ送金する方法で解説
  • MEXCに登録するなら、当サイトの招待リンクから登録すると、現物・先物・予測取引の取引手数料の20%がキャッシュバックされる(2026年9月時点)。警告の内容は1つ上の項目のとおりで、本人確認をしないと入金・出金ができず、取引も制限される。送金元の国内口座がまだ無い人は、MEXCへ直接送れる登録業者のOKJ(関東財務局長 第00020号)も選べ、OKJの口座は当サイトの紹介リンクから開設できる
    当サイトの紹介リンクからOKJに登録し、メールアドレスの登録から90日以内に2万円以上の取引(約定)をすると、2,000円分のビットコインがもらえます(OKJ公式、2026年10月時点)。当サイトはOKJ・MEXCと紹介提携しており、これらのリンクから登録があると報酬を受け取ることがあります。
  • MetaMaskなどの自分で管理する個人ウォレットへは、どの国内取引所からも送れる。取引所のアドレスを個人ウォレットと偽って登録してはいけない
  • 送金が止まったら、まず送金元の取引所の画面で「審査中」「取消」などの状態を確認し、送付先の取引所名・受取人情報に誤りがないかを見直す

トラベルルールとは?送金時に「誰から誰へ」を取引所どうしで伝えるルール

トラベルルールとは、取引所が暗号資産を送るときに、送る人と受け取る人の情報を送り先の取引所に通知しなければならないというルールです。マネーロンダリングやテロ資金への悪用を防ぎ、不正があったときにお金の流れを追えるようにするために、国際機関のFATF(金融活動作業部会)が各国に導入を求めています。

通知する情報は、送る人の名前、受け取る人の名前、顧客を識別する番号、送り先のアドレスなどです(コインチェックの2023年のお知らせより)。義務を負うのは取引所なので、利用者がやることは、送金先を登録するときに受取人の情報と送り先の取引所名を正しく入力することだけです。

トラベルルールはいつから始まった?

日本のトラベルルールは、2022年4月1日に日本暗号資産等取引業協会(JVCEA)の自主規制として始まり、2023年6月1日から犯罪収益移転防止法(犯収法)の改正で法律上の義務になりました(bitbank公式ヘルプ「トラベルルールとはなんですか」)。国内の取引所から海外へ自由に送れなくなったのは、2023年6月からです。

なぜ送れない相手が出てくるの?

送れない理由は大きく2つあります。

  1. 通知システムが違う:取引所どうしは、民間の「通知システム」を使って情報をやり取りします。日本ではTRUSTとSygnaの2つが主に使われていて、違うシステムを使う取引所の間では情報を届けられないため、送金できません
  2. 送り先の国・地域が通知の対象になっている:金融庁と財務省が指定した国・地域(通知対象国)にある取引所へは、情報を届けられる仕組みがないと送れません。反対に、通知対象国以外にある取引所や、個人のウォレットへは通知が不要なので送れます

下の図は、国内取引所から見た送り先ごとの基本の考え方です。細かい可否は取引所ごとに違うので、次の章の表で確認してください。

国内取引所から送れる相手・送れない相手(基本の考え方)

あなたの国内取引所の口座
↓

○ 送れる

同じ通知システムを使う国内取引所
通知対象国以外の海外取引所(各社の一覧に載っているもの)
自分の個人ウォレット(MetaMaskなど)

× 送れない

違う通知システムを使う国内取引所
通知対象国(米国・シンガポール・香港など63か所)の取引所で、通知ができない相手
各社の一覧に載っていない取引所

作成:Coin Map(金融庁・各取引所の公式ヘルプをもとに作成、2026年9月27日時点)

TRUSTとSygnaの違いは?

TRUSTとSygnaは、取引所どうしが送金の情報を届け合うための別々の通知システムで、互いにつながっていません。どちらが優れているというより、「自分の取引所と送り先が同じシステムかどうか」だけが送金できるかを分けます。

通知システム 使っている主な国内取引所 主な海外の利用先 国内の送金先
TRUST bitFlyer、コインチェック Coinbase、Kraken、GEMINI、Robinhoodなど米国の取引所が多い bitFlyer⇔コインチェックの間だけ
Sygna(Sygna Hub) bitbank、GMOコイン、SBI VCトレード(BITPOINT)、楽天ウォレット、OKJ、BitTrade、Zaif、BTCボックスなど Sygnaに対応する海外の業者(各社の送り先一覧で確認) Sygnaを使う国内取引所どうし
GTR(Global Travel Rule) Binance Japan Binanceグループなど 国内の取引所へは送れない(Binance Japan公式)

出典:bitFlyer・コインチェック・GMOコイン・bitbank・SBI VCトレード・OKJの各公式ヘルプ、Binance Japan「暗号資産の入出金に関するトラベルルール」(「トラベルルールパートナー」にGTRを記載)(2026年9月27日確認)。表の取引所名は主な例です。

通知対象の国・地域は63か所(2026年8月3日から)

通知対象国は少しずつ増えています。2026年8月3日から、アンギラ・オマーン・キューバ・ドミニカ国・ボツワナの5つが加わり、通知対象は63の国・地域になりました(金融庁、2026年7月7日公表。資料1「トラベルルール対象法域について」で、それまでの58法域に5法域を追加)。米国・英国・シンガポール・香港・韓国・UAE・EUの多くの国・英領バージン諸島・ケイマン諸島などが含まれます。

一方で、セーシェル・パナマ・セントビンセントおよびグレナディーン諸島など、海外取引所の登記先として多い地域は2026年9月時点で入っていません。海外取引所に送れるかどうかは、その取引所の運営会社がどこにあるかで決まるので、同じ取引所でも国内取引所ごとに判断が分かれることがあります(MEXCの例は後で説明します)。

金融庁の公表ページ。トラベルルールの対象法域を改正する告示は令和8年8月3日から適用されると書かれている
通知対象の国・地域は2026年8月3日から63に 出典:金融庁(2026年7月7日公表、2026年9月撮影)

国内9社の通知システムと送金の可否一覧【2026年9月27日確認】

国内の取引所は、採用している通知システムと「送り先を一覧から選ばせるかどうか」で、送れる相手が大きく変わります。下の表は、主な国内取引所9社の公式ヘルプを2026年9月27日に確認してまとめたものです。

国内取引所 通知システム 国内の送り先 海外の送り先の決め方 個人ウォレット
bitFlyer TRUST コインチェックのみ 「暗号資産送付先リスト」から選ぶだけ。リスト外は不可(2025年7月30日〜) ○
コインチェック TRUST bitFlyerなどTRUSTの業者 送金先登録の「サービス名」一覧に出る事業者だけ ○
bitbank Sygna GMOコイン・SBI VCトレード・楽天ウォレット・OKJなど 「取引所・サービス」の選択肢に出るVASPだけ。自由入力は不可(2025年7月31日〜) ○
GMOコイン Sygna bitbank・SBI VCトレード・楽天ウォレット・OKJなど 送り先の所在地が通知対象国なら不可。送付できない例にMEXC(シンガポール)・OKX(バハマ)など ○
SBI VCトレード Sygna bitbank・GMOコイン・楽天ウォレット・OKJなど 通知対象国以外なら「その他」で取引所名を入力 ○
BITPOINT
(SBI VCトレードのサービス)
Sygna(Sygna Hub) Sygnaの国内業者 出金手続きで表示される出金先だけ ○
楽天ウォレット Sygna(Sygna Hub) Sygnaの国内業者(2026年8月19日から暗号資産の出庫を停止中。10月5日時点で再開未定) 選択肢にない取引所は「その他の取引所口座」で入力。選択肢がエラーになる相手は不可。※出庫そのものが2026年8月19日から停止中(楽天ウォレット公式、10月5日時点) ×
OKJ Sygna(Sygna Hub) Sygnaの国内業者 通知対象国に属さない取引所。出庫先リストにない場合は問い合わせ ○
Binance Japan GTR 国内の取引所へは送れない 出金画面のリストに表示される海外取引所 ○

出典:各社の公式ヘルプ・お知らせ(ページと更新日は記事末尾の「確認した公式ページ」を参照、すべて2026年9月27日確認)。BITPOINTを運営していたビットポイントジャパンは2026年4月1日にSBI VCトレードに合併し、BITPOINTはSBI VCトレードのサービスとして続いています。

国内の取引所どうしで送れる組み合わせ

国内どうしの送金は「TRUSTの2社」「Sygnaの各社」「Binance Japan」の3つのグループに分かれ、グループをまたいで直接は送れません。たとえば、bitFlyerからGMOコインやbitbankへ、GMOコインからコインチェックへは直接送れません。

送る側 \ 受け取る側 bitFlyer・コインチェック bitbank・GMOコイン・SBI VCトレードなど Binance Japan
bitFlyer・コインチェック ○ × ×
bitbank・GMOコイン・SBI VCトレード・BITPOINT・楽天ウォレット(※)・OKJ × ○ ×
Binance Japan × × —

※楽天ウォレットは2026年8月19日から暗号資産の出庫を停止中(2026年10月5日時点、再開は未定。楽天ウォレット公式お知らせ)。再開までは、受け取る側としてのみ使えます。

出典:bitFlyer「暗号資産送付先リスト」、GMOコイン・SBI VCトレード・OKJの「送付(出庫)できない国内業者」、bitbankの送付可能VASP一覧、Binance Japan「暗号資産出金方法」(2026年9月27日確認)。

グループが違う国内取引所の間で資金を動かしたいときは、いったん日本円に換えて銀行経由で移すか、自分の個人ウォレットを受け取り先にする方法があります。個人ウォレットの手続きは後の章で説明します。

取引所ごとの注意点

bitFlyer:2025年7月30日に「その他」の自由入力をやめ、事前に審査した「暗号資産送付先リスト」から選ぶ形式に変えました。送れる銘柄は送り先ごとに「グループA」「グループB」で分かれていて、XRP・SOL・LTCなどは米国などの通知対象国の取引所へも、国内のコインチェックへも送れません(コインチェックはグループAの送り先のため)。一方で、MEXCなど通知対象国以外の取引所と個人ウォレットには送れます。AVAX・DOGEなど一部の銘柄は、どこへも送付に対応していません。

コインチェック:送金先を登録するときの「サービス名」の一覧に名前がない事業者へは送れません(公式FAQ、2026年7月9日更新)。公式FAQは、通知対象国以外の取引所の例としてBybit・MEXCを挙げ、「ほとんどの暗号資産」を送れるとしています。

bitbank:2025年7月31日から、送り先は「取引所・サービス」の選択肢から選ぶ形になり、選択肢にない取引所へは「その他」に名前を書いても送れません。公式ヘルプの一覧には、MEXC.com・Binance.com Global・Bybit.com Global・Bitget.com・OKX.com Globalなどが載っています(2026年9月25日更新)。MEXCへの具体的な入力と手数料はbitbankからMEXCへ送金する方法で解説しています。

bitbank公式ヘルプの「暗号資産の直接送付が可能な暗号資産交換業者等」一覧。MEXC.comが載っている
bitbankの送付先一覧にMEXC.comがある 出典:bitbank公式ヘルプ(2026年6月15日編集、2026年9月撮影)

GMOコイン:送り先の取引所の所在地をもとに判断し、通知対象国にある取引所へは送れません。送付できない海外取引所の例として「MEXC(シンガポール)」「OKX(バハマ)」「Bybit Fintech FZE(UAE)」などを名指ししています(公式「トラベルルールについて」)。

SBI VCトレード・BITPOINT:Sygnaを使う国内業者と、通知対象国以外の取引所へ出庫できます。SBI VCトレードは海外取引所を「その他」で名前を入力する方式、BITPOINTは出金画面に表示される出金先だけに送れる方式です。SBI VCトレードは2024年4月に「TRUSTも導入する」と発表していましたが、2026年9月27日時点の公式FAQはbitFlyer・コインチェックを「出庫できない国内業者」としています。

楽天ウォレット:2026年8月19日から暗号資産の出庫を停止中です(2026年10月5日時点、再開は未定。楽天ウォレット公式お知らせ)。再開までは、海外・国内のどこへも送れません。再開後も、Sygna以外を使う国内業者(bitFlyer・コインチェックなど)へは出庫できず、海外の取引所が選択肢にない場合は「その他の取引所口座」で名前を入力する方式です。

OKJ:公式ヘルプの「入庫・出庫が可能な取引所」(2026年5月28日時点)に、海外ではBinance・Bitget・Bybit・Gate.io・KuCoin・MEXC・OKX・Poloniexが載っています。出庫手数料が安い通貨と、出庫画面での「出庫先」の選び方はOKJからMEXCへ送金する方法で解説しています。日本円の入出金や板の手数料、利用者の評判はOKJの評判と手数料(海外取引所から受け取れる国内口座)にまとめています。

Binance Japan:公式ヘルプで、トラベルルールにより国内の取引所へは送金できないと明記しています。海外取引所と個人ウォレットへは送れます。

海外取引所(MEXC・BingX・BTCC・Bybit・Bitget)へ送れる?国内9社別の一覧

国内取引所から海外取引所へ直接送れるかは、国内取引所ごとの「送り先リスト」に載っているかどうかでほぼ決まります。下の表は、各社の公式ヘルプに名前が出ているかで判定しました。△は公式ヘルプに名前が出ておらず、送金画面の選択肢かサポートで事前に確かめる必要があるものです。

国内取引所 \ 送り先 MEXC BingX BTCC Bybit Bitget
日本居住者の利用 可(KYC必須) 可 可 2026年7月に終了 新規停止・撤退中
bitFlyer ○ × × ○ ○
コインチェック ○ △ △ ○ △
bitbank ○ × × ○ ○
GMOコイン × △ △ △ △
SBI VCトレード △ △ △ △ △
BITPOINT △ △ △ △ △
楽天ウォレット × × × × ×
OKJ ○ △ △ ○ ○
Binance Japan △ △ △ △ △

※楽天ウォレット:2026年8月19日から暗号資産の出庫を停止中(2026年10月5日時点、再開は未定。楽天ウォレット公式お知らせ)のため、送り先を問わず×。

○=公式ヘルプの送付先一覧・例示に名前がある ×=一覧方式で名前がない、または送付できない例に名前がある △=公式ヘルプに名前がなく、送金画面の選択肢かサポートで事前確認が必要。
出典:bitFlyer「暗号資産送付先リストはどこで確認できますか?」、コインチェック「送金・受取ができる暗号資産」(2026年10月8日更新)、bitbank「暗号資産の直接送付が可能な暗号資産交換業者等」(2026年9月25日更新)、GMOコイン「トラベルルールについて」、OKJ「入庫・出庫が可能な取引所」(2026年5月28日時点)ほか。すべて2026年9月27日確認。Bybit・Bitgetの利用状況は当サイトの撤退まとめ記事を参照。

bitFlyer公式FAQの暗号資産送付先リスト。非通知対象法域の海外取引所としてMEXC(セーシェル)が載っている
bitFlyerはMEXCを「セーシェル」所在として送付先に入れている 出典:bitFlyer公式FAQ(2026年9月撮影)

同じMEXCなのに、送れる取引所と送れない取引所があるのはなぜ?

MEXCへの送金可否が分かれるのは、国内取引所ごとにMEXCの所在地の見方が違うからです。bitFlyerは送付先リストに「MEXC(セーシェル)」と書き、通知対象国以外の取引所として送れるようにしています。GMOコインは「MEXC(シンガポール)」と書き、シンガポールは通知対象国なので送付できない例に入れています。

GMOコイン公式「トラベルルールについて」。送付できない日本以外の暗号資産交換業者の例にMEXC(シンガポール)がある
GMOコインはMEXCを「シンガポール」所在として送付不可にしている 出典:GMOコイン公式(2026年9月撮影)

セーシェルは2026年9月時点で通知対象国に入っておらず、シンガポールは入っています。どちらの判断が正しいかを利用者が決めることはできないので、MEXCに送りたいなら、MEXCを送り先に載せている国内取引所を使うのが確実です。2026年10月5日時点で、公式ヘルプにMEXCが載っていることを確認できたのはbitFlyer・コインチェック・bitbank・OKJ・BitTradeの5社です(BitTradeの一覧は2026年6月現在。BitTradeは、この記事の送金可否の表には入れていません)。

コインチェック公式FAQの取引先の例の表。通知対象法域以外の取引所の例にBybit、MEXCがある
コインチェックはMEXCを「通知対象法域以外の取引所」の例に挙げている 出典:コインチェック公式FAQ(2026年9月3日更新、2026年9月撮影)

MEXCへ入金するならこのルート

国内取引所からMEXCへ入金する流れは次のとおりです。送金の速さと手数料の安さから、XRPを使う人が多いです(bitFlyerでもXRPはMEXCへの送付に対応)。

  1. MEXCの口座を作り、本人確認(KYC)を済ませる:MEXCは2026年2月5日から、本人確認(初級KYC以上)をしていないと入金・出金ができません。
  2. MEXCの入金アドレスを確認する:MEXCの「入金」で銘柄(例:XRP)とネットワークを選び、アドレスと宛先タグ(タグ/メモ)をコピーします。XRPはタグがないと入金が反映されません
  3. 国内取引所で送金先を登録する:bitFlyerなら送付先リストから「MEXC(セーシェル)」を、bitbankなら「MEXC.com(エムイーエックスシー)」を選びます。受取人は「本人」、アドレスとタグは貼り付けで入力します
  4. 少額でテスト送金する:初めての送金先は、少額を送ってMEXCに反映されるのを確かめてから残りを送ります
  5. MEXCで反映を確認する:国内取引所側の審査やトラベルルールの通知があるため、反映まで時間がかかることがあります

口座開設から本人確認・入金までの画面つきの手順は、MEXCの口座開設・登録方法で解説しています。

MEXCの口座を作る(無料)

MEXCは、bitFlyer・コインチェック・bitbank・OKJ・BitTradeから直接送金できる海外取引所です(2026年10月5日時点、各社の公式ヘルプで確認)。

MEXCの公式サイトで登録する

当サイトの招待リンク特典:上記リンクからMEXCに登録すると、現物・先物・予測取引の取引手数料の20%がキャッシュバックされます(2026年9月時点)。

MEXCは日本の暗号資産交換業の登録を受けていない海外の業者で、金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月20日、店頭デリバティブの勧誘)警告を受けています。日本の法律による利用者保護の対象外です。本人確認(KYC)をしないと入金・出金ができません。

ほかの国内取引所と比べるなら:MEXCの入金方法(国内9社の送金可否・手数料の一覧)

BingX・BTCCへ送りたいときは?

BingXとBTCCは、2026年9月27日時点でbitFlyerとbitbankの送付先一覧に載っていないため、この2社からは直接送れません。知恵袋にも「以前はbitbankからBTCCにXRPを送っていたが、送れなくなった」という相談があります。bitbankが送り先を選択肢だけに絞った2025年7月31日以降に起きやすくなった困りごとです。

表で△になっている組み合わせ(コインチェックからBingX・BTCC・Bitget、SBI VCトレードから各社など、公式ヘルプに相手の名前がないもの)は、送金先登録の画面で選択肢に出るか、出ない場合はサポートに確認してから送ってください。どの国内取引所でも送れない場合、国内取引所から送れるのは自分の個人ウォレットまでです。BingXとBTCCの入金手順は、BingXの口座開設の手順・BTCCの口座開設の記事にまとめています。

Bybit・Bitgetは送付先リストに残っていても送らない

bitFlyer・bitbank・OKJの送付先一覧には今もBybitとBitgetが載っていますが、Bybitは2026年7月22日に日本居住者向けの取引を終え、Bitgetは2026年8月3日に日本居住者の新規登録を止めて段階的にサービスを終えている最中です。これから資金を送る先としては使えません。残っている資産の出金期限と移し先は、Bybit・Bitgetの日本撤退まとめで確認してください。

個人ウォレット(MetaMaskなど)へ送るときの手続きは?

MetaMaskやLedgerなどの個人ウォレット(プライベートウォレット)へは、国内9社のどこからでも送れます。取引所ではないので通知の相手がおらず、bitFlyerは「プライベートウォレットはトラベルルールの対象外」と明記しています。ただし、送金先を登録するときに「個人ウォレットである」ことを正しく選ぶ必要があります。MetaMaskの購入ボタン(MoonPay)が日本で使えず、国内の取引所からウォレットへ入れたい人はMoonPayは日本で使えない|MetaMask・Phantomに入れる別の方法で、ネットワークの選び方と手数料を解説しています。

国内取引所 送金先登録で選ぶ項目 補足
bitFlyer プライベートウォレット 送れる銘柄はグループB(XRP・SOLなども可)
コインチェック 受取人・送金先サービスの種類でプライベートウォレット 公式FAQでMetaMaskを例示
bitbank プライベートウォレット 公式FAQで「メタマスクやレジャーナノへの入出金は可能」
GMOコイン 送付先ウォレット:プライベートウォレット(MetaMaskなど) 金額・銘柄にかかわらず受取人情報の登録が必要
SBI VCトレード 受取先:その他(受取先名称に「自分のMetamask」など) ウォレット名を漢字・アルファベットで入力
BITPOINT 出金先:その他 受取人との続柄(本人など)も入力
楽天ウォレット 取引所以外 本人以外あては受取人の氏名・住所が必要。※2026年8月19日から出庫停止中(10月5日時点、再開未定)
OKJ プライベートウォレット Metamask・Ledger・SafePalなどを例示
Binance Japan 自己管理型ウォレット 出金時に送金先の申告が必要

出典:各社の公式ヘルプ・お知らせ(2026年9月27日確認)。画面の表記はアプリ・ブラウザで少し違うことがあります。

「個人ウォレット」として登録してよいのは、自分が管理するウォレットだけ

取引所の入金アドレスを「プライベートウォレット」として登録してはいけません。GMOコインの公式ヘルプは、受取人が個人であっても、取引所で開いた口座のアドレスなら送付先は「取引所・サービス」を選ぶのが正しいと、よくある間違いとして挙げています。

個人ウォレットとは、MetaMaskやLedgerのように自分で秘密鍵(リカバリーフレーズ)を管理しているウォレットのことです。取引所の口座は、取引所が鍵を管理しているので個人ウォレットではありません。bitFlyerは、利用者が送付先の選択を誤ったケースで「不正取引の疑いがある」と判断して送付を止めたことがあったと公表しています。登録内容を偽ると、送金が止まるだけでなく、口座の利用を制限される原因にもなります。

個人ウォレットから海外取引所へ送るときの注意

自分の個人ウォレットに移した暗号資産を、その後どこへ送るかはあなた自身の判断です。ただし、国内取引所から直接送る場合より手間とコストが増えます。

  • 送金手数料が2回かかる:国内取引所→ウォレット、ウォレット→海外取引所の2回分です。イーサリアムのネットワークではガス代(ネットワーク手数料)もかかります
  • ネットワークを合わせる:ウォレットと送り先が同じネットワーク(例:イーサリアム同士)でないと、資産が届かず戻せないことがあります
  • XRPはタグ、ウォレット側の準備が必要:取引所へ送るときは宛先タグが必要です。XRPの個人ウォレットは、使い始めに少額のXRP(準備金)を入れておく必要があります
  • 海外取引所の本人確認:MEXCは本人確認をしていないと入金できません。送る前に済ませておきます

コストと手間を考えると、MEXCへ送るなら、MEXCを送り先に載せているbitFlyer・コインチェック・bitbank・OKJ・BitTradeのどれかから直接送るほうが確実で安く済みます。

送り先のウォレットにPhantomを使う場合の受け取り方・対応チェーンは、Phantomウォレットの使い方で解説しています。

送金が止まった・取り消された・届かないときの対処法

送金が進まないときは、まず送金元の取引所の画面で状態(審査中・手続き中・取消済みなど)を確認し、原因を切り分けます。トラベルルールの通知や取引所の審査が終わるまでは、ブロックチェーンに送金自体が出ていないことが多いからです。

起きていること 主な原因 やること
送金先の一覧に取引所名が出ない 送り先がその国内取引所の送付先リストに入っていない この記事の一覧で、送れる国内取引所を確認する。国内取引所なら、正しい名称を選んでいるか見直す(GMOコイン公式)
「手続き中」「審査中」のまま トラベルルールの通知待ち、取引所のセキュリティ審査(大きな金額・短時間の連続送金など) 取引所からの確認メールに答え、状態が変わるまで待つ。審査は数日かかることがある(コインチェック公式)
「取消」「取消済」になった 送り先が受取人情報を確認できなかった、送り先で扱っていない銘柄、送り先が拒否、審査で受付不可、審査中に宛先を削除 受取人の氏名(ローマ字)・送り先の取引所名・銘柄を見直して再申請。送り先側の理由なら送り先に問い合わせる(GMOコイン・BITPOINT公式)
新しく登録したアドレスに送れない 詐欺対策として、新しい送金先に一定期間送れない仕組み 期間が過ぎるのを待つ。よく使う送金先は早めに登録しておく
送金元では完了なのに、受け取り側に反映されない タグ・メモの入れ忘れ、ネットワーク違い、受け取り側での送付元情報の確認待ち TxID(取引ID)を控えて受け取り側のサポートへ。国内取引所の受け取りなら「未反映入金」などの画面で送付元情報を登録する

出典:GMOコイン「【トラベルルール】暗号資産の送付が取り消されました」(2026年9月24日更新)、BITPOINT「暗号資産の出金が『取消済』となる場合」(2026年8月26日更新)、コインチェック「暗号資産の送金が『手続き中』のまま進みません」(2026年6月19日更新)ほか。2026年9月27日確認。

新しい送金先は一定期間送れないことがある

金融庁と警察庁は2026年8月6日、詐欺の被害を防ぐために、送金先の事前登録や登録後の出庫制限などを取引所に求めました。これを受けてコインチェックは、2026年9月15日から、新しく登録した送金先アドレスへの送金を一定期間制限しています。期間はセキュリティ上の理由で公表されておらず、短くしてもらうこともできません。詳しくはコインチェックの新規アドレス送金制限の記事で解説しています。

MEXCなど海外取引所に初めて送るときは、送りたい日の直前ではなく、余裕をもって送金先を登録しておきましょう。

「取消」になった暗号資産はどうなる?

トラベルルールの確認が終わらずに取り消された送金は、送付そのものが行われていません。GMOコインは、送り先の取引所で通知事項の確認が終わらなかった場合は「送付は行われません」と説明しています。資産は送金元の口座に残っているので、原因を直してから申請し直します。

一方、タグの入れ忘れやネットワークの選び間違いで、ブロックチェーン上では送金が完了しているのに届かない場合は、受け取り側の取引所に組み戻しを頼むしかありません。対応してもらえるかは取引所しだいで、手数料がかかることもあります。

海外取引所から国内取引所へ戻すときもトラベルルールが関係する

MEXCなど海外取引所から国内取引所へ送るときは、受け取る側の国内取引所がトラベルルールの確認をします。国内取引所から「送付元の情報を登録してください」とメールが来たら、送付元の取引所名・送付人(本人など)を登録するまで口座に反映されません(GMOコインは「未反映リスト」、bitbankは「未反映入金」の画面で登録)。

MEXCから日本円に戻すまでの手順と、出金できないときの原因はMEXCで出金できない原因と対処法に、MEXC以外も含めた海外取引所全体の出金トラブルは海外取引所から出金できない原因と対処法にまとめています。受け取る側の国内取引所6社の扱い(送付元の登録・日本円の出金手数料)は海外取引所から日本円に戻す方法で比べています。

よくある質問

Q. トラベルルールはいつから始まりましたか?

A. 日本では2022年4月1日に業界団体(JVCEA)の自主規制として始まり、2023年6月1日から犯罪収益移転防止法で取引所の義務になりました。国内取引所から海外へ自由に送れなくなったのは2023年6月からです。

Q. bitFlyerからMEXCに送金できないのはなぜですか?

A. bitFlyerの送付先リストには「MEXC(セーシェル)」が載っているので、MEXCへは送れます(2026年9月27日確認)。送れないときは、①送付先で「MEXC(セーシェル)」を選んでいるか、②銘柄がAVAX・DOGEなど送付に対応していないものでないか、③XRPの宛先タグを登録したか、④外部アドレス登録のメール認証を済ませたか、⑤本人確認から90日未満なのに、48時間以内に日本円を合計10万円より多く入金していないか(2026年10月15日から始まるクールダウンで、10万円を超えた分に相当する暗号資産は入金から48時間送れません)、を確認してください。bitFlyerは確認が終わってから送付を反映するため、時間がかかることもあります。

Q. コインチェックからMEXCに送金できません。

A. コインチェックの公式FAQは、通知対象国以外の取引所の例としてMEXCを挙げていて、ほとんどの暗号資産を送れるとしています。送れないときは、送金先登録の「サービス名」でMEXCを選んだか、2026年9月15日から始まった「新しい送金先への一定期間の送金制限」にかかっていないかを確認してください。「手続き中」のままなら、トラベルルールの通知や審査の途中です。

Q. GMOコインからMEXCに送金できますか?

A. できません。GMOコインは公式の「トラベルルールについて」で、送付できない海外取引所の例に「MEXC(シンガポール)」を挙げています。MEXCに入金したい場合は、MEXCを送り先に載せているbitFlyer・コインチェック・bitbank・OKJ・BitTradeのいずれかを使うのが確実です。

Q. bitbankからMEXCに送れますか?

A. 送れます。bitbankの公式ヘルプ「暗号資産の直接送付が可能な暗号資産交換業者等(VASP)」に「MEXC.com(エムイーエックスシー)」が載っています。送金先の登録では「取引所・サービス」の選択肢からMEXC.comを選んでください。「その他」に名前を書く方法では送れません。

Q. SBI VCトレード(BITPOINT)からMEXCに送れますか?

A. SBI VCトレードの公式FAQは、通知対象国以外にある取引所へは「その他」で名前を入力して出庫できるとしていますが、MEXCを名指しした記載はありません(2026年9月27日確認)。BITPOINTは出金画面に表示される出金先にしか送れません。送る前に、画面の選択肢かサポートで確認してください。

Q. 楽天ウォレットから海外取引所に送れますか?

A. いまは送れません。楽天ウォレットは2026年8月19日から暗号資産の出庫を停止しています(2026年10月5日時点、再開は未定。楽天ウォレット公式お知らせ)。再開後は、通知対象国以外の取引所であれば「その他の取引所口座」を選んで取引所名を入力して出庫する方式です。選択肢にある取引所がエラーになる場合は規制上出庫できない相手で、bitFlyer・コインチェックなどSygnaを使っていない国内取引所へも出庫できません。急ぐ場合は、MEXC等へ送れることを公式が明記しているbitFlyer・bitbank・OKJ・BitTradeなどの口座から送ってください。楽天ウォレット内の暗号資産は再開まで外へ動かせないため、海外取引所へ送りたい場合は、ほかの国内取引所で買って送る形になります。

なお、楽天ウォレットは2026年10月15日から、認証アプリ(Google Authenticatorなど)を使っていた人のログインを、認証の再設定か新アプリへの移行が終わるまで制限しています(楽天ウォレット公式、2026年10月17日確認)。ログインできない人の手順は「楽天ウォレットにログインできない原因と対処法」にまとめています。

Q. Binance Japanから国内の取引所やMEXCに送れますか?

A. 国内の取引所へは送れません(Binance Japan公式ヘルプ)。海外の取引所へは、出金画面のリストに表示される相手なら送れます。MEXCが表示されるかは、出金画面で確認してください。個人ウォレットへは送れます。

Q. bitbankからBTCCやBingXに送れなくなりました。

A. bitbankは2025年7月31日から、選択肢に出る取引所にしか送れない方式に変えました。2026年9月27日時点の一覧にBTCC・BingXは載っていないため、直接は送れません。以前に登録したアドレスでも、一覧にない取引所へは送れません。

Q. bitFlyerとGMOコイン(またはbitbank)の間で送金できないのはなぜですか?

A. 通知システムが違うからです。bitFlyer・コインチェックはTRUST、GMOコイン・bitbankはSygnaを使っていて、2つのシステムはつながっていません。資金を移すなら、日本円に換えて銀行経由で移すのが確実です。

Q. TRUSTとSygnaはどちらを使う取引所が便利ですか?

A. 目的によります。国内の多くの取引所と送り合いたいなら、Sygnaを使う取引所(bitbank・GMOコイン・SBI VCトレードなど)が便利です。米国のCoinbaseやKrakenに送りたいならTRUSTのbitFlyer・コインチェックです。MEXCへ送りたいなら、システムよりも送付先一覧にMEXCがあるか(bitFlyer・コインチェック・bitbank・OKJ・BitTrade)で選びます。

Q. 通知対象の国・地域はどこですか?

A. 2026年8月3日から63の国・地域です。米国・英国・カナダ・シンガポール・香港・韓国・UAE・インド・スイス・ドイツ・フランスなどEUの多く・英領バージン諸島・ケイマン諸島・バハマなどが含まれます。最新の一覧は金融庁の公表資料で確認できます。

Q. 少額の送金でもトラベルルールの対象になりますか?

A. なります。GMOコインは、金額・銘柄にかかわらず、外部へ送るときは受取人の情報の登録が必要としています。通知の義務を負うのは取引所なので、利用者は登録内容を正しく入力すれば、特別な手続きはいりません。

Q. 自分の個人ウォレットに送るのは問題ありませんか?

A. 自分が管理する個人ウォレットへ送ること自体は、どの国内取引所も公式に認めている送り方で、違法ではありません。ただし、国内取引所から直接送れない取引所に届けるための手段として、国内取引所が個人ウォレットへの送付を案内しているわけではありません。また、取引所の入金アドレスを「個人ウォレット」と偽って登録するのは誤りで、送金の停止や口座の利用制限の原因になります。登録内容は必ず事実どおりに入力してください。

Q. 受取人の住所には、送り先の取引所の住所を書くのですか?

A. いいえ。bitbankの公式FAQは、送り先の取引所の住所ではなく、受取人本人の住所を入力するよう案内しています。自分の口座へ送るなら、受取人は「本人」を選べば自分の登録情報が使われます。

Q. トラベルルールで日本円の入出金にも影響はありますか?

A. ありません。トラベルルールは暗号資産を送るときのルールで、銀行口座との日本円の入出金には関係しません(bitbank公式FAQ)。

Q. MEXCから国内の取引所に戻すときも手続きが必要ですか?

A. 必要な場合があります。受け取る国内取引所が、送付元の取引所名や送付人の情報の登録を求めることがあり、登録と確認が終わるまで口座に反映されません。メールが来たら早めに答えてください。手順はMEXCの出金トラブルの記事で解説しています。

Q. Bybitから国内取引所に送ろうとしたら、メールで質問が来ました。

A. 受け取る国内取引所が、トラベルルールにもとづいて送付元の情報を確認しているためです。質問に答えて確認が終わると反映されます。なお、Bybitは2026年7月22日に日本居住者向けの取引を終えています。資産が残っている場合の出金方法は撤退まとめ記事を見てください。

Q. 送金が「取消」になったら、暗号資産は消えますか?

A. 消えません。トラベルルールの確認が終わらずに取り消された送金は、送付そのものが行われておらず、資産は送金元の口座に残ります。受取人の名前や送り先の取引所名を見直して、申請し直してください。

Q. NFTの送付もトラベルルールの対象ですか?

A. コインチェックは、トラベルルールへの対応はCoincheck NFTでのNFTの入庫・出庫には適用されないと案内しています。ほかの取引所の扱いは各社のヘルプで確認してください。

まとめ:送れるかは「国内取引所×送り先」の組み合わせで決まる

まとめ(2026年9月27日時点)

  • トラベルルールは、取引所が送金のたびに送る人・受け取る人の情報を送り先に伝える決まり。日本では2023年6月1日から義務
  • 国内どうしは、TRUST(bitFlyer・コインチェック)とSygna(bitbank・GMOコイン・SBI VCトレードなど)の間で直接送れない。Binance Japanは国内のどこへも送れない
  • 海外へは、通知対象の63の国・地域にある取引所なら通知ができる相手だけ、それ以外の地域の取引所なら各社の送り先一覧に載っている相手に送れる
  • MEXCへ直接送れるのはbitFlyer・コインチェック・bitbank・OKJ・BitTrade。GMOコインはMEXCへ送れない
  • 個人ウォレットへはどこからでも送れるが、登録できるのは自分で鍵を管理するウォレットだけ

各社の送り先一覧は予告なく変わることがあります。送る前に、使う国内取引所の送金先登録画面で送り先が選べるかを必ず確認してください。MEXCに入金したい人は、MEXCの口座開設・登録方法から始めるとスムーズです。

MEXCの公式サイトで登録する(取引手数料20%還元)

MEXCは日本の登録を受けていない海外の業者です。金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月20日)警告を受けています。本人確認(KYC)をしないと入金・出金ができません。

この記事で確認した公式ページ(2026年9月27日確認)

  • 金融庁「トラベルルールの対象法域の改正(パブリックコメントの結果等)」2026年7月7日:fsa.go.jp
  • bitFlyer「暗号資産送付先リストはどこで確認できますか?」:bitflyer.com
  • コインチェック「Coincheckのサービスで送金・受取ができる暗号資産を教えてください」2026年10月8日更新:faq.coincheck.com
  • bitbank「暗号資産の直接送付が可能な暗号資産交換業者等(VASP)」2026年9月25日更新:support.bitbank.cc
  • BitTrade「出金可能な海外取引所」(2026年6月現在):support.bittrade.co.jp
  • GMOコイン「トラベルルールについて」:coin.z.com
  • SBI VCトレード「出庫が可能な先」「出庫が不可な国内暗号資産交換業者」:sbivc.co.jp
  • BITPOINT「暗号資産の出金に関する注意事項」:support.bitpoint.co.jp
  • 楽天ウォレット「入出庫について」:rakuten-wallet.co.jp、「暗号資産の出庫サービス一時停止のお知らせ」(2026年8月19日):rakuten-wallet.co.jp/news(2026年10月5日確認)
  • OKJ「入庫・出庫が可能な取引所はどこですか」2026年5月28日時点:support.okj.com
  • Binance Japan「暗号資産出金方法」:binance.com
  • Binance Japan「暗号資産の入出金に関するトラベルルール」(トラベルルールパートナー:GTR):binance.com

本記事のデータは2026年9月27日時点(楽天ウォレットの出庫停止は2026年10月5日に確認)のものです。各取引所の送り先一覧や通知対象の国・地域は変わることがあるため、送金の前に各社の公式ページで最新の情報を確認してください。

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