仮想通貨取引所の手数料・評判・入金方法を徹底比較する攻略マップ

Hyperliquid(ハイパーリキッド)の始め方・使い方|日本から使える?登録・取引・決済・出金と株・金の取引を画面付きで解説【2026年10月最新】

Hyperliquidの始め方を解説するイラスト(ウォレット・入金・取引の3ステップ) PerpDEX・DeFi

本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます(広告ポリシー・評価の方法)

結論:Hyperliquidの始め方(30秒で要点)

  • 日本からKYCなしで使え、紹介コードHIDARIで手数料4%割引

Hyperliquidは日本の金融庁に登録された暗号資産交換業者ではありません(未登録の海外のサービス)。日本の法律による利用者保護はなく、先物はレバレッジ取引のため、預けた証拠金を失うことがあります。紹介割引の内容はHyperliquid公式ドキュメント(Referrals)に基づきます(2026年10月10日時点)。当サイトの紹介コード経由で取引があると、当サイトが報酬を受け取ることがあります。

  • Hyperliquidとは:本人確認(KYC)なしで、ウォレットをつなぐだけでビットコインなどの先物をレバレッジ取引できる分散型取引所(PerpDEX)です。
  • 必要なもの:①MetaMaskなどのウォレット、②Arbitrumネットワーク上のUSDC(5 USDC以上)、③入金のガス代として少額のETH(Arbitrum上、数ドル分)。
  • MEXCなしでも始められる:国内の登録業者OKJでETHを買い、Arbitrum Oneで自分のMetaMaskへ送り、MetaMaskでUSDCに交換すれば、海外の取引所を通らずに入金できます(2つの入金ルートの比較)。
  • 所要時間:ウォレットとUSDCが用意できていれば約10〜15分。取引所の口座から用意する場合は、送金待ちを含めて30分〜1時間が目安です。
  • 手数料:先物は成行(テイカー)0.045%、指値(メイカー)0.015%。出金手数料は出金画面に表示(旧ブリッジ経由なら1 USDC)。
  • 紹介コード:当サイトの紹介リンク(コードHIDARI)から始めると、Hyperliquid公式の紹介制度により取引手数料が4%割引になります(取引量2,500万ドルまで)。登録後も、ReferralsページでHIDARIを入力できます(公式ドキュメント)。公式ドキュメントに期限の記載はありませんが、公式のWeb画面には「取引高1万ドル超では入力できない」という文言があるため、最初の取引の前に入れておくのが確実です。
  • 日本から使える?:日本居住者も利用できます。利用規約で利用できないのは米国・カナダのオンタリオ州・経済制裁の対象地域の居住者で、日本は含まれていません(2026年9月25日確認)。金融庁の登録業者ではないため、日本の利用者保護は受けられません。
  • 株・金も取引できる:HIP-3の市場で、米国株・金・原油・日経225の先物をUSDCで24時間取引できます。

この記事でわかること:Hyperliquid(ハイパーリキッド)を初めて使う人が、画面を見ながら「ウォレットの準備 → USDCの入金 → 注文 → 決済 → 出金」まで迷わず進めるように、7つのステップを1枚ずつ画面付きで解説します。手数料、紹介コードの割引、日本から使えるか、MEXCを使わずに国内取引所(OKJ)だけで入金する方法、スマホでの使い方、株・金の取引(HIP-3)までこの1本で確認できます。

本記事のデータは2026年9月24日時点(HIP-3の銘柄数・最大レバレッジ・手数料は2026年10月2日時点、日本からの利用に関する情報は2026年9月25日時点)のものです。入金できる通貨・最低額・手数料・紹介割引・銘柄数は2026年10月10日に公式ドキュメントと公開APIで確認し直しました。最終更新は2026年10月10日で、更新した内容は記事の最後の更新履歴にまとめています。手数料・対応ネットワーク・銘柄数は変更されることがあるため、取引前に公式サイトと公式ドキュメントで最新の情報を確認してください。

Hyperliquid(ハイパーリキッド)とは?

Hyperliquidは、独自のブロックチェーン上で注文板(オーダーブック)まで動かしている、分散型の無期限先物取引所(PerpDEX)です。MEXCやBybitのような取引所(CEX)と同じ感覚で指値・成行の注文を出せますが、口座開設や本人確認はなく、自分のウォレットをつなぐだけで使えます。MEXCなどのCEXと並べて手数料や安全性を比べたい人は、CEX(中央集権型の取引所)も含めて海外取引所を比べたランキングを見てください。

資金は運営会社の口座ではなく、Hyperliquidのブロックチェーン上で自分のウォレットのアドレスにひもづいて管理されます。注文、約定、清算(強制決済)の記録はすべてブロックチェーン上で公開されていて、誰でも確認できます。

HyperliquidのHyperCoreとHyperEVMの構造図
Hyperliquidは取引処理のHyperCoreと、アプリ用のHyperEVMの2層でできている(出典:Hyperliquid公式ドキュメント)

Hyperliquidの基本情報(2026年10月10日時点)

項目 内容
種類 分散型取引所(DEX)。無期限先物(Perp)と現物(Spot)を取引できる
ブロックチェーン 独自のレイヤー1。取引処理の「HyperCore」と、アプリ用の「HyperEVM」の2層構造
処理性能 毎秒20万件の注文を処理(公式ドキュメント)
本人確認(KYC) 不要(ウォレット接続、またはメールアドレスでログイン)
先物の銘柄数 本体の暗号資産先物が178銘柄。ほかに第三者が開設した市場(HIP-3)で株・金・原油・為替なども取引できる
最大レバレッジ BTC 40倍、ETH 25倍、SOL・XRP 20倍、HYPE 10倍(銘柄ごとに異なる)
取引手数料(先物) テイカー0.045%/メイカー0.015%(基本料率)
入金 Arbitrum上のUSDCが基本(5 USDC以上)。BTC・ETH・SOL・AVAX・ZECなども入金できる。USDTは入金先の一覧に無い
日本語表示 なし(English・フランス語・中国語・韓国語・スペイン語の5言語。2026年10月4日時点)。本記事の画面解説を見ながら進めれば問題ありません
ネイティブトークン HYPE(約85ドル、2026年10月10日)

出典:Hyperliquid公式ドキュメント、Hyperliquid公開API(銘柄数・レバレッジ・HYPE価格は2026年10月10日1時38分に取得。入金先はHyperliquid公式ドキュメント「How to start trading」、2026年10月10日確認)

HYPEとは?

HYPEは、Hyperliquidのネイティブトークンです。ネットワークを守るステーキング、ガス代の支払い、取引手数料の割引(ステーキング量に応じて最大40%)に使われます。

Hyperliquidの取引手数料は、自動でHYPEの買い戻しに回る仕組みになっています。2024年11月には供給量の31%がユーザーにエアドロップ(無料配布)され、ベンチャーキャピタルから資金を受けずに開発されていることでも知られています。

HIP-3とは?

HIP-3は、Hyperliquid本体以外の開発者が、自分で先物市場を立ち上げられる仕組みです。HIP-3の市場では、テスラやエヌビディアなどの米国株、金(GOLD)、銀、原油、円やユーロといった為替まで、24時間365日、USDCを証拠金に取引できます。銘柄名の頭に「xyz:」のような運営者名が付いているのがHIP-3の市場です。

最新状況:米国展開の動き、HYPEの最高値更新とBinance上場

2026年8月19日、トランプ大統領がホワイトハウスでの会談で、CFTC(米商品先物取引委員会)がHyperliquidを米国に合法的に導入できるよう取り組んでいると発言し、HYPEは24時間で約19%上昇しました。

9月16日には、Kraken親会社のPaywardが、米国の顧客向けにHyperliquid上の無期限先物を提供する計画を正式に発表しました。Payward傘下の登録ブローカーで口座を開き、同じく傘下のBitnomialが市場の運営と清算を担う仕組みで、開始時期は未定です。米国居住者がHyperliquidを直接使えるようになるわけではありません。

9月18日にはHYPE・BTCを担保に借り入れができる新機能が始まり、HYPEは9月23日に最高値97.96ドル(CoinGecko)を付けました。値動きの詳しい推移はHYPEの将来性・価格の推移、会談の中身はホワイトハウス会談の解説記事で解説しています。

2026年9月24日には、世界最大手の取引所Binance(バイナンス)がHYPEの現物を上場しました(HYPE/USDT・HYPE/USDC・HYPE/TRYの3ペア。先物は2025年5月から上場済み)。HYPEは前日の9月23日に最高値97.96ドルをつけたあと、上場の発表後に約5.5%下げ、10月1日時点は約89ドルです(CoinGecko)。日本居住者はBinanceのグローバル版を使えません。上場から1週間たった10月1日時点でも、HYPE現物の24時間出来高はHyperliquid本体(約1億600万ドル)がBinanceのHYPE/USDT(約5,100万ドル)の約2倍で、売買の中心はHyperliquidのままです(CoinGecko)。上場の詳細はHYPEがバイナンスに上場|日本人は買える?で解説しています。

HYPEの価格チャート(直近1年)
HYPEの価格推移(CoinMarketCap、3か月表示がないため直近1年表示で代替。8月19日の急騰と9月の最高値更新が確認できる)。出典:CoinMarketCap、2026年9月25日取得

注意:現時点でHyperliquidの利用規約は、米国とカナダ・オンタリオ州の居住者などの利用を認めていません。米国展開はまだ交渉・申請の段階です。日本は利用できない地域に含まれていません(次のH2で詳しく説明します)。

Hyperliquidは日本から使える?金融庁との関係と注意点

Hyperliquidは日本居住者も利用できます(2026年9月25日時点)。Hyperliquidの利用規約で利用が認められていないのは、米国とカナダ・オンタリオ州の居住者、経済制裁の対象地域の居住者などで、日本は含まれていません。

ただしHyperliquidは、日本の金融庁に登録された暗号資産交換業者ではありません。「日本から使えること」と「日本の法律で守られること」は別の話です。違いを表で整理します。

項目 Hyperliquid 国内の登録業者(参考)
日本居住者の利用 ○ 利用規約の制限地域に日本はない ○
金融庁への登録 × 登録なし ○ 登録あり
金融庁の警告(無登録業者の名称公表) 掲載なし(2026年9月25日確認) —
本人確認(KYC) 不要(ウォレット接続かメールでログイン) 必要
日本円の入金 × できない(USDCなどを送る) ○ できる
画面の日本語表示 × 日本語なし(英語など5言語) ○ 日本語
資産の管理 自分のウォレット(秘密鍵は自分で管理) 業者が分別管理
トラブル時の相談先 運営の窓口はなく自己責任 業者の窓口、日本暗号資産等取引業協会の相談窓口

出典:Hyperliquid利用規約(app.hyperliquid.xyz/terms)、金融庁「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」(利用規約は2026年9月25日、警告一覧は2026年10月9日確認)

金融庁との関係は?警告を受けていない=お墨付き、ではない

金融庁は、登録を受けずに日本居住者向けに暗号資産の取引サービスを提供している海外業者に警告を出し、名前を公表しています。2026年10月9日時点で、Hyperliquidはこの警告リストに掲載されていません。同じ海外のサービスでも、MEXCは金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月)警告を受けています。

ただし、警告を受けていないことは「日本で認められている」という意味ではありません。Hyperliquidは、運営会社が利用者の資産を預かる取引所ではなく、ブロックチェーン上のプログラムで取引が行われる分散型のサービスです。日本の法律による分別管理や補償の仕組みはなく、トラブルが起きても自分で対処するしかありません。日本の規制は今後変わることもあるため、金融庁の発表に注意してください。

DEXの規制はどうなる?今すぐ使えなくなる話ではない

金融庁はDEX・DeFi・ウォレット提供業者の規制のあり方を検討し始めた段階で、Hyperliquidが日本から使えなくなると決まったわけではありません(2026年10月4日時点)。2026年9月30日の金融庁「AI時代を見据えたオンチェーン金融フォーラム」の資料は検討の段取りを示したもので、Hyperliquidなど個別のサービス名や、利用者を罰する内容は書かれていません。次の区切りは、2027年初めのフォーラム第2回(中間整理)です。

Hyperliquidを使う人にいちばん近い変化は、国内取引所から自分のウォレットへの送金です。改正金融商品取引法の内閣府令で、新規口座の開設直後は自分で管理するウォレットへ送れない「熟慮期間」を設ける予定です。この記事で紹介する「国内取引所だけのルート」も、口座を開いてすぐには使えない場合があります。資料に書かれていること・いないことは金融庁がDEX・DeFi・ウォレットの規制を検討へ|Hyperliquidは使えなくなる?で整理しています。

日本居住者がHyperliquidを使うメリット

  1. Hyperliquid自体は本人確認なしで使える:ウォレットをつなぐだけで取引できます(USDCを用意する取引所では本人確認が必要です)。
  2. 資産を取引所に預けない:資金は自分のウォレットのアドレスにひもづいていて、取引所の口座のように運営会社の判断で凍結される仕組みではありません。2026年はBybitが日本居住者向けのサービスを終了し、Bitgetも新規登録を止めて11月1日から日本居住者のアカウントを決済専用にします(9月25日にはハッキングで出金を一時停止し、10月2日に段階的な再開を完了)。一方で、Hyperliquidは「取引所の撤退で口座が使えなくなる」という形の心配が小さいサービスです。
  3. 株・金・日経225も24時間取引できる:HIP-3の市場で、米国株や日本株、金、原油、日経225の先物をUSDCで取引できます(株・金の先物の要点)。
  4. 記録がすべて公開されている:注文・約定・清算はブロックチェーン上に記録され、誰でも確かめられます。

日本から使うときの注意点(4つ)

注意点 内容 対策
日本円で直接入金できない Hyperliquidに円を入れる方法はない ①国内取引所OKJでETHを買い、Arbitrum Oneで自分のMetaMaskへ送ってUSDCに交換する、②MEXCなどでUSDCを用意してArbitrumで送る、のどちらか(入金ルートの比較)
画面が英語 日本語表示はない 本記事の画面解説を見ながら進める。ブラウザの翻訳機能で読むことはできるが、注文前は英語のまま数量と価格を確認する
税金は自分で計算する 年間の取引報告書は出ない 「Trade History」「Funding History」を定期的に保存する
規制が変わる可能性 日本の登録業者ではない 失っても困らない金額で使い、利益はこまめに出金する

日本から使う場合も、利益は原則として雑所得として確定申告の対象です。申告の考え方は後半の「税金」で説明します。

日本から使う方法(3ステップの要約)

  1. MetaMaskなどのウォレットを用意する(メールアドレスでのログインも可)
  2. ArbitrumのUSDCを用意する。国内取引所OKJでETHを買ってArbitrum Oneで自分のウォレットへ送り、USDCに交換する(海外の取引所を使わない)か、MEXCなどでUSDCに換えてArbitrumで送る
  3. 紹介リンク(コードHIDARI)からHyperliquidを開いて接続し、5 USDC以上を入金する

画面付きの詳しい手順は、この後の「Hyperliquidの始め方【7ステップを画面で解説】」で解説します。

紹介コードHIDARIでHyperliquidを始める(手数料4%オフ)

Hyperliquidを始める前に準備するもの

Hyperliquidを始めるのに必要なものは、ウォレット、Arbitrum上のUSDC、少額のETHの3つです。全体の流れを先に見ておくと、途中で迷いません。

Hyperliquidを始める全体の流れ(7ステップ)

STEP1 ウォレット(MetaMask)を用意する 約5分
▼
STEP2 ArbitrumのUSDCとETHを自分のウォレットに用意する(OKJだけ/MEXC経由の2ルート) 約10〜30分(口座開設済みの場合)
▼
STEP3 紹介リンク(HIDARI)からHyperliquidを開き、ウォレットを接続する 約2分
▼
STEP4 USDCをHyperliquidへ入金(Deposit)する 約1〜3分
▼
STEP5 取引画面で注文を出す(レバレッジ・成行/指値・TP/SL)
▼
STEP6 ポジションを確認して決済する
▼
STEP7 USDCを出金(Withdraw)する 約5分

準備するもの一覧

準備するもの 目安の量 用途・ポイント
ウォレット(MetaMask、Rabbyなど) 1つ Hyperliquidにログインする「口座」の代わり。メールアドレスでのログインも可能
USDC(Arbitrum One) 5 USDC以上(練習なら20〜100 USDC) 取引の証拠金。5 USDC未満を入金すると反映されず失われる(公式ドキュメント)
ETH(Arbitrum One) 0.001〜0.002 ETH程度(数ドル分) ウォレットから入金するときのガス代。Hyperliquid上の取引にガス代はかからない
暗号資産取引所の口座 OKJ(国内)だけ、または国内取引所+MEXCなど 日本円からETH・USDCを用意するため。すでにArbitrumのUSDCを持っていれば不要(2つのルートの比較)

MetaMaskを入れたくない人へ:Hyperliquidはメールアドレスでもログインできます。メールに届く6桁のコードを入れるだけで、ウォレットが自動で作られます。この場合は入金画面に表示される入金アドレスへ、取引所からUSDCを直接送れるので、ガス代用のETHも不要です。送れるのはArbitrum・Ethereum・Base・PolygonのUSDCで、5 USDC未満は入金として反映されず(メールのウォレットに戻されます)、1 USDC未満は失われます(Hyperliquid公式ドキュメント、2026年10月2日確認)。ただし長く使うなら、秘密鍵を自分で管理できるMetaMaskなどのウォレットをおすすめします。

日本円から始める入金ルートは2つ:国内取引所だけか、MEXC経由か

Hyperliquidは、海外の取引所を使わずに国内取引所だけで始められます。国内の登録業者OKJ(オーケーコイン・ジャパン)は、ETHをArbitrum Oneネットワークで出庫でき、MetaMaskなどのプライベートウォレットへの出庫も公式ヘルプで認めています。ETHを自分のMetaMaskに送り、MetaMaskの中でUSDCに交換すれば、Hyperliquidに入金できます。

比べる点 ルートA:国内取引所だけ(OKJ) ルートB:MEXC経由
流れ OKJでETHを買う → Arbitrum OneでMetaMaskへ → MetaMaskでETHの一部をUSDCに交換 国内取引所でXRPなどを買う → MEXCへ送る → USDCとETHに換えてArbitrum Oneで出金
使う業者の登録 ◎ OKJは金融庁登録の国内業者(関東財務局長 第00020号) △ MEXCは金融庁に未登録。金融庁から2回(2023年3月・2024年11月)、関東財務局から1回(2025年6月)警告を受けている
海外取引所の口座 ◎ いらない △ 必要(MEXCは本人確認〈初級KYC以上〉が必須)
主な手数料 OKJの取引手数料(Lv1でテイカー0.14%)+ETHの出庫手数料0.0005 ETH(約213円)+MetaMaskの交換手数料0.875%+Arbitrumのガス代 国内取引所の送金手数料(OKJのXRPなら最低0.2 XRP(約48円))+MEXCでの交換手数料+MEXCのUSDC・ETHの出金手数料(出金画面に表示)
3万円で始める場合の費用の目安 約500円+ガス代(下の試算) MEXCの出金手数料は銘柄・ネットワークごとに変わるため、出金画面で確認
待ち時間 OKJの新規口座は、口座開設の完了から10日間は暗号資産を出庫できない 国内取引所の出庫の制限(各社の規定)に加え、MEXCの口座開設と本人確認
向いている人 海外取引所を使いたくない人、日本円の出入口を国内の登録業者にまとめたい人 すでにMEXCの口座を持っている人、MEXCでも取引したい人

出典:OKJ公式ヘルプ「入庫・出庫が可能な取引所はどこですか」「<重要>新規口座の暗号資産出庫制限について」、OKJの出庫ルールの公開データ(ETH〈Arbitrum One〉の出庫手数料0.0005 ETH・最低出庫数量0.01 ETH)、MetaMask公式サポート「Swaps」(MetaMask fee 0.875%)、金融庁「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」、MEXC公式告知(2026年2月5日、本人確認の義務化)。円換算は2026年10月4日17時(JST)のETH価格(約42万6,700円)で計算。いずれも2026年10月4日確認

ルートAの費用を3万円で試算すると約500円

OKJの取引所(板)で3万円分のETHを買い、MetaMaskへ送ってUSDCに交換した場合の目安です(2026年10月4日17時の価格で計算)。

段階 かかる費用 円の目安
①OKJの取引所でETHを買う(約0.0702 ETH) テイカー0.14%(Lv1)。手数料は買ったETHから引かれる 約42円
②Arbitrum OneでMetaMaskへ出庫 0.0005 ETH 約213円
③MetaMaskで0.0675 ETHをUSDCに交換(ガス代用に約0.002 ETHを残す) MetaMaskの手数料0.875%(見積もりに含まれる)+Arbitrumのガス代 約252円+ガス代
④Hyperliquidへ入金 Hyperliquid側の入金手数料は無料(Arbitrumのガス代のみ) ガス代のみ
合計 入金できるのは約180 USDC。ガス代用の約0.002 ETH(約850円分)はMetaMaskに残る 約507円+ガス代

※ETHの買値は2026年10月4日17時9分のOKJ取引所の売り板(427,121円)、USDCへの換算はCoinGeckoのETH価格(2,703.49ドル、同17時12分)で計算。板の価格差、交換の見積もりの価格差(スリッページ)、ETHの値動きは含まない目安です。OKJの取引手数料は直近30日の取引量100万円未満(Lv1)の料率

ETHを買ってからUSDCに交換するまでの間は、ETHの値動きの影響を受けます。MetaMaskに届いたら、早めに交換してください。手順は次のSTEP2で解説します。

(参考)SBI VCトレードのUSDCを使う場合:国内でUSDCを扱うSBI VCトレードは、USDCの入出庫にEthereumネットワークだけ対応し、出庫手数料は無料です。Hyperliquidにメールアドレスでログインした場合は、入金画面のアドレスにEthereumのUSDCを送れます(ウォレットを接続した場合はArbitrumのUSDCだけ)。ただし、SBI VCトレードの出庫は平日10時までの依頼で原則翌銀行営業日、日本円をクイック入金した額は7日間出庫できず、出庫アドレスの登録時に本人確認書類を求められることがあります。ArbitrumなどEthereum以外のネットワークを指定したUSDCは、SBI VCトレードでは入庫に反映できません(SBI VCトレード公式FAQ、2026年10月4日確認)。

Hyperliquidの始め方【7ステップを画面で解説】

ここからは実際の画面を見ながら進めます。パソコンのブラウザ(Chrome)とMetaMask拡張機能を使う手順で解説します。スマホの場合も、MetaMaskアプリ内のブラウザでapp.hyperliquid.xyzを開けば同じ流れで進められます(スマホで使う方法)。

STEP1:MetaMaskなどのウォレットを用意する

最初に、Hyperliquidにつなぐウォレットを用意します。すでにMetaMaskを使っている人はSTEP2へ進んでください。

  1. MetaMask公式サイトのダウンロードページ(metamask.io)を開く
  2. 「Chromeにインストール」を押し、拡張機能を追加する
  3. 「新規ウォレットを作成」を選び、パスワードを設定する
  4. 表示される12個の英単語(シークレットリカバリーフレーズ)を紙に書き写し、確認のために入力する
MetaMask公式サイトのダウンロードページ
MetaMask公式サイト(metamask.io)から拡張機能をインストールする(出典:metamask.io)

シークレットリカバリーフレーズは、ウォレットの「マスターキー」です。この12単語を知っている人は、誰でもあなたの資産を動かせます。スクリーンショットやクラウドのメモに保存せず、紙に書いて安全な場所に保管してください。

偽のMetaMaskに注意:検索広告には偽物のダウンロードサイトが出ることがあります。必ず公式サイト(metamask.io)か、Chromeウェブストアの提供元が「MetaMask」であることを確認してからインストールしてください。

Phantomを使う場合の作り方と、取引所からの送り方は、Phantomウォレットの使い方で解説しています。

STEP2:ArbitrumのUSDCとETHを自分のウォレットに用意する(2つのルート)

次に、証拠金になるUSDCと、ガス代のETHを、Arbitrum(アービトラム)ネットワークで自分のMetaMaskに用意します。日本円から用意する方法は、海外の取引所を使わない「ルートA」と、MEXCを使う「ルートB」の2つです(違いの比較)。

ルートA:OKJでETHを買い、Arbitrum OneでMetaMaskへ送ってUSDCに交換する

ルートAは、国内の登録業者OKJだけで日本円からHyperliquidの入金までを済ませる方法です。OKJのETHはArbitrum Oneで出庫でき、送った先のMetaMaskでそのままガス代にも使えます。

  1. OKJの口座を開き、日本円を入金する:本人確認まで済ませます。新規口座は、口座開設の完了から10日間は暗号資産を出庫できません(OKJ公式、2025年9月11日のお知らせ)。
  2. 取引所(板)でETHを買う:ETH/JPYの板で買います。販売所より取引所の方が価格の差が小さく済みます。出庫できるのは0.01 ETH(約4,300円)以上なので、ガス代用に残す分も含めて買います。
  3. MetaMaskのアドレスをコピーする:MetaMaskでネットワークを「Arbitrum One」にし、0xから始まるアドレスをコピーします。
  4. OKJの「暗号資産出庫」でArbitrum Oneを選んで送る:銘柄にETH、ネットワークに「Arbitrum One」を選び、MetaMaskのアドレスを貼り付けます。受取人との関係は「本人」、出庫先はMetaMaskなどのプライベートウォレットを選びます。出庫手数料は0.0005 ETHです。
  5. MetaMaskでETHの一部をUSDCに交換する:MetaMaskの「スワップ」で、ArbitrumのETHをUSDCに交換します。交換先のUSDCは、コントラクトアドレスが0xaf88…5831のもの(Circle発行のUSDC)を選びます。「USDC.e」(旧形式のブリッジ版)を選ぶと、Hyperliquidに入金できません。ガス代用に0.001〜0.002 ETHは残してください。
OKJの手数料一覧で、ETH(Arbitrum One)の出庫手数料が0.0005 ETHと表示されている部分
OKJのETHはArbitrum Oneで出庫でき、出庫手数料は0.0005 ETH(約213円)。出典:OKJ「手数料一覧」(2026年10月4日撮影)

出庫が終わったら、MetaMaskでネットワークをArbitrum Oneにして、ETHが届いているかを確認します。届いたらSTEP3へ進みます。OKJの口座開設の手順、取引所と販売所の違い、手数料の一覧はOKJ(オーケーコイン・ジャパン)の口座開設・始め方で解説しています。

OKJ公式ヘルプの、出庫できる先の一覧(プライベートウォレットのMetamask)
OKJは出庫先としてMetaMaskなどのプライベートウォレットを認めている。出典:OKJ公式ヘルプ「入庫・出庫が可能な取引所はどこですか」(2026年10月4日撮影)

OKJの口座がまだない人は、当サイトの紹介リンクから登録できます:OKJの口座を開設する(紹介リンク)

当サイトの紹介リンク特典:上のリンクからOKJに登録し、メールアドレスの登録から90日以内に2万円以上の取引(約定)をすると、2,000円分のビットコインがもらえます(OKJ公式、2026年10月時点)。当サイトはOKJと紹介提携しており、このリンクから登録があると報酬を受け取ることがあります。

MetaMask公式サポートの、スワップの手数料(MetaMask fee 0.875%)の説明
MetaMaskのスワップには0.875%の手数料がかかり、見積もりの金額に含まれる。出典:MetaMask公式サポート「Swaps」(2026年10月4日撮影)

ルートB:MEXCでUSDCとETHを用意し、Arbitrum Oneで出金する

すでにMEXCの口座がある人は、次の流れでも用意できます。

  1. 国内取引所で、送金手数料の安い暗号資産(XRPなど)を日本円で買う
  2. それを海外取引所のMEXCへ送り、MEXCでUSDCとETHに交換する
  3. MEXCの出金画面で、ネットワークに「Arbitrum One」を選び、自分のMetaMaskのアドレスへ出金する

MEXCの口座がまだない人は、先に登録しておくとスムーズです。

MEXCに登録してUSDCを用意する

当サイトの招待リンク特典:上記リンクからMEXCに登録すると、現物・先物・予測取引の取引手数料の20%がキャッシュバックされます(2026年9月時点)。

注意:MEXCは日本の金融庁に登録されていない海外取引所で、金融庁(2023年3月・2024年11月)と関東財務局(2025年6月)から無登録営業についての警告を受けています。また、MEXCの利用には本人確認(初級KYC以上)が必要です。

MEXCの登録手順はMEXCの口座開設方法を徹底解説で画面付きで解説しています。

MEXCの出金画面でネットワークを選ぶ欄(USDT・ネットワーク選択部分)
MEXCの出金画面。暗号資産とネットワークを選ぶ欄。本手順ではArbitrum Oneを選ぶ(出典:MEXC公式ヘルプ「MEXCでどのように出金を行いますか?」、アドレスはMEXC側でマスキング済み)

MEXCからArbitrumで出金するときの設定

入力項目 選ぶもの・入れるもの よくある間違い
暗号資産 USDC(ガス代用にETHも別途出金) USDTを送ってしまう(Hyperliquidの基本の証拠金はUSDC)
ネットワーク Arbitrum One 「Arbitrum One(Bridged)」を選ぶ(こちらは旧形式のUSDC.e)
出金先アドレス MetaMaskのアドレス(0xから始まる)をコピーして貼り付け 手入力で1文字違える。貼り付け後に先頭と末尾の4文字を目で照合する
数量 使いたい額+出金手数料。初回は少額で試す 手数料を差し引くと5 USDCを下回る額を送る

MetaMask側では、ネットワーク一覧から「Arbitrum One」を追加しておくと、届いたUSDCとETHの残高を確認できます。残高が表示されない場合は、ネットワークの切り替え漏れか、トークンの表示設定がされていないだけのことがほとんどです。

STEP3:紹介リンクからHyperliquidを開き、ウォレットを接続する

USDCがウォレットに届いたら、紹介リンク(app.hyperliquid.xyz/join/HIDARI)からHyperliquidを開きます。紹介リンクから始めることで、取引手数料の4%割引が適用されます。割引を確実に受けるために、最初の取引より前に紹介リンクから接続してください。

紹介リンクからHyperliquidを開く(コード:HIDARI)

Hyperliquidの紹介リンク(HIDARI)を開いた画面
紹介リンクを開いた画面。右上の「Connect」からウォレットを接続する(出典:app.hyperliquid.xyz)
  1. 紹介リンクを開き、画面右上の「Connect」を押す
  2. ウォレットの一覧から「MetaMask」を選ぶ
  3. MetaMaskのポップアップで「接続」を押す
Hyperliquid画面右上のConnectボタン
①画面右上の「Connect」を押す(出典:app.hyperliquid.xyz)
Hyperliquidのウォレット選択画面
②「Connect」を押すと表示されるウォレット選択画面。MetaMaskは「Default Wallet」から接続する(出典:app.hyperliquid.xyz)

接続できたら、次に「Enable Trading」(画面によっては「Establish Connection」と表示)を押します。MetaMaskに署名のリクエストが出るので「署名」を押せば、取引の準備は完了です。この署名はガス代のかからない署名で、資金が動くことはありません。

  1. ウォレットを接続(画面右上の「Connect」を押す)
  2. 「Enable Trading」を押す
  3. MetaMaskで「署名」する(ガス代なし・資金は動きません)

紹介コードが適用されたか確認する方法:画面上部のメニュー「Referrals」(app.hyperliquid.xyz/referrals)を開くと、使っている紹介コードを確認できます。紹介リンクを通らずに接続してしまった場合も、まだ別のコードを設定していなければ、このページでコード「HIDARI」を入力できます(公式ドキュメント)。公式のWeb画面(app.hyperliquid.xyz)の言語ファイルには「取引高1万ドル超では入力できない」という文言があるので、取引の前に入れておくのが確実です。一度設定したコードは変更できません。割引でいくら得をするか、後から入力する手順はHyperliquidの招待コード「HIDARI」の解説で詳しく説明しています。

Hyperliquidの紹介コード(Referrals)ページ
Referralsページで、使っている紹介コードの確認や、コードの入力ができる(出典:app.hyperliquid.xyz)

STEP4:USDCをHyperliquidへ入金(Deposit)する

ウォレットを接続したら、画面の「Deposit」からUSDCをHyperliquidへ入金します。入金は通常1分ほどで反映されます。

  1. 取引画面右下(またはポートフォリオ画面)の「Deposit」を押す
  2. 資産で「USDC」、ネットワークで「Arbitrum」を選ぶ
  3. 金額を入れる(5 USDC以上)
  4. 「Deposit」を押し、MetaMaskで取引を確認する(ArbitrumのETHがガス代として少し使われる)

入金の注意:ウォレット接続で5 USDC未満を入金すると、反映されず失われます。反映前に同じ操作を繰り返すと二重に入金されます。BTC・ETH・SOLも、Unitという仕組みを通して入金できます(最低0.0003 BTC・0.007 ETH・0.12 SOL、現物の資産として届く)。

入金できる通貨とネットワークの一覧、最低額と手数料、MEXC経由やSOLで送るルートの比較、入金が反映されないときの原因と対処は、Hyperliquidの入金方法|国内取引所から送る手順・手数料・最低額と反映されないときの対処で詳しく解説しています。

入金が反映されると、画面右下の口座情報(Account Equity)にUSDCの残高が表示されます。これでいつでも注文を出せる状態です。

Hyperliquidの取引画面右下にあるDepositボタンとWithdrawボタン
入金は「Deposit」、出金は隣の「Withdraw」から行う(Withdrawは接続前は押せない表示)。出典:Hyperliquid公式の取引画面(2026年10月10日撮影)

STEP5:取引画面の見方と注文の出し方

Hyperliquidの取引画面は、チャート、注文板、注文パネル、ポジション欄の4つのエリアでできています。最初に配置を覚えると、あとは迷いません。

エリア 場所 見るポイント
①銘柄セレクター 左上 取引する銘柄(BTC、ETHなど)を選ぶ。銘柄名の横に最大レバレッジが表示される
②チャート 中央 TradingViewのチャート。価格の動きを見る
③注文板(Order Book) チャートの右 買い注文(緑)と売り注文(赤)の並び。指値の価格を決めるときに見る
④注文パネル 右端 レバレッジ、成行/指値、数量、TP/SLを入れて注文する
⑤ポジション欄 下部 保有中のポジション、注文中の注文、履歴を確認・決済する
HyperliquidでBTC-USDCの銘柄名の横に最大レバレッジ40xが表示されている部分
銘柄名の横の数字が、その銘柄の最大レバレッジ(BTCは40倍)。出典:Hyperliquid公式の取引画面(2026年10月10日撮影)

注文の出し方(5つの手順)

  1. 銘柄を選ぶ:左上の銘柄セレクターで「BTC」などを選ぶ
  2. 証拠金モードとレバレッジを決める:注文パネル上部の「Cross」「20x」などのボタンを押し、モードと倍率を設定する
  3. 注文方法を選ぶ:「Market」(成行)か「Limit」(指値)を選ぶ
  4. 方向と数量を決める:値上がりを予想するなら「Buy / Long」、値下がりなら「Sell / Short」を選び、数量をスライダーか数字で入れる
  5. 注文する:「Place Order」を押し、確認画面で「Confirm」を押す
Hyperliquidの注文パネル
注文パネル。①モードとレバレッジ/成行・指値 ②Buy・Sell ③数量とスライダー ④注文ボタン(出典:app.hyperliquid.xyz)

数量は「証拠金×レバレッジ」で決まります。たとえば100 USDCを証拠金に10倍のレバレッジをかけると、1,000 USDC分のポジションを持つことになります。

レバレッジと証拠金モード(Cross/Isolated)の選び方

モード 仕組み 向いている人
Isolated(分離) そのポジションに割り当てた証拠金だけが損失の上限。清算されても他の資金は残る 初心者におすすめ。損失の範囲を決めておきたい人
Cross(クロス) 口座の残高全体が証拠金になる。清算されにくいが、清算時は口座全体に影響する 複数のポジションをまとめて管理する中級者以上

レバレッジを上げるほど、少しの値動きで清算(強制決済)されます。次の表は、BTCが8万4,000ドルのときに、証拠金100 USDC(Isolated)でロングした場合の清算価格の目安です(Hyperliquid公式ドキュメントの計算式で試算、手数料は除く)。

レバレッジ ポジションの大きさ 清算価格の目安 何%下がると清算か
3倍 300 USDC 約5万6,700ドル 約32%
10倍 1,000 USDC 約7万6,500ドル 約9%
20倍 2,000 USDC 約8万800ドル 約4%

※BTCの維持証拠金率1.25%(最大40倍の銘柄)で試算。実際の清算価格は注文パネルの「Liquidation Price」で必ず確認してください。

BTCは1日に4〜5%動くことも珍しくありません。最初は3〜5倍以下、Isolatedで、少額から始めるのが安全です。

成行(Market)と指値(Limit)の違い

注文方法 約定のしかた 手数料(基本料率) 使う場面
Market(成行) 今の価格ですぐ約定する テイカー0.045% すぐにポジションを持ちたい・閉じたいとき
Limit(指値) 指定した価格かそれより有利な価格で約定する メイカー0.015%(板に並んだ場合) 手数料を抑えたい・狙った価格で入りたいとき

指値で「Post Only(ALO)」を選ぶと、必ず板に並ぶ(メイカーになる)注文だけが出されます。すぐ約定してしまう価格だった場合は注文がキャンセルされるので、手数料を確実にメイカー料率にしたいときに便利です。ほかにもStop Market(逆指値)、Scale(価格帯に分けて複数の指値)、TWAP(時間を分けて少しずつ約定)などが使えます。

TP/SL(利確・損切り)を必ず設定する

TP/SLは、あらかじめ決めた価格で自動的にポジションを閉じる注文です。TP(Take Profit)が利益確定、SL(Stop Loss)が損切りです。注文パネルの「TP/SL」にチェックを入れると、注文と同時に設定できます。

たとえば8万4,000ドルでロングしたなら、TPを8万8,000ドル、SLを8万2,000ドルに置いておけば、画面を見ていない間に大きく下がっても損失を限定できます。TP/SLはマーク価格(複数の取引所の価格をもとにした指標価格)で発動し、成行のTP/SLは最大10%のスリッページ(想定との価格差)を許容して約定します。

HYPEを現物で買う場合(Spot)

HYPEをレバレッジなしで買いたい場合は、Spot(現物)市場のHYPE/USDCで買います。銘柄セレクターで「Spot」タブを選べば、注文パネルの使い方は先物と同じです。現物の手数料と、先物と現物の間で資金を移す方法は「現物(Spot)の取引と資金移動」で説明します。

株・金・原油を取引する場合(HIP-3)

米国株・金・原油・日経225などは、銘柄セレクターで頭に「xyz:」が付いた銘柄(例:xyz:GOLD)を選べば、同じ注文パネルで取引できます。取引時間や手数料が暗号資産の先物と違うため、株・金の先物の要点(HIP-3)で確認してから注文してください。

STEP6:ポジションを決済する手順(成行・指値・一部決済・TP/SL)

持っているポジションは、画面下部の「Positions」タブで確認し、そこから決済します。

表示項目 意味
Size ポジションの数量(プラスがロング、マイナスがショート)
Entry Price/Mark Price 建てた価格と、現在のマーク価格。この差が損益になる
PNL (ROE %) 含み損益と、証拠金に対する損益率
Liq. Price 清算価格。マーク価格がここに届くと強制決済される
Margin そのポジションに使われている証拠金
Funding これまでに支払った(受け取った)資金調達率の合計

ポジションの決済は、Positionsタブの行にある「Market」(成行)か「Limit」(指値)を押し、数量を決めて確定するだけです。決済すると損益が確定し、証拠金と損益がUSDC残高に戻ります。決済の方法は4つあり、使い分けは次のとおりです。

決済の方法 どう決済されるか 手数料(基本料率) 向いている場面
Market(成行) 今の価格ですぐ閉じる テイカー0.045% 急いで閉じたい、損切りしたい
Limit(指値) 指定した価格に届いたら閉じる 板に並べばメイカー0.015% 目標の価格で利確したい、手数料を抑えたい
TP/SL(利確・損切り) 価格が設定値に届くと自動で閉じる(成行が基本) 成行で約定すればテイカー 画面を見られない間の備え
注文パネルで反対売買(Reduce Only) 反対方向の注文でポジションを減らす 成行か指値かによる 決済の価格や数量を細かく指定したい

※手数料は暗号資産の先物の基本料率。HIP-3(株・金など)の市場は料率が異なる(株・金の先物の要点を参照)。出典:Hyperliquid公式ドキュメント「Order types」「Fees」(2026年9月25日確認)

成行で今すぐ決済する(4つの手順)

  1. 画面下部の「Positions」タブを開く
  2. 決済したい銘柄の行で、右側の「Market」を押す
  3. 表示された画面で、決済する数量を確認する(全部閉じるならそのまま、一部だけなら数量かパーセントを変える)
  4. 確定のボタンを押す。数秒でPositionsから行が消え(一部決済なら数量が減り)、「Trade History」に決済の記録が残る

指値で決済する

「Limit」を押すと、決済する価格と数量を入れる画面が出ます。ロングなら今より高い価格、ショートなら今より低い価格を入れると、その価格に届いたときに決済されます。注文中は「Open Orders」タブに表示され、価格が届かなければ決済されないまま残る点に注意してください。

一部だけ決済する(半分だけ利確する)

数量を減らして決済すると、残りのポジションはそのまま持ち続けられます。たとえば1,000 USDC分のロングのうち半分を利確すれば、残りの500 USDC分で値上がりを待てます。一部決済のあとは、Positionsタブの「Liq. Price」(清算価格)と「Margin」(証拠金)が変わっていないか確認してください。

あとからTP/SLを設定する

注文するときにTP/SLを入れ忘れても、Positionsタブの行にある「TP/SL」の欄からあとで設定できます。Hyperliquid公式ドキュメントでは、TP/SLはポジションの一部の数量だけに設定でき、指値の価格を指定することもできるとされています。

注文パネルから決済する(Reduce Only)

注文パネルで反対方向(ロングならSell、ショートならBuy)の注文を出して決済する場合は、必ず「Reduce Only」にチェックを入れてください。Reduce Onlyは「今のポジションを減らすだけの注文」です。数量を多く入れすぎても、反対向きの新しいポジションを持ってしまうことを防げます。

決済したあとに確認する3つのこと

  1. 「Open Orders」タブに、不要になったTP/SLや指値が残っていないか(残っていれば「Cancel」で取り消す)
  2. 口座のUSDC残高(出金できる額「Withdrawable」)に、証拠金と損益が戻っているか
  3. 税金の計算用に、「Trade History」「Funding History」の記録を保存したか

STEP7:USDCを出金(Withdraw)する

Hyperliquidから資金を引き出すときは、画面右下の「Withdraw」を押し、出金額を入れて署名するだけです。公式ドキュメントでは、USDCの出金は約5分でArbitrum上の自分のウォレットに届くとされています(2026年10月2日確認)。

  1. 取引画面右下(またはポートフォリオ画面)の「Withdraw」を押す
  2. 出金するUSDCの数量を入力する(画面に表示される出金手数料が差し引かれる)
  3. 「Withdraw」を押し、MetaMaskで署名する(Arbitrumのガス代は不要)
  4. 数分後、MetaMask(Arbitrum One)にUSDCが届いたことを確認する
  1. 「Withdraw」を押す
  2. 数量を入力(手数料は画面に表示)
  3. MetaMaskで署名
  4. 着金を確認(Arbitrum上に数分で着金)

日本円に戻す方法も2つです。①MetaMaskでUSDCをETHに交換し、Arbitrum OneでOKJへ送って日本円で売る(OKJはArbitrum OneのETHの入庫に対応、最低0.001 ETH)、②MetaMaskからMEXCへUSDCを送り(ネットワークはArbitrum One)、MEXCでXRPなどに交換して国内取引所へ送り、日本円で売る、のどちらかです。OKJは、スマートコントラクトを使った入庫(交換サービスなどから直接送る形)には対応していません。MetaMaskから通常の送金で送ってください。

出金できないときのチェック:①ポジションの証拠金に使われている分は出金できません(出金可能額「Withdrawable」を確認)。②Standardモードで現物側(Spot)にある残高は、先に先物側(Perps)へTransferで移す必要があります。③出金額が出金手数料より小さいと出金できません。

出金にかかる時間の目安、日本円に戻すまでの手順、出金できないときの対処はHyperliquidの出金方法|手数料・所要時間・日本円に戻す手順で詳しく解説しています。

スマホで使う方法:iPhoneの公式アプリはなく、Androidは公式の試験版がある

HyperliquidのiPhone用の公式アプリはなく、Android用は2026年4月から公式の試験版アプリがGoogle Playにあります(2026年10月5日時点)。Android版の提供元はHyperliquid Corp.で、新しく加わった機能は約定の通知が中心、ダウンロード数を制限中です(日本の端末で入れられるかは未確定)。スマホでは、ウォレットアプリの中のブラウザでapp.hyperliquid.xyzを開くか、Hyperliquidの板につながる外部のアプリを使います。Hyperliquid公式ドキュメントが使える画面として挙げているのは、次の5つです。各方法の手数料と、日本語で使えるBASEDアプリの始め方はHyperliquidのアプリはある?スマホで使う方法で比べています。

使う画面 対応 こんな人に
MetaMaskアプリのブラウザでapp.hyperliquid.xyzを開く iOS・Android パソコンと同じ公式の画面とウォレットで使いたい人。この記事の手順がそのまま使える
Phantom(ウォレットアプリ) 拡張機能・iOS・Android すでにPhantomを使っている人
Based(BasedApp) Web・iOS・Android スマホ向けの画面で取引したい人。提供元はSHA2 Labs Pte Ltd
Dexari iOS・Android 株や暗号資産をスマホのアプリでまとめて見たい人
app.hyperliquid.xyz(公式のWeb画面) Web パソコンで使う人(この記事の手順)

出典:Hyperliquid公式ドキュメント「How to start trading」(2026年10月4日確認)。App Store(日本)で「Hyperliquid」を検索した結果にも、Hyperliquidの運営が出したアプリは見つからなかった(2026年10月4日)。Android用の公式の試験版(Google Play)は、この一覧には載っていない(2026年10月5日確認)

Hyperliquid公式ドキュメントが挙げる、使える画面とアプリの一覧(Based・Dexari・MetaMask・Phantom・app.hyperliquid.xyz)
Hyperliquid公式ドキュメントが挙げるのは外部のアプリとWeb画面で、運営の公式スマホアプリは載っていない。出典:Hyperliquid公式ドキュメント「How to start trading」(2026年10月4日撮影)

App Storeには「Hyperliquid」の名前を使った外部のアプリが多くあり、名前の似た別の会社のアプリもあります。入れる前に提供元の名前を確かめ、シークレットリカバリーフレーズを入力させるアプリは使わないでください。外部のアプリは、それぞれの会社の手数料や規約が加わることがあります。スマホのアプリでHyperliquidの板を使うBasedは、BASEDの使い方とVisaカードの解説で紹介しています。

Hyperliquidで現物(Spot)を取引する方法と、先物との資金移動

Hyperliquidでは、先物(Perp)だけでなく、HYPE/USDCなどの現物(Spot)もレバレッジなしで売買できます。銘柄セレクターで「Spot」タブを選び、銘柄を選んでBuy/Sellを押すだけで、注文パネルの使い方は先物と同じです。

違いは、現物の注文パネルには「Buy/Sell」だけがあり、先物にある「Cross」「20x」などの証拠金モードとレバレッジのボタンが無いことです。HYPE/USDCのように銘柄名が「○○/USDC」と表示されていれば現物、「BTC-USDC」のようにハイフンなら先物の画面です(2026年10月10日に公式の取引画面で確認)。

Hyperliquidの現物HYPE/USDCの注文パネル(Buy・Sellのみ)
現物(HYPE/USDC)の注文パネル。先物と違い、証拠金モードとレバレッジの欄が無い。出典:Hyperliquid公式の取引画面(2026年10月10日撮影)
項目 現物(Spot) 先物(Perp)
レバレッジ なし(清算されない) あり(清算のリスクあり)
手数料(基本料率) テイカー0.070%/メイカー0.040% テイカー0.045%/メイカー0.015%
持てるもの HYPEなどのトークンそのもの(ステーキングや送金に使える) 価格に連動するポジション(トークンは持たない)
資金調達率 かからない 1時間ごとに受け払い

出典:Hyperliquid公式ドキュメント「Fees」「Account abstraction modes」(2026年10月4日確認)

先物と現物の間で資金を移す:口座のモードで操作が変わる

先物と現物の残高が1つにまとまっているか分かれているかは、口座のモード(Account abstraction mode)で決まります。公式ドキュメントは、多くの人に「Unified account」をすすめています。

  • Unified account(おすすめ):USDCなどの残高が資産ごとに1つにまとまり、先物の証拠金にも現物の売買にも使えます。資金を移す操作はいりません
  • Standard(Manual):先物用(Perps)と現物用(Spot)の残高が分かれています。現物を買う前に、画面の「Transfer」でUSDCを現物側へ移します。出金するときは、現物側の残高を先物側に戻してから出金します

入金したのに「残高が足りない」と出るときは、資金が現物側と先物側のどちらにあるかを確認してください。BTC・ETH・SOLを入金した場合は、現物の資産として届くので、先物の証拠金にするには現物市場でUSDCに交換します。HYPEをどこで買うのが安いか、Hyperliquid以外で買う方法との比較はHYPE(ハイパーリキッド)の買い方|どこで買える?で解説しています。

Hyperliquidでは株・金の先物も取引できる(HIP-3の要点)

Hyperliquidでは、HIP-3の市場を使うと、米国株・日本株・金・原油・株価指数・為替の先物を、USDCを証拠金に24時間取引できます。HIP-3は、Hyperliquid本体ではなく外部の運営者が先物の市場を作れる仕組みです。株・金の市場で取引が最も多いのはtrade[XYZ]が運営する「xyz」の市場で、銘柄名の頭に「xyz:」が付きます(例:xyz:NVDA、xyz:GOLD)。注文の出し方は、始め方の7ステップのSTEP5(暗号資産の先物)と同じです。

  • 銘柄数:xyzの市場では、株式76銘柄を含む110市場が稼働しています。日本の個別株はキオクシア(xyz:KIOXIA)とソフトバンクグループ(xyz:SOFTBANK)の2銘柄です。
  • 最大レバレッジ:S&P500と為替(ドル円など)が50倍、金・銀が25倍、エヌビディア・テスラなど大型の米国株と日経225が20倍、そのほかの多くの株は10倍です。
  • 手数料:110市場のうち105市場は「グロースモード」で、成行0.009%・指値0.003%(暗号資産の先物の5分の1)です。金など5市場は成行0.090%・指値0.030%です。
  • 資金調達率:1時間ごとに、ロングとショートの間で受け払いします。

出典:Hyperliquid公式API(dex「xyz」の銘柄一覧・最大レバレッジ・growthMode、2026年10月2日0時38分取得)、trade[XYZ]公式ドキュメント「Fees」「Specification Index」(2026年10月2日確認)

買えるのは株そのものではなく、株価に連動する先物です。配当や議決権はなく、株式分割などのときは運営者が市場を止めて全ポジションを決済します(キオクシアは2026年9月28日に実施)。東証や米国の市場が閉まっている夜間・週末はHyperliquidの中の売買で価格が決まり、外部の市場が再開したときに価格が一気に動いて清算されることがあります。初めてならレバレッジは3倍以下にし、週末をまたぐときはポジションを小さくしてください。

取引できる株の一覧、日本関連の5市場(キオクシア・ソフトバンクG・日経225など)の価格と取引高、取引時間、資金調達率の実例、株式分割での強制決済の流れは、Hyperliquidで株を取引する方法(日本株・米国株76銘柄の先物・手数料・リスク)で詳しく解説しています。

日本語の画面で株・金の先物を取引したい場合は、MEXCでも取引できます(本人確認が必須)。手順はMEXCで金・原油・米国株をUSDTで取引する方法、本物の株が裏付けのトークン(xStocksなど)との違いはトークン化株の買い方で比べています。

紹介コードHIDARIでHyperliquidを始める(株・金も取引できる)

Hyperliquidの手数料【公式ドキュメントで確認】

Hyperliquidの先物の取引手数料は、テイカー(成行)0.045%、メイカー(指値)0.015%です。入金手数料はかからず、出金手数料は出金画面に表示される額です(旧ブリッジ経由なら1回1 USDC)。取引自体にガス代はかかりません。手数料の全体(段階表・割引の計算・資金調達率・他社との比較)はHyperliquidの手数料はいくら?で詳しく解説しています。

先物テイカー
0.045%
先物メイカー
0.015%
紹介コード割引
4%オフ
出金手数料
画面で確認
Hyperliquidの注文パネルのFees欄に0.0450%と0.0150%が表示されている部分
注文パネルの「Fees」が、自分に適用される手数料(左がテイカー、右がメイカー。接続前は基本料率)。出典:Hyperliquid公式の取引画面(2026年10月10日撮影)

手数料の一覧

手数料の種類 金額・料率 補足
先物 テイカー(成行) 0.045% 直近14日の取引量500万ドル超で0.040%など、取引量に応じて下がる
先物 メイカー(指値) 0.015% 取引量5億ドル超で0%
現物 テイカー/メイカー 0.070%/0.040% HYPEなどを現物で売買するとき
HIP-3(株・金など) 標準0.090%/0.030%
グロースモード0.009%/0.003%
テイカー/メイカー。xyzの市場は110市場中105市場がグロースモード(2026年10月2日)。詳しくは株・金の先物の要点
入金 無料 ウォレットから入金する場合、Arbitrumのガス代(数セント程度)がかかる
出金(USDC→Arbitrum) 出金画面に表示(旧ブリッジ経由なら1 USDC) 公式ドキュメントでは旧ブリッジは非推奨で、標準はCCTP。旧ブリッジの1 USDCは公式APIドキュメントの記載。標準の経路の手数料は、公式のWeb画面の設定では0.2ドル前後
資金調達率(ファンディング) 1時間ごとに発生 ロングとショートの間で支払い合うもので、Hyperliquidの収入ではない
清算手数料 なし 板で清算された場合、残った証拠金は本人に戻る

出典:Hyperliquid公式ドキュメント「Fees」「Referrals」「Liquidations」「Funding」(2026年10月10日確認)

手数料を安くする3つの方法

方法 割引の大きさ 条件
①紹介コードを使う 4%割引 紹介リンクから始めるだけ。取引量2,500万ドルまで適用。Vaultとサブアカウントは対象外
②指値(メイカー)で注文する テイカー比で1/3 板に並ぶ指値注文を使う(Post Onlyが確実)
③HYPEをステーキングする 5〜40%割引 10 HYPE超で5%、100 HYPE超で10%、1,000 HYPE超で15%(最大は50万HYPE超で40%)

いくらかかる?建玉1,000 USDCの往復手数料シミュレーション

証拠金100 USDC×10倍(建玉1,000 USDC)のポジションを、成行で建てて成行で閉じた場合の手数料を比べます。

往復手数料(建玉1,000 USDC、成行で建てて成行で決済)

Hyperliquid 通常

0.90 USDC

Hyperliquid 紹介コードHIDARI経由(4%割引)

0.864 USDC

Hyperliquid 指値(メイカー)で往復

0.30 USDC

MEXC 先物 標準料率の銘柄(テイカー0.04%)

0.80 USDC

MEXC 先物 標準料率+当サイト招待リンク(20%キャッシュバック後)

0.64 USDC

MEXC 先物 BTC(テイカー0.02%)

0.40 USDC

MEXC 先物 BTC+当サイト招待リンク(20%キャッシュバック後)

0.32 USDC

※Hyperliquidは公式ドキュメントの基本料率、MEXCは公式APIで確認した料率(標準メイカー0.01%/テイカー0.04%、BTC・ETHは特別料率0%/0.02%〈2026年10月1日確認〉、一部銘柄は0%)で試算。料率はキャンペーンで変わることがあります。資金調達率・出金手数料は含まない。

数字で比べると、成行の取引手数料はMEXCのほうが安いのが実際のところです。特にBTC・ETHはMEXCの特別料率が低く、差が大きくなります。

Hyperliquidで手数料を抑えたいなら、紹介コードに加えて指値(メイカー)注文を中心に使うのが効果的です。Hyperliquidを選ぶ理由は手数料の安さよりも、本人確認なしで自分のウォレットのまま取引できる点と、取引がすべてブロックチェーン上で公開されている透明性にあります。HYPEをステーキングして手数料の割引を受ける手順と注意点(解除に7日かかる)はHYPEステーキングのやり方で解説しています。

資金調達率(ファンディングレート)の目安

Hyperliquidの資金調達率は1時間ごとに支払い・受け取りが発生します。先物価格が現物より高いとロングがショートに支払い、低いとショートがロングに支払います。価格差がない状態でも、金利分として1時間あたり0.00125%(年率約11.6%)がロングからショートへ支払われる設計です。

たとえば1,000 USDCのロングを持ち続けると、価格差がない状態でも1時間で約0.0125 USDC、1日で約0.30 USDC、30日で約9 USDCを支払う計算になります。相場が過熱して資金調達率が上がると、この何倍にもなります。数日以上ポジションを持つ場合は、Positionsタブの「Funding」欄を確認してください。

今の資金調達率と、次の支払いまでの残り時間は、取引画面の上部の「Funding / Countdown」に表示されます。残り時間が1時間を切って毎時ゼロに戻るのが、1時間ごとに受け払いが起きている印です。

Hyperliquidの取引画面上部のFunding / Countdown表示
左が今の資金調達率、右が次の受け払いまでの残り時間。1時間ごとにゼロに戻る。出典:Hyperliquid公式の取引画面(2026年10月10日1時40分台に撮影)

Hyperliquidに入金した後にできること

Hyperliquidに入金したUSDCは、先物・現物の取引のほかに、公式の運用口座への預け入れや、HYPEのステーキングにも使えます。それぞれの仕組みと注意点は、専用の解説記事にまとめています。

できること 中身 注意点 詳しい解説
HLPに預ける Hyperliquid公式の運用口座(Vault)にUSDCを預け、マーケットメイクと清算の引き受けの損益を受け取る 元本の保証はない。最後に預けてから4日間は引き出せない HLPの利回りの実績と預け方
HYPEをステーキングする 現物で持ったHYPEをバリデーターに預け、報酬を受け取る。ステーキング量に応じて取引手数料も割引 解除して現物の残高に戻すまで7日かかる HYPEステーキングのやり方
エアドロップを狙う これまでHyperliquidやHyperEVMのプロジェクトを使った人に、HYPEなど9件が配られた 今後の配布の保証はない。「受け取れる」とうたう偽サイトに注意 Hyperliquidのエアドロップ一覧
日本円に戻す USDCを出金し、国内取引所が受け取れる暗号資産に換えて送る OKJはUSDCを扱っておらず、SBI VCトレードのUSDCはEthereumネットワークだけ(2026年10月4日確認) 海外取引所・DEXから日本円に戻す方法

出典:各記事が確認したHyperliquid公式ドキュメント・公開API(HLPは2026年9月25日、ステーキングは2026年9月25日、エアドロップは2026年10月1日時点)

HyperliquidのVaults画面に表示されたHLP(Hyperliquidity Provider)のAPRとTVL
HLPはVaults画面の「Protocol Vaults」にある。APRは直近30日の実績で、将来の利回りの約束ではない。出典:Hyperliquid公式のVaults画面(2026年10月10日撮影)

Hyperliquidと取引所(MEXC)を比較【どっちを使うべき?】

本人確認なしで自分のウォレットのまま取引したいならHyperliquid、手数料の安さ・銘柄数・日本語サポートを重視するならMEXCが向いています。項目ごとの評価は次のとおりです。

項目 Hyperliquid MEXC(CEX)
本人確認(KYC) ◎
不要
×
本人確認(初級KYC以上)が必須
資産の管理 ◎
自分のウォレットにひもづく
△
取引所に預ける
取引の透明性 ◎
注文・清算がすべてオンチェーンで公開
○
準備金証明を公開
先物の取引手数料 ○
0.045%/0.015%
◎
標準0.04%/0.01%
(BTC・ETHは0.02%/0%)
銘柄数 ○
先物178銘柄+株・金など
◎
現物 約1,500銘柄・先物 約1,200契約
最大レバレッジ ○
最大40倍(BTC)
◎
BTC 500倍
入出金のしやすさ △
ArbitrumのUSDCを用意する手間がある
◎
多くの通貨・ネットワークに対応
日本語対応 ×
日本語なし(英語など5言語)
◎
日本語の画面・サポートあり
トラブル時の相談先 △
運営の窓口はなく自己責任
○
サポート窓口あり
日本の規制上の位置づけ △
金融庁に未登録(警告の対象リストには未掲載)
△
金融庁に未登録。金融庁(2回)と関東財務局(1回)から警告を受けている

◎:特に優れている ○:標準的 △:注意が必要 ×:非対応。出典:Hyperliquid公式ドキュメント・公開API、MEXC公式ガイド、金融庁「無登録で暗号資産交換業を行う者の名称等について」(2026年9月24日確認)

目的別:こんな人にはこれ

Hyperliquidが向いている人

  • 本人確認なしで取引したい
  • 取引所に資産を預けっぱなしにしたくない
  • BTC・ETH・HYPEなど主要銘柄を中心に取引する
  • 米国株や金も24時間、USDCで取引したい

Hyperliquidを始める(手数料4%オフ)

MEXCが向いている人

  • 成行の手数料をとにかく安くしたい
  • 新しい銘柄や草コインも取引したい
  • 日本語の画面・サポートで取引したい
  • Hyperliquidへの入金元としても使いたい

MEXCに登録する(手数料20%還元)

「どちらか一方」を選ぶ必要はありません。MEXCを入金元に使うこともできますし、MEXCを使わずにOKJ(国内)でETHを買ってArbitrum Oneで送る方法でもHyperliquidを始められます(入金ルートの比較)。ほかのPerpDEXと比べたい人はPerpDEXおすすめランキング9選、edgeXの始め方、Asterの始め方もあわせてご覧ください。取引手数料0%のPerpDEXを使いたい人は、Lighter(ライター)の使い方で同じOKJからの入金ルートを解説しています。海外取引所の選び方は海外仮想通貨取引所おすすめランキングで比較しています。

Hyperliquidを使う前に知っておきたい注意点

日本の規制との関係は、前半の「Hyperliquidは日本から使える?」で説明しました。ここでは、取引そのものに関わるリスクをまとめます。

清算(強制決済)のリスク

口座の評価額が維持証拠金を下回ると、ポジションは自動的に清算されます。維持証拠金は最大レバレッジ時の証拠金の半分で、最大40倍の銘柄なら1.25%、最大3倍の銘柄なら16.7%です。まず板で成行決済が試みられ、それでも足りない場合は「リクイデーター(清算用の運用プール)」が引き継ぎ、この場合は維持証拠金も戻りません。清算を避けるには、低いレバレッジとSL(損切り)の設定が基本です。

レバレッジ 清算価格の目安 下落率
3倍 約5万6,700ドル -32%
10倍 約7万6,500ドル -9%
20倍 約8万800ドル -4%

証拠金100 USDCでBTCをロングした場合の清算価格の目安(BTC 8万4,000ドル時点)

ウォレットの管理は自己責任

Hyperliquidでは、ウォレットのシークレットリカバリーフレーズを失うと、資産を取り戻す方法がありません。運営がパスワードをリセットしてくれることもありません。フレーズは紙に書いてオフラインで保管し、誰にも教えないでください。「サポート担当」を名乗ってフレーズや秘密鍵を聞き出そうとするDMは、すべて詐欺です。

偽サイト・偽エアドロップに注意

Hyperliquidの公式サイトはhyperliquid.xyz、取引画面はapp.hyperliquid.xyz、公式ドキュメントはhyperliquid.gitbook.ioです。検索広告やXの返信欄には、よく似たURLの偽サイトや「HYPEのエアドロップを受け取れる」とうたう偽サイトが出回っています。

本記事のリンクをブックマークして、毎回そこから開くのが安全です。見覚えのないサイトでウォレットの署名や「承認(Approve)」を求められたら、押さずに閉じてください。

署名だけで資金が抜かれる詐欺と、署名の前に確かめること

Hyperliquidでは、シードフレーズを入力しなくても、偽サイトでウォレットの署名を1回するだけで、Hyperliquidの口座のUSDCを別のアドレスへ送られてしまうことがあります。Hyperliquid内の送金(USDCの送金・現物トークンの送金・出金)は、ウォレットで「署名」するだけで実行される仕組みで、ガス代の支払い画面も出ないためです(Hyperliquid公式ドキュメント「Exchange endpoint」)。2026年10月上旬にも、偽の報酬サイトでこの手口に遭ったという報告がXで広がりました。

手口の流れ

  1. Xの返信欄・DM・検索広告から、「報酬を受け取る」「エアドロップの対象か確認」などとうたう偽サイトへ誘導される
  2. 「Claim」「Verify」などのボタンを押すと、ウォレットに署名の確認画面が出る
  3. 署名の中身は「Hyperliquid内で、詐欺師のアドレスへ送金する」という指示で、署名した時点で送金される

署名の前に確かめること

  • 署名画面に「UsdSend」「SpotSend」「SendAsset」「Withdraw」の文字や、destination(宛先)・amount(金額)の欄があれば、それは送金・出金の指示です。自分で送金や出金の操作をしていないのに出たら、署名しない
  • 「ApproveAgent」は、あなたの口座で注文を出せるAPIウォレットを登録する署名です。自分で作った覚えがなければ署名しない
  • 開いているサイトのURLが app.hyperliquid.xyz か。報酬やエアドロップの話は、公式サイト・公式ドキュメントで告知されているかを先に確かめる

被害に遭ったら

  • Hyperliquid内の送金は署名した時点で完了し、運営が取り消して返金する手続きは公式に案内されていません。「取り戻せる」と近づいてくる業者は、二次被害の詐欺を疑ってください
  • 同じサイトでほかにも署名・承認をしたか分からないときは、残りの資金を新しいウォレットへ移す。Arbitrum側のトークンの承認は revoke.cash で取り消す
  • 送金先のアドレス・日時・偽サイトのURLを控え、警察に相談する

承認と署名の違いや、やられた後の手順はMetaMaskを名乗る詐欺の見分け方と、やられた後にすることで詳しく解説しています。

プログラム(スマートコントラクト)とシステムのリスク

Hyperliquidは第三者による監査やバグ報奨金制度を公開していますが、ブロックチェーンやブリッジのプログラムに不具合が見つかる可能性はゼロではありません。相場が急変したときには、注文の遅れや想定外の約定が起きることもあります。生活に必要なお金は入れず、失っても困らない金額で使ってください。

税金:利益は雑所得として確定申告が必要

Hyperliquidで得た利益は、日本では原則として「雑所得」として総合課税の対象になり、会社員なら給与以外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要です。DEXは年間の取引報告書を出さないため、Trade History・Funding History・入出金の履歴を「Export as CSV」で定期的に保存してください(約定の履歴はAPIで最新1万件までしか取れません)。CSVの出し方と、資金調達料を含む計算の例はHyperliquidの確定申告と取引履歴のダウンロード方法で解説しています。

Hyperliquidに関するよくある質問(FAQ)

Q1. Hyperliquidに本人確認(KYC)は必要ですか?

A. Hyperliquidに本人確認は必要ありません。ウォレットを接続するか、メールアドレスでログインするだけで取引を始められます。ただし、入金元の取引所(MEXCや国内取引所)では本人確認が必要です。

Q2. Hyperliquidは最低いくらから始められますか?

A. Hyperliquidへの入金は5 USDC以上が必要です(5 USDC未満は反映されず失われます)。練習として始めるなら、出金手数料や値動きを考えて、20〜100 USDC程度から始めるのがおすすめです。

Q3. Hyperliquidの紹介コードの特典は何ですか?

A. Hyperliquidの紹介コードを使うと、取引手数料が4%割引になります(公式ドキュメントによる。取引量2,500万ドルまで適用)。当サイトの紹介リンク app.hyperliquid.xyz/join/HIDARI から始めると自動で適用され、登録後でも、Referralsページでコード「HIDARI」を入力できます(公式ドキュメントに期限の記載はありませんが、公式のWeb画面には「取引高1万ドル超では入力できない」という文言があるため、取引の前に入れておくのが確実です)。

Q4. USDTやBTCでも入金できますか?

A. Hyperliquidには、BTC・ETH・SOLなどは入金できますが、USDTは公式の入金先の一覧に入っていません(2026年10月10日確認)。Hyperliquid公式ドキュメントが挙げる入金先は、ArbitrumのUSDC(メールアドレスでログインした場合はEthereum・Base・PolygonのUSDCも可)と、BitcoinのBTC、EthereumのETH・ENA、SolanaのSOL・BONK・PUMPなど、MonadのMON、PlasmaのXPL、AvalancheのAVAX、ZcashのZECです。BTCなどは現物の資産として届くため、先物の証拠金にするにはHyperliquid上でUSDCに交換します。最低額はBTCが0.0003 BTC、ETHが0.007 ETH、SOLが0.12 SOLで、これより少ないと処理されません(Unit公式ドキュメント)。USDTを持っている人は、取引所でUSDCに替えてからArbitrumで送るのが確実です。

Q5. 入金したUSDCが表示されません。どうすればいいですか?

A. Hyperliquidへの入金は通常1分ほどで反映されます。表示されない場合は、①送ったネットワークがArbitrumか(メールアドレスでログインした場合は、Arbitrum・Ethereum・Base・Polygonのいずれか)、②金額が5 USDC以上か、③口座がStandardモードで現物側(Spot)に入っていないか、を確認してください。反映前に同じ入金を繰り返すと二重に入金されるので、数分待ってから確認しましょう。症状別の原因と対処は入金が反映されないときの対処にまとめています。

Q6. スマホでもHyperliquidを使えますか?

A. Hyperliquidはスマホでも使えます。MetaMaskアプリ内のブラウザでapp.hyperliquid.xyzを開けば、パソコンと同じ公式の画面で取引できます。Hyperliquidの公式ドキュメントは、スマホで使える外部のアプリとしてBased・Dexari・Phantomも挙げています。Androidでは、Google Playに公式の試験版アプリ(提供元 Hyperliquid Corp.)もあります。使い分けは「スマホで使う方法」で比べています。

Q7. Hyperliquidの最大レバレッジは何倍ですか?

A. Hyperliquidの最大レバレッジは銘柄ごとに決まっていて、BTCが40倍、ETHが25倍、SOL・XRPが20倍、HYPEが10倍です(2026年10月8日時点の公開API)。HIP-3(xyz)の市場では、S&P500と為替が50倍、金・銀が25倍、米国株が10〜20倍などです(2026年10月2日時点)。初心者は3〜5倍以下から始めてください。

Q8. Hyperliquidは安全ですか?

A. Hyperliquidは、取引や清算の記録がすべてブロックチェーン上で公開され、資産を自分のウォレットで管理できる点では、取引所に資産を預けるより透明性が高いといえます。一方で、日本の金融庁に登録された業者ではなく、プログラムの不具合や偽サイト、ウォレット管理のミスによる損失は自己責任です。少額から始め、公式URLだけを使い、リカバリーフレーズを厳重に管理してください。

Q9. Hyperliquidは日本語に対応していますか?

A. Hyperliquidに日本語表示はありません。画面の言語はEnglish・フランス語・中国語・韓国語・スペイン語の5つです(2026年10月4日時点)。ブラウザの翻訳機能で表示を日本語にして読むことはできますが、数量や価格を入れる前は、英語の原文のまま確認してください。本記事では、使うボタンの名前を英語のまま載せています。

Q10. Hyperliquidで日本株や日経225は取引できますか?

A. 取引できます。HIP-3の「xyz」の市場で、キオクシア(xyz:KIOXIA)とソフトバンクグループ(xyz:SOFTBANK)の株価に連動する先物(最大10倍)と、日経225(xyz:JP225、最大20倍)を取引できます。どれも証拠金モードはIsolatedのみです(2026年10月2日時点の公開API)。株そのものではなく先物のため、配当や議決権はありません。価格・取引高・取引時間は「Hyperliquidで株を取引する方法」で解説しています。

Q11. 招待コードを入れずに始めてしまいました。後から入力できますか?

A. まだ別のコードを設定していなければ、Referralsページ(app.hyperliquid.xyz/referrals)からコード「HIDARI」を入力できます(公式ドキュメント)。公式のWeb画面(app.hyperliquid.xyz)の言語ファイルには「取引高1万ドル超では入力できない」という文言があるので、入力できない場合もあります。また、一度設定したコードは変更できません。入力の手順はHyperliquidの招待コード「HIDARI」の解説をご覧ください。

Q12. Hyperliquidの公式アプリはありますか?

A. iPhone用の公式アプリはありません。Android用は、2026年4月から公式の試験版アプリがGoogle Playにあります(提供元 Hyperliquid Corp.、ダウンロード数を制限中。2026年10月5日時点)。iPhoneでは、MetaMaskアプリのブラウザやSafariでapp.hyperliquid.xyzを開くか、公式ドキュメントが挙げる外部のアプリ(Based・Dexari・Phantom)を使います。App Storeには「Hyperliquid」の名前を使った外部のアプリが多いため、提供元を確かめてから入れてください。

Q13. MEXCを使わずにHyperliquidを始められますか?

A. 始められます。国内の登録業者OKJでETHを買い、ネットワーク「Arbitrum One」で自分のMetaMaskへ出庫し、MetaMaskの中でETHの一部をUSDC(Circle発行のもの)に交換すれば、Hyperliquidに入金できます。3万円で始める場合の費用は、ガス代を除いて約500円が目安です(2026年10月4日の価格で試算)。OKJの新規口座は、口座開設の完了から10日間は暗号資産を出庫できない点に注意してください。手順は「入金ルートの比較」とSTEP2で解説しています。

Q14. 日本から使うのにVPNは必要ですか?使えない国はどこですか?

A. 日本から使うのに、VPNは必要ありません。Hyperliquidの利用規約(Terms of Use、2026年6月15日更新)で利用できないとされているのは、米国・カナダのオンタリオ州に住む人やそこに拠点を置く法人、経済制裁・輸出規制の対象になっている地域に住む人、その地域の国籍を持つ人(住んでいる場所に関係なく)で、日本は挙げられていません(2026年10月8日確認)。規約は、VPNやプロキシで居場所を隠して制限を回避することを禁止しています。制限の対象の人がVPNで接続して使うことは規約違反です。また、予測市場(outcome markets)は、Hyperliquidが随時指定する地域の人は使えないと別に定めているため、画面に表示されるかで確かめてください。日本の法律との関係は「Hyperliquidは日本から使える?」で説明しています。

Q15. Hyperliquidは違法?金融庁の警告は出ていますか?

A. 日本居住者がHyperliquidを使うことを罰する規定はありませんが、「日本で合法と認められたサービス」というわけでもありません。資金決済法で罰則の対象になるのは、登録を受けずに暗号資産交換業を営む業者の側(資金決済法第63条の2・第107条第12号)で、Hyperliquidは金融庁に登録された業者ではなく、金融庁が公表している無登録業者の警告一覧にも名前は載っていません(2026年10月9日確認)。警告が出ていないことはお墨付きではなく、日本の法律による利用者保護も受けられません。金融庁はDEXの規制のあり方を検討し始めた段階で、資料に書かれていることは「金融庁がDEX・DeFi・ウォレットの規制を検討へ」、日本からの利用の注意点は「Hyperliquidは日本から使える?」で解説しています。

Q16. Hyperliquidでデモトレード(練習)はできますか?

A. Hyperliquidには、本物のお金を使わずに練習できるテストネット(app.hyperliquid-testnet.xyz)があります。ただし、練習用のUSDC(1,000 mock USDC)を受け取れるのは、同じアドレスで本番(メインネット)に一度入金したことがある人だけです(Hyperliquid公式ドキュメント「Testnet faucet」、2026年10月10日確認)。メールアドレスでログインした場合は本番とテストネットで別のアドレスが作られるため、本番のウォレットを書き出してMetaMaskなどに取り込む必要があります。練習用のUSDCに価値はありません。「テストネット」「練習用」をうたう偽サイトで、シークレットリカバリーフレーズを入力しないでください。手軽に試すなら、本番に20 USDC程度だけ入金し、レバレッジ1〜2倍で注文から決済・出金までを一度通すのが近道です。

Q17. Hyperliquidでは何銘柄を取引できますか?

A. 2026年10月10日時点で、Hyperliquid本体の暗号資産の先物は178銘柄(上場廃止を除く)です。現物は公開APIの一覧に330ペアが登録されています(取引のほとんどないペアも含む)。このほか、第三者が開設したHIP-3の市場(xyzなど4つの運営者)で、米国株・株価指数・金・原油・為替などの先物が158市場あります。数はHyperliquid公開API(2026年10月10日1時38分取得)で数えたもので、新規上場や廃止で変わります。株・金の取引の要点は株・金の先物の要点で解説しています。

まとめ:Hyperliquidは紹介コードHIDARIから、少額で始めよう

この記事のまとめ

  • Hyperliquidは、本人確認なしでウォレットをつなぐだけで使える分散型の先物取引所
  • 始め方は「ウォレット準備 → Arbitrum USDCを用意 → 紹介リンクから接続 → 入金 → 注文 → 決済 → 出金」の7ステップ
  • USDCの用意は、MEXCを使わずにOKJ(国内)でETHを買ってArbitrum Oneで送る方法でもできる(3万円で手数料は約500円+ガス代が目安)
  • iPhoneの公式アプリはなく、Androidは公式の試験版がある(ダウンロード数を制限中)。スマホではMetaMaskアプリのブラウザか、公式ドキュメントが挙げる外部のアプリを使う
  • 入金は5 USDC以上、先物手数料はテイカー0.045%/メイカー0.015%、出金手数料は出金画面で確認(旧ブリッジなら1 USDC)
  • 紹介コードHIDARIから始めると取引手数料が4%割引。指値注文を使えばさらに安くなる
  • 最初は3〜5倍以下のレバレッジ、Isolatedモード、TP/SLの設定で、少額から始める
  • 日本居住者も利用できるが、金融庁の登録業者ではないため日本の利用者保護は受けられない
  • HIP-3の市場なら、米国株・金・原油・日経225も24時間取引できる(週末は価格の決まり方が変わる)

Hyperliquidは、取引所に資産を預けずに、CEXと同じ感覚で先物取引ができる数少ない選択肢です。USDCの用意さえできれば、接続から最初の注文までは10分ほどで終わります。まずは少額で入金から出金まで一度試し、操作に慣れてから取引額を増やしていきましょう。

紹介コードHIDARIでHyperliquidを始める(手数料4%オフ)

入金用のUSDCはMEXCで用意する(取引手数料20%キャッシュバック)

取引に慣れてきたら、TradingViewでHyperliquidの建玉・清算・ファンディングレートを表示する方法を使うと、相場の過熱感を読みながら取引できます。

更新履歴

  • 2026年10月10日:入金できる通貨(USDTは対象外)・最低額・手数料・紹介割引・銘柄数を公式ドキュメントと公開APIで確認し直し、取引画面(最大レバレッジ・手数料・資金調達率・Deposit/Withdraw・現物の注文パネル・HLP)の画像と、よくある質問(デモトレード・取引できる銘柄数)を追加しました。
  • 2026年10月4日:MEXCを使わずに国内取引所(OKJ)だけで入金するルート、金融庁のDEX規制の検討状況、スマホで使う方法(公式アプリの有無)、現物(Spot)と資金移動、入金した後にできることを追加し、税金の説明を1か所にまとめました(OKJ・MetaMask・SBI VCトレード・Hyperliquidの公式情報で2026年10月4日に確認)。
  • 2026年10月3日:出金にかかる時間(公式ドキュメントで約5分)、メールアドレスでログインしたときに入金できるUSDCのネットワーク、MEXCの銘柄数、Bitgetの出金再開の状況を、公式情報で確認して更新しました。
  • 2026年10月2日:株・金の取引(HIP-3)の節を要点にまとめ、銘柄・取引時間・資金調達率などの詳しい解説を「Hyperliquidで株を取引する方法」に移しました。
  • 2026年10月1日:HYPEのBinance上場(9月24日)、「確定申告・取引履歴の出し方」、出金・ステーキング・招待コードの詳しい解説記事へのリンクを追加し、HYPEの価格を10月1日時点にしました。
  • 2026年9月29日:「日本から使える?」「株・金を取引する手順(HIP-3)」「ポジションを決済する手順」を追加しました。

関連記事

※本記事は情報提供を目的としたもので、特定の取引や投資を勧めるものではありません。先物はレバレッジ取引で、清算(強制決済)されると証拠金を失うおそれがある高リスクな取引です。最終的な判断はご自身の責任で行ってください。本記事のデータは2026年9月24日時点(HIP-3の数値は2026年10月2日時点、日本からの利用に関する情報は2026年9月25日時点、HYPEの価格・Binance上場は2026年10月1日時点、Bitgetの状況・出金の所要時間・入金できるネットワークは2026年10月2日時点、OKJ・MetaMask・SBI VCトレードの入出庫と手数料、DEX規制の検討状況は2026年10月4日時点、公式アプリの有無は2026年10月5日時点)のものです。

タイトルとURLをコピーしました